EU誕生ねぇ... 日記
つれづれ なるままに


2005年09月16日

「テロ」と「適切な措置」

共同通信の報道「反テロ決議、早期履行要請 反テロ決議、早期履行要請思想取り締まりに批判も思想取り締まりに批判も」によれば、14日に国連安全保障理事会で首脳会談が行われ、テロを扇動する行為を法的に規制することを求める決議1624が採択された。ブッシュ大統領はこれに関し、「テロの脅威に打ち勝つため、国際社会には『初期段階でその芽を摘む厳粛な義務がある』」と述べた。そして「暴力行為を触発しかねない過激な思想や表現」を取り締まる「適切な措置」を各国が取るように要請した。

「テロ」の定義自体が主観的・政治的に定義されるもので非常に曖昧なんやから、それを扇動する行為=「テロ扇動行為」の定義が客観的であるはずがない。それに「適切な措置」ってなんやろう。一体誰が、その措置が「適切」かどうかを判断するんやろう。僕みたいに「対テロ戦争」というものを批判することは、「テロ扇動行為」に当たるのか否か。何もかも曖昧すぎる。けれどもこの曖昧さが、アメリカや日本では政治的主流となっている。そしてその曖昧な政治的雰囲気の中で、「テロ」というものが曖昧に定義され、「非戦闘地域」が曖昧に措定され、「自由」と「民主主義」の名の下に「対テロ戦争」が曖昧に実行され、そして彼の地の破壊と死全てが曖昧なまま処理されていく。このような状況に抵抗する「適切な措置」を考えんとならん。
 

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この記事へのコメント
数多くのWeb、Blogを訪問したが貴兄?のBlogだけはブックマークする価値があると思ってマーキングさせてもらいました。小婆のニックネームは誤解を生みやすいのですが胸にジーンと来ています。楽しみにしています。
Posted by 頓珍漢 at 2005年09月16日 16:29
こんばんはー。

広い解釈の余地を意図的に残した、またまた「強き者」のための決議ですね。


言葉といえば、最近の「改革」と戦前の「国体」の使われ方って似てませんか?どちらも、異議を唱えりゃ非国民デス。幻覚でしょうか(笑)。
Posted by hypocra at 2005年09月16日 23:52
> 頓珍漢さん

初めまして。気に入って頂いてどうもありがとうございます。
たまに「どないしたんや」と思われるぐらい放ったらかしの時もありますが、
今後もよろしくお願いします。

> hypocraさん

確かに「改革」と「国体」って同じ様に使われているかもしれませんね。
どちらも曖昧なまま、ただそれを受け入れることが強制されるのみ。
Posted by たちばな at 2005年09月20日 23:13


 
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