EU誕生ねぇ... 日記
つれづれ なるままに


2008年05月06日

中国によるミャンマー支援

周知の通り、サイクロンに襲われたミャンマーでは物的にも人的にも甚大な被害を被っているようです。上陸時の中心気圧が960ヘクトパスカルということで、日本ではそこまで大きな被害を出すように思われないかもしれませんが、防災対策を後回しにして経済発展を優先せざるを得ない、現在のミャンマーの状況を考えなければなりませんね。

昨年のミャンマーにおける民主化要求デモに見られるように、ミャンマーの経済発展には中国の存在が大きな影響を及ぼしています。中国は以前よりミャンマーに対して木材などを依存していましたが、他にも石油のような天然資源が豊富であり、さらにはアラブからの石油を中国まで移送するパイプラインが建設されています。

そのようなミャンマーにおいて、中国の経済発展を阻害するようなミャンマーの民主化は抑圧の対象となります。だから中国はミャンマーの軍事政権を支援しているのであり、あのデモに対するミャンマー政府の行動をいち早く支持したわけです。

今回のサイクロン被害に対し、中国政府はなんと100万ドル相当もの緊急援助を決定しました。「緊急」援助ですから、今後も様々な形で援助を行うことが考えられます。しかしその援助は、先に書いたような現在の中国とミャンマーの関係を強化するための援助となるんじゃないでしょうか。
 

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この記事へのコメント
こんにちは。
三日前、四川省で大きな地震がありましたね。
それでもまだ震源地であるシ文川には入ったか入れない状況のようです。
中国は、海外からの人的支援も交通などの面などの理由で断ったようですが、このありさまを見れば面子を重んじる姿は滑稽に見えます。
国民の人命を大切に考えれば国民を裏切る愚かなことをしています。
震源地に近い場所では、病院も倒壊し、医師、看護師などの人材、薬品など医療品も不足しています。
震源地はもっとひどいはずです。
生存者にとって、感染症も心配ですが、一番怖いのは、福知山線で知られたクラッシュシンドロームです。
話は変わりますが、日本は地震大国です。
クラッシュシンドロームについてもその他についても沢山の経験や教訓があります。
それだけでなく、ハイパーレスキュー隊や機材、あるし救助犬もいます。
中国には、どうか助けを求めてほしいです。
お金や物質的支援もそうですが、人的支援が今、求められてる気がしてなりません。

Posted by ラビ at 2008年05月15日 09:54
ニュースでサイクロンの被災者の様子を見ました。
被害だけでなく目の前でおきている惨状に言葉が出ませんでした。
サイクロンがおきた直後、日本が、ミャンマーに医療チームを派遣したいという申し出をしたようですが、留保されてしまったようです。
今、食糧や清潔な水、医薬品や仮に住むテントはミャンマーの被災者に届いているのでしょうか?
軍事政権なので、限られた情報らしく、今日ニュースで報道されたミャンマーの様子も記者が賄賂を送ってとったといいます。
情報がほしいし、どうなっているか心配ですね。
Posted by ラビ at 2008年05月20日 23:26
>ラビさん

長い間放ったらかし状態にしていてごめんなさい。
今日のエントリーを先ほど投稿したんで参照して頂きたく思います。

クラッシュシンドロームの恐ろしさは、阪神淡路大震災でも指摘されていましたよね。
一見して何の外傷も無いように見えても、数時間後あるいは数日後に
突然亡くなってしまうことがあるんですよね。
今回の中国における震災では、特に建物の瓦礫に埋まってた方が多いようですから、
その時の経験を生かした医療支援を行うことを期待したいと思います。

さてミャンマーの支援受け入れ体制のことですが、
やはり災害支援を通じた国家的影響力の行使を恐れていると思われます。
災害支援といえども、残念ながら国家が行う以上は「国益」という要素が重視され、
それを受け入れる方も「国益」という判断基準が働くのですね。

結局「国益」のために大勢の人々の命が失われています。
「国益」という概念を問い直す必要があると強く思いますね。
Posted by たちばな at 2008年05月20日 23:39


 
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