2007年04月05日

花の乱・第22話『鬼面』

ええっと・・・ウルトラマンエースに「鬼女」って怪人でてきてました・・・よね?

あしたはきっとやってくるさ!(「ウルトラマンA」第17話「怪談 ほたるケ原の鬼女」)
by かめ吉様


同じ鬼でもオニデビルは別の話ですが。


○応仁元年・10月3日
東軍の陣地・相国寺は風前の灯火。前回でまだ落ちていなかった?


目と鼻の先の室町御所にも火の粉が舞う。
御台所・日野富子はその忠実なる執事・伊勢貞宗の手引きで西軍・山名宗全の陣に逃れようとするが、東軍・細川勝元のほうが上手。
警護名目で富子・春王を幽閉する。

怒る富子は
「武者の本分は 主(あるじ)を守ることではないか」と責めるが、このあたりお公家さんぽい

細川勝元は
「武者の本分はただ死ぬこと、命を花になぞらえて死に花を咲かすこと」だという。

富子は「さらば逝かれよ」と、勝元を死地に送り出す。


相国寺の陣にて、赤松政則が細川勝元の前にまかりこし、
「総門の内を奪われました。家臣53人討ち死に、それがしも討ち死にしたいと申しましたが、家臣に止められました」・・・と泣きべそをかく。
ええっと、この応仁元年(1467年)の時点で赤松政則、数え年でも13歳なんです・・・か?(1455年生まれ)
役者さんは二〇代だと思いますけど、メークも白塗りの若い感じですし。
「勝元どのは戦を知らぬ」「敵兵のこもった寺など焼き払え!」などのとんがった感じ、一方で今回のもろさ。お家再興という重い荷物を背負った少年だと考えれば納得できるかも。
一方、家系図の生年記述が間違っているのかもしれないという気もします。


勝元は
「死ぬのは夜明けまで待たれよ」と最後の反撃に出る。
敵をいったん相国寺に入れ、その後包囲して倒すという方策である。

「いざ、死に花を咲かせましょうぞ!」

・・・翌日10月4日、反撃は成功した。


その後、互いに致命傷を与えられないだらだらとした戦が続く。


○応仁2年・正月
年始の行事も無いままの室町御所。
富子は なじみの土倉の主人・左近太郎に伊吹三郎のことを聞く。かつて兄と慕った伊吹三郎に会いたいと言う富子。


その伊吹三郎は、面打師・愛若(注・名前とは違っておジイさん)の家にいた。所持する酒呑童子の面の紐を付け替えてもらおうとしたのだ。

愛若「この酒呑童子の面、どこでお求めになられた?」
伊吹三郎「酒呑童子にもろうたのだ」

愛若は語る、その面は自分が打ち、一条兼良(かねら)に収めたのだが、賊に奪われたと。
その後、洛中(京の都の中)を酒呑童子の面をつけた盗賊が出没、その行き方を探し法界寺・阿弥陀堂をのぞいた時・・・

愛若は見た!
高貴な女性にまとわりつく鬼! 逢引か? それとも!?
日野家息女にまつわる出生の秘密とは? 


一方、伊吹三郎も語る。鬼と出会い、その面をもらい、椿をたくされたこと。その椿が都にさらわれていったことなどを・・・
そういやあ、花の乱って総集編みたいなのが無かったなと思った矢先のプチ総集編でした。・・・プチだからまあOKかな。

などと面を肴に飲み明かしたせいか、
翌日、富子の下に伊吹三郎は来ませんでした。文体もデスマス体に変わり、そろそろレビューが暴走します

二日酔いの左近太郎が変わりに庭先で控えております。
わくわくしていた富子さん、一挙に落胆。
「なぜに来られぬのじゃ」

左近太郎いわく、
「会えば かえって思い出が失せると。
 互いに変りたる今の姿では、会わぬほうが良いのだと。
 もはや我が心に秘めた『椿』とは別人なのだと」

「つまり、あにさまは私が老けたとおっしゃりたいのか〜!!!」
・・・また このネタですんません

左近太郎は、伊吹三郎から預かった鬼の面を富子に渡します。
後々の展開考えると渡すべきではなかったかも

「なつかしい・・・」(と、面を抱く富子)


一方、東軍の骨皮道賢は、
盗賊・悪党を従える足軽頭に任命され、
稲荷山に陣地を敷きました。
500人を率いる大将には奥方が必要・・・と、蛍火さんも連れて行きます。

「俺のことは おやかた様と呼べ。こちら(蛍火)は奥方様だ」

手下「へーい」(←嫌そうに)

細川勝元の命令は「西軍の荷駄を襲え」だったのですが、それを拡大解釈し、
放火、物取り、勝手放題。
まるで某HNKの集金人のような狼藉三昧です。
一例(「以下、投稿」の中ごろあたり)

その悪名は都にとどろき、伊吹三郎の知るところとなります。

次回、三郎 strikes back!

(総集編でおなじみですが、伊吹三郎を頭とする椿の庄の人々は、都で、道賢に十貫文の割符--無記名小為替のようなもの--を盗み取られています)


で、再び、富子の周辺ですが、
なぜか夫の足利義政が、足利義視(義政の弟)を伊勢から呼び戻す
という展開になってしまいました。

富子、キレる!(←『武musashi蔵』風)
余談ですが「ウワサの御台・トミーと松」って、どうでしょうか。日野富子と日野松子で。

息子を毒殺しようとした弟・義視←このドラマだけの設定ですがを呼び戻そうなんてどう考えてもおかしいだろが! シナリオが 義政の心底が!

しかも伊勢親子を放逐しようとさえしています。春王お守り役の伊勢パパ(貞親)復帰は、春王毒殺未遂の証拠(花びら餅)隠滅と引き換えたもの。

ついに富子は鬼になります。
ムラサキの魔照明の元、富子は鬼の面をかぶり、伊勢貞宗に命じます。
貞宗さんは目のやりどころに困っていますが知ったことではありません。
特撮エコー声で富子・・・いえ、は命じます。

「二度とふたたび かの人を室町第に入れてはならぬ。伊勢に刺客を放ち今出川殿(=足利義視)のお命を もらいうけよ!」

というわけで、
次回も、富子 鬼コスプレ!

余談・ラストの宮田さんの切り絵ですが、鬼の面をかぶった女ではなく、鬼と化した女だと気付きました。
今回の絵は顔が肌色(赤の隈取あり)なので。
次回「密命」の切り絵は、面を外そうとする富子ですが、これは肌が白、面が赤で、鬼と人が分離しています。



前半は普通の展開だったが、
後半、超展開すぎる・・・
 

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