2008年07月13日
大学の教養とは、将軍育成のこと
大学に教養部というものがあります。
英語ではgeneral educationといいますが、日本語では一般教養と訳されています。
日本の大学では「遊ぶ期間」と認識されて学生はアルバイトや旅行に学生は精をだしています。
それはそれで結構なことだと思います。バイトにせよ旅にせよ、その経験値は自分を大きくしてくれるからです。
しかしgeneral educationを雑学扱いするのはもったいない話です。general educationとは「将軍が必要とする教育」という意味であって一般教養などではありません。
将軍とは古来、軍事の責任者ですから、勝つためにはいろんな角度から物事を考えなければなりません。
地形や天候はもとより、人間の統治の仕方、命令の伝え方、体力も歴史知識ももちろん必要です。generalが総合的という意を表すのもこの経緯からです。
社会の指導者になるための訓練の一環、それが教養といえます。
教養の伝統を持つヨーロッパと、植民地の実業家団体が立ち上げた国であるアメリカとでは、教養に関するスタンスがどうしても違ってきます。
外交といえば、硬軟おりまぜる前者と、「のび太のくせになまいきだぞ!」一本槍の後者でおもしろいですね。
liberal arts(自由学芸/自由七科)という語源もあると、反論がきそうですが、そもそも自由七科とは、自由人を育成するための学問だったはず。
自由人とは何か。
自分の財産を持ち、それを守ることのできる者に他ならない。そして国(ポリス)を守る戦闘要員でもあったのです。働く人の管理ももちろん必要です。勝つためには戦略が必要でもあるし話し合うためには議論する技術も必要です。
その線からいけば、general educationと大差ないといえます。
英語ではgeneral educationといいますが、日本語では一般教養と訳されています。
日本の大学では「遊ぶ期間」と認識されて学生はアルバイトや旅行に学生は精をだしています。
それはそれで結構なことだと思います。バイトにせよ旅にせよ、その経験値は自分を大きくしてくれるからです。
しかしgeneral educationを雑学扱いするのはもったいない話です。general educationとは「将軍が必要とする教育」という意味であって一般教養などではありません。
将軍とは古来、軍事の責任者ですから、勝つためにはいろんな角度から物事を考えなければなりません。
地形や天候はもとより、人間の統治の仕方、命令の伝え方、体力も歴史知識ももちろん必要です。generalが総合的という意を表すのもこの経緯からです。
社会の指導者になるための訓練の一環、それが教養といえます。
教養の伝統を持つヨーロッパと、植民地の実業家団体が立ち上げた国であるアメリカとでは、教養に関するスタンスがどうしても違ってきます。
外交といえば、硬軟おりまぜる前者と、「のび太のくせになまいきだぞ!」一本槍の後者でおもしろいですね。
liberal arts(自由学芸/自由七科)という語源もあると、反論がきそうですが、そもそも自由七科とは、自由人を育成するための学問だったはず。
自由人とは何か。
自分の財産を持ち、それを守ることのできる者に他ならない。そして国(ポリス)を守る戦闘要員でもあったのです。働く人の管理ももちろん必要です。勝つためには戦略が必要でもあるし話し合うためには議論する技術も必要です。
その線からいけば、general educationと大差ないといえます。
2008年07月12日
共同体の運営とマナー、礼節
人が二人以上になると、どうしても統率という問題がでてきます。
友達であろうと、親子であろうと、お互いの人間関係を円滑にするにはそれ相応の技術が必要となるわけです。
友達という場合、お互いを思い遣るという形で対等に統治・統率をしているということになります。
ヨーロッパで宮廷が華やかだったルネッサンス時代、「誰にも心を許すな」ということで礼儀やマナーが進歩しました。日本でも戦国時代末期には、茶の湯が軍事指導者に採用され、朱子学とともに礼節をつくすことで要らん衝突をさけてきました。
礼儀というのは、お互いの軍事力を尊重するというメッセージです。統率というのはこの延長上にでてくる。
精神的に鍛練のできていない人は、すぐに力をむきだしにするから、統治する方は、力をもって抑えざるをえなくなる。
個人においても、国においても、腕っ節が大切な要素となるのはそういうことからです。
上にたつ人間は、部下を同じ人間と扱ってはにっちもさっちもいかない・・・そういうこともあります。
情に流されて、または義理人情というしがらみに足をとられて会社をつぶした社長は枚挙にいとまがありません。
友達であろうと、親子であろうと、お互いの人間関係を円滑にするにはそれ相応の技術が必要となるわけです。
友達という場合、お互いを思い遣るという形で対等に統治・統率をしているということになります。
ヨーロッパで宮廷が華やかだったルネッサンス時代、「誰にも心を許すな」ということで礼儀やマナーが進歩しました。日本でも戦国時代末期には、茶の湯が軍事指導者に採用され、朱子学とともに礼節をつくすことで要らん衝突をさけてきました。
礼儀というのは、お互いの軍事力を尊重するというメッセージです。統率というのはこの延長上にでてくる。
精神的に鍛練のできていない人は、すぐに力をむきだしにするから、統治する方は、力をもって抑えざるをえなくなる。
個人においても、国においても、腕っ節が大切な要素となるのはそういうことからです。
上にたつ人間は、部下を同じ人間と扱ってはにっちもさっちもいかない・・・そういうこともあります。
情に流されて、または義理人情というしがらみに足をとられて会社をつぶした社長は枚挙にいとまがありません。
2008年07月11日
ローマ帝国の崩壊
地中海をぐるりとかこむ形で、広大な領土を誇ったローマ帝国。
帝国域内においては、女性も安心して通行できるという、まるで徳川時代の日本のような平和が存在しました。
都市には上下水道が完備し、新鮮な水が巨大な水道橋を通って都市に流れてきました。
このような技術を維持するため必要な、「読み書きそろばん」が私塾で教えられ、教師は(仮に属州出身だとしても)ローマ市民として尊敬をうけました。
それが、帝国が崩壊したとたんに消滅します。
古代ローマの次の時代は、中世とよばれる時代ですが、「読み書きそろばん」はお坊さんが独占して、支配階級から庶民までみんな文盲状態。
もちろん、水道橋も上下水道もとうに過去の話。中世はとんでもない話で、井戸水か、生活排水が流れる川の水を汲んで飲むありさま。
排水やゴミ汚物は窓から道路に投げ捨てるという蛮行。
ここまで退化したのは、ゲルマン民族の大移動でローマ側との長い戦乱が続いたことが、あげられます。
ローマにも問題はたくさん存在します。
まず、だれが皇帝になるか、これで多くのローマ兵の血が流されました。
この問題を解決しようと、ディオクレティアヌス帝(在位:284〜305)は独特の四分割統治体制を採用します。
非常に合理的な思考をした皇帝ですから、霞が関のキャリア官僚がタイムマシンでさかのぼったんじゃないかと勘繰りたくなります。
しかし、この明晰きわまる皇帝もかんじんなことに思いを巡らす余裕がなかったのでした。
ローマ帝国とは、カエサル家をパトローネ、市民や属州民をクリエンティスとする一大家族(ファミリア)だったのです。
ですから「カエサル・アウグストゥス」を襲名した当代カエサル家の血統が続いていれば、そのまま皇帝の子が継承することになります。
カリグラやネロの皇位継承、またヘラガバルスなどというおかしな人間が皇位についても、何も周囲が異を唱えなかったのは、その証左です。
せっかくの四分割統治体制も、担当区域の同僚皇帝がファミリアのドンとして息子を世継にしたい・・・という欲求には、けんもほろろでした。
内乱は再び勃発し、残されたのは精緻で複雑な厳しい税金システムだけでした。
前人未到の格差社会が出現し、農地を手放す市民が続出、税金が怖くて外国のゲルマン人に助けを求める人々まででる体たらく。
滅亡の下地ができていたわけです。
だれが皇帝になるのかという問題に続く、
第二の理由として、ギリシア・ローマ文明は文明人と国境外の野蛮人を区別したことが考えられます。
その考え方は国内についても同じで、自分より下の階級と自分たちを区別しました。
自己責任による格差はあたりまえという風潮が支配的で、上は上で豪奢な生活にあけくれてグラックス兄弟のような憂国の士はとうとうあらわれませんでした。
その点、日本の徳川時代は珍しく、支配階級である武士が貧困の中で「武士は喰わねど高楊枝」という誇りをもっていました。
共和制ローマの大カトー(生涯:紀元前234〜149)やグラックス兄弟(改革:紀元前123〜121)が喜びそうなのが幕藩体制です。
ローマ帝国の崩壊の原因、それはまず指導者決定のシステムがひきおこした内乱。
ついで、しのびよる格差社会(見下し社会)の二つといえるでしょう。
続きを読む
帝国域内においては、女性も安心して通行できるという、まるで徳川時代の日本のような平和が存在しました。
都市には上下水道が完備し、新鮮な水が巨大な水道橋を通って都市に流れてきました。
このような技術を維持するため必要な、「読み書きそろばん」が私塾で教えられ、教師は(仮に属州出身だとしても)ローマ市民として尊敬をうけました。
それが、帝国が崩壊したとたんに消滅します。
古代ローマの次の時代は、中世とよばれる時代ですが、「読み書きそろばん」はお坊さんが独占して、支配階級から庶民までみんな文盲状態。
もちろん、水道橋も上下水道もとうに過去の話。中世はとんでもない話で、井戸水か、生活排水が流れる川の水を汲んで飲むありさま。
排水やゴミ汚物は窓から道路に投げ捨てるという蛮行。
ここまで退化したのは、ゲルマン民族の大移動でローマ側との長い戦乱が続いたことが、あげられます。
ローマにも問題はたくさん存在します。
まず、だれが皇帝になるか、これで多くのローマ兵の血が流されました。
この問題を解決しようと、ディオクレティアヌス帝(在位:284〜305)は独特の四分割統治体制を採用します。
非常に合理的な思考をした皇帝ですから、霞が関のキャリア官僚がタイムマシンでさかのぼったんじゃないかと勘繰りたくなります。
しかし、この明晰きわまる皇帝もかんじんなことに思いを巡らす余裕がなかったのでした。
ローマ帝国とは、カエサル家をパトローネ、市民や属州民をクリエンティスとする一大家族(ファミリア)だったのです。
ですから「カエサル・アウグストゥス」を襲名した当代カエサル家の血統が続いていれば、そのまま皇帝の子が継承することになります。
カリグラやネロの皇位継承、またヘラガバルスなどというおかしな人間が皇位についても、何も周囲が異を唱えなかったのは、その証左です。
せっかくの四分割統治体制も、担当区域の同僚皇帝がファミリアのドンとして息子を世継にしたい・・・という欲求には、けんもほろろでした。
内乱は再び勃発し、残されたのは精緻で複雑な厳しい税金システムだけでした。
前人未到の格差社会が出現し、農地を手放す市民が続出、税金が怖くて外国のゲルマン人に助けを求める人々まででる体たらく。
滅亡の下地ができていたわけです。
だれが皇帝になるのかという問題に続く、
第二の理由として、ギリシア・ローマ文明は文明人と国境外の野蛮人を区別したことが考えられます。
その考え方は国内についても同じで、自分より下の階級と自分たちを区別しました。
自己責任による格差はあたりまえという風潮が支配的で、上は上で豪奢な生活にあけくれてグラックス兄弟のような憂国の士はとうとうあらわれませんでした。
その点、日本の徳川時代は珍しく、支配階級である武士が貧困の中で「武士は喰わねど高楊枝」という誇りをもっていました。
共和制ローマの大カトー(生涯:紀元前234〜149)やグラックス兄弟(改革:紀元前123〜121)が喜びそうなのが幕藩体制です。
ローマ帝国の崩壊の原因、それはまず指導者決定のシステムがひきおこした内乱。
ついで、しのびよる格差社会(見下し社会)の二つといえるでしょう。
続きを読む
2008年07月10日
明鏡止水〜ことばのこころがけ〜
普段、何気なく使っていることば。
ことばのひとつひとつが、人の生きざまを左右している、そんな話を昨今耳にします。
経験からすれば、工場などの荒っぽい職場では、その場にふさわしい荒っぽい言葉が交わされています。それくらい闘争的でなければ、目の前の圧力に屈してしまうからなのかもしれません。日本の風下の工場は極限まで合理化されていますから。
しかし、できる限り、穏やかなことばを口からだすべきです。職場の押しつぶされそうな空気を承知の上でです。
こちらが穏やかでいれば、周囲の空気がだんだんと、なごんできます。職場に例外はありません。工場だろうと、事務職だろうと。頭脳系は策略家が多いからひとひねり必要ですが、やはり例外ではありません。形から変わっていきます。
問題なのは、普段おだやかなひとたちですね。本当にやっかいな空気を彼らはつくります。
ポイントとして、いつも他人をうらやんでいます。
ハア・・・と溜息をついて、「あの人はこうこうだから、これだけ待遇がいい」とか、
そういう感じのもの言いをする人たちです。
二言目には、
自分が成功しないのは、自分ではどうにもならない原因がある。
学歴だったり地方出身だったり、何かしら自分以外の要素が不遇の原因になっているに決まっている・・・。
こういう人たちは、そのいじけた考え方自体が成功を遠ざけていることに、気がついていません。
ファーストフードで働くフリーターにこのタイプは多いです。
自称芸能人、自称漫画家、自称歌手といった手合ですね。
彼らはやさしく、ハンバーガー店舗での仕事は、とても器用に捌きます。
ただ、会社のつくったマニュアルに沿ってやっているだけということに気が付いていない。
ハンバーガーをすばやく作れたことで、天才であるかのごとき錯覚にとらわれてしまう。
アルバイトの出入りが激しい職場ですから、すぐに先輩格になっていくのも拍車をかけます。
そして、ロッカールームや休憩室では、いいわけ談義に明け暮れています。
内容は、成功した人たちが正道ではない方法でのし上がったから自分はうまくいかないというクダです。(結局国の政治が悪いということで落ち着くのですが。)
空気が悪くなるのが、このロッカールーム談義の一番の問題点ですが、何気なく口にしていることばは、使い方次第で凶器にもなるという事例ですね。
さて、心を静める。武士の世界の言葉では、
明鏡止水
といったりします。
心という水面が静かであれば、鏡のように周囲を精彩に映し出すという意味です。
最近、「慌てる」とか「焦る」とかいう、私の長年の欠点がおかげ様で少しづつ見えてきました。
去年、いや半年前までの自分がなんと未熟なことか・・・、焦りは言い訳を呼ぶ格好の温床です。
明鏡止水の四字を頭に浮かべて、目を閉じると心がおちつきを取り戻します。
きっかけとなった参考図書を挙げておきます。
『いまも生きる「武士道」 武家の女性の精神を貫いた祖母の教え』(石川真理子/講談社+α新書/2008.6)
ことばのひとつひとつが、人の生きざまを左右している、そんな話を昨今耳にします。
経験からすれば、工場などの荒っぽい職場では、その場にふさわしい荒っぽい言葉が交わされています。それくらい闘争的でなければ、目の前の圧力に屈してしまうからなのかもしれません。日本の風下の工場は極限まで合理化されていますから。
しかし、できる限り、穏やかなことばを口からだすべきです。職場の押しつぶされそうな空気を承知の上でです。
こちらが穏やかでいれば、周囲の空気がだんだんと、なごんできます。職場に例外はありません。工場だろうと、事務職だろうと。頭脳系は策略家が多いからひとひねり必要ですが、やはり例外ではありません。形から変わっていきます。
問題なのは、普段おだやかなひとたちですね。本当にやっかいな空気を彼らはつくります。
ポイントとして、いつも他人をうらやんでいます。
ハア・・・と溜息をついて、「あの人はこうこうだから、これだけ待遇がいい」とか、
そういう感じのもの言いをする人たちです。
二言目には、
自分が成功しないのは、自分ではどうにもならない原因がある。
学歴だったり地方出身だったり、何かしら自分以外の要素が不遇の原因になっているに決まっている・・・。
こういう人たちは、そのいじけた考え方自体が成功を遠ざけていることに、気がついていません。
ファーストフードで働くフリーターにこのタイプは多いです。
自称芸能人、自称漫画家、自称歌手といった手合ですね。
彼らはやさしく、ハンバーガー店舗での仕事は、とても器用に捌きます。
ただ、会社のつくったマニュアルに沿ってやっているだけということに気が付いていない。
ハンバーガーをすばやく作れたことで、天才であるかのごとき錯覚にとらわれてしまう。
アルバイトの出入りが激しい職場ですから、すぐに先輩格になっていくのも拍車をかけます。
そして、ロッカールームや休憩室では、いいわけ談義に明け暮れています。
内容は、成功した人たちが正道ではない方法でのし上がったから自分はうまくいかないというクダです。(結局国の政治が悪いということで落ち着くのですが。)
空気が悪くなるのが、このロッカールーム談義の一番の問題点ですが、何気なく口にしていることばは、使い方次第で凶器にもなるという事例ですね。
さて、心を静める。武士の世界の言葉では、
明鏡止水
といったりします。
心という水面が静かであれば、鏡のように周囲を精彩に映し出すという意味です。
最近、「慌てる」とか「焦る」とかいう、私の長年の欠点がおかげ様で少しづつ見えてきました。
去年、いや半年前までの自分がなんと未熟なことか・・・、焦りは言い訳を呼ぶ格好の温床です。
明鏡止水の四字を頭に浮かべて、目を閉じると心がおちつきを取り戻します。
きっかけとなった参考図書を挙げておきます。
『いまも生きる「武士道」 武家の女性の精神を貫いた祖母の教え』(石川真理子/講談社+α新書/2008.6)
2008年07月06日
教材販売詐欺
子供のいる家庭に、電話がよくかかってきます。
家庭教師派遣のセールスです。
しかし、このセールス、よくよく聞けば、高額のセット教材を併せて購入しなければならないとのこと。
成績が伸び悩むわが子のために、或いは今の塾より少予算で大きな成果がでるかもという欲目から、購入にいたるケースが多いです。
すばらしい家庭教師は確かに存在します。それは間違いのないことです。
仁・智・勇いずれもしっかりとしている子供が習うに足る本物の「教師」です。
ただ、こういう教師に学ぶと、子供が教師志望になってしまう可能性があります。
もちろん、恩師のように立派な教師に自分がなりたいがためです。
しかし、そんな教師に出会えるかどうか?
もし、高額な教材をそろえても実際に派遣された家庭教師がいい先生でなかったら・・・。
高額な教材ですが、よーくみてみると、市販の教材、たとえば英語でいうと、旺文社の精講シリーズや、桐原書店の頻出シリーズとそっくり同じ問題がけっこうでてきます。
訳例などむしろ、市販のほうが丁寧だったりします。
あと、高額教材にはCDによる予備校名物教師の講義が付いています。教材に書いていることを音声で説明しているだけです。
こうした要素を知った上で、なお高額教材を買うのであれば、何も申し上げることはありません。
ただ、いい教師との出会いが本音なのならば、あまりに高いリスクです。
家庭教師センターなり、口コミなりで、探すのが無難と思われます。
家庭教師センターも、年間一括購入とか教材だきあわせとか、いまだにそんなことをやっている会社があるので注意しましょう。
夏に、大手予備校を利用するなら、苦手分野を単科で受けた方が効率がいいです。
もし、鉄緑会やセグの授業についていけるほどのしっかり者なら、より広く、より深く物事を考えられる先生をみつけましょう。
家庭教師派遣のセールスです。
しかし、このセールス、よくよく聞けば、高額のセット教材を併せて購入しなければならないとのこと。
成績が伸び悩むわが子のために、或いは今の塾より少予算で大きな成果がでるかもという欲目から、購入にいたるケースが多いです。
すばらしい家庭教師は確かに存在します。それは間違いのないことです。
仁・智・勇いずれもしっかりとしている子供が習うに足る本物の「教師」です。
ただ、こういう教師に学ぶと、子供が教師志望になってしまう可能性があります。
もちろん、恩師のように立派な教師に自分がなりたいがためです。
しかし、そんな教師に出会えるかどうか?
もし、高額な教材をそろえても実際に派遣された家庭教師がいい先生でなかったら・・・。
高額な教材ですが、よーくみてみると、市販の教材、たとえば英語でいうと、旺文社の精講シリーズや、桐原書店の頻出シリーズとそっくり同じ問題がけっこうでてきます。
訳例などむしろ、市販のほうが丁寧だったりします。
あと、高額教材にはCDによる予備校名物教師の講義が付いています。教材に書いていることを音声で説明しているだけです。
こうした要素を知った上で、なお高額教材を買うのであれば、何も申し上げることはありません。
ただ、いい教師との出会いが本音なのならば、あまりに高いリスクです。
家庭教師センターなり、口コミなりで、探すのが無難と思われます。
家庭教師センターも、年間一括購入とか教材だきあわせとか、いまだにそんなことをやっている会社があるので注意しましょう。
夏に、大手予備校を利用するなら、苦手分野を単科で受けた方が効率がいいです。
もし、鉄緑会やセグの授業についていけるほどのしっかり者なら、より広く、より深く物事を考えられる先生をみつけましょう。
2008年07月05日
ワンクリック詐欺
ワンクリック詐欺が、後をたちません。
法定年齢に達したのなら、アダルトサイトにアクセスするのは、別に恥じることでもなんでもありません。
しかし、こうした色ごとに関することは、やはり世間をはばかります。その隙をついたのが、ワンクリック詐欺です。
ついアクセスしてしまった。
お約束の登録完了とともに、法外な料金請求がでてきます。
ですが、これはインチキ画像です。データを接収しているような画面もすべてつくりものです。
対処法はまことにシンプルでして、ほとんどの場合、無視する。これでおしまい。
「IPアクセス」とかの数字が示されていることに、不安を感じる方が多いと思いますが、、
まず、「ワンクリック詐欺」で検索してみてください。
ワンクリック詐欺サイトリストというものが、見つかるはずです。
そこから自分がアクセスしてしまったサイトを見つけましょう。
仮になかったとしても、手口を教えてくれる消費者センターのサイトを確認しましょう。
で、どの事例に相当するのか、よく照合してみればわかるはずです。
「あわてる」とか、「あせる」というのは、古今東西共通の悪徳です。
これを克服するには、やはり場数をふむしかないです。
なにぶん、決断をはやくやって安心しようという防御本能がはたらきますから・・・。
こういう、心が落ち着かないときは、いったん何か別の作業をしてみる。
たとえばごはんを食べるとか、お掃除するとか、そうしたあまり精神を使わない作業をしてから、改めてこの問題に向き合う・・・。
慎重にすすめるに、こしたことはありません。
未成年の方、エロパワー自体は、それはそれで大事です。その旺盛な好奇心からひそかにアクセスしてしまっても、決して自分を追い詰めないように。そして、これを機に、胆力を鍛えてください。
法定年齢に達したのなら、アダルトサイトにアクセスするのは、別に恥じることでもなんでもありません。
しかし、こうした色ごとに関することは、やはり世間をはばかります。その隙をついたのが、ワンクリック詐欺です。
ついアクセスしてしまった。
お約束の登録完了とともに、法外な料金請求がでてきます。
ですが、これはインチキ画像です。データを接収しているような画面もすべてつくりものです。
対処法はまことにシンプルでして、ほとんどの場合、無視する。これでおしまい。
「IPアクセス」とかの数字が示されていることに、不安を感じる方が多いと思いますが、、
まず、「ワンクリック詐欺」で検索してみてください。
ワンクリック詐欺サイトリストというものが、見つかるはずです。
そこから自分がアクセスしてしまったサイトを見つけましょう。
仮になかったとしても、手口を教えてくれる消費者センターのサイトを確認しましょう。
で、どの事例に相当するのか、よく照合してみればわかるはずです。
「あわてる」とか、「あせる」というのは、古今東西共通の悪徳です。
これを克服するには、やはり場数をふむしかないです。
なにぶん、決断をはやくやって安心しようという防御本能がはたらきますから・・・。
こういう、心が落ち着かないときは、いったん何か別の作業をしてみる。
たとえばごはんを食べるとか、お掃除するとか、そうしたあまり精神を使わない作業をしてから、改めてこの問題に向き合う・・・。
慎重にすすめるに、こしたことはありません。
未成年の方、エロパワー自体は、それはそれで大事です。その旺盛な好奇心からひそかにアクセスしてしまっても、決して自分を追い詰めないように。そして、これを機に、胆力を鍛えてください。
2008年07月04日
学校の先生の習性について
いじめ問題で、いじめられた子の親が担任の先生を責める。もう見慣れた光景かと思います。
しかし、教師というのは、勉強を教えるのが仕事です。それ以外のことは期待しないほうがいいのではないか。
例えば、クラス運営を本気で取り組むとなると、高度な統治能力が必要となります。
信じているだの、子供はみんな純粋な天使だのという、幻想を抱いた新米教師は、ほどなく修正をせまられることとなるでしょう。
一般的なのは、出席がとれていれば一件落着です。
学校の先生も当然ながら、月給取りであり、勤務評定があります。
勤務評定がある以上、つまり報酬の金額にかかわってくる以上、査定項目に目がいくのは当然です。
ようするに、査定にプラスになることなら、進んでするし、そうでないことなら手をださない。クラス内部のトラブルなど、本来あってはならないことです。そういうところには、目がいかなくなる。
人間ならば、だれにでも、全貌が見えるわけではないのです。勤務評定にかかわること以外の現象に目がいかなかったからといって、先生をいじめるのは酷というものです。月給取りの習性に従っている、ただそれだけなのですから。
社会生活で大切なのは、教師にせよ、上司にせよ、その習性を知ることです。
「金八先生」や「ごくせん」といった類型に惑わされるのではなく、イチから考えることです。
ハイエナにライオンになれといってもそれは不可能なわけで、ふつうの学校教師に「金八先生」になれというのも、難しいでしょう。
第一、金八先生は帰宅して仕事をしていません。帰宅したら交番から電話がきて、おっとり刀で出ていく・・・。
ところが、現実の先生は、報告書の作成、教材の作成、テストの採点、部活動指導・・・とけっこういそがしいはずです。
また、金八先生は45分で事件を解決しますが、現実の問題はとてもとてもそういうわけにはいきません。
忘れてはならないのは、ドラマは45分できっちり解決するように脚本ができているのに比べ、現実には脚本は存在しないことです。
教師に何もかもを背負わせる前に、月給取りの習性というものを、よく吟味して「いじめ」などには対処していきましょう。
しかし、教師というのは、勉強を教えるのが仕事です。それ以外のことは期待しないほうがいいのではないか。
例えば、クラス運営を本気で取り組むとなると、高度な統治能力が必要となります。
信じているだの、子供はみんな純粋な天使だのという、幻想を抱いた新米教師は、ほどなく修正をせまられることとなるでしょう。
一般的なのは、出席がとれていれば一件落着です。
学校の先生も当然ながら、月給取りであり、勤務評定があります。
勤務評定がある以上、つまり報酬の金額にかかわってくる以上、査定項目に目がいくのは当然です。
ようするに、査定にプラスになることなら、進んでするし、そうでないことなら手をださない。クラス内部のトラブルなど、本来あってはならないことです。そういうところには、目がいかなくなる。
人間ならば、だれにでも、全貌が見えるわけではないのです。勤務評定にかかわること以外の現象に目がいかなかったからといって、先生をいじめるのは酷というものです。月給取りの習性に従っている、ただそれだけなのですから。
社会生活で大切なのは、教師にせよ、上司にせよ、その習性を知ることです。
「金八先生」や「ごくせん」といった類型に惑わされるのではなく、イチから考えることです。
ハイエナにライオンになれといってもそれは不可能なわけで、ふつうの学校教師に「金八先生」になれというのも、難しいでしょう。
第一、金八先生は帰宅して仕事をしていません。帰宅したら交番から電話がきて、おっとり刀で出ていく・・・。
ところが、現実の先生は、報告書の作成、教材の作成、テストの採点、部活動指導・・・とけっこういそがしいはずです。
また、金八先生は45分で事件を解決しますが、現実の問題はとてもとてもそういうわけにはいきません。
忘れてはならないのは、ドラマは45分できっちり解決するように脚本ができているのに比べ、現実には脚本は存在しないことです。
教師に何もかもを背負わせる前に、月給取りの習性というものを、よく吟味して「いじめ」などには対処していきましょう。
2008年07月03日
本命! パワハラ・セクハラ撃退!
職場の人間関係で、さまざまな学者、カウンセラーが、活躍されています。
セクハラ、パワハラ、モラルハラスメント、・・・これからいくらでも似た言葉が作られていくと思います。
厳しくなってきた労働環境が、それだけピリピリしてきたということ
また、かつては「根性」で片づけられてきた職場の問題に目が向けられたこと、
これらのことは、社会の進歩ととらえていいと思います。
カウンセラーさんたちの出番といったところでしょうか。
しかし、彼らの著作やネット情報をあたってみると、詳細な分析の割には、具体的な処方箋が限られています。
要するに、「距離を置くこと」とか、「あまり親しくしないこと」とか、当たり障りのない対処療法とすらいえないような、方法しかアドバイスしていない・・・。
中には親身になっているカウンセラーもおられるでしょうが、だいたいはお茶を濁す程度のアドバイスでしかない。
カウンセラーの皆さま方も、生活がかかっているから、強者である「使う側」を敵にまわしたくない。だからどうしても、具体的アドバイスともなると、及び腰になるのです。
今、職場で苦しんでいる社会人の皆さま方、どうかカウンセラーのアドバイスに不平を持たないでください。上に書いた理由から思い切ったことはいえないのです。
では、ハラスメントにあわないためには、どうすればいいのか。
強くなる。これしかありません。
家族単位で強くなる、これが最強の対処法です。
旦那なり奥さんなりが、一方でも及び腰になれば、心がぐらつきます。意地悪上司はその隙をみのがしません。必ず突いてきます。
これはある意味、戦争です。
追い詰められて自殺する前に、家族一丸となって、総力戦を挑む。地獄の扉を開けてはじめて事態は好転します。いかなる上司だろうと、失うものと比較して損得勘定をしますから、腹の据わった人間に決してちょっかいはだしません。
この人に手を出したら自分の身があぶない、そう思わせれば成功です。
職場のジャンルはオール。事務仕事だろうと、工場勤務だろうと、先生仕事だろうと、例外はありません。
ヨーロッパの小国スイスは、その長い歴史の中で一度たりとも舐められたことはありません。
いつでもこいと腹をくくっているからです。
治にありて乱を忘れず・・・といったところでしょうか。
結束すれば、何か知恵が浮かびます。
そして、決して「よかれと思って」親切はしないほうがいいです。
この人のためをおもったからこそ、やってあげるという型の親切は必ずうら切られますから。
というのは、親切を施した当人は気づいていないかもしれないですが、大変な見返りを暗黙裡に要求しているものです。
セクハラ、パワハラ、モラルハラスメント、・・・これからいくらでも似た言葉が作られていくと思います。
厳しくなってきた労働環境が、それだけピリピリしてきたということ
また、かつては「根性」で片づけられてきた職場の問題に目が向けられたこと、
これらのことは、社会の進歩ととらえていいと思います。
カウンセラーさんたちの出番といったところでしょうか。
しかし、彼らの著作やネット情報をあたってみると、詳細な分析の割には、具体的な処方箋が限られています。
要するに、「距離を置くこと」とか、「あまり親しくしないこと」とか、当たり障りのない対処療法とすらいえないような、方法しかアドバイスしていない・・・。
中には親身になっているカウンセラーもおられるでしょうが、だいたいはお茶を濁す程度のアドバイスでしかない。
カウンセラーの皆さま方も、生活がかかっているから、強者である「使う側」を敵にまわしたくない。だからどうしても、具体的アドバイスともなると、及び腰になるのです。
今、職場で苦しんでいる社会人の皆さま方、どうかカウンセラーのアドバイスに不平を持たないでください。上に書いた理由から思い切ったことはいえないのです。
では、ハラスメントにあわないためには、どうすればいいのか。
強くなる。これしかありません。
家族単位で強くなる、これが最強の対処法です。
旦那なり奥さんなりが、一方でも及び腰になれば、心がぐらつきます。意地悪上司はその隙をみのがしません。必ず突いてきます。
これはある意味、戦争です。
追い詰められて自殺する前に、家族一丸となって、総力戦を挑む。地獄の扉を開けてはじめて事態は好転します。いかなる上司だろうと、失うものと比較して損得勘定をしますから、腹の据わった人間に決してちょっかいはだしません。
この人に手を出したら自分の身があぶない、そう思わせれば成功です。
職場のジャンルはオール。事務仕事だろうと、工場勤務だろうと、先生仕事だろうと、例外はありません。
ヨーロッパの小国スイスは、その長い歴史の中で一度たりとも舐められたことはありません。
いつでもこいと腹をくくっているからです。
治にありて乱を忘れず・・・といったところでしょうか。
結束すれば、何か知恵が浮かびます。
そして、決して「よかれと思って」親切はしないほうがいいです。
この人のためをおもったからこそ、やってあげるという型の親切は必ずうら切られますから。
というのは、親切を施した当人は気づいていないかもしれないですが、大変な見返りを暗黙裡に要求しているものです。
2008年07月02日
鎖国のすすめ〜EU・ローマ帝国・江戸幕府〜
相変わらず、ユーロは高いですね。
通貨の価値が高いということは、それだけ国力が強いといってもよいのではないでしょうか。
国を開かなければ、通貨が強くなれないし、お金持ちになれないというのは、ほとんど幻想といってもいいでしょう。
実際、江戸時代は鎖国をしていたにもかかわらず、公方さまから庶民まで余裕のある生活を送っていました。お伊勢参りなどの旅も、余裕がなければできないことです。
ローマ帝国は、開かれていたのではなく、基本的に閉じた帝国でした。国境線を基準に文明世界と蛮族とをはっきりわけています。
分けていたからこそ、パックス・ロマーナ(ローマの平和)は実現されたのです。
ですから、国を閉ざし、内を固めることは大変重要なのです。
逆に最も国際的だった「太陽の没することなき」スペイン帝国は、フェリペ王の最盛期に3回破産しています。
近年では前世紀末、アメリカの、具体的にはNYを拠点とする投機家たちのホットマネー(短期資金)を回転させることで、自国産業を育成してきた、「誠実な」東南アジア経済は、これからというときに、資金を引き揚げられて大変な目にあいました。
国際社会という幻想を真に受けた「誠実な」アセアン諸国の政治家にはお気の毒なことです。
「ギブミー・チョコ」の国際企業ソニーの悲劇は、前に書いたとおりです。
ローマ帝国の伝統を受け継いでいるEUは、まことに賢明だといえます。
石橋を叩いてよしと判断したからこそ、東方に拡大したわけです。
もちろん、ローマ帝国の成長で本国イタリアが空洞化したように、EU原加盟国の経済が低下することも十分にあります。
しかし、それでもヨーロッパ全体でそこそこ繁栄すればいいと、彼らは判断したのです。
また、先輩のローマ帝国のやり方を卒業して、属州から搾取する・・・という蛮行をやってはいません。
その一方、EU外には、バリアをきちんとはっています。(観光収入を別とすればです。)
鎖国して東海道を経済の大動脈にし、経済と繁栄を日本にもたらした江戸幕府のやり方はEUにとっても、よきお手本となるのでは、ないでしょうか。
余談ですが、社会保険庁の腐敗が次々と陽の下にさらされて、職員が心を病んでいます。
天罰と言ってしまえば、それまでかもしれません。
庶民の怒りというのは、税金にせよ年金や保険にせよ、いろんなところからお金をむしり取られているという感覚です。
どうして、こうもお金をとられるのでしょうか。
日本はそんなに維持費がかかる国なのか。
消費税も税率があがるみたいです。もっとシンプルにできないものでしょうか。
太閤検地のもっともすばらしい点は、税金(年貢)の払い先を一本にしたことです。税率まで決まりました。
そして農地は耕す人のものになったのです。
以前のように、京都御所の役人や、幕府の地頭、地元の土豪が、次々とやって来ては生産物をむしり取っていく税金地獄を卒業したわけです。
土地にしても「お前のものはオレのもの オレのものもオレのもの」という理不尽が、石田治部少輔(石田三成)など豊臣家奉行の努力で、カタがつきました。
大名家ですら悩みの種だった、土豪問題が解決し、大名自身もお金持ちになれて秀吉に感謝しました。
秀吉のやったことはただひとつ、税金の一元化だけです。武力と権威、刀狩り政策はその実施手段です。
太閤検地のような賢い政治が求められています。戦国以前みたいに、現代日本の住民は、財務省や厚生労働省、都道府県庁に市町村区役所、さらに社会保険事務所からもむしり取られています。
胴元の日本政府やお役所に自浄を期待してはいけません。
禁裏や室町御所に、経済改革はできなかったという事実を忘れないことです。
通貨の価値が高いということは、それだけ国力が強いといってもよいのではないでしょうか。
国を開かなければ、通貨が強くなれないし、お金持ちになれないというのは、ほとんど幻想といってもいいでしょう。
実際、江戸時代は鎖国をしていたにもかかわらず、公方さまから庶民まで余裕のある生活を送っていました。お伊勢参りなどの旅も、余裕がなければできないことです。
ローマ帝国は、開かれていたのではなく、基本的に閉じた帝国でした。国境線を基準に文明世界と蛮族とをはっきりわけています。
分けていたからこそ、パックス・ロマーナ(ローマの平和)は実現されたのです。
ですから、国を閉ざし、内を固めることは大変重要なのです。
逆に最も国際的だった「太陽の没することなき」スペイン帝国は、フェリペ王の最盛期に3回破産しています。
近年では前世紀末、アメリカの、具体的にはNYを拠点とする投機家たちのホットマネー(短期資金)を回転させることで、自国産業を育成してきた、「誠実な」東南アジア経済は、これからというときに、資金を引き揚げられて大変な目にあいました。
国際社会という幻想を真に受けた「誠実な」アセアン諸国の政治家にはお気の毒なことです。
「ギブミー・チョコ」の国際企業ソニーの悲劇は、前に書いたとおりです。
ローマ帝国の伝統を受け継いでいるEUは、まことに賢明だといえます。
石橋を叩いてよしと判断したからこそ、東方に拡大したわけです。
もちろん、ローマ帝国の成長で本国イタリアが空洞化したように、EU原加盟国の経済が低下することも十分にあります。
しかし、それでもヨーロッパ全体でそこそこ繁栄すればいいと、彼らは判断したのです。
また、先輩のローマ帝国のやり方を卒業して、属州から搾取する・・・という蛮行をやってはいません。
その一方、EU外には、バリアをきちんとはっています。(観光収入を別とすればです。)
鎖国して東海道を経済の大動脈にし、経済と繁栄を日本にもたらした江戸幕府のやり方はEUにとっても、よきお手本となるのでは、ないでしょうか。
余談ですが、社会保険庁の腐敗が次々と陽の下にさらされて、職員が心を病んでいます。
天罰と言ってしまえば、それまでかもしれません。
庶民の怒りというのは、税金にせよ年金や保険にせよ、いろんなところからお金をむしり取られているという感覚です。
どうして、こうもお金をとられるのでしょうか。
日本はそんなに維持費がかかる国なのか。
消費税も税率があがるみたいです。もっとシンプルにできないものでしょうか。
太閤検地のもっともすばらしい点は、税金(年貢)の払い先を一本にしたことです。税率まで決まりました。
そして農地は耕す人のものになったのです。
以前のように、京都御所の役人や、幕府の地頭、地元の土豪が、次々とやって来ては生産物をむしり取っていく税金地獄を卒業したわけです。
土地にしても「お前のものはオレのもの オレのものもオレのもの」という理不尽が、石田治部少輔(石田三成)など豊臣家奉行の努力で、カタがつきました。
大名家ですら悩みの種だった、土豪問題が解決し、大名自身もお金持ちになれて秀吉に感謝しました。
秀吉のやったことはただひとつ、税金の一元化だけです。武力と権威、刀狩り政策はその実施手段です。
太閤検地のような賢い政治が求められています。戦国以前みたいに、現代日本の住民は、財務省や厚生労働省、都道府県庁に市町村区役所、さらに社会保険事務所からもむしり取られています。
胴元の日本政府やお役所に自浄を期待してはいけません。
禁裏や室町御所に、経済改革はできなかったという事実を忘れないことです。
2008年07月01日
国の数だけ歴史があります
国の数だけ歴史があります。立場が異なれば当然ながら同じ現象も、異なる評価をすることになります。
ナポレオンはフランスでは英雄ですが、他のヨーロッパ諸国では、ちがった評価をされています。
また、同じ国であっても、時代が異なれば、評価もまた変わります。豊臣秀吉が李氏朝鮮に派兵した事件は日本では、「朝鮮征伐」、「朝鮮出兵」、「朝鮮侵略」と、時代時代でその名称を変更しています。
共通した歴史理解ほど、難しいことはありません。歴史教育は、地域単位でおこなうべきで、過去にはいろいろ事件があったが、それを知った上で、今後はお互いを尊重しよう・・・そういうスタンスが重要だと思います。
ナポレオンはフランスでは英雄ですが、他のヨーロッパ諸国では、ちがった評価をされています。
また、同じ国であっても、時代が異なれば、評価もまた変わります。豊臣秀吉が李氏朝鮮に派兵した事件は日本では、「朝鮮征伐」、「朝鮮出兵」、「朝鮮侵略」と、時代時代でその名称を変更しています。
共通した歴史理解ほど、難しいことはありません。歴史教育は、地域単位でおこなうべきで、過去にはいろいろ事件があったが、それを知った上で、今後はお互いを尊重しよう・・・そういうスタンスが重要だと思います。
2008年06月30日
長所の伸ばし方
人間は褒めれば、褒めるほど伸びていきます。自分に自信ができて、周囲に納得してもらえれば、能力は格段に開発されます。
だれにでも長所と短所とがありますが、長所を伸ばす上で、第一に考えるべきこと、それは
短所に向き合うことです。
自分に欠けているところと徹底的に直視してはじめて自分の長所が見えてきます。
その作業を省いて、単なる思い込みで長所を伸ばそうとしても、うまくいかないか、周囲につぶされるか、とんでもない思い違いだったのか、へんな方向に進みます。
自分の欠点をとことん見据えれば、他人への謙虚という美徳をマスターできます。そして、くだらない二流の人間を見抜くこと、そして敬遠する術を身につけることもできます。
詐欺師はほめることの天才ですから、だまされたくなければ、まず短所、ラックポイントと向き合うことです。
私ときうすも、欠点だらけの人間です。当ブログで偉そうなことを書いていますが、実際の私は、周囲の空気が気になる小心な人間で、失敗を恐れる臆病者でもあります。
総じて飽きっぽい傾向にあり、ある程度ものごとをマスターすると別のことに足を踏み入れたくなります。
壁に遭遇すると、すぐに悲観的になり死にたくなります。つまり弱い人間なわけです。
他にも自分ではまだ気が付いていないどうしょうもない短所は、いっぱいあると思います。
短所をなかなか克服できないダメな私ですが、ひとつだけマスターしました。
それは、
天国は地獄の果てのすぐ上にある
ということ。地獄の扉に向って全速前進してはじめて物事はすすむという事実です。
そして、これは鈴木宗男氏と同じ意見でもありますが、
自分だけ這い上がろうとしても、それはできない。敵とともに心中する気持になってはじめて勇気というものが、心に生まれる
ということです。
だれにでも長所と短所とがありますが、長所を伸ばす上で、第一に考えるべきこと、それは
短所に向き合うことです。
自分に欠けているところと徹底的に直視してはじめて自分の長所が見えてきます。
その作業を省いて、単なる思い込みで長所を伸ばそうとしても、うまくいかないか、周囲につぶされるか、とんでもない思い違いだったのか、へんな方向に進みます。
自分の欠点をとことん見据えれば、他人への謙虚という美徳をマスターできます。そして、くだらない二流の人間を見抜くこと、そして敬遠する術を身につけることもできます。
詐欺師はほめることの天才ですから、だまされたくなければ、まず短所、ラックポイントと向き合うことです。
私ときうすも、欠点だらけの人間です。当ブログで偉そうなことを書いていますが、実際の私は、周囲の空気が気になる小心な人間で、失敗を恐れる臆病者でもあります。
総じて飽きっぽい傾向にあり、ある程度ものごとをマスターすると別のことに足を踏み入れたくなります。
壁に遭遇すると、すぐに悲観的になり死にたくなります。つまり弱い人間なわけです。
他にも自分ではまだ気が付いていないどうしょうもない短所は、いっぱいあると思います。
短所をなかなか克服できないダメな私ですが、ひとつだけマスターしました。
それは、
天国は地獄の果てのすぐ上にある
ということ。地獄の扉に向って全速前進してはじめて物事はすすむという事実です。
そして、これは鈴木宗男氏と同じ意見でもありますが、
自分だけ這い上がろうとしても、それはできない。敵とともに心中する気持になってはじめて勇気というものが、心に生まれる
ということです。
2008年06月29日
ODAとおかげさま
イラクの水道整備をするため、日本がお金をだすことになりました。
しかし、ODAとよばれるこうした日本の国際貢献は、外務省のみやびな趣味と庶民は思っています。税金のムダだと。
しかし、ODAに批判的な人々はなぜか、お金持ちではありません。
ODAなんてやっているから自分は貧乏なのだと、愚痴をいっているだけです。
そういうグジグジした人生態度が、しがない人生の温床となっていることに彼らは気づいていません。
日々の仕事にしても、雇われ根性まるだしで、生きるためにはしょうがないといったスタンスで日々を埋めているのではないか?
それにひきかえ、お金持ち連中はなぜか、収入に感謝をする癖があります。古今東西を問いません。日本にしたところで、伊勢の三井にせよ、上方の住友にせよ、商人道は徹底しています。
感謝の気持ちが、世の中に報酬の一部を還元したいという、衝動に昇華するのでしょう。
日本が平和で繁栄を享受しています。しかも貧富の差は、バブル以前までさほどではありませんでした。これほどの繁栄が半世紀以上も続いているのは、要素の一つに、ODAでお金を世界に還元しているからではないでしょうか?
それも死の商人というものではなく、技術を駆使するまっとうなものです。水道の普及、便利な生活、これらが途上国に定着すれば、思想も穏健になっていきます。その点は、ローマ帝国にくみこまれてガリア人が穏健化したのと似ています。
日本の技術のおかげで、地元の人々は職を得、技術も知識も得て、生活も豊かになる、延長には希望の見えてきた快適な人生。
そして日本は感謝される。
これほどすばらしい国際政治はないのではないでしょうか。
イスラム原理主義をはじめ過激なイデオロギーは、必ず貧困から生まれます。
拝金化した日本は、急速に貧困化しつつありますが、それは個々人がせこく、ケチになったからではないのか。
悪いことだけ注目し、自分たちが世界の不幸をすべて背負ったような言動を、国民全体でなしている・・・。困ったものです。
さて、日本政府はアフリカの極悪国家スーダンに自衛隊を派遣することに決めました。
目下、派遣の認可を国連に求めています。
スーダンは原油を豊富に埋蔵し、日本の隣国の人民中国は、ずいぶんと前から先手を打っています。
日本はついに独自交渉をはじめたみたいです。イランとの円決済をはじめ、アメリカ帝国とは別の道を歩み始めた日本の将来が楽しみです。
アメリカは重要な過失をおかしました。
イラン、イラク、北朝鮮の三国を「悪の枢軸国」と呼んだのです。これは浅はかでした。
第二次世界大戦中は日本が、その「悪の枢軸国」の一端でした。
こんなイヤミとしかいえない言葉の選択を、アメリカの指導者はするのです。ちょっと日本をナメすぎたのではないでしょうか。
まさか、ドル体制を支えている「原油ドル決済」まで、日本に覆されようとは思わなかったのではないか。
また、正義の十字軍などと言っては、EUの失笑をかっています。ドイツをはじめ、EUはユーラシアに目を向けているというのに。まったく空気が読めていない。米国に関しては今に始まったことではありませんが。
日本は世界に友人をたくさん持たねばなりません。その一番いい手段が、ODAによる技術支援です。
今日、テレビでイスタンブールの海底トンネルを手掛ける大成建設がでてきました。
あっぱれですね。日本企業もまた、経験値を積むことで、さらなる成長の基礎ができます。
幼稚化しているアメリカ合衆国とは距離を置くことは大事です。中国とは環境ビジネスでつきあっていけばいいのです。
日中友好などと、無理に中国を好きになる必要はありません。
日本の閉塞した状況を打開するには、とにかく、出すこと、自分にできることを出すことではないかと、思います。
山口県の方にはおなじみの、松陰先生の教えにもつながると確信しております。
山口県出身の成功者が多いのは、松陰先生の教えを今もって実践し、出しているからではないかと。そう思えるのです。
しかし、ODAとよばれるこうした日本の国際貢献は、外務省のみやびな趣味と庶民は思っています。税金のムダだと。
しかし、ODAに批判的な人々はなぜか、お金持ちではありません。
ODAなんてやっているから自分は貧乏なのだと、愚痴をいっているだけです。
そういうグジグジした人生態度が、しがない人生の温床となっていることに彼らは気づいていません。
日々の仕事にしても、雇われ根性まるだしで、生きるためにはしょうがないといったスタンスで日々を埋めているのではないか?
それにひきかえ、お金持ち連中はなぜか、収入に感謝をする癖があります。古今東西を問いません。日本にしたところで、伊勢の三井にせよ、上方の住友にせよ、商人道は徹底しています。
感謝の気持ちが、世の中に報酬の一部を還元したいという、衝動に昇華するのでしょう。
日本が平和で繁栄を享受しています。しかも貧富の差は、バブル以前までさほどではありませんでした。これほどの繁栄が半世紀以上も続いているのは、要素の一つに、ODAでお金を世界に還元しているからではないでしょうか?
それも死の商人というものではなく、技術を駆使するまっとうなものです。水道の普及、便利な生活、これらが途上国に定着すれば、思想も穏健になっていきます。その点は、ローマ帝国にくみこまれてガリア人が穏健化したのと似ています。
日本の技術のおかげで、地元の人々は職を得、技術も知識も得て、生活も豊かになる、延長には希望の見えてきた快適な人生。
そして日本は感謝される。
これほどすばらしい国際政治はないのではないでしょうか。
イスラム原理主義をはじめ過激なイデオロギーは、必ず貧困から生まれます。
拝金化した日本は、急速に貧困化しつつありますが、それは個々人がせこく、ケチになったからではないのか。
悪いことだけ注目し、自分たちが世界の不幸をすべて背負ったような言動を、国民全体でなしている・・・。困ったものです。
さて、日本政府はアフリカの極悪国家スーダンに自衛隊を派遣することに決めました。
目下、派遣の認可を国連に求めています。
スーダンは原油を豊富に埋蔵し、日本の隣国の人民中国は、ずいぶんと前から先手を打っています。
日本はついに独自交渉をはじめたみたいです。イランとの円決済をはじめ、アメリカ帝国とは別の道を歩み始めた日本の将来が楽しみです。
アメリカは重要な過失をおかしました。
イラン、イラク、北朝鮮の三国を「悪の枢軸国」と呼んだのです。これは浅はかでした。
第二次世界大戦中は日本が、その「悪の枢軸国」の一端でした。
こんなイヤミとしかいえない言葉の選択を、アメリカの指導者はするのです。ちょっと日本をナメすぎたのではないでしょうか。
まさか、ドル体制を支えている「原油ドル決済」まで、日本に覆されようとは思わなかったのではないか。
また、正義の十字軍などと言っては、EUの失笑をかっています。ドイツをはじめ、EUはユーラシアに目を向けているというのに。まったく空気が読めていない。米国に関しては今に始まったことではありませんが。
日本は世界に友人をたくさん持たねばなりません。その一番いい手段が、ODAによる技術支援です。
今日、テレビでイスタンブールの海底トンネルを手掛ける大成建設がでてきました。
あっぱれですね。日本企業もまた、経験値を積むことで、さらなる成長の基礎ができます。
幼稚化しているアメリカ合衆国とは距離を置くことは大事です。中国とは環境ビジネスでつきあっていけばいいのです。
日中友好などと、無理に中国を好きになる必要はありません。
日本の閉塞した状況を打開するには、とにかく、出すこと、自分にできることを出すことではないかと、思います。
山口県の方にはおなじみの、松陰先生の教えにもつながると確信しております。
山口県出身の成功者が多いのは、松陰先生の教えを今もって実践し、出しているからではないかと。そう思えるのです。
2008年06月28日
歴史的遺産への敬意 〜立派な大学とトンデモ大学〜
イタリア・フィレンツェの花の聖母大聖堂(ドーモ)に、京都産業大学の男子学生3人が、落書きをしたという。あきれるばかりですね。
学長さん(坂井東洋男学長)の顔もみたいですが、この大学生の顔を見てみたい気がします。
人間の過去の業績に対し、尊敬の念を教えることは、重要なことで、教育の第一歩ではないかと思うのですが、いかがでしょう。
幸いなことに、落書きは除去可能ということでした。また、大学当局はただちに停学2週間の処分とし、いたずらを償うべく、消去費用弁済を渡航費ともども本人たちの自己負担として、現地の消去作業に参加させるとのこと。
京都産業大学は立派な大学です。ごまかすことなくきちんとけじめをつけ、責任というもの、やっていいことといけないこと、
教室の机に落書きすることと、人類共通の遺産に落書きをすることの違いをみごとに教育したのです。坂井東洋男学長は本当の教育者です。
それにひきかえ、岐阜市立女子短期大学の松田之利学長は「なあなあ」でお茶を濁している。
大聖堂に落書きをした6人の真犯人、短期大学2年生に、厳重注意であとは、無罪放免と同じようなものだ。「海外研修で自由時間が長すぎた」というのが弁明でしたが、言い訳にも何にもなってはいない。
事後処理が、何の教育にもなってはいない。
「まっいいか・・。」当の女子大生はそう思ったに違いない。
しかも、観光客にチクられたのをかえって逆恨みにしているかもしれないのだ。
イタリアの大聖堂側は、軽薄な日本人女子大生など慣れっこだから、つまり軽蔑しきっているから費用負担不要を申し出たのが、松田学長にはこれがわかっていない。
確かに少子化で、生徒を怒らせて悪評を招いたらまずい。だから「なあなあ」ですませた松田学長の気持ちもわからないではない。
しかし、教育の使命を放棄してCS(顧客満足)に走った、この岐阜市立女子短期大学には、
私ならば、決して生徒を進学させたくはない。
今回の落書き事件では、岐阜市立女子短期大学は謝罪訪問を検討するとのことだが、公費でイタリア旅行できるのだから、松田学長も内心ニコニコ、イタリア女性にヘラヘラしているのではないか。
どうしてここまで岐阜市立女子短期大学の松田学長をけなすのか?
それは、この人が教育に命をかけているようには見えないからです。
大学公式HPで詫びの文句でも載れば、のど元過ぎて、人の噂も秋の空・・・ミエミエですよ。 (注:松田学長の件は顛末が続きにあります)
京産大の坂井東洋男学長は、犯人の大学生の父兄や後援会などから仮に「もみ消せ」と言われたとしても、毅然として今回のような処分を行ったことでしょう。
お客様(学生)にひどいことをした罪科で、後援会や教授会に首をはねられるのも覚悟で、3人の男子学生に教育をした京産大の学長さん。
人間の歴史の営みへの敬意という、大事な教育を命がけでやった京都産業大学は、すばらしい教育者に恵まれたと思います。
続きを読む
学長さん(坂井東洋男学長)の顔もみたいですが、この大学生の顔を見てみたい気がします。
人間の過去の業績に対し、尊敬の念を教えることは、重要なことで、教育の第一歩ではないかと思うのですが、いかがでしょう。
幸いなことに、落書きは除去可能ということでした。また、大学当局はただちに停学2週間の処分とし、いたずらを償うべく、消去費用弁済を渡航費ともども本人たちの自己負担として、現地の消去作業に参加させるとのこと。
京都産業大学は立派な大学です。ごまかすことなくきちんとけじめをつけ、責任というもの、やっていいことといけないこと、
教室の机に落書きすることと、人類共通の遺産に落書きをすることの違いをみごとに教育したのです。坂井東洋男学長は本当の教育者です。
それにひきかえ、岐阜市立女子短期大学の松田之利学長は「なあなあ」でお茶を濁している。
大聖堂に落書きをした6人の真犯人、短期大学2年生に、厳重注意であとは、無罪放免と同じようなものだ。「海外研修で自由時間が長すぎた」というのが弁明でしたが、言い訳にも何にもなってはいない。
事後処理が、何の教育にもなってはいない。
「まっいいか・・。」当の女子大生はそう思ったに違いない。
しかも、観光客にチクられたのをかえって逆恨みにしているかもしれないのだ。
イタリアの大聖堂側は、軽薄な日本人女子大生など慣れっこだから、つまり軽蔑しきっているから費用負担不要を申し出たのが、松田学長にはこれがわかっていない。
確かに少子化で、生徒を怒らせて悪評を招いたらまずい。だから「なあなあ」ですませた松田学長の気持ちもわからないではない。
しかし、教育の使命を放棄してCS(顧客満足)に走った、この岐阜市立女子短期大学には、
私ならば、決して生徒を進学させたくはない。
今回の落書き事件では、岐阜市立女子短期大学は謝罪訪問を検討するとのことだが、公費でイタリア旅行できるのだから、松田学長も内心ニコニコ、イタリア女性にヘラヘラしているのではないか。
どうしてここまで岐阜市立女子短期大学の松田学長をけなすのか?
それは、この人が教育に命をかけているようには見えないからです。
大学公式HPで詫びの文句でも載れば、のど元過ぎて、人の噂も秋の空・・・ミエミエですよ。 (注:松田学長の件は顛末が続きにあります)
京産大の坂井東洋男学長は、犯人の大学生の父兄や後援会などから仮に「もみ消せ」と言われたとしても、毅然として今回のような処分を行ったことでしょう。
お客様(学生)にひどいことをした罪科で、後援会や教授会に首をはねられるのも覚悟で、3人の男子学生に教育をした京産大の学長さん。
人間の歴史の営みへの敬意という、大事な教育を命がけでやった京都産業大学は、すばらしい教育者に恵まれたと思います。
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2008年06月26日
追い抜かれたサッポロビール 〜封建的経営の限界〜
サッポロビール株式会社が、業界最下位のサントリーに抜かれて、ドベ(最下位)になってしまった。(アサヒ系列になった沖縄のオリオンビールを除く)
サッポロといえば、新商品の回転が異様にはやいことでも有名だ。「いいなあ」と思った銘柄でも2〜3か月もすれば、店頭から消えてまったく新しい商品が登場する。
この試行錯誤のリズムは「生搾り」の成功でやっとおさまりをつけているようだ。
どうしてサッポロはパッとしないんだろう。
法人営業では、依然としてサッポロは強いといわれている。それにあぐらをかいていたからなのか。
実は、サッポロビールという会社は、大変な身分制度が確立していた。
東京大学法学部の出身でなければ、役員にはなれなかったという。
それ以外の大学出身者、つまり「他学」は出世できないシステムにあった。
少なくとも、1999年に枝元賢造氏が社長を辞任するまで、この制度が非公式ながら企業文化として、定着していた。
それが、業績低迷で枝元氏は会長に棚上げ。「他学」の早稲田大学出身の社長が登場する。
この社長はたいへんな苦労をなさった・・・と推察できる。
自分よりも格が上の、つまり東京大学法学部出身の「大貴族」に、自己改革をせまったのだから。しかも大御所(枝元氏)は健在だ。
なんとかして結果をださねば、という重圧からだろう、次から次と銘柄を打ち出した。
しかし、焦れば焦るほど、消費者側では、またいい加減な商品をつくっているんじゃないか?と不審におもいはじめた。「生搾り」誕生までの長い冬である・・・。
下郎の「他学」を抜擢するという、画期的人事改革からだいぶ経つが、いっこうにサッポロはパッとしない。
企業文化というものは、たしかに一朝一夕にはかわらない。
契約農家とともにがんばってはいるが、彼らを領民あつかいしているのではないか?そういう疑問もでてくる。しっかりとしてほしいものだ。
サッポロの発砲酒「生搾り」は傑作だ。
サッポロの売りであるコクがほどよく出ている。
あとは、社風というか、身分制度や封建的特権の廃止を断行すれば、強い会社になっていくのはまちがいない。
小さな会社だから、上と下がもっと仲良くすれば、必ず業績は回復すると、私は信じている。
上士だの、郷士だの、領民だのと、小さな会社でやっても、”目くそ鼻くそを笑う”の類ではないか。
1999年まで社長を務めていた枝元賢造氏は、鹿児島県出身だ。
鹿児島県は、身分や格式にひじょうにうるさい土地柄である。
旧上士の子孫は旧郷士の子孫にあからさまな蔑視をしてはばからない。今でもだ。
鶴丸城所在地の鹿児島市から、同心円状に貴賤のランク付けがされており、県境や離島の人は蛮族あつかいである。
1986年、鹿児島県の大手菓子メーカー、池田製菓(現イケダパン)が倒産して、業界最大手の山崎製パンの軍門にくだった。
それまで上士特権として重役出勤してきた職制たちは、ヤマザキ駐留軍のもとに、早朝からの工場清掃を命じられたとのこと。
トップ企業では出自による「蔭位の制」は通用しない。
あくまで特権意識に固まった上層部がアホだから、倒産したという見方をする。
鹿児島の封建的なやり方がうまくいかなかった一例だ。
ちなみに、イケダパンは地元県民のあつい応援と支持で、負債を計画より早く返済、倒産前以上の利益を出している。
工場や営業現場で働く、旧郷士の子孫や領民出自の人々はたいへんな働き者だ。
鹿児島だけが特殊ではなく、多かれ少なかれ、どこにでもある人類の「業」だとは思う。
19世紀の坂本龍馬も郷士だったから、山内家家臣である上士にいじめられた。離島出身のナポレオンもそうだった。
ただ、鹿児島はよそより濃厚なだけだ。
そうした身分秩序の強い風土の出身である枝元氏の嗜好が、サッポロ特有の官僚的風土と重なって、ルイ14世治下のフランスのような、厳正なるサッポロ身分制度が確立したのだと、思われる。
21世紀、職制が封建的特権にあぐらをかくだけでは、民間会社は生き残れないだろう。
おいしいビールをこれからも愛飲したいから、サッポロビールには、まだまだがんばってほしい。
サッポロといえば、新商品の回転が異様にはやいことでも有名だ。「いいなあ」と思った銘柄でも2〜3か月もすれば、店頭から消えてまったく新しい商品が登場する。
この試行錯誤のリズムは「生搾り」の成功でやっとおさまりをつけているようだ。
どうしてサッポロはパッとしないんだろう。
法人営業では、依然としてサッポロは強いといわれている。それにあぐらをかいていたからなのか。
実は、サッポロビールという会社は、大変な身分制度が確立していた。
東京大学法学部の出身でなければ、役員にはなれなかったという。
それ以外の大学出身者、つまり「他学」は出世できないシステムにあった。
少なくとも、1999年に枝元賢造氏が社長を辞任するまで、この制度が非公式ながら企業文化として、定着していた。
それが、業績低迷で枝元氏は会長に棚上げ。「他学」の早稲田大学出身の社長が登場する。
この社長はたいへんな苦労をなさった・・・と推察できる。
自分よりも格が上の、つまり東京大学法学部出身の「大貴族」に、自己改革をせまったのだから。しかも大御所(枝元氏)は健在だ。
なんとかして結果をださねば、という重圧からだろう、次から次と銘柄を打ち出した。
しかし、焦れば焦るほど、消費者側では、またいい加減な商品をつくっているんじゃないか?と不審におもいはじめた。「生搾り」誕生までの長い冬である・・・。
下郎の「他学」を抜擢するという、画期的人事改革からだいぶ経つが、いっこうにサッポロはパッとしない。
企業文化というものは、たしかに一朝一夕にはかわらない。
契約農家とともにがんばってはいるが、彼らを領民あつかいしているのではないか?そういう疑問もでてくる。しっかりとしてほしいものだ。
サッポロの発砲酒「生搾り」は傑作だ。
サッポロの売りであるコクがほどよく出ている。
あとは、社風というか、身分制度や封建的特権の廃止を断行すれば、強い会社になっていくのはまちがいない。
小さな会社だから、上と下がもっと仲良くすれば、必ず業績は回復すると、私は信じている。
上士だの、郷士だの、領民だのと、小さな会社でやっても、”目くそ鼻くそを笑う”の類ではないか。
1999年まで社長を務めていた枝元賢造氏は、鹿児島県出身だ。
鹿児島県は、身分や格式にひじょうにうるさい土地柄である。
旧上士の子孫は旧郷士の子孫にあからさまな蔑視をしてはばからない。今でもだ。
鶴丸城所在地の鹿児島市から、同心円状に貴賤のランク付けがされており、県境や離島の人は蛮族あつかいである。
1986年、鹿児島県の大手菓子メーカー、池田製菓(現イケダパン)が倒産して、業界最大手の山崎製パンの軍門にくだった。
それまで上士特権として重役出勤してきた職制たちは、ヤマザキ駐留軍のもとに、早朝からの工場清掃を命じられたとのこと。
トップ企業では出自による「蔭位の制」は通用しない。
あくまで特権意識に固まった上層部がアホだから、倒産したという見方をする。
鹿児島の封建的なやり方がうまくいかなかった一例だ。
ちなみに、イケダパンは地元県民のあつい応援と支持で、負債を計画より早く返済、倒産前以上の利益を出している。
工場や営業現場で働く、旧郷士の子孫や領民出自の人々はたいへんな働き者だ。
鹿児島だけが特殊ではなく、多かれ少なかれ、どこにでもある人類の「業」だとは思う。
19世紀の坂本龍馬も郷士だったから、山内家家臣である上士にいじめられた。離島出身のナポレオンもそうだった。
ただ、鹿児島はよそより濃厚なだけだ。
そうした身分秩序の強い風土の出身である枝元氏の嗜好が、サッポロ特有の官僚的風土と重なって、ルイ14世治下のフランスのような、厳正なるサッポロ身分制度が確立したのだと、思われる。
21世紀、職制が封建的特権にあぐらをかくだけでは、民間会社は生き残れないだろう。
おいしいビールをこれからも愛飲したいから、サッポロビールには、まだまだがんばってほしい。
2008年06月25日
家庭を支えるイイ女 男の出世は女しだい〜NHK大河ドラマ「篤姫」〜
NHK大河ドラマ「篤姫」が高視聴率で人気があります。
テレビでは幕末モノで視聴率の取れたためしが、これまであんまりなかったらしくて、関係者は大喜びだそうです。
手垢のついた幕末青春グラフィティーではないこと、幕府側の観点から幕末をとらえていること、その基本ベースに官軍となる薩摩の物語がブレンドされてくる。
そういう背景の中、かつての仲間たちは、各々の道を進むことになる・・・。
単純に薩長のスーパースターが古い社会を壊して、日本の夜明けをつくりだすの志士が国づくりをするパターンではない。
また、夫婦間のいたわりやはげましが、毎回でてきます。
大変な時代であるけれども、「篤姫」の女性陣は、みな泰然自若、生き生きとしています。
男連中が凹んだり、心を閉ざしていても、カミさん連中は包み込んでときほぐし、男たちをヒーローに育て上げます。それもごく自然に。
結婚もいいものだ、そうおもった視聴者は多いのではないでしょうか。
主人公の篤姫は薩摩から江戸の将軍のもとに嫁ぎます。旅立つとき、一度として振り返ることなく、江戸城大奥に入ります。
そして、この賢夫人は、暗殺におびえ、こもりがちだった夫の将軍家定を、だんだんイイ男に変えていきます。
理想的な夫婦愛ですね。
あと、篤姫の幼馴染の尚五郎にみる、西郷や大久保とのあつい友情・・・。
これらの要素が「篤姫」の魅力だと思います。
尚五郎夫人のお近は、まだ未熟で弱い性格の夫をときには立てて、ときには叱咤して、励まし育てています。
薩摩の幻の青年宰相、小松帯刀は泣き虫尚五郎の後身です。
彼も賢夫人、お近の作品なのかもしれませんね。男の出世は女しだい、ほんとうですな。
おそらく、「篤姫」には、夫婦愛のあり方がテーマにおりこまれているのでしょう。
長く続いた不信をお互いに許しあった島津斉彬夫婦、
仕事はいまいちだがマイホームは天下一、篤姫実家の島津忠剛夫婦、
貧しいながらも誇りをもって生きる大久保利世夫婦、・・・。
いろんな形の夫婦愛が毎回毎回、登場します。
家庭というのは、人間の安らぎの最後の砦なのかもしれません。
、
テレビでは幕末モノで視聴率の取れたためしが、これまであんまりなかったらしくて、関係者は大喜びだそうです。
手垢のついた幕末青春グラフィティーではないこと、幕府側の観点から幕末をとらえていること、その基本ベースに官軍となる薩摩の物語がブレンドされてくる。
そういう背景の中、かつての仲間たちは、各々の道を進むことになる・・・。
単純に薩長のスーパースターが古い社会を壊して、日本の夜明けをつくりだすの志士が国づくりをするパターンではない。
また、夫婦間のいたわりやはげましが、毎回でてきます。
大変な時代であるけれども、「篤姫」の女性陣は、みな泰然自若、生き生きとしています。
男連中が凹んだり、心を閉ざしていても、カミさん連中は包み込んでときほぐし、男たちをヒーローに育て上げます。それもごく自然に。
結婚もいいものだ、そうおもった視聴者は多いのではないでしょうか。
主人公の篤姫は薩摩から江戸の将軍のもとに嫁ぎます。旅立つとき、一度として振り返ることなく、江戸城大奥に入ります。
そして、この賢夫人は、暗殺におびえ、こもりがちだった夫の将軍家定を、だんだんイイ男に変えていきます。
理想的な夫婦愛ですね。
あと、篤姫の幼馴染の尚五郎にみる、西郷や大久保とのあつい友情・・・。
これらの要素が「篤姫」の魅力だと思います。
尚五郎夫人のお近は、まだ未熟で弱い性格の夫をときには立てて、ときには叱咤して、励まし育てています。
薩摩の幻の青年宰相、小松帯刀は泣き虫尚五郎の後身です。
彼も賢夫人、お近の作品なのかもしれませんね。男の出世は女しだい、ほんとうですな。
おそらく、「篤姫」には、夫婦愛のあり方がテーマにおりこまれているのでしょう。
長く続いた不信をお互いに許しあった島津斉彬夫婦、
仕事はいまいちだがマイホームは天下一、篤姫実家の島津忠剛夫婦、
貧しいながらも誇りをもって生きる大久保利世夫婦、・・・。
いろんな形の夫婦愛が毎回毎回、登場します。
家庭というのは、人間の安らぎの最後の砦なのかもしれません。
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2008年06月24日
トヨタとソニー 〜出自を恥じるなかれ!〜
元ソニー社長の出井伸之氏の顔の変遷をたどっていくと、ソニーという会社の体質がみてとれる。技術者はどうか知らないが、ソニーという会社はアメリカ一辺倒です。
出井社長の活躍していた当時、国内ではきりっとしてとても覇気がみなぎっていました。しかし、舞台をアメリカのNYウォール街表に移すと、打って変って田舎者特有のつくり笑顔になる。
典型的な「ギブミー チョコレート世代」ですね。
もとが、弱電なんだから、その出自を基盤にしておけばいいのに、映画だのゲームだの華やかなソフト業に軸足を移すという、これまた典型的な田舎者のしくじりパターン・・・。
ナポレオンがヨーロッパ旧家と婚姻をなし、よしみを通じたと、思いこんだのと、同じだ。コルシカの田舎者が軍事にものをいわせてここまできた。それでいいのに、皇帝は上しか見ていなかった・・・。
天外伺朗(てんげ しろう)さんという作家がいます。技術者としては、CDやアイボを世にだした有名な方です。本名は土井利忠、江戸時代初期に活躍した政治家、土井大炊頭利勝の末裔で、最終肩書はソニー上級常務取締役。
この方は、近年アメリカの成果主義を採用して、どんどん転落していった、古巣のソニーを批判しています。
しかし実は、この天外さんもまた、日本経営の良さをアメリカの学者から学んでいるわけですね。
『マネジメント革命 「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ』(天外 伺朗/講談社/2006)
に、そのくやしさがでております。成果主義を日本に輸出して自分たちはせっせと優れた日本式を研究していると・・・。
どこまでいってもソニー人は、「GIジョー」からもらうチョコやガムでなければ、信用できないのでしょうね。
あれほどきりっとしていた出井社長(当時)は、業績が悪化して、あこがれのNY表からそっぽをむかれたら、急に顔つきがかわってしまってた。
いじめられっこ特有の顔になってしまった。目は草食動物のようにキラキラして、そのオドオドした顔たるや、ソニーの動揺そのものでした。膝が震えた総司令官ほど、哀愁をいざなう存在はない。
ひるがえって、ふてぶてしいくらい、健全財政でなおかつ冷徹に経営をすすめる企業もあります。
いうまでもなくトヨタ自動車です。
この会社は、かつて金繰りで苦労したことがあり、とことん倹約に徹することで、トヨタ銀行ともいわれる健全な経営を行っている。(この話は、期間従業員受け入れのとき、必ず受講させます。)
自分たちが田舎者のしがないクルマ屋であることを自覚しており、三河方言を堂々と使っている。
ようするに成長期のローマ人やモンゴルと同じである。ギリシア人や、中国本土人にアホよばわりされても連中はいっこうに平気だった。
トヨタの労働者は、精神と肉体をギリギリまで駆使させられています。トップ層はそのことに何の呵責も感じてはいません。
砂をかむような単純労働の日々の中、トヨタの労働者は、おそらく血も涙もない経営陣を憎んでいることでしょう。
しかし、その一方で、これだけの締め付けがあるからこそトヨタは強いことも熟知しているのが、同じトヨタの労働者です。
前にも書きましたが、東京にみきりをつけて中部に幕府をひらこうとしています。それもこれも、自分たちの経験のみを土台にしていることが特色です。
何と言われようと、自分たちの経験値をまず大事にするトヨタと、
まずは「Hey, MP! Give me chocolate!!」のソニー・・・、
会社も国家も個人も、明暗をわけるのは、自分をしがない存在として直視できるか、という点にあるのでは、と思います。
出井社長の活躍していた当時、国内ではきりっとしてとても覇気がみなぎっていました。しかし、舞台をアメリカのNYウォール街表に移すと、打って変って田舎者特有のつくり笑顔になる。
典型的な「ギブミー チョコレート世代」ですね。
もとが、弱電なんだから、その出自を基盤にしておけばいいのに、映画だのゲームだの華やかなソフト業に軸足を移すという、これまた典型的な田舎者のしくじりパターン・・・。
ナポレオンがヨーロッパ旧家と婚姻をなし、よしみを通じたと、思いこんだのと、同じだ。コルシカの田舎者が軍事にものをいわせてここまできた。それでいいのに、皇帝は上しか見ていなかった・・・。
天外伺朗(てんげ しろう)さんという作家がいます。技術者としては、CDやアイボを世にだした有名な方です。本名は土井利忠、江戸時代初期に活躍した政治家、土井大炊頭利勝の末裔で、最終肩書はソニー上級常務取締役。
この方は、近年アメリカの成果主義を採用して、どんどん転落していった、古巣のソニーを批判しています。
しかし実は、この天外さんもまた、日本経営の良さをアメリカの学者から学んでいるわけですね。
『マネジメント革命 「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ』(天外 伺朗/講談社/2006)
に、そのくやしさがでております。成果主義を日本に輸出して自分たちはせっせと優れた日本式を研究していると・・・。
どこまでいってもソニー人は、「GIジョー」からもらうチョコやガムでなければ、信用できないのでしょうね。
あれほどきりっとしていた出井社長(当時)は、業績が悪化して、あこがれのNY表からそっぽをむかれたら、急に顔つきがかわってしまってた。
いじめられっこ特有の顔になってしまった。目は草食動物のようにキラキラして、そのオドオドした顔たるや、ソニーの動揺そのものでした。膝が震えた総司令官ほど、哀愁をいざなう存在はない。
ひるがえって、ふてぶてしいくらい、健全財政でなおかつ冷徹に経営をすすめる企業もあります。
いうまでもなくトヨタ自動車です。
この会社は、かつて金繰りで苦労したことがあり、とことん倹約に徹することで、トヨタ銀行ともいわれる健全な経営を行っている。(この話は、期間従業員受け入れのとき、必ず受講させます。)
自分たちが田舎者のしがないクルマ屋であることを自覚しており、三河方言を堂々と使っている。
ようするに成長期のローマ人やモンゴルと同じである。ギリシア人や、中国本土人にアホよばわりされても連中はいっこうに平気だった。
トヨタの労働者は、精神と肉体をギリギリまで駆使させられています。トップ層はそのことに何の呵責も感じてはいません。
砂をかむような単純労働の日々の中、トヨタの労働者は、おそらく血も涙もない経営陣を憎んでいることでしょう。
しかし、その一方で、これだけの締め付けがあるからこそトヨタは強いことも熟知しているのが、同じトヨタの労働者です。
前にも書きましたが、東京にみきりをつけて中部に幕府をひらこうとしています。それもこれも、自分たちの経験のみを土台にしていることが特色です。
何と言われようと、自分たちの経験値をまず大事にするトヨタと、
まずは「Hey, MP! Give me chocolate!!」のソニー・・・、
会社も国家も個人も、明暗をわけるのは、自分をしがない存在として直視できるか、という点にあるのでは、と思います。
2008年06月23日
ドイツの長い手
EUヨーロッパ連合は、一致団結して、ゆるやかな発展を国是としています。
もう宗教的情熱に身を焦がして、「十字軍」を企画することもなければ、実は意外と手間のかかる世界覇権に熱をあげることもないでしょう。
アメリカは覇権がこれほどにも根気の要る仕事だったといまさらながら、腰が引けています。中途半端で放り投げようとしています。
情けない・・・というのは、いつかまた稿を改めるとして、今はEUの話です。
ドイツは中世のころから、東方植民に、情熱を捧げてきました。ドイツ騎士団というのもその一例です。
有名な第三帝国にあっては、ゲルマン人による東方植民都市と農業促進をヒットラーは国策としました。
一方、もう一方の由緒あるドイツの雄、オーストリア帝国(ハプスブルク家)も、覇権を握った16世紀以来、オスマン・トルコと鍔迫り合いをして、黒海進出を狙っていました。これも東方政策です。
ドイツはこのように東方に目を向けてきましたが、冷戦後、中央アジアにまで、手をのばします。
カザフスタンの首都アスタナや旧都アルアマティにあるスポーツジムの備品、これは説明書はドイツ語でかかれているし、製品そのものがドイツ製でした。ドイツ銀行はかなりの投資をカザフスタンにしています。
ウズベキスタンやトルクメニスタンにも、おそらくドイツの影響があることでしょう。
ちなみに、旧ソ連圏では、技術者はドイツ語ができなければ話にならないのだそうです。
実際に、モスクワで働いていたスペインのバスク地方出身の技術者が、そう私に話してくれました。
そういえば、サンクト・ペテルブルクはドイツ語ですよね。
近年はさらに東へと進んで、2006年のモンゴル帝国創立800年に備えて、いろんな催しが開かれたそうです。
かつてモンゴル帝国の首都だった、カラコルム(現ハラホリン)の発掘は、全面的にドイツの学術団体が行っているとのことです。
いうまでもなくドイツは大陸の国です。ですからユーラシア大陸の一員として、物事を考えるのではないでしょうか?
ユーラシアの列強たちは、アメリカ帝国の干渉を排除していくことで、利害を一致させています。
SCO(上海協力機構)もそのひとつです。
アフガニスタンは、チンギス・カンすらも落とせませんでした。孫のフレグが、徹底した根回しをやって、ようやく配下に組み入れたのです。
EUは、圏内を固めた上で、ユーラシア全土に目を向けています。
ヨーロッパには、すぐれた環境ビジネスもあるので、中国に進出するでしょう。
が、かつて租界地をつくったような、あからさまな侵略はもはやしないです。
環境重視の彼らにしてみれば、つつましくとも、静かに暮らせればそれが目下の最善なのですから。
覇権を求めず、内を固めてぼちぼちと、
いうなれば、老子の心境でしょうか。物欲の行きつく先は、案外と、シンプルな生活なのかもしれません。
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もう宗教的情熱に身を焦がして、「十字軍」を企画することもなければ、実は意外と手間のかかる世界覇権に熱をあげることもないでしょう。
アメリカは覇権がこれほどにも根気の要る仕事だったといまさらながら、腰が引けています。中途半端で放り投げようとしています。
情けない・・・というのは、いつかまた稿を改めるとして、今はEUの話です。
ドイツは中世のころから、東方植民に、情熱を捧げてきました。ドイツ騎士団というのもその一例です。
有名な第三帝国にあっては、ゲルマン人による東方植民都市と農業促進をヒットラーは国策としました。
一方、もう一方の由緒あるドイツの雄、オーストリア帝国(ハプスブルク家)も、覇権を握った16世紀以来、オスマン・トルコと鍔迫り合いをして、黒海進出を狙っていました。これも東方政策です。
ドイツはこのように東方に目を向けてきましたが、冷戦後、中央アジアにまで、手をのばします。
カザフスタンの首都アスタナや旧都アルアマティにあるスポーツジムの備品、これは説明書はドイツ語でかかれているし、製品そのものがドイツ製でした。ドイツ銀行はかなりの投資をカザフスタンにしています。
ウズベキスタンやトルクメニスタンにも、おそらくドイツの影響があることでしょう。
ちなみに、旧ソ連圏では、技術者はドイツ語ができなければ話にならないのだそうです。
実際に、モスクワで働いていたスペインのバスク地方出身の技術者が、そう私に話してくれました。
そういえば、サンクト・ペテルブルクはドイツ語ですよね。
近年はさらに東へと進んで、2006年のモンゴル帝国創立800年に備えて、いろんな催しが開かれたそうです。
かつてモンゴル帝国の首都だった、カラコルム(現ハラホリン)の発掘は、全面的にドイツの学術団体が行っているとのことです。
いうまでもなくドイツは大陸の国です。ですからユーラシア大陸の一員として、物事を考えるのではないでしょうか?
ユーラシアの列強たちは、アメリカ帝国の干渉を排除していくことで、利害を一致させています。
SCO(上海協力機構)もそのひとつです。
アフガニスタンは、チンギス・カンすらも落とせませんでした。孫のフレグが、徹底した根回しをやって、ようやく配下に組み入れたのです。
EUは、圏内を固めた上で、ユーラシア全土に目を向けています。
ヨーロッパには、すぐれた環境ビジネスもあるので、中国に進出するでしょう。
が、かつて租界地をつくったような、あからさまな侵略はもはやしないです。
環境重視の彼らにしてみれば、つつましくとも、静かに暮らせればそれが目下の最善なのですから。
覇権を求めず、内を固めてぼちぼちと、
いうなれば、老子の心境でしょうか。物欲の行きつく先は、案外と、シンプルな生活なのかもしれません。
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2008年06月22日
英語の学び方
おまたせしました。英語の学び方です。
結論からいいます。暗記です。ひたすら単語とか例文を憶えること、それしかありません。
もっと楽したい、そんな方法があるに違いない、教え方が間違っているから・・・。
そんなささやきが聞こえてきそうです。
経験からしても、実際に沢山いましたし、これからも星の数ほどあらわれるでしょう。
はっきりと言っておきますが、自分が主体となって勉強しない限り、どこの学校も合格させてはくれません。
また、社会にでたところで、どこの会社も、役所も、戦力として相手にしてくれません。
鉛筆をにぎることさえせず、「カネ払っているんだからはやく合格させて」、と、ボーっとしても、世界は非情です。
勉強なんて苦しいことはさっさと止めて、ご両親の人脈とか、お金の力で合格させてもらってくださいね。
そんなおバカさんは、少なくとも石晋ウルスでは破門します。大手塾、大手予備校でがんばってください。あなたのようなおバカをいつでも歓迎してくれますから。
本題に入ります。
自分をバカで、マヌケな人間さまだと自覚してください。まかり間違っても、エリートを目指す秀才なのだなんて思わないように。
マヌケになりきったら、教科書の単語、大学受験生なら、
『英単語ターゲット1900―大学入試出る順 』(宮川 幸久/旺文社 大学JUKEN新書)
をとにかく、10回写しましょう。最初は間違えないように、だんだんスピードをだして、何も考えず肉体労働でやりましょう。集中してきたら自然に単語を小声で復誦しているものです。次のページに進んだら前のページを憶えているか心配ですが、
マヌケになりきったのだから、憶えていないのは当然。気にしないでガンガンすすめてください。
目標、一冊やりきること!
えらい先生がのたまう、接頭語がどうの、接尾語がどうの、類義語、アクセントがどったらこったらというのは、あとでいいです。」
そういった付属事項は、「核となる知識すなわち単語そのものを記憶したあとでいっこうにさしつかえない。あまり神経(大脳のこと)に負担をかけないほうがいいですよ。そのためにせっかくマヌケに変身したのに、意味なくなりますから。
純粋肉体労働の単語筆写を一定の時間がんばったら、ホットタイムをとってから、文章を読みましょう。
もちろんテキストは教科書。声をだして読みましょう。一定のスピードをだせるまでがんばりましょう。必ずできます。必ずです。よみましょう。
マヌケなあなたにとって、異国のことばがスラスラ言えるようになるというのは、愉快でたまらないはずです。
大学受験生ならおなじみの
『英文標準問題精講』(原仙作・中原道喜/旺文社/ 新装5訂版)
ですね。古今の名文が載っていますから、人間学としても使えます。
堂々と訳例をカンニングしながらやってください。
ポイントは何も考えずにやることです。
語学にアタマは必要ありません。テストや受験は当然のことながら、将来、外国人とタメで話したかったら、がんばって筋肉労働で憶えましょう。
結論からいいます。暗記です。ひたすら単語とか例文を憶えること、それしかありません。
もっと楽したい、そんな方法があるに違いない、教え方が間違っているから・・・。
そんなささやきが聞こえてきそうです。
経験からしても、実際に沢山いましたし、これからも星の数ほどあらわれるでしょう。
はっきりと言っておきますが、自分が主体となって勉強しない限り、どこの学校も合格させてはくれません。
また、社会にでたところで、どこの会社も、役所も、戦力として相手にしてくれません。
鉛筆をにぎることさえせず、「カネ払っているんだからはやく合格させて」、と、ボーっとしても、世界は非情です。
勉強なんて苦しいことはさっさと止めて、ご両親の人脈とか、お金の力で合格させてもらってくださいね。
そんなおバカさんは、少なくとも石晋ウルスでは破門します。大手塾、大手予備校でがんばってください。あなたのようなおバカをいつでも歓迎してくれますから。
本題に入ります。
自分をバカで、マヌケな人間さまだと自覚してください。まかり間違っても、エリートを目指す秀才なのだなんて思わないように。
マヌケになりきったら、教科書の単語、大学受験生なら、
『英単語ターゲット1900―大学入試出る順 』(宮川 幸久/旺文社 大学JUKEN新書)
をとにかく、10回写しましょう。最初は間違えないように、だんだんスピードをだして、何も考えず肉体労働でやりましょう。集中してきたら自然に単語を小声で復誦しているものです。次のページに進んだら前のページを憶えているか心配ですが、
マヌケになりきったのだから、憶えていないのは当然。気にしないでガンガンすすめてください。
目標、一冊やりきること!
えらい先生がのたまう、接頭語がどうの、接尾語がどうの、類義語、アクセントがどったらこったらというのは、あとでいいです。」
そういった付属事項は、「核となる知識すなわち単語そのものを記憶したあとでいっこうにさしつかえない。あまり神経(大脳のこと)に負担をかけないほうがいいですよ。そのためにせっかくマヌケに変身したのに、意味なくなりますから。
純粋肉体労働の単語筆写を一定の時間がんばったら、ホットタイムをとってから、文章を読みましょう。
もちろんテキストは教科書。声をだして読みましょう。一定のスピードをだせるまでがんばりましょう。必ずできます。必ずです。よみましょう。
マヌケなあなたにとって、異国のことばがスラスラ言えるようになるというのは、愉快でたまらないはずです。
大学受験生ならおなじみの
『英文標準問題精講』(原仙作・中原道喜/旺文社/ 新装5訂版)
ですね。古今の名文が載っていますから、人間学としても使えます。
堂々と訳例をカンニングしながらやってください。
ポイントは何も考えずにやることです。
語学にアタマは必要ありません。テストや受験は当然のことながら、将来、外国人とタメで話したかったら、がんばって筋肉労働で憶えましょう。
2008年06月21日
奥さんは台所さま
老いも若きも、奥様がたは、旦那さまからの愛に飢えておられます。
「釣った魚に餌はやらない」、こんなはずじゃなかった。結婚前はあれほど、心がとろけるような口説き文句を言ってたくせに、
はぁ、どうして・・、
もうあたしのこと、飽きちゃったのかしら・・・。
そんなことは、ありません。女の方が恋愛と結婚との区別がついていないだけなのです。
男はどうして結婚するのか? 家庭をつくりたいからです。人生の橋頭保を確保したいのです。
奥さんに選ぶのは、家政ができる方、癒しのできる方です。癒しができる方は夫の潜在能力を開発させるので、当然ながら、繁栄が約束されます。
家政とは、文字通り家を統治することです。夫のパートナーとして、どうしたらマイ家庭を発展させることができるか、その目標に向かって日々頑張ることです。
武家社会でいえば、台所さまです。
代表的なのは、豊臣秀吉夫人の北の政所、
織田信長の前半生を支えた正妻濃姫、
明智光秀夫人の熙子、
徳川家康側室の阿茶の局、
フランスでは、皇帝ナポレオン1世の皇后ジョゼフィーヌ、
国王ルイ15世公式寵姫のポンパドゥール侯爵夫人、
国王ルイ14世公式寵姫のマントノン侯爵夫人、
イギリスでは、国王ヘンリー8世の6番目の王妃キャサリン・パー
とまあ、思い浮かべるだけでもけっこうでてきます。「内助の功」というのは、彼女たちのためにある言葉といってもおかしくありません。
官民問わず、欧米のエリートが、奥さんを「愛してる愛してる」と、臆面もなく人前で言うのは、家政の苦労に対する彼らのほんのねぎらいです。
家事をお手伝いするのも、同じくほんのお返しなのです。奥さんにむりやり皿洗いをやらされている日本の平均家庭とは違います。
台所さまとして、上司の奥様の嗜好、部下の相談窓口、会合に招く人の人選からメニュー開発まで、台所さまは知恵を絞って、家庭発展に尽くします。
同じく、日本の政治家夫人や、経営者夫人、将来頭角をあらわすビジネスマンの奥さんはやっぱりちがいます。台所さまの自覚がはっきりとでています。
それにひきかえ、夫がかまってくれないだの、いつまでたってもダイヤを買ってくれないだの・・・、
と「もらう」ことばっかり考えているのが、多くの既婚夫人、未婚女性、要するに女性の大半ではないでしょうか。
精神が「女の子」のまんま、家庭に入ってしまった、マリーアントワネットの現代版。
男性は、こんな「女の子」奥さんをもらったら、それこそ家運は傾きます。事実、フランスでは革命がおきました。
顔がかわいい、スタイルがいい、肌がきれいだ、おとなしい、セックスがうまい・・・奥さんを選ぶ基準は男の数だけあります。
が、台所さまという要素も、大切だと思うのです。
給料の運び屋程度に考えて、ヒルズ族と比べて夫の甲斐性なしを非難してばかりいては、家庭は発展しないと思います。
世の未婚男性のかた、奥さん選びは慎重にしましょうね。
「釣った魚に餌はやらない」、こんなはずじゃなかった。結婚前はあれほど、心がとろけるような口説き文句を言ってたくせに、
はぁ、どうして・・、
もうあたしのこと、飽きちゃったのかしら・・・。
そんなことは、ありません。女の方が恋愛と結婚との区別がついていないだけなのです。
男はどうして結婚するのか? 家庭をつくりたいからです。人生の橋頭保を確保したいのです。
奥さんに選ぶのは、家政ができる方、癒しのできる方です。癒しができる方は夫の潜在能力を開発させるので、当然ながら、繁栄が約束されます。
家政とは、文字通り家を統治することです。夫のパートナーとして、どうしたらマイ家庭を発展させることができるか、その目標に向かって日々頑張ることです。
武家社会でいえば、台所さまです。
代表的なのは、豊臣秀吉夫人の北の政所、
織田信長の前半生を支えた正妻濃姫、
明智光秀夫人の熙子、
徳川家康側室の阿茶の局、
フランスでは、皇帝ナポレオン1世の皇后ジョゼフィーヌ、
国王ルイ15世公式寵姫のポンパドゥール侯爵夫人、
国王ルイ14世公式寵姫のマントノン侯爵夫人、
イギリスでは、国王ヘンリー8世の6番目の王妃キャサリン・パー
とまあ、思い浮かべるだけでもけっこうでてきます。「内助の功」というのは、彼女たちのためにある言葉といってもおかしくありません。
官民問わず、欧米のエリートが、奥さんを「愛してる愛してる」と、臆面もなく人前で言うのは、家政の苦労に対する彼らのほんのねぎらいです。
家事をお手伝いするのも、同じくほんのお返しなのです。奥さんにむりやり皿洗いをやらされている日本の平均家庭とは違います。
台所さまとして、上司の奥様の嗜好、部下の相談窓口、会合に招く人の人選からメニュー開発まで、台所さまは知恵を絞って、家庭発展に尽くします。
同じく、日本の政治家夫人や、経営者夫人、将来頭角をあらわすビジネスマンの奥さんはやっぱりちがいます。台所さまの自覚がはっきりとでています。
それにひきかえ、夫がかまってくれないだの、いつまでたってもダイヤを買ってくれないだの・・・、
と「もらう」ことばっかり考えているのが、多くの既婚夫人、未婚女性、要するに女性の大半ではないでしょうか。
精神が「女の子」のまんま、家庭に入ってしまった、マリーアントワネットの現代版。
男性は、こんな「女の子」奥さんをもらったら、それこそ家運は傾きます。事実、フランスでは革命がおきました。
顔がかわいい、スタイルがいい、肌がきれいだ、おとなしい、セックスがうまい・・・奥さんを選ぶ基準は男の数だけあります。
が、台所さまという要素も、大切だと思うのです。
給料の運び屋程度に考えて、ヒルズ族と比べて夫の甲斐性なしを非難してばかりいては、家庭は発展しないと思います。
世の未婚男性のかた、奥さん選びは慎重にしましょうね。
2008年06月20日
カレーの効用
今日は、身近な話をします。
浅草、すし屋通りのインドカレー店シャゴリカでカレーバイキング(平日900円税込)を食べました。
革命家マラーよろしく、皮膚炎で日ごろ悩まされている私は、あんまり汗をかくと症状がひどくなるのでは、と、控えていたのですが、ふいに食べたくなって、浅草まで自転車をとばしました。
タオルを用意して頭にしっかりと巻いて、4種類のカレーに挑戦します。汗の8割は額から流れてくるので汗止めに巻いたタオルは大当たり。無事にその任務を果たしてくれました。
じつにおいしかった。中辛キーマカレーはクリーミーでうまかったし、辛口ヴェジタブルカレーは顔が一気に燃え上がりました。
サフランライスも、ナンも今日は脇役で、ひたすらキーマカレーの魅力に屈しました。
ヨーグルトとサラダはカレー料理には不可欠ですね。火照った頭を冷やしてくれます。
あと2種の甘口豆カレー、チキンのインド風煮込みカレーもうまかったけど、やはりキーマが一番。これでもかというくらい、胃につぎ込みます!
顔見知りのマスターが「美味しいですか?」とニコニコして訊きに来ました。
「最高ですよ」と、わたし。
喉元の汗をみて笑っていました。
いつもいる陽気な女の方(日本人)は? と訊くと、休日とのこと。
このオバちゃんがいるときは、ナンは蜂蜜入りなんですね。
いつか、辛口カレーが売り切れたとき、クリーミーなネパール風たけのこカレーを出してくれったけ。絶品だったのは言うまでもない。
さて、
こんなに食べて、胃弱にならないだろうか・・・。こんな心配をしながら、レジに置いているインドカレー店お約束の顆粒をほおばります。
それから8時間経ちますが、いっこうに苦しくありません。順調に消化がいっているのでしょうね。体の調子も良くなってきたような錯覚もあります。
レトルトカレー特有の胃のもたれがありません。
これからも、時々利用しようとおもいます。
胃腸の調子もよくなるし、汗かいて爽快だし、満腹にもなる。いいことづくめのカレー料理です。
インドカレー&バングラデシュ料理 シャゴリカ 浅草本店
TEL 03-3844-7371
地下鉄銀座線 浅草駅/田原町駅 徒歩5分
浅草 すし屋通り
ランチバイキング(11:00〜15:00)は平日900円〜
浅草、すし屋通りのインドカレー店シャゴリカでカレーバイキング(平日900円税込)を食べました。
革命家マラーよろしく、皮膚炎で日ごろ悩まされている私は、あんまり汗をかくと症状がひどくなるのでは、と、控えていたのですが、ふいに食べたくなって、浅草まで自転車をとばしました。
タオルを用意して頭にしっかりと巻いて、4種類のカレーに挑戦します。汗の8割は額から流れてくるので汗止めに巻いたタオルは大当たり。無事にその任務を果たしてくれました。
じつにおいしかった。中辛キーマカレーはクリーミーでうまかったし、辛口ヴェジタブルカレーは顔が一気に燃え上がりました。
サフランライスも、ナンも今日は脇役で、ひたすらキーマカレーの魅力に屈しました。
ヨーグルトとサラダはカレー料理には不可欠ですね。火照った頭を冷やしてくれます。
あと2種の甘口豆カレー、チキンのインド風煮込みカレーもうまかったけど、やはりキーマが一番。これでもかというくらい、胃につぎ込みます!
顔見知りのマスターが「美味しいですか?」とニコニコして訊きに来ました。
「最高ですよ」と、わたし。
喉元の汗をみて笑っていました。
いつもいる陽気な女の方(日本人)は? と訊くと、休日とのこと。
このオバちゃんがいるときは、ナンは蜂蜜入りなんですね。
いつか、辛口カレーが売り切れたとき、クリーミーなネパール風たけのこカレーを出してくれったけ。絶品だったのは言うまでもない。
さて、
こんなに食べて、胃弱にならないだろうか・・・。こんな心配をしながら、レジに置いているインドカレー店お約束の顆粒をほおばります。
それから8時間経ちますが、いっこうに苦しくありません。順調に消化がいっているのでしょうね。体の調子も良くなってきたような錯覚もあります。
レトルトカレー特有の胃のもたれがありません。
これからも、時々利用しようとおもいます。
胃腸の調子もよくなるし、汗かいて爽快だし、満腹にもなる。いいことづくめのカレー料理です。
インドカレー&バングラデシュ料理 シャゴリカ 浅草本店
TEL 03-3844-7371
地下鉄銀座線 浅草駅/田原町駅 徒歩5分
浅草 すし屋通り
ランチバイキング(11:00〜15:00)は平日900円〜

