2008年06月25日

家庭を支えるイイ女 男の出世は女しだい〜NHK大河ドラマ「篤姫」〜

NHK大河ドラマ「篤姫」が高視聴率で人気があります。
テレビでは幕末モノで視聴率の取れたためしが、これまであんまりなかったらしくて、関係者は大喜びだそうです。

手垢のついた幕末青春グラフィティーではないこと、幕府側の観点から幕末をとらえていること、その基本ベースに官軍となる薩摩の物語がブレンドされてくる。
そういう背景の中、かつての仲間たちは、各々の道を進むことになる・・・。
単純に薩長のスーパースターが古い社会を壊して、日本の夜明けをつくりだすの志士が国づくりをするパターンではない。

また、夫婦間のいたわりやはげましが、毎回でてきます。
大変な時代であるけれども、「篤姫」の女性陣は、みな泰然自若、生き生きとしています。
男連中が凹んだり、心を閉ざしていても、カミさん連中は包み込んでときほぐし、男たちをヒーローに育て上げます。それもごく自然に。
結婚もいいものだ、そうおもった視聴者は多いのではないでしょうか。

主人公の篤姫は薩摩から江戸の将軍のもとに嫁ぎます。旅立つとき、一度として振り返ることなく、江戸城大奥に入ります。
そして、この賢夫人は、暗殺におびえ、こもりがちだった夫の将軍家定を、だんだんイイ男に変えていきます。
理想的な夫婦愛ですね。

あと、篤姫の幼馴染の尚五郎にみる、西郷や大久保とのあつい友情・・・。
これらの要素が「篤姫」の魅力だと思います。

尚五郎夫人のお近は、まだ未熟で弱い性格の夫をときには立てて、ときには叱咤して、励まし育てています。
薩摩の幻の青年宰相、小松帯刀は泣き虫尚五郎の後身です。
彼も賢夫人、お近の作品なのかもしれませんね。男の出世は女しだい、ほんとうですな。

おそらく、「篤姫」には、夫婦愛のあり方がテーマにおりこまれているのでしょう。

長く続いた不信をお互いに許しあった島津斉彬夫婦、
仕事はいまいちだがマイホームは天下一、篤姫実家の島津忠剛夫婦、
貧しいながらも誇りをもって生きる大久保利世夫婦、・・・。

いろんな形の夫婦愛が毎回毎回、登場します。

家庭というのは、人間の安らぎの最後の砦なのかもしれません。













Posted by ときうす at 20:40  |Comments(0)TrackBack(0) | 家庭 , 歴史 , 心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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