2012年02月04日

「特急便ガール」・・美奈川護

上司をぶん殴って一部上場の企業を辞めた 陸上部出身の陶子さん。
同期の男の紹介で、ハンドキャリー便の会社に就職。

ここまで書いて、しっばらく放置してた。
ラノベの雰囲気満載だが、設定が面白いような気がして読んでみたら、たぶんまあまあだったと思う。

出だしがやや陳腐だが、後半になるにつれて面白みと重みが増す。

今知った、続編があるらしい・・・
読むか。

第一話 奔走メッセンジャー

しょっぱなは、入社テスト。

あり得ない住所に配達を命じられる。
神田から銀座経由で品川・・・なんだが、銀座と言っても住所によって利用する地下鉄の路線と乗降駅及び出口が違う。
そこを間違うと非常に時間的なロス。〜うんわかるわかる。
で、銀座9丁目。・・?
そう、銀座は8丁目までしかない。その隣は新橋。
「間違ってますよ!」

正しい住所は銀座6丁目。しかして、駅は銀座。
では、ここからなら丸ノ内線の淡路町。

このあたりは、東京都内しかも23区内に住んでないとその面白みは伝わらないかもしれないなあと思いながら読む。

次は、京都へ。
しかしここからがSFまじり。

ある小箱を抱えて新幹線のドアを開けた途端・・・「ここはどこ?」

陶子さんは、その荷物の思念を読み取り、その荷物の行きたい場所へと空間移動出来てしまうのだった。

静かに横たわる老婆のもとへ届いた、昔々のせつない思い出の品・・・。


第2話  恋文ピアニシモ

配達の品は、ビオラ。
鹿も大阪に行くつもりが、北海道へ飛んでしまった。

第3話 新宿クライベビー

配達の品は、赤ん坊。
住所のない、宛名だけの、配達物。

その伝票の出所から、およその見当をつけ、赤ん坊を抱いた陶子さんが、

ドアを開ける・・・と。

第4話 遠景ウェディングベル

バイク便ユーサービスの成り立ちがわかるお話。

そして陶子さんの、不思議な力の理由も。



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