2009年07月28日

「英雄の書」・・宮部みゆき


51yuBZOQpZL__SL75_.jpg本質的には苦手な宮部ファンタジー。
しかし、宮部さんと聞くと、まあ読まずにはいられないわけで。

読書メーターのユーザーさんたちの評価では、大きく分かれるのだけれど、
そのひとつに 「前半の設定の説明がかったるい長さ」
にうんざりしてるというのがあった。
それでも、後半は一気に読ませる・・・らしい。

51kCmwwM7LL__SL75_.jpgう〜む。・・・私は、というと。
予測通りだったわけだけれど、
「前半の方が好き」しかも「断然」付き。

ファンタジーとしての要素そのものが苦手なんだろうとは思うけれど、
またもや、いろんなものが飛んできたり飛ばされたり、風がびゅーっと吹いたり。

名もない場所の名もない僧たち。
一人でもあり無限数でもある。

その中の一人が、従者として主人公の少女ユーりに付き添う。

多くの人が面白かったという下巻の後半を、わたしはついつい斜めに読んじゃったりした。

前半は楽しんで読んだにもかかわらず。。。

つまり、最も盛り上がる部分が、私にはなんだか
「ど〜でもよかった」わけで。

ハリーポッターの最終巻が面白くなかったのに似てる。かな。

エピローグを蛇足としてた人もあったけれど、
あれがあるってことは、続編ありか?

・・・な?




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宮部みゆき著 「英雄の書」を読む。 このフレーズにシビれた。  ヘイトランドは、既に"紡ぐ者"の手を離れてしまっていて、どうすることもできないのか。ならば、"紡ぐ者"というのは ...
宮部みゆき「英雄の書」【ご本といえばblog】 at 2011年10月22日 10:49
この記事へのコメント
私としては宮部さんの作品にしてはあまり好きじゃなかったです。
結構暗いし、救いようのない話だったからね。
無名僧がどうも悲しいな(T∀T)
終わり方が続編があっても良いように締めくくっていたね。
Posted by Crambom、 at 2009年07月29日 22:44
Crambomさん。

私、ファンタジーは宮部さんのは、だいたい駄目です。
で、今回は、行けるかな〜と思ってたんですけどね・・・。
ブレイブストーリー苦手だったから、まあ予測はしてたんですけどね。
ドリームバスターは好きなのにな。

宮部さんは、時代ものが一番好きです。きっとCrambomさんもじゃない?
Posted by あしか at 2009年07月30日 01:58
好きなのと得意なのは違うのではないか?ということを、宮部さんの作品から感じます。
宮部さんはゲームやファンタジーが好きらしいですね。でも、ファンタジー作品は良いものがたくさんあるので、宮部さんのはレベルが下にしか思えないんです。
あれで売れるのは、宮部さんだからだと思う。

私も宮部さんのは時代物が好きですが、それは宮部さんの書く時代物のレベルが高いからだという気がします。
Posted by ときわ at 2009年08月03日 15:56
ときわ姫さん。

なるほどね。そうかもしれませんね。

でもなぜ、宮部さんはあそこまでファンタジー好きであるのに、ファンタジーに出てくる登場人物の魅力に欠ける話になってしまうのでしょう・・・。
時代ものだとあんなに生き生きとした登場人物が登場するのに、なぜファンタジーになると私は最後までちゃんと興味を持って読むことができないんでしょう・・・。
じゃあ、ドリームバスターが面白いのは、また、どういうところから来るんでしょう・・・。

でも、ときわ姫さんのようなファンタジーのプロから見るとずいぶんいろんなことが見えているんだろうなあと、想像します。

Posted by あしか at 2009年08月04日 12:08
「ドリームバスター」の面白いところなんですが。
私は面白い部分は、ファンタジーじゃないところにあると感じます。
現実世界での話に、あっちの世界の人が関係してくる構成ですが、面白いところは現実世界の方。
今何巻まで出てたかちょっと忘れましたが、近刊になるとファンタジー世界の方が多くなり、面白さが減ってきたと感じてます。

私はゲームを全くしないので当たっているかどうかは自信がありませんが・・・。
宮部さんは好きなゲームの世界を絵が動くように動かして書いているんじゃないのかな。だから動きだけ描写して、思ったこと考えたことを説明してしまってる。
そういうのが面白いと思う人もいるでしょうが、小説をたくさん読んでる私には、物足りなく感じてしまうのだと思います。

まあ宮部さんくらいになると、趣味で書きたいものも書けるということでしょう。出版社だってそれが売れるんだから嬉しいでしょう。
長屋の大家さんがなんだったっけ店子に無理やり聞かせる落語があったわね。あれだな。
Posted by ときわ at 2009年08月04日 15:31
ときわ姫さん。

あ〜!そうなんだ!そうですよ、それだ!
ゲームの世界を、自分の頭の中でシュミレーションして、筆致で描写してるんだ。
ICOなんかがまるでそうだった。
状況描写って、あんなにずっとされたら、読んでられなくなるんですよね。

ドリームバスターは、そう!そうです。
現生の何かの歪みみたいなものから発生した精神的な何かがからめとられたりして、そこの面白さ、なんですよね。
「英雄の書」に関してもまた、私は現生の方がおもしろかったし、でもその意見は、みんなではないんですよね。


Posted by あしか at 2009年08月05日 00:54
 
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