図書館革命 有川浩 メディアワークス
図書館革命
有川浩 / イラスト 徒花スクモ
メディアワークス
― 最終戦争(ハルマゲドン) ―
原子力発電所が襲撃を受けた!!!
襲撃者全員死亡の大規模原発テロ未遂事件!?・・・図書館との関係は?
テロ内容との類似性からテロリストの参考文献となり得る「危険書籍」として小説「原発危機」の作者・当麻蔵人(とうま くらと)氏はメディア良化委員会のターゲットにされてしまった。
もし、メディア良化委員会に捕まれば当麻氏は自由な著作を放棄させられる危険性が!
主人公・笠原郁の所属する関東図書隊で当麻氏の身辺警護を行うことに・・・。
「図書館戦争」シリーズの完結編です。
前3作品(図書館戦争・図書館内乱・図書館危機)では舞台は図書館中心でした。
今回は、出版業界だけでは無くTVを含むマスコミ全体が動き一般国民を巻き込んで「表現の自由」についての意識が大きく変化していきます。
郁と堂上・・・不器用な2人の進展は?
コミカルなラブロマンスの部分は、さすがに巧い!
アクションシーンも満載で、読み応えアリの一気読み。楽しく読めました。
・・・・・
物語が自分の思うような結末にならないのは全然問題ありません。
むしろ、意外性があったほうが嬉しいです。
でも、少し違和感。
せっかく時代設定が未来なのに・・・、全体的な背景に未来設定が生かされていない印象を受けました。
図書館戦争シリーズの物語の基盤となっている「メディア良化法」成立のいきさつについても、もう少しきちんと暴いて欲しかったです。
物語の後半は郁と堂上の2人に焦点が絞られてアクション&ラブロマで物語が終わってしまったように感じました。
あと、1番気になったのは「海外」の登場。
海外の作家や作品(原作、翻訳物等)の取扱いはどうなっていたんだろう?
と、好きな作品だけにちょっと辛口。
表現の自由、言論の自由
文章や音楽、絵やダンス、演技・・・etc. 何かを表現することで対価を得ることを職業としている人が対象と思いがちですが、日常生活の中での自由な「自己表現」、服装や髪型・・・etc. も同じく表現の一部だと思います。
「国民の権利」 → 「表現の自由」表現者は私たち自身
もちろん、「自由」=「何でもアリ」だとは思いません。
「公序良俗」も「自由」と同じように私たちのもので、与えられるものでは無く、もともと私たちが持っているものなんじゃないかと思います。
有川浩リストミユウ
Posted by ミユウ at 11:58
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有川浩
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>「自由」=「何でもアリ」ではいけない
これはとても大切ですね!
モラルや気配り等々を十分しての自由なら良いのですが
それらをせずに「自由」だけをしてたのでは「おお馬鹿者」ですからね!
S山さん
こんばんは。
そーなんですけどね。。。難しいです。
この本のテーマは「表現の自由」だったんですけど、
正解の尺度って人それぞれだと思います。
テロや殺人は論外ですが、身近な「モラルや気配り」のラインって・・・。
結局そーゆー微妙なところから「すれ違い」や「衝突」になるんですよね。
「自由」って。
ミユウ
ありゃ、もう読んじゃったんですね。
思うような結末にならない?
何が思うような最後じゃなかったんだろう、気になるぅ。
私は図書館待ちだからいつになるか分からないんだよね。
でも、比較的今回は早そうだな。
楽しみに待ってよっと(人´∀`*)
Crambom、さま
ふみゃ、読んじゃいました!お先です。ぺこっ
いえ、全然大丈夫です。楽しめました。
>思うような結末
物語の着地というより、テーマ処理かな。
過不足のバランスが、ちょっともったいない・・・感じでした。
と、残りは後ほど。読了、お待ちしてます♪
ミユウ
自由=何でもアリ・・・ではありません。
生きてました。アントです、ども。
「自由」には「制約」が着きます。
その名を「常識」と言います。
美術の時間に友達を描くように言われた生徒が、女子生徒のヌードを描きたい、と言って許可されるでしょうか?
そこには「常識」という「制約」が着きます。
その常識が明文化されたものが「法律」や「条例」と言います。
勿論、明文化されていないものもあります。
それらがなくなると、「自由」という名が「ワガママ」と名を変えます。
・・・如何ですか、こんなトコで?
でわでわ。
アントさま
こんばんは!
多数派・・・ですよね?「常識」とかって。
でもね、天動説が常識だった頃、コペルニクスの地動説は非常識だったんですよね。。。
この物語では、「公序良俗」がエスカレートして出来た法律が「メディア良化法」。
もちろん「法律」や「ルール」は必要です。
ただ、多数決とか多数派とかの判断が・・・。
と、眉間にシワ。
にっこり
お忙しいことと思われます。
お体に気をつけてくださいね。
ミユウ