ウランバーナの森奥田英朗
講談社文庫
ウランバーナ
盂蘭盆会(うらぼんえ)、「お盆」のこと。
語源はサンスクリット語で苦しみという意味。
たくさん泣いたら許してくれる?
手に負えない記憶に、ぼくはもう溺れそうさ・・・。
ただのフラッシュバックだ。
どうってことはない・・・。
所詮過去は取り返せないものなんだぜ。
思い込みは誰にでもあるということです。
人間の記憶というのは必ずしも真実に基づいてはいない。
記憶とは各自の頭の中で勝手に増幅されたり作り替えられたりするものなんです。
・・・運命にやさしくなれるんですよ、大人になるっていうことは。
素直になるのに、ぼくは38年もかかったんだ。
1979年の夏・・・
イギリス北部の港町リヴァプール出身の世界的ポップスター・ジョンが軽井沢で過ごす4回目の夏の物語。
両親の離婚、子育てを放棄した母親、次第に荒れていく思春期、イライラした感情を抱えうまく対人関係を築くことができない。
過去の暴走、自分は人を殺したかもしれないという強迫観念・・・。
森に現れる人々、リアルなのか?亡霊か?
1997年に刊行されたデビュー作品。後出作品の大切なモチーフが随所に登場する奥田ワールドが凝縮された秀作です。
ただ・・・
「便秘」のエピソードはユーモア?
いえ、「便秘」でもいいと思うのですが、表現がヤンチャすぎ!
「幸せ」は、
ささやかだけど、温かくて、力強くて、優しくて、
水の中で丸くなって浮かんでいる感じ。
胸に手をあてて 目を閉じて
おまじないを 唱えようね
今夜もすてきな夢を見ますように・・・
明日も、素晴らしい1日でありますように!
Every day in every way
It's getting better and better
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ミユウ