2010年02月14日

テンペスト 池上永一 角川書店

The Tempest
テンペスト (上 若夏の巻)(下 花風の巻)
池上永一
角川書店

1879年、若夏。琉球王国は沖縄県となった。

時は、19世紀。幕末時代の琉球王朝。
嵐の晩、龍の子が産まれた。

男児の誕生を望んでいた実父からは名前をつけてもらえず、「真鶴(まづる)」という名前を自分で命名。もう1つの名前「孫寧温(そんねいおん)」では、琉球王国初の宦官(かんがん)として最年少で科試に合格。
主人公は完璧な美貌と完全な知性を持つ、一人二役のスーパーヒロイン。

池上永一「テンペスト」は角川書店「野生時代」に掲載された連載小説(2007年10月号から2008年6月号)で、連載中より大人気を博した作品とのこと。
1年ぐらい前に「
クロニクル千古の闇」ファンの方から「テンペスト」をお勧めいただいて、ずっと読みたいと思っていました。
素敵な作品をご紹介いただきましてありがとうございました!

もちろん、沖縄県が琉球王国だったことは知っていましたが、琉球王朝についての物語を読むのは初めてで、歴史的な背景などとても興味深い内容でした。
日本開国要因のひとつと言われているペリー提督の浦賀来航は琉球経由だったんですね。

『テンペスト』スペシャル公式サイト / 角川書店
「あらすじ」や「人物相関図」など盛りだくさんのサイトです。
「立ち読み」も出来ます♪

テンペスト NHK BS時代劇 公式サイト
2011年7月11日放送開始

薩摩と清国の間で、琉球の主権を守るため主人公「孫寧温(そんねいおん)」は命がけの大活躍。清朝が舞台の作品としては、
浅田次郎「蒼穹の昴」をお勧めします。
*テレビドラマ化
「蒼穹の昴」 / NHK

そして、「The Tempest」と言えば・・・
「嵐」で始まる
シェイクスピア「テンペスト」も、国を追われた父と娘の物語です。


ミユウ


 

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琉球王宮に入り活躍する真鶴の話。 オスカルorサファイアちっくでもある。 テンペストとは・・・嵐。暴風雨。また、動乱。 まさにそんな人生ですね、時代ですね。 少女・真鶴が性別を偽り男(宦官)として王府..
テンペスト 池上永一:著 前編【クラムボンの蹄】 at 2010年03月21日 11:29
この記事へのコメント
読みたいリストに池上永一さんの『シャングリ・ラ』が入ってます。
アニメ化された作品なのですが、なかなかに複雑なお話。
出身地である沖縄を舞台にした作品を書かれているようですね。
『テンペスト』は難しそうだなぁ。
Posted by nbm at 2010年02月15日 09:39
nbmさま

こんばんは。

池上永一さんの『テンペスト』、もの凄く人気があるみたいです。
図書館の予約で半年待ちでした。
>『テンペスト』は難しそうだなぁ。
大丈夫ですよ!
琉球王朝を舞台に幕末の史実をからませながら、
紙上最上級(?)スーパーヒロインが大活躍のファンタジー作品です。
琉球王朝の様子や、薩摩と琉球、琉球と清国の関係、ペリー提督など、
とても興味深い内容でした。
強いて言えば、会話にもっと琉球(沖縄)の言葉を使ってほしかったかも。

『シャングリ・ラ』も面白そうですね!

ミユウ
Posted by ミユウ at 2010年02月15日 22:30
『テンペスト』読めてません。それ以外の池上作品は読んだのですが……。

『シャングリ・ラ』いいですよ〜。超・破天荒なSFです。
Posted by hontaka at 2010年02月18日 22:15
hontakaさま

おはようございます。

池上永一作品のキーワードは「超・破天荒」みたいですね。ふふん
『テンペスト』も超・破天荒!
ストーリー的には後半の運びが気になりましたが、
ボリュームのある内容がラストまで上手にまとめられていて、
一気に読める作品でした。

『シャングリ・ラ』も楽しみです♪

ミユウ
Posted by ミユウ at 2010年02月20日 09:15
私もこれ読み終わったところ。
2009年本屋大賞ノミネート作品だから図書館待ちも長かった。
面白い作品でした。
私はお嬢様爆弾と、真牛が好きでした(*^▽^*)
そういえば、主人公含めて「真・・」って名前が3人いたんだね。
Posted by Crambom、 at 2010年02月20日 22:09
Crambom、さま

こんにちは。

池上永一『テンペスト』は図書館の予約で半年待ちでした。
後半ストーリーのドタバタした感じがちょっと気になりましたが、
琉球、清国、薩摩、ペリー提督など、
興味深い内容がとてもドラマチックに描かれていて一気読みでした。
お嬢様爆弾!!!凄かったです〜
食器好きの私としては、心臓に悪いシーンの連発にドキドキ。
あと、沖縄のお菓子もたくさん登場していました!
オレンジピールが隠し味の“千寿こう”はどんなお菓子なんでしょうね?
食べてみたいです♪

ミユウ
Posted by ミユウ at 2010年02月21日 14:23
こんにちは。
初めてコメントします。
最近テンペストを読んで、気に入ってblogに書いたら、縁があってこちらにたどり着きました。

千寿こうは、食文化専門家の安次富順子のご協力で再現してもらったことがあります。
ずいぶん前の話なので、味は忘れてしまいましたが。残念。

とってもかわいらしいお菓子でした。
Posted by forever-green at 2010年12月31日 20:19
forever-greenさま

あけまして おめでとうございます!

はじめまして、ミユウです。

池上永一『テンペスト』、面白かったです。
今年(2011年)は、仲間由紀恵さんの主演でNHKドラマ化も放送予定みたいですね。
いいな、“千寿こう”!!!
オレンジピールが隠し味の“千寿こう”は、オレンジ味のフルーツケーキなのかな?
興味津々、食べてみたいです。

コメント、ありがとうございます。

ミユウ
Posted by ミユウ at 2011年01月01日 10:09
 
   
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