映画 「告発のとき」 監督 ポール・ハギス
毎月1日は「映画の日」で、ほとんどの映画館で1000円で映画を観ることができます。
僕のように夏でも懐が寒い人間としては、是が非でも利用したい制度です。
「告発のとき」は、映画をあまり観ない人でもCMなどでおなじみのトミー・リー・ジョーンズ主演の、実話を基にした物語です。
軍警察を退職した主人公ハンクの息子でイラク帰還兵のマイクが他殺死体となって発見され、その真相を探るため父親が独自に捜査をはじめる、というストーリー。
監督のポール・ハギスは「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本家で今作は二作目。
脚本家を目指している身としては、脚本家として名を上げた人の監督作には自然と目がいきます。
まだ見てないんですが、前作「クラッシュ」は2005年にアカデミー賞を三部門(作品賞、脚本賞、編集賞)受賞しているので知っている方もいるかと思います。
すごいアクションがあるわけでも奇想天外なトリックがあるわけでもないので基本的には地味な作品になりがちなんですが、そこに世相やテーマ性を盛り込んで緊迫感と奥行きのある作品に仕上がっています。
特に印象に残っているのはトミー・リー・ジョーンズが奥さん役のスーザン・サランドンに電話で息子の死を知らせるシーンです。
スーザン・サランドンは事実を知って泣くんですが、このときの最後のカットが頭上からのものだったのが、素晴らしいと思いました。
次にどんなカットが来るか想像しながら見ていたんですが、この頭上のカットが来た瞬間、「(具体的にどう良いのか言えといわれても困りますが、)これは正解だ!」と思いました。
まぁ、単なる僕の趣味の問題なんですけどね。
時代性とか政治的なこととかを念頭に置いて映画を楽しめる人にはお勧めです。
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Posted by カチハヤ at 23:59
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はじめまして。
上からのカット、は気がつきませんでした。
あの場面で思い出すのは、トミー・リー・ジョーンズがすっかり下着姿になって膝を揺らしながら電話をしているというところ。たぶん奥さんに電話するのに、そうとう躊躇したんだろうなあ、感じさせるカットでした。
TBさせてもらいます。
KUMA0504さん、はじめまして。
TBありがとうございます。
こちらからもTBさせていただきました。
上からのカットについてなんですが、最後のカットを頭上からのものにしたことで、観客への感情の伝達がセンチメンタルに寄り過ぎず、品良く表現できたように思います。