2008年05月30日

クラフトフェアまつもと'08


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 日曜日午後。
 昨年に続き、松本市で開催されている「クラフトフェアまつもと」へ家族で出かける。
 一回行っておおよその雰囲気はわかったし、毎年行くほどもないこともわかったのだが、ここのところのガソリンの高騰にビビって家族でのお出掛けからすっかりと遠のいてしまい、暫定税率復活直前に入れたガソリンが3週間以上過ぎてもタンクに2/3ほど残っている状態、そろそろこの辺りでガス抜きしておかないとやばいかな、と思い、出かけることにした。

 今回で24回目。フェアそのものがブランド化しているといっていい。報道によると今年は260の出展者枠に1,030の応募があったとか。ホント、いろんな人がいろんなものを作っているものですな。そのことを実感するだけでも行く価値があるというものだ。
 天候には恵まれず、1日目の午後から2日目の午前は雨。一時はかなり強く降ったようだ。
 クラフトフェアには「クラフトフェアによく似合う人種」というのがいて、女性客の多くはオノ・ヨーコに似ている。若い客は若い頃のオノ・ヨーコみたいだし、おばさん客はおばさんになった頃のオノ・ヨーコみたい。また、(数少ない)高齢客は今のオノ・ヨーコみたいだ。もちろん顔立ちではなくて醸し出している雰囲気が、である。

 こういう場所にいると、「つくづく俺って物欲ねぇよな」と思う。せっかくきたのだから、何かひとつお気に入りのものを買って帰りたいな」とは思う。また、自作品を出展した経験がある者のひとりとして、作品が売れた時のうれしさもよくわかる。選ばれる、ということは、認められる、ということと同義語である。多くのクラフト・パーソンが認められる喜びを共有することにより、この世界全体が活性化する部分も大きいだろう。クラフトを愛する者のひとりとして微力ながらも貢献したい気持ちはある。
 同時に「たとえばこれと同等のものがデパートか専門店に売っていたら・・・・買うかな?」という疑念が頭をもたげる。もともと財布のヒモが固いゆえ、考えて考えて考えて、結局買わない、というのがいつものパターンだ。なのにこういう「場のノリ」だけで買っていいのかな、とつい考えてしまう。また、装飾品はつけないし、服は典型的な無頓着、いつも3,4着を着回すうちに季節が巡ってしまう。物を飾る趣味もセンスもない。こういう場所で何かを買うには、よほど無理をしないと決意がつかない。買おうかな、やめとこう、やっぱ買おう、でもやめよう、と考えているだけで疲れてしまう。

 その点、女房は「今日の一点」を見つけるのがうまくて、いつも何かしら買い物をしている。昨年は箒とちりとりのセット。シックなデザイン故に、部屋の片隅に常時つるしておいても十分に絵になる。使う時はササッと使える。

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 写真は人形作家の稲田敦さん。
 今年はこのブースでゴム印を買っていた。自分が仕事で使う「合格」と子供の名前のやつ。他の出展者の作品が「隅々まできっちり」なのに対して、この一角だけ別の雰囲気が漂っている。無理に分類すれば脱力系、ユルキャラ、ヘタウマという感じだろうか。独特の色彩感がいい。ちなみに昨年はここで「おっぱい人形」を買っていた。2年続けて買うのだから、充分ファンといっていいんだろうな。来年はもっと利益率の高そうなものを買えよな。

 会場に溢れるバッグ、アクセサリー、装飾品、家具の類は結局買う決意がつかず、今年は結局木を買う。昨年来てみてクラフトフェアに「素材」があると知り、いいのがあったら買おうと思っていた。
 栗の一枚板。幅は60センチある。14,040円のプライス・タグをつけていたが、見ていると店の人が「福島まで持って帰るのも大変だから、安くしておくよ」という。結局一発回答、10,000円ポッキリということで話がまとまる。いろいろと相場を見てきたがかなりいい買い物であることは間違いない。3,4万してもおかしくない物件だ。問題は車に入るかどうか。持って帰るのが大変だからと安くしてもらっておいて、やっぱうちまで送って、ともいえない。トランクは絶対に無理。載せるとしたら前のシートの後ろくらいしか思いつかない。

 とりあえず金を先に払い、帰りに車を横付けして載せてみる。車を小さくしたことを後悔する一瞬となるかどうか。重くてかなり大変。
 でも入った! 
 しかもぎりぎり。もう5mm長ければ車のドアの内張が傷む。2cm長ければ入らないだろう。測ってもここまで過不足なく切ることは不可能だろうと思う。New Demioに載せるために存在するような木だ。ヒモをもらい、前のシート2箇所にくくりつける。ほっこりと幸せな気分にしばし浸る。

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 さて、運命的な出会いを果たした木ではあるが、うまく作品へと昇華できますかどうか?


(クラフトフェアまつもと、行ってもたいしたことないな、疲れるだけだな、と思っても、また来年も行っちゃうんだろうと思う。今度は軽トラ借りて行こうかな。)

→フェアについては次回に続く→→→
 
Posted by 可えるぴあの at 08:17  |Comments(0) | 雑記 , 木工