2013年05月05日

八重の桜 第18回 尚之助との旅


大河ドラマ 八重の桜 第18回 尚之助との旅

慶応三(1867)年秋、八重(綾瀬はるか)尚之助(長谷川博己)は白河へ向かいました。ちょっとした新婚旅行でしたね。息を切らしていた尚之助でしたが、背炙峠までくるとかけだし地図を広げ「ここは覚馬さんと約束した場所なのです。いざというときは背炙山に大砲の鋳造所を作ると」と説明します

猪苗代湖南、八重は「磐梯山、美しい」と喜んでいましたが、尚之助は難しい顔です。福良宿で訳を聞くと、尚之助は背炙山で作った大砲を米沢や越後へ運べると話し、会津は矢面に立ちすぎたと心配しました

会津本陣、秋月(北村有起哉)大蔵(玉山鉄二)が戻ってきて、松平容保(綾野剛)は満足そうです。覚馬(西島秀俊)はツュントナーデル銃を見せてから、薩摩が朝廷に入り込んでいると言いました。大蔵は外国奉行のともをしてドイツ、フランス、オロシアと回って、目覚ましいものが数々あったが「日本が劣ってるとは到底思えません。技術さえ学べば、異国に負けることはねえと思います。要は志です。ただ御公儀の役人は、その志を見失ってる。人材がいり用なときに、肩書きにこだわる心の狭さではこの先、この国の舵取りは難しいものと思われます」と話します。秋月が八重の花嫁姿が美しかったというと、和やかになりましたね

八重と尚之助が白河に到着します。尚之助は「白河関は奥州の者が都へ攻め込むのを防ぐために作られたといいます。皮肉にもこの関を越えて攻めいって来るのはいつも南の者たちでした。杞憂であればいいのですが」と暗い顔です


白河小峰城下の通り、鶴亀松竹梅が描かれた白河だるまを買ってもらいうれしそうでした。二本松城下まで来ると銃声が聞こえます。のぞいてみると砲兵塾の角場で、子どもたちがゲベール銃を習っていました。子どもたちに間者と疑われましたが、木村銃太郎(大地康仁)二階堂衛守(金児憲史)が説明してくれます。木村は江戸の江川砲兵塾に3年いて年若の者に教えているのです

八重がみごと命中させると、バカにしていた子どもたちの表情が変わります。成田才次郎(吉井一肇)という少年が目を閉じるクセの直し方をたずねてきたので、八重は「秘訣は目を開けようとしねえことです。目のことは忘れて、弾の行方だけ追えばいいんです」と目を書いて願掛けしてと、だるまをプレゼントしましたね

薩摩兵千人が大坂へ入ったという知らせが来ます。薩摩藩邸、西郷吉之助(吉川晃司)を大山弥助(反町隆史)が訪ねて来ました。大山が廊下で土佐者とすれちがったと言うと、西郷は後藤象二郎(京極圭)が出兵できんと言ってきたと渋い顔です

大山は横浜のファーブル・ブランド商会から傷物を含め300丁を買い付けてきた、修理して数をそろえるのが先決と話します。西郷は、山内容堂が徳川慶喜(小泉孝太郎)を説得し政権を返上させるので土佐は兵を出さないと言ってきた、各国公使が表敬訪問に来る12月7日の神戸開港に慶喜に出てこられては困るので、朝廷に力を借りると言いました

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覚馬と広沢(岡田義徳)が通りを歩いてると、仮装した町人たちが踊りながらやって来ます。覚馬の目はかすんでましたが、町人のフリをした西郷を見つけ、かけだしました。西郷も覚馬に気づきましたが、顔を伏せ去って行きます。2人の男が会津弁を話す覚馬に刃物で襲って来ましたが、大垣屋清八(松方弘樹)が助けてくれましたね

会津藩洋学所、野沢鶏一(小林優斗)明石博高(橋爪遼)が心配しかけつけます。広沢が長州や薩摩が仕業と言うと、大垣屋は「そやろか?あれは誰の音頭取りということもない。自ずと沸き起こったように見えます。長州攻めの折りに米や味噌をぎょうさん買わはった。おかげで物の値段がどんどん高うなって、暮らし向き悪うなるばっかりや。そのうっぷん踊りで晴らしてるのと違いますやろか。毎日苦うて苦うて、うじうじしとんのだす。世の中がらりとようならんのもんか?世直しええじゃないかと」と痛烈な皮肉です

覚馬は「大垣屋、世直しつうのは何だ?御公儀も会津も今のままの世が良いとは思っちゃいねえ。それは薩摩も長州も同じだ。だけんじょ、目指す先が違いすぎる」と言い返しました。大垣屋が戦で相手をねじ伏せるのかと聞くと、覚馬は「いや、戦はなんねえ。薩摩も長州も戦備えが整ってる。今やれば、ねじ伏せられるのはこっちだ」と答えます

桂小五郎改め木戸孝允(及川光博)が薩摩は幕府を倒す気があるのかと聞くと、大久保一蔵(徳重聡)は土佐と手を切って、朝廷の力を借りると話しました

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会津山本家、城から戻った尚之助が「日新館砲術師範13人扶持でお召し抱えと決まりました」と言うと、八重、佐久(風吹ジュン)うら(長谷川京子)らは「おめでとうございます」と笑顔です。尚之助が学問をするにも銃を作るのにも都合がいいので、このまま山本家にいさせてと頼むと、権八(松重豊)は「んだら仕方ねえか」と満足そうでした

夜、八重が「ありがとなし。居候のままでいいと言ってくれたのは、兄さまと三郎のいない家を守るためだべ。お父様もほっとしてた」とお礼すると、尚之助は「会津に来てもう十年です。ここは私のとっても住み慣れた我が家なのですよ」と八重の手を握りましたね

鶴ケ城、尚之助の見聞録に、神保内蔵助(津嘉山正種)萱野権兵衛(柳沢慎吾)は感心したようでしたが、藩の台所が苦しいので、新式銃に金は出せないと申し訳なさそうです。山本家へ戻った尚之助は「八重さん、次は日光口と越後口を周りましょう。1つ駄目なら次の手を打つまでです。金がなくてもできることがあるはずだ」と言うので、八重は「はい」と返事しました

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10月初頭、岩倉具視(小堺一機)が慶喜や容保を討つ勅命の案だけでなく、錦の御旗のデザイン画を見せてきたので、大久保は驚きます

二条城、徳川慶喜はワインとカステラを食しながら、松平容保と松平定敬(中村隼人)に山内容堂の建白書の説明をしました。徳川家に政権を返上せよという内容で、その策を受け大政奉還しようと思うと打ち明けます。政権を返せば、討たれる理由がなり、徳川家を守ることができるというのです。容保が「将軍職はどうなるのでございます?武家の棟梁のお立場は?」と怒鳴ると、慶喜はリバースしながら「例え将軍の名を失っても、徳川家が天下一の大大名であることには変わらぬ。すぐにやらねばならぬ。薩摩が動き出す前に。乗るか反るか、ここが勝負どころよ。捨て身でいかねば道は開けぬ」と答えました

会津本陣の覚馬たちは、土佐藩の後藤象二郎から将軍家が政権を返上し、朝廷を中心に公器公論による新しい政体を作る話を聞かされ、大いに驚いてましたね

八重の桜 あらすじと感想
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