2004年11月04日

将門塚


200411047a0b1d39.jpg 東京都千代田区大手町一丁目。ここに将門の首を葬っているとされる「将門塚」があります。
江戸時代は酒井雅楽頭(うたのかみ)という方のお屋敷の中にあったとの事ですが、何故この地なのでしょうか?なんでも、討ち取られた将門は、怨霊としての力が分散するように、首、胴、腹、手、足の五体に分けられ離れ離れにされました。その中で首は京へ送られ、一旦は東の市に晒されましたが、体の他の部分を探し求めて大音響や怪しげな光を発しながら東の空へと飛び去り、そして力つきて落ちた場所が武蔵国豊島郡芝崎村、つまり現在の将門塚の場所という事らしいです。
場所は皇居とJR東京駅に挟まれた東京の一等地で、良く残っているなというのが本当の感想なのですが、祟りを恐れて手厚く祀られていた歴史があり、その中にはマッカーサーに陳情を繰り返したりもして現在の形となっているそうです。
帝都物語では、主人公が帝都を破棄すべく帝都の守護神、平将門を復活させようとする。それを、阻止すべく陰陽師が平将門の首塚に結界を張るが、陰陽師は殺され結界も破られ平将門はみごと復活したが・・という話でした。確かに、周辺が近代的なオフィス街にあって、この塚だけは周囲の喧騒から切り離されたかのような、すこし不気味な異空間の雰囲気を漂わせています。怨霊伝説を聞いている程、凄みがでる様な・・。

芳年生首
Posted by kitora at 20:16  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする