2004年11月15日

永代橋


20041115061572a9.jpg隅田川には、千住大橋、吾妻橋(大川橋)・両国橋(大橋)・新大橋・永代橋の江戸五橋がありましたが、永代橋は第4番目の橋として元禄年間に現在の場所よりも上流約150mに架けられました。このあたりを永代島と呼んでいたことから「永代橋」と名づけられたそうです。江戸時代、永代橋付近には多くの廻船が停泊していたとの事です。
そもそも、和船は海船と川船に分かれますが、海船は海上輸送に耐える構造の大型帆船で、主に関西から檜垣廻船、樽廻船が荷を運んでいました。これらの船は隅田川河口の江戸湊(三十間堀・八丁堀・霊岸島箱崎の辺りの一帯)まで商品を積んできて停泊し、荷は問屋からの小舟に積み替え陸揚げしていました。その為、永代橋は廻船が航行できるよう橋桁を十分高く取ったので、「西に富士、北に筑波、南に箱根、東に安房・上総、限りなく見え渡り眺望よし」といわれる程の景観だったそうです。
現在眺望は望むまでもない状態ですが、ここら辺はベイエリアとして開発され、永代橋も夜にはイルミネーションが点され、それはそれで情緒があります。ブルーの光が魅力的で、橋上からの眺めより、今では屋形船での水面から眺めが勝っているのではと思います。
浮世絵永代橋
Posted by kitora at 22:18  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする