2004年11月17日

両国橋


20041117550f30a0.jpg隅田川に架かる江戸五橋のうち両国橋は、千住大橋に次いで古い橋で、武蔵と下総の二国を結ぶ橋なので両国橋と名づけられたそうです。
広重の名所江戸百景で両国橋というと花火を描いていますが、江戸時代には、両国の川開きとして花火大会が実施され、この日から隅田川に舟を浮かべて納涼することが許されたとの事。花火の日には、あちこちから屋形船、屋根船、猪牙船(ちょきぶね)など、ありとあらゆる舟が橋の下へ集まってきて、川の水が隠れてしまうほどであったという事です。
これらの船は樽廻船などの海船と比べて、川船というそうです。大名や武家の間の乗り物が屋形船で、大小二種類がありました。屋形船ほど大きくないが屋根つき、というのが屋根船で町人も利用でき、今の屋形船はこちらに近いそうです。船首が鋭く猪の牙の形をしているのが「猪牙船」で吉原や深川など通う為の移動手段として利用された小型の客船です。
ご多分に洩れず、大名や裕福な町人達が豪華を競って、金・銀・漆・絵画とあらゆる手段で屋形を飾り付けたりして、幕府が装飾や大きさに制限を加えるほどだったそうです。
バブルははじけましたが、現代に復元されたら人気がでそうですね。でも大きいと大変、猪牙船がいいとこ、とすると屋形がない。
(右端の屋根なしが猪牙船です。やはり小さい)
両国橋

Posted by kitora at 20:45  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする