March 22, 2010

運慶1332/本来の日本

 アイススレッジホッケー(日本代表)はアメリカとの決勝戦に敗れたものの初のメダルを獲得した。銀メダルだ。日本のスポーツ史に残る「偉業」である。

 オリンピックでのカナダvs.アメリカの激戦は記憶に新しい。アメリカ(北部)や、カナダ、北欧・東欧におけるアイスホッケー自体の底辺は日本のそれに比べると比較にならないほど、深くて広い。その競技環境の中で様々な種目が均一に強くなることは、そうじゃない場合よりも可能性はずっと高い。理由は、競技環境が整っている、競技人口が多い、良い指導者に恵まれやすい、そして注目と支援が得やすい。

 バンクーバー・パラリンピックの日本代表の活躍は誇りだ。パラリンピックがオリンピックと合併できない理由は数度に渡って書いている。その障壁を取り除き「いっしょにすべき」の意見も何度も書いている。そして俺たちは、もし国別メダルの獲得数にこだわるならば、アイススレッジホッケーを含むパラリンピックのメダル数を大いに誇るべきだ。何故なら、日本の「これから50年」の自信や誇りがここにあると思うからだ。

 駆け足で世界の経済大国に登り詰めた日本は今、構造的不況と新興国台頭で精神的に彷徨っている。我々は「エコノミック・アニマル」から「本来の日本人」に戻る時代にいるし、世界的にもそれが求められている。日本は「自然(じねん)」を重んじ、その多様性を理解し、よい部分を生かす力があり、共存共栄を実現させる忍耐力を持つ。すべては、山海への畏怖と四季のある風土が創り出したものである。

 バリアフリー社会を実現し、ユニバーサルデザインの世界を創る未来を発進する。エコの実践を広め低炭素型の社会モデルを世界へ示す。究極の裕福とは「貧富差に関わらず万遍なく生活クオリティが高いこと」を実証する。そして誰もが可能性を諦めずに多様な才能を努力で開花させられる雰囲気とシステムがある。

 たとえば、それら「次の日本、50年」を実証する「メダル数」は、オリンピックよりむしろパラリンピックにある。

 ただ、この活躍の背景は、国の政策の賜物というよりもまだまだ「本来の日本人」個々人の精神力によるものであることを忘れてはならない。しかし、また、その価値や意義を共有する輪が少しずつ広がっていることも事実である。

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「今出切ることを数える」自分が出来ることを前向きに考えていきましょう。――――――――――――――――――――――――――――――― とある縁で年末に三澤英司さんの講演会を聴講してきました。彼は201..
名言に学ぶ−三澤英司−【中年サラリーマンお父さんもりもりのビジネス講座】 at March 22, 2010 15:58
 
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