2007年10月25日

2007 10月25日 愛蔵書

この本は蝶々の愛読書です。

単行本には、持ち歩く時、くちゃくちゃになるので、カバーを掛けるようにしています。
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読み終わったら、どれがどの本か分からなくなるので、カバーは外して仕舞います。

昔の文人のたしなみとして、蔵書印を持っているかいないかで、教養が計られると言われました。

無教養な蝶々は、残念ながら蔵書印は持っていませんので、落款で代用しています。
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本・・・特に単行本などは、人に貸す事も多く、きちんと自分の所に戻ってこない可能性があるので、名前の印をおしておいたそうです。

本来の蔵書印は、OO愛蔵、OO蔵書などと文字が入っています。以前、油絵の先生だったおじいちゃんにその印を見せてもらった時は、感動しました。

そうやって、本を大事にしていた昔の趣味人は、本だけでなく文化も大事にしていたように思いますね。




蝶々はあんまり映画も見ませんし、本もベストセラーだからと言って買いもしない、時代に乗り遅れた日々を過ごしています。

それでも、本棚は実家に3本。自宅に4本あります。
全部で何冊あるのかな?

新しい本を買う時、その本に住所はあるのか、考えて買います。値段は画集などになれば、5〜6000円は安い方。洋書の翻訳もので、愛書家のコレクション的な装丁の良いものは、数万円もします。

本当に好きな物しかいらないし、好きな物は徹底的に大事にします。

こんな風に、ブックカバーやしおりを手作りするのも、また読書の楽しみの一つですね^^。
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この栞は、一番大事な栞です。良狗がむしった四葉のクローバーです。ちょっと、千切れちゃったけどね。
お散歩中に一緒に探したものなんですよ^@^!
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次回の読書マンスリーは、来春の予定ですが、
実家にある絵本を、どさっと取って来て、可愛い絵本コレクションを公開します^@^!!こう、ご期待。
Posted by 蝶々 at 06:49  |Comments(22) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月21日

2007 10月21日 蝶々のかんたん哲学講座♪ Part2・卒塔婆小町

さてさて、今日は、「花」のお話をしてみましょう。

その前に、ちょっとだけ日本語の不思議な由来をご紹介。

ご存知の通り、最近、四季が崩れ始めて来ているようですが、日本には四季という季節の移ろいがあります。

春・という言葉には、花々のつぼみが張って、ほころんでくる・・・「張る」という意味が含まれています。

春に花が咲くには、厳しい冬を乗り越えなければなりません。冬の間、生命や土地は、しばし休息を取り、秋に収穫された種を熟成させ、命を増やすという意味から、「増ゆ」という言葉が出来ています。


日本人の花に対する、感性は、「花が咲き、実を結ぶ」という移ろい・・・もしくは営みを基盤になりたっています。

ちなみに、「結ぶ」という言葉は、「産ぶ」とも書きます。ですから、子供は、「ムスコ」「ムスメ」なのです。

「おむすび」にも、「産む」という意味が含まれています。なるほど、「おむすび」という言葉の響きにお母さんを連想するのは、まだ、日本人の美意識が残っている証拠でしょう。


話を「花」に戻しましょう。

「花の色はうつりにけりないたづらに
    わが身世にふるながめせしまに」

これは、絶世の美女と謳われた、小野小町の歌です。

観阿弥の謡曲に「卒塔婆小町」というものがあります。

老いさばらえて生きる、老婆になった小野小町が主人公です。羅生門の辺りで、卒塔婆にもたれてたたずむ小野小町に、高野聖が出会います。

小野小町は昔の思い出話を聞かせます。小町は怨霊にとりつかれていたのです。高野聖がその怨霊の話を聞いてやり、やがて小野小町は仏門に入ったというお話です。

「花」は「美女」に喩えられるのは、現代でも良くあることですね。

しかし、哀しいかな。「花」は枯れて、朽ち果てていくさだめを背負っています。

現代の女性陣の、アンチエイジングにかける情熱を思えば、小町にとりついていた怨霊の正体も垣間見えてきますね。

どんなに美しい美女も、美男も100%死んで、白い骨になってしまうものです。

そして、また、冬を越し、春に違った花として、つぼみを綻ばせるのでしょう。


「花」のお話は、たくさんあって、今回では完結しませんでした。また、いずれ、おいおいと、ぼちぼちと続けて行く事にいたしましょう。


養老孟司のベストセラー「死の壁」の帯にも「人間の致死率は100%です」と書いてありますね。

その事を、肝に銘じてこその、日本人の美学だと思うのです。

この戒めは、洋の東西を問わず、ラテン語にも「メメントモリ・死を思え」という言葉があります。

皆さんは、花束を貰ったりした時、少しでも長持ちするように、水切りをしたり、毎日お水を取り替えたり、お手入れをしますよね。

綺麗なお花を少しでも長く楽しみたいのは、皆一緒です。

でも、その根底に「枯れる・死ぬ」という大前提があってそう思うわけですよね。

しかし、自分の事になると、死ぬことを忘れがちに、日々を送ってしまうものです。


Posted by 蝶々 at 04:52  |Comments(10) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

2007 10月20日 蝶々のかんたん哲学講座♪ Part1・もののあはれ

先日、哲学事典の紹介をしました。

哲学って聞いただけで、頭がこんがらがっちゃうわ!なんて、アレルギーのある方にも、へぇ〜、哲学ってなかなか面白いわね♪なんて思って頂けるお話が出来たらいいなぁと思っています。

まず、哲学の起源は、紀元前1000年頃の、バラモン経典の成立から始まります。

一口に「哲学」と言っても、哲学には、自然・科学・経済・倫理・宗教・人間学・言語学・現象学・分析学などなど、様々なジャンルに枝分かれしています。

古代ギリシャ哲学の、プラトン・ソクラテス。
近代哲学のマルクスやエンゲルスなどは、皆さん、名前は聞いたことがあるなぁと思われるでしょう。

興味深いことに、哲学の世界では、古くは日本の聖徳太子も哲学者として分類されています。

時代が下り、国学者の本居宣長、蘭学者の杉田玄白も然りです。

さてさて、概要はこのくらいにして、蝶々がわずかばかり聞きかじった哲学・・・美学のジャンルから、皆さんにも馴染みのあるテーマで、『日本人の美意識』についてお話を進めて行きましょう。


今日のテーマは『もののあはれ』です。

日本人の美意識には、「もののあはれ」という観念がありました。

「あはれ」は、「ああ」と「はれ」という感投詞が重なって出来た言葉で、もともとは、「あはれにうれし」「あはれにかなし」などの使い方をしていたのを、あえて「かなし」「うれし」の部分を押し殺し、想像に任せる、余韻を持たせるなどと言った使い方がされるように変化していきました。

「あはれ」は「哀れ」とも解釈されますし、戦国武将は「天晴れ」と使ったそうです。

漢字が男文字・かな文字が女文字とされていた時代。

漢心・大和心という概念がありました。つまり、物事を理路整然と捉え、理性的な心を漢心。

反対に、季節のうつろいや、変わり行く無常に心を震わせること、はかなさを慈しむ心、感動する心などが、大和心と言われました。

つまり、この「大和心」こそが、日本人が独自に持っている美意識・感性なのです。


この事から、現代の私達も「言わなくても分かるだろう」という感覚や、散り行く桜吹雪に満開の桜よりも心惹かれる理由などが見えて来ますね。

夫や恋人に、「愛している」とか、「綺麗だね」と言ってくれないと分からない!なんてぼやいてるようじゃ、駄目ですよ^^;

平安時代。「あはれ」は哀れの哀感を持って使われました。日本人は悲しみの中に、美しさを感じる美意識を持っていたのです。

「あはれ」から、「幽玄」「わび」「さび」「いき」などの観念が発展していきます。

現代の日本人は「品格が問われる」だとか、「美意識の低下」などと騒がれていますが、「哀しみ」を毛嫌いし、「光と影」の「光」の部分ばかりを求めているようでは、「美意識」は遠ざかっていくばかりでしょう。

この季節、錦に色づき、はらはらと舞い落ちる紅葉に、「もののあはれ」を感じて見ませんか?

地球温暖化は、自然のサイクルだけじゃなく、人の心の潤いまでも、おかしくしてしまっているような・・・



あまり、上手にご紹介出来ませんでしたが、次回は、「観阿弥・世阿弥」の「花」について・・・
散るからこそに美しい花のお話をしてみたいと思っています。

ではでは、皆様、御機嫌よう^@^!



Posted by 蝶々 at 07:14  |Comments(6) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月18日

2007 10月18日 食人国紀行

さてさて、美食のお話も行き着くところまで行き、
こんな所に辿り着きました。http://www.kanshin.com/keyword/87027


この本はただいま、貸し出し中です。ネットで探してみましたが、値段が少々上がったような・・・?



肉・魚・野菜・・・といろいろな食材がありますが、人間として、これは手を出しちゃいかんでしょ〜?という究極の食材は・・・やはり、人間の肉という事になります。

性の世界でいう、「近親相姦」のようなもんで、そんな事はケモノもしない。そういう究極のタブーを犯してみたいと思うもんなんでしょうね。

食人肉の文化(文化と呼ぶものなんだろうか?)は、宗教的な意味合いで故人の骨を食べる事から始まって、大富豪の食道楽・回春目的的な意味合いのものから、遭難し、食料が底をつき、先に死んだ仲間の肉をやむにやまれず食べるなどというデータがあります。

以前、karubiさんにお聞きしたのは、北朝鮮の将軍さまの回春・健康増進のために、北では妊娠する事が仕事の女性が存在するそうです。その胎児を中絶で取り出し、将軍様がお食べになるそうです。

日本でも、胎盤エキスを注射すると、若返り・美肌効果があると、一般にも普及してきていますので、これは効果がありそうです。

ブロッコリーの芽・スプラウトには成長したブロッコリーよりも何倍もの栄養素が含まれているそうですので、人間の胎児もさもありなんという感じがします。

遭難し・・・云々という事例は、世界各地に存在し、仲間の肉で生き延びたという事実は、報道さえも自粛され、アンタッチャブルな火事場での仕方のない事と、うやむやになってしまっている感がします。

「光ごけ」だったかな?タイトルがうろ覚えなんですが、難破した船の乗組員が、船長の指示で仲間の肉を食べるように言われるのですが、食べる事の出来ない人達は次々と死んで行き、船長だけが生きて帰って、その是非を問われるという映画がありました。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%94%E3%81%91%E4%BA%8B%E4%BB%B6

実話を元に作られた映画で、確か、船長の役は三國廉太郎だったと思います。

未開の地の、敵を殺して食べてしまう原住民の話もありましたね。


もともと動物は、同族殺しをしないと言います。

狂牛病は、死んだ牛の肉骨粉をエサに与えていた事が原因だとも言われます。もっとも、牛は草食動物ですからね。

しかし、人間は、いつまでたっても、戦争を止めず、兵器を開発するために、様々な科学を発展させてきました。そんなにも、人殺しの道具を開発したいのか、と呆れるほど目覚しい発展です。そして、人間は何でも食べる雑食です。

だから、人間はきっと、食料が底を尽き、どうしても生きられないとなったら、きっと食べるでしょうね。

地球上で、現在8億人程の人々が餓えに苦しんでいます。

日本も対岸の火事だと思っていたら、小麦や豚肉、魚など様々な食料が値上がりしています。

以前、蝶々の仲良しのおじいちゃんとこの話をしていましたら、中国拳法の師範でもあり、若かりし日に蒋介石を現地で見たこともあるという、そのおじいちゃんは、

「地球で最後に生き延びるのは、わしゃ、漢民族だと思うよ。奴らは、何でも食べるし、人肉も食べられるんじゃないかね?日本人?日本人は淡白だから、ダメだよ」と言っていました。



食育・子育てを食の面から考える事や、食品の安全等々、人々の食への関心は最近高まって来ていると思います。

一時のグルメブームで、高級品が美味しいと勘違いされていたような時代でもなくなってきましたが・・・



大変な荒療法かもしれませんが、一度、学校教育の現場で、子供だけじゃなく親の世代も一緒に、この「カニバリズム」の是非を取り上げたらどうだろう?などと思う今日この頃です。

人間は生きている間に何トン単位のモノを飲み食いし、また何トン単位の排泄をします。

食とは、重い深い問題です。

コンビニやファーストフード店で、簡単に食べ物が手に入り、インスタント食品で簡単に食事が作れるので、何となく軽いもののように感じているだけです。


Posted by 蝶々 at 03:20  |Comments(6) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月17日

2007 10月17日 ローマの饗宴と大食い選手権

最近、TVでよく見かける大食い女王のギャル曽根ちゃん。

よくまあ、あんなに食べられるもんだな〜とびっくりを通り越してぞっとしてしまいす。

大食い選手権は、飢餓に苦しむ国の人たちの事を考えたら、けしからん!という意見もあるようです。

蝶々は、なんで同じものばっかり、しかも短時間で食べなくちゃいけないのか?その点に発想の貧しさを感じます。

どうせなら、中国の「満願全席」のように何十皿もの、目ん玉をひん剥くような豪華料理を、何十時間もかけて食べるのを放送すればいいのに・・・と思います。

満願全席の資料は手元にないのですが、古代ローマの饗宴について記してあるこんな本があります。
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ちょっと、見てみましょう。

すべての道はローマに通ず・・・と言われるように、
ローマ人の道路工事・治水工事の技術は群を抜いた物でした。

ローマ人は、支配を知った最初の人とも言われるように、戦争に勝った隣国を属州として支配し、次々と勢力を拡大して行きました。

ローマ人は、未開の土地の原住民を支配したのではなく、ギリシャのポリスのように、同等の文明国を打ち負かし、支配したのです。

負けた民族は奴隷として使役しました。

属州からの搾取によって、大変に潤ったローマ帝国の、ごく一部の富裕階級の贅沢は、現代から見ると桁外れで、馬鹿馬鹿しさも感じます。

それでは、ローマの饗宴について、ご紹介。

夕方から夜にかけて開かれる主餐(ケーナ)は、普通3コースから成り立っていました。中には7コースまである贅沢な宴もありました。

コースはラテン語で、「フェルムク」と言い、フェルムクとは、大盛りの料理という意味です。料理は大皿に盛り付けられ、中央に置かれ、それを給仕係が切り分けました。

お客は、コの字型に置かれた臥台に横たわり、クッションを肘枕にして寝転びます。それが、もっとも良く食べられる威厳のある食べ方なのだそうです。

食事用の洋服があり、コースの途中で着替えもします。

料理の内容は、紅鶴の舌、ひらめ、ちょうざめ、牡蠣や雲丹も珍重されました。遠方の海で獲れる希少価値の高いものが、特に好まれました。

肉は、豚、野猪、兎など。牛肉は食べなかったようです。鶏と肉の味は変わらないのだそうですが、姿の美しさから、孔雀の肉は好まれたようです。

コースの途中で、お腹がいっぱいになれば、奴隷に命じて、喉の奥を羽でくすぐって、金製や銀製の豪華な洗面器のようなものに、吐いてしまいます。

他のお客の前で、吐く事も、おならやげっぷをする事も、マナー違反にはならなかったそうです。

料理は、前菜の卵料理からデザートのりんご料理まで延々と続きます。

ラテン語で「卵からりんごまで」という言葉があるそうですが、それは「最初から最後まで」という意味なんだそうです。


お客の吐いた物は、餓えに苦しむ庶民がたむろしている道端に捨てられました。

ローマ時代・・・人は持っている財産の量で、その人の信用を計りました。土地をどれだけ、奴隷を何人(500人くらいの奴隷を持つのが、平均的富裕層だったようです)持っているか、などで、評価されました。




ローマの爛熟した文明は、外部に発生してきた蛮族の勢力拡大によって、崩壊しました。


今の日本と、似ています。

Posted by 蝶々 at 07:38  |Comments(14) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月16日

2007 10月16日 過去からの招待状

これでも蝶々は、大学で哲学を選択した身の程知らずの、大馬鹿者でした。あくまでも、「選択」で、『専攻』ではないので、かじっただけなんですけどね^^;

しかし、哲学という学問は、実社会において何の役にも立たないような事を真剣に考える、ある意味、この上もなく優雅な学問なのかもしれません。

何でも、経済に結びつけてしか、頑張れない人達ばっかりの世の中では、哲学者は、詩人のようにロマンティックな存在なのかもしれませんね。


ニーチェに影響を与えたという、ショウペンハウエル(ショウペンハウアー・ドイツ人)の、歯に衣着せぬ物言いが蝶々はお気に入りだったんですよ。

ここで、ちょっと抜粋。

世界にぎっしり詰まっている、厄介なぼんくら頭たちに何が本当に欠けているのかと言うと、それは二つの良く似通った能力で、すなわち判断力と、自分の思想を持つ能力である・・・・

ね?何だか、TVタックルのハマコーのように、吠えちゃってて、結構笑っちゃうような、面白い部分もあるんですよ。

まるで、ムーミン谷の「無駄じゃよ」っていうのが口癖のふくろうのおじいさんのように、哲学者の文章は、噛めば噛むほど味が出てきます、

しかし、哲学書で厄介なのは、誤謬・啓蒙に代表される専門用語。
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なので、この辞典で確認しながら,読んでいくわけです。

この辞典は、結構暇つぶしには持って来いで、チラチラ覗いていたら・・・・!

東京03から始まる電話番号の走り書きのメモが、パラリと落ちてきました。

どう見ても、蝶々の字じゃないな。

東京にいた頃、この本を読んでる時にメモを貰って、挟んで忘れて、早15年・・・・

掛けてみたら、誰が出るんだろう〜。って思うのですが、ちょっと怖くて掛けてません。

何だか、ホラー映画の始まりみたいだよね^^;

それとも、ショウペンじいさんお墨付きの、運命の出会いでもあるのだろうかーー;

Posted by 蝶々 at 03:19  |Comments(8) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月14日

2007 10月14日 モンパルナスの恋人

パリのモンパルナスには、日本語で言うアトリエ長屋なるものが存在し、賃貸のスゥトゥディオ(この場合、日本で言うアパート。仏語でのアパルトマンは、日本で言う豪華なマンション)なのに、天井がガラス張りになっていて、自然光の元で絵が描けるような建物があります。

モンパルナスは、現在は高層のモンパルナスタワー、ギャルリーラファイエットなど、スノッブな感じの街でした。


1920年代、もともとカルチェ・ラタンの学生街であり、家賃や物価の安かったこの地に、食うや食わずの貧乏画家や彫刻家・小説家などの、若い芸術家達が集まって、出来たのが「エコールドパリ」です。

このエコールドパリの芸術家達の心をとりこにした、ひとりの女性がいました。

アーネスト・へミングウェイは彼女を『決してレディだったことのない女王』と呼びました。

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キキこと、アリス・ブランは1901年、ブルゴーニュに私生児として生まれ、12歳でパリに出てきます。

キャバレーの踊り子や売春婦まがいのアルバイトなどで食いつなぎ、ヌードモデルの道に入ります。

スーチン、キスリング、ピカソ、藤田などなど、エコールドパリの画家達は、こぞって彼女を描きました。

皆が、キキに恋をしていたのかもしれません。

表紙の写真がキキです。コケテッィシュな美人で、想像力を掻き立てられませんか?

キキは、妖艶かと思えば、純真無垢な少女のようでもあり、とらえどころのない、奔放な女性でした。

彼女は52歳で、肝硬変で死んだのだと思います。

キキは自分の親友のように、「オーデコロンを1瓶飲んで自殺したい」とか、「最後のピルエットを踊りながら舞台を降りたい」と望んでいたようですが、それは病気が許してくれなかったようです。

お酒、麻薬、阿片、恋に彩られた彼女の人生。

退廃的というにふさわしいドラマティックなものでした。

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Posted by 蝶々 at 14:03  |Comments(8) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月09日

2007 10月9日 おうちでカフェ気分♪Part2♪〜ユイスマンス・さかしま〜

秋も深まって来た事ですし、おうちでパーティーの予定もチラホラあるので、大規模模様替えを敢行しました。
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まず、『マンション住人』がコメントで文句を言ってきた北側通路の植物を、ベランダに移動。

代わりに、窓格子の所に、素焼きの可愛い鉢を針金でねじねじ括り付けて、お洒落なカフェ風に飾り付けて見ました。
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通路面にさえ、モノを置かなきゃ文句は無い訳ですから、これで、ブ〜ブ〜言われる筋合いはありません。ざま〜みろ〜!いえいえ、ざま〜ご覧遊ばせ!ですわ。

ベランダ庭園も和風にも飽きてきたので、これまた、カフェテラス風に変身〜!^^v


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秋風の涼しい午後。緑に囲まれ、犬達はお昼寝。
蝶々はコーヒーを飲みながら、読書です。

コーヒーのお供は、蝶々お手製のフォンダン・ショコラ。作り方は後日紹介しますね(しかし、本当に蝶々は暇だね〜^^;)
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本はお気に入りのユイスマンスの「さかしま」です。
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放蕩貴族の変わり者・デ・ゼッタントが趣味の限り・こだわりの限りを尽くし、生活して行く風変わりなお話です。

彼の考えた「口中オルガン」なるお酒の飲み方をちょっとご紹介。

彼が隠遁生活を送るフォントネーの屋敷には、酒蔵がありました。いろんな種類のお酒の樽から1滴ずつ、お酒を口に含みます。

それぞれの酒の味覚は、彼にとって楽器の音に対応していた。例えば、辛口のキュラソーは酸味を帯びた滑らかな歌声のクラリネットに対応し、キュンメル酒は、鼻にかかった響の良い声のオーボエに対応する。薄荷とウイキョウ酒は、同時に甘くて辛く、すすり泣くかと思えば優しい囁きをもらすフリュートに相当する、また、桜桃酒は荒れ狂うトランペットの響を金で、これで、オーケストラが全部揃った勘定になる・・・・

こんな風にして、デ・ゼッタントは口の中で様々な音楽を聴くのだそうです。

五感をフル活用して、お酒を飲むデ・ゼッタント。

東洋の煌びやかな絨毯(恐らく非常に手の込んだ段通のようなもの)の上に、大きなカメを歩き回らせてみたら、カメの色が地味なので、黄金でカメの甲羅に鎧を作って、宝石を象嵌させたりしています。

人嫌いで孤独が好きなデ・ゼッタントですが、それでも毎日、結構楽しく暮らしていたようです・・・・





静かな秋風のふく午後、こんな浮世離れした物語を読んでいると、現実社会からぽっかり切り離された感覚がします。





さてさて、今日の良狗ちゃんは、お掃除をお手伝い(お邪魔?)して、ちょっぴりお疲れ気味なんです〜。

お掃除の間、ず〜っと蝶々の後をついて走り回ったし、今日のケーキは犬は食べられないからね・・・

寝るに限るよ・・・しかし、良狗ちゃんはほうきが似合うねぇ〜^^;

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2007年10月06日

2007 10月6日 黒トリュフに乾杯しよう!

さて、先日のお約束通り、美食家・ブリア・サヴァランの著書『美味礼賛』より、トリュフのお話をしましょう。
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黒トリュフに乾杯しよう。
ゆめゆめご恩を忘れまい。
最もなまめかしい戦いに、
それは、勝利を確保してくれる。
恋愛のために快楽のために、
神がトリュフをつかわされたのだ。
毎日これをきこしめそうよ。


敏感な方は、もうお気づきかと思いますが、トリュフには媚薬的な効果があると言われていました。

余談ですが、イコノグラフィーという、絵の意味を解く学問がありますが、その分野でも、テーブルのお皿にトリュフ、生牡蠣などが描かれていると、暗にこの後起こる男女の関係を示唆していると言います。

牡蠣は亜鉛を多く含み、男性の活力源になりうるかもしれないと思いますが、さてさて、トリュフの効果はいかに???

これは、以前ミクニレストランで食べた、トリュフのいっぱい乗ったお肉ですが・・・・
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確かに、鼻にぽわんと抜ける香りがそんな迷信を生んだと思えなくもないですが、別に何ともなかったけどな〜。

そういえば、チョコレートも媚薬作用があるなんていうのも聞いた事がありますね。

フランス人はそんな事ばっかり考えるのがお好きなのかしら???

しかし、詩まで作ってトリュフを賛美するとは、恐れ入ります。

ブリア・サヴァランは、著書の中でこう書いています。

私はこのグルマンディーズとコケットリーがともにフランス起源のものであることを大いに誇りとする。

なるほど。恋の駆け引きと美食は、昔からお隣同士だったようですね^^
Posted by 蝶々 at 07:45  |Comments(14) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

2007 10月5日 美食学という哲学

美食学・・・ガストロミーという学問は、「必要」を「快楽」に変える技術です。

美食の追及は、性的快楽の追及にも相通じるものがあり、先人達は、そこに様々な趣向を凝らし、ロマンティックな情熱を傾けたわけです。

フランス料理が、現在のようなナイフとフォークを使って、ギャルソンがお皿を取り替える給仕をする、テーブルマナーが成立したのは、そんなに歴史の古い話でもありません。

あのベルサイユ宮殿に君臨した太陽王・ルイ14世も、ナイフとフォークを面倒臭がって、手づかみでむしゃむしゃ食べていたそうです。

もともと、海から遠く食材に恵まれず、食文化のお粗末だったフランスに料理人を連れて来て、現在のフランス料理の基礎を築いたのは、イタリアのメディチ家のカトリーヌというお姫様が、お嫁入りした時のことです。

さぞかし、見目麗しいお姫様かと思いきや、肖像画で見る限りでは、地味な暗い顔の女性です。

もっとも、メディチ家は毒薬を使った暗殺がお得意の一族。

ヨーロッパの宮廷も爛熟期を迎える以前は、盗賊の成り上がり集団のようで、洗練とはちょっと違います。

日本文化の、戦国武将が天下統一し、茶の湯や南蛮渡来の物に情熱を注いだ時期と、なんとなく重なりますね^^


食欲の秋・・・お料理に関する文献を紐解いてみるのも、また一興。明日は、美食家・ブリア・サヴァランのトリュフのお話をしましょうか?

サヴァランという、リキュールをたっぷり染込ませ、フランベ(火を付ける)するお菓子は、彼の名を取って出来たものなんですよ。

今日は、蝶々が母から受け継いだフランス料理の本の映像でお楽しみ下さい。
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この本、昭和55年発行なのに、4800円もしています。

とても難しくて、専門的。母もここまで本格的なお料理を作ってくれた事はありませんが、眺めて楽しんでいたみたいです。

今見ても、盛り付けが素敵で、全然古臭くないですよね^^(じゅる〜)
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Posted by 蝶々 at 18:17  |Comments(4) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月03日

2007 10月3日 美人は得か損か?

「美人は得よね〜」という意見と、「美人は損よ〜」という意見。世間では真っ二つに分かれるようですが、皆さんはどっちが正しいと思いますか?
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美人とは・・・一言で言えば比率です。顔の中に占める、目・鼻・口などの面積、またその位置、、各々の距離など細かい配分で割り出された究極の美人の比率について説明されていて、何だか笑っちゃいます。

黄金比の美は、自然界であるべき理想の姿をしているので、おぼろげに目が見え始めた赤ん坊、動物などにも支持されるそうです。

この本の著者は、米国女性のようなので、必ずしも日本人独自の美学にすべてが当てはまっているとは思いませんが、興味深い例を1つ。

金髪のマリリン・黒髪のエルヴィス。

紳士は金髪がお好き(古いね)にもあるように、米国男性には、やはりブロンドは人気があります。

しかし、マリリンはご存知のように男性によって作られたセックスシンボル。彼女の金髪は染めていた物です。

男性が金髪女性を好むのは、えてして金髪女性の方がメラニン色素が少なく、色が白いからです。

「色の白いは七難隠す」と、日本でも色白女性は人気がありますね。

その真相は・・・色の白い女性は、すぐに赤くなり嘘をついてもすぐにばれる・・・からだそうです。

よって、男性にとって征服しやすい、支配しやすいなどの要因が根底にあるそうです。

エルヴィスの黒髪はその真逆。浅黒い肌の男性の方が男らしい。

その真相は・・・狩猟や農耕に耐える、分厚く丈夫な肌をもった男性のほうが、たくさんの食料を調達する能力がある・・・だそうです。



『美』の基準というのは、人間が動物として、食料を得て、子孫を残すに当たって、欠く事の出来ない要素が、現在でも『美』として脈々と受け継がれているようです。

美しいということは、動物として強いということでもあるようです。


な・る・ほ・ど・ね〜。

ところで、蝶々家の3匹。皆、目がぱっちりと切れ長で、鼻筋通って、鼻くろぐろ。笑うと、真っ白な牙がこぼれて、とっても美人ぞろいだと思うのは、馬鹿飼い主・蝶々だけでしょうかね〜???
Posted by 蝶々 at 06:55  |Comments(6) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月02日

2007 10月2日 読書の秋に・・・

先日、karubiさんとのお話の中で、読書の話題が出ました。

普段、移動手段が車かタクシーの蝶々は、電車やバスの中で読書する習慣がないので、最近なかなか本を読まず、PCに頼っていると、漢字が書けなくなった。というお話をしました。

ようやく気候も秋らしくなってきたので、久し振りに本が読みたいな〜という気分になりました。

蝶々の読んだ本の中で、皆さんが関心を持って、へぇ〜って思うようなものをピックアップし、面白可笑しくご紹介していけたらいいな〜と思います。


さてさて、のっけから、こんな本はどうでしょう?
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この本には、歴史上の人物の最期の様子が死んだ年齢順に記録されています。

例えば・・・・・

10代で死んだ人・八百屋お七、大石主税・アンネフランク・森蘭丸・ジャンヌダルク・・・

20代で死んだ人・沖田総司・樋口一葉・ジェームスディーン・石川啄木・吉田松陰・高杉晋作・・・

30代で死んだ人・佐伯祐三・源義経・ネロ・シューベルト・キリスト・坂本竜馬・近藤勇・土方歳三・浅野内匠頭長矩・・・・

40代で死んだ人・国定忠治・ジョンレノン・プレスリー・柳生十兵衛・ケネディ・聖徳太子・上杉謙信・織田信長・・・・

50代で死んだ人・井原西鶴・武田信玄・ナポレオン・野口英世・グレースケリー・レーニン・明智光秀・ヒトラー・ベートーベン・

60代で死んだ人・ジンギスカン・日蓮・コロンブス・森鴎外・空海・豊臣秀吉・徳川綱吉・・・・


処刑・暗殺によって命を立たれた人・覚悟の上での切腹や自殺・病・事故・・・生き様と同様、様々な死に様があるようです。

なかでも、心に強く残った例は・・・・

1182・治承5年・2月に熱病にかかり、死んだ平清盛。平家物語には壮絶な最期が書かれていて、子供心に強く残りました。

池に氷をはって、その中に飛び込んだら、池の氷が溶け、水が沸騰したとあります。

暑がりで、カキ氷を真冬にも食べる蝶々は、甘味処のおばあちゃんを「私って、平清盛みたいでしょ〜?」
と言って、笑わせていました。

平清盛・絶命の日が蝶々の父の誕生日なのも、何かの因縁を感じます。


『麗子像』で有名な岸田劉生は、腎臓病から併発した尿毒症で、「マチスの馬鹿野郎〜!馬鹿野郎〜!」と叫びながら死んだそうです。

出来れば、子供や孫に看取られて、穏やかに死んで行きたいと、誰もがそう望むようです。

悔いのない最期の日を迎えるには、毎日毎日を大切に生きて、自分の人生に納得しないとそうはいかないようです。


しかし、こうして見ると、あの世はかなりの人口密度のようです。

もしも、あの世のご近所に、このような方々が住んでいるのなら、この世でつまらない映画館に通うよりも、ずっとエキサイティングで楽しそうですね。





Posted by 蝶々 at 20:56  |Comments(4) | 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

2007 10月1日 胸鎖乳突筋断裂

先日から、加圧トレーニングを始めましたところ、なぜか、首が腫れてしまいました。

触るとゴリッと腫れていて、押すとぎゃっと言う感じの痛さです。

なんだろ〜と思って、病院に行った所、『胸鎖乳突筋断裂』だそうです。

首の付け根から鎖骨にかけて、まっすぐ走っている首の筋肉に、かなりな付加が掛かった時に、筋組織が切れる事もあるそうです。

「ブチって音がしましたか?」・・・「いいえ」
「何か首を鍛えるトレーニングしましたか?」・・・
「あ、加圧トレーニングをお試しで少し」

若い整形外科医は、女性でこの筋を切る人に初めて会ったと言ってました。

普通、プロレスをする人なんかが、首を守るためにこの筋を極端にトレーニングして、痛めてしまったりするそう。

蝶々も自分でも謎。いつも絵を描く時、左に首を傾げる癖があって、首や肩は慢性的にコリコリ。

そこを加圧して動かしたのが原因なのかな・・・?

結構、加圧も怖いねーー;


首が痛いと、実は耳の穴まで痛くなって来る。当然頭も半分痛い。

今はようやく腫れも小さくなって、頭痛は治ったみたいです。





思い出して、こんな本を読んでみました。
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絵描きもヌードを描く時に、こんな勉強をするんですよ。面白いでしょ?
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改めて筋肉の事を知っておくと、トレーニングもやる気が出そうだもんね^^
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特に顔の表情筋は毎日トレーニングするといいですよ。
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口角を極限まで上げて20秒ガマン。舌を思い切り突き出して20秒ガマン。結構効きます。

超・変顔になるので、必ず一人でこっそりやって下さい。

いろいろやると、顔がポッカポカになります。

いつも生き生き笑顔で行きましょう〜^@^!!
Posted by 蝶々 at 20:14  |Comments(12) | 美容・健康 , 秘密の本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする