2006年02月25日

チェルシー×バルセロナ 1-2

(UEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16 第1戦 2005/2/23 04:45 解説:金子達仁)
試合前の状況
久しぶりの観戦記。本当は生中継で観戦したかったのですが、スカパー!には加入していなかったので仕方なく数日遅れのケーブルテレビで観戦。結果を既に知っているのは少し残念。2年連続で実現したいきなりの好カード。この2試合が終わればどちらかが必ず姿を消します。事実上の決勝戦とまで言われていますが、チェルシーはともかくバルセロナって思わぬところでつまずくイメージがあるんですよネ。ともかく今回の対戦で勝ったチームが優勝候補筆頭になるのは間違いないでしょう。
チェルシー先発メンバー
チェルシーはいつもの青いユニフォーム。GKツェフ、DFは左からデル・オルノ、テリー、リカルド・カルバーリョ、パウロ・フェレイラ、MFは中盤底にマケレレ、左にグジョンセン、右にランパード、FWは左にロッベン、右にコール、ど真ん中にはクレスポという布陣。ドログバを温存したりと贅沢な布陣です。
バルセロナ先発メンバー
対するバルセロナは蛍光色の黄色のユニフォーム。このUEFA用のユニフォームはイマイチ好きになれません。まだ数年前に着ていた金色の方が良かったです。ユニフォームの個人的な趣向はさておき、バルセロナも4-3-3。GKビクトル・バルデス、DFは左からファン・ブロンクホルスト、マルケス、プジョル、オレゲール、MFはエジミウソン、デコ、モッタの3枚、FWは左ロナウジーニョ、右メッシ、中央エトーのトリオ。
魅せるバルセロナ
試合を見て思うのは、やはりバルセロナはとんでもなく上手いということでした。この前書いた観戦記は高校サッカーですし、最近注目しているのは地域サッカーで、急に世界最高峰の試合を見るとビックリしてしまいます。みんなボールが吸い付かんばかりにプレーしています。チェルシーのホームゲームなのですが、ボールポゼッションはバルセロナにありました。チェルシー相手にアウェイでがっつりポゼッションサッカーができるバルセロナは凄いです。
ハイレベルの攻防
10分過ぎ辺りからはチェルシーもボールをゴール前に運んで、バルサをやや押し込む展開になりました。しかしバルセロナも押されっぱなしのわけもなく、バルサのポゼッションを基本とした、両者による良い攻撃と良い守備が織りなすハイレベルな一進一退の攻防が続きました。30分には右のメッシのラインギリギリからのクロスをエトーが後ろに流してロナウジーニョがシュート。シュートの速さとタイミングは良かったのですが、少しコースが甘くてツェフがキャッチ。
退場劇
試合の流れを変える大きな出来事が起こったのは35分過ぎのことでした。メッシが右サイドのタッチライン際を突破。ロッベンと争っていましたが、細い身体でも当たり負けせず、最後はコーナー付近でロッベンを振り切ることに成功。ここで大きなチャンスかと思いきや、デル・オルノと身体をぶつけてホイッスル。デル・オルノはボールを見ておらず、悪質な進路妨害(決定的得点機会の阻止になるのかな)で一発退場。直前にメッシの膝に足の裏を見せながら突っ込んだことも影響してそうです。とにかくチェルシーは1人少なくなってしまいました。
バルセロナ優勢
モウリーニョ監督は仕方なくジョー・コールを下げてジェレミを投入。まあ当然の判断ですネ。ホームゲームにも関わらず余裕の無くなったチェルシーに対し、余裕のあるプレーを見せ続けていたのはバルセロナ。前半終盤はずっとチェルシー陣内で攻め続けていました。前半ロスタイムにはバルサのシュートがペナルティエリア内で途中出場のジェレミに当たりましたが、笛は無く流れていました。バルサは1つPKを損しましたが、前半は完全にバルセロナの優勢勝ちでした。
チェルシー反撃
チェルシーは後半頭からクレスポに代えてドログバを投入。45分ずつって贅沢な使い方ですネ。デル・オルノの退場がなければ2人が同時にピッチに立つことはあったのでしょうか。後半も前半終盤同様バルセロナが圧倒的に攻め続けるのかなと思っていたのですが、より積極的に攻めていたのは1人少ないチェルシーでした。精神面も含めてバルセロナに態勢を立て直す暇を与えません。そして59分、嫌らしいところに落ちるFKをモッタがオウンゴール。チェルシーが先制します。モッタがバックしながら落下点に向かったのに対し、GKは早めに動き出しできていませんでした。痛い失点です。
バルセロナ復活
追い込まれてからバルセロナは再び勢いを取り戻します。前半もそうでしたが、メッシは若いのに凄い上手いです。こりゃバルサは大事に育てたいですネ。さらにライカールト監督はモッタに代えてラーションを投入。積極的な采配です。この采配が上手くいったのか、バルサは71分にペナルティーエリアぎりぎり外の左角あたりのFKをゲット。ロナウジーニョの蹴ったボールはテリーの頭に当たり、彼にとっては運悪くゴール右上隅という絶妙なスポットに飛んでしまってオウンゴール。バルサは同点に追い付きました。
エトーの頭
さらに同点直後の72分にはメッシがエリア外からゴール左上隅を狙ったミドルシュートを放ちます。しかしこれは惜しくも枠に跳ね返されてしまいました。74分にもラーションがGKをかわしてあと一歩まで行きましたが、テリーのカバーの方が一瞬早くて押し込めず。バルセロナにゴール前での大チャンスが続きます。そして80分、バルセロナは速攻から左でフリーのラーションに渡り、マルケスのクロスをエトーがヘッド。右→左→右と振られて、さすがのチェルシーも失点してしまいました。1-2。遂にバルセロナが逆転です。ホームで逆転されたチェルシーは前に出ざるを得なくなりましたが、余裕のあるバルセロナに封じ込まれてそれ程大きなチャンスがないまま試合終了。
試合後感想
バルセロナは強いと感じた一戦でした。退場がなければまた展開は違ったのでしょうが、あの退場劇もメッシの個人技から始まったものです。これでバルセロナが勝ち抜ける可能性が高くなったのは間違いないですが、まだカンプノウで90分も残っていますからチェルシーも逆転可能です。特にバルセロナはホームでは攻めざるを得ませんからネ、変にチェルシーに隙を突かれる可能性は十分あります。とにかく第2戦が非常に楽しみです。

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この記事へのコメント
すみません。トラックバックが間違ってたくさん送ってしまい申し訳ありません。
余計なトラックバックは削除願います。
Posted by masser at 2006年02月26日 09:39
> masserさん
トラックバックの重複を削除いたしました。
サーバが重かったりすると重複投稿や重複送信しがちになりますよネ。
全くお気になさらず。
Posted by こんこん at 2006年02月26日 20:01
 
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