2007年12月27日

地域チャンピオンズリーグという幻想:補足

最近「地域チャンピオンズリーグという幻想」というエントリーを書きました。しかしこのエントリーは自分の中で地域決勝に対する捉え方をまとめる際にできた副産物であり、誰かに何かを伝える為のエントリーではありませんでした。そこで今回はこのエントリーに対する捕捉を書きたいと思います。

このエントリーでは「気が付いたらチャンピオンズリーグなんて既に幻想のものとなっていました。」というやや刺激的な物言いをして本文を締めています。しかし地域決勝には確かにアマチュアチームも参加しています。「矢崎バレンテ×NECトーキン」等の純粋なアマチュアチーム同士の対戦も、“局地的には”存在しています。これらは普段は対戦することのない他地域同士の対戦ですから、これらを持って「地域チャンピオンズリーグ」と評するのも一つの見方だとは思います。

しかし、自分には部分部分だけを持ち出して、その中に「地域チャンピオンズリーグ」を見出すことはできませんでした。何故なら全地域のチャンピオンが揃ってこそのチャンピオンズリーグだと考えているからです。関東の代表はどこですか、北信越の代表はどこですか、関西の代表はどこですか。前回も書いたように自分は彼らのことを地域の代表だとは思っていません。参加チームの半数以上がJ志向クラブで埋められる現状においては、地域チャンピオンズリーグなんてものは幻でしかないと考えています。

しかし、これは「J志向クラブの為にアマチュアは地域決勝から出て行け!」と言っている訳ではありません。むしろアマチュアの為の大会がJ志向クラブによって蹂躙されるのは如何なものかと考えている訳です。J志向クラブの存在によって地域リーグのレベルが上がり、アマチュアがより高いレベルを体験できるというのではなく、J志向クラブの存在によってアマチュアがより高いレベルを体験する機会を段々奪われてきているのが現状ではないか。それならばアマチュアとJ志向クラブを分けた方がお互い幸せになれるのではないか、漠然とそう考えている訳です。具体策もなければ現実味もない話ではありますが。

ただJFLもそうですが、J志向クラブ、企業チーム、アマチュアチーム、Jクラブ下部組織チーム、学生チーム、目指す先がそれぞれバラバラなチームの集まりによる"ごった煮"を受け入れた上で、その全てを楽しむというのも一つの解答なのかもしれません。どのようなレギュレーションや対戦カードであれ、その中には白熱した試合が存在し、強いチームが上に上がることができるということは変わらないのですから。


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