2010年03月11日
幅広い演奏力:「フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ ピアノ・リサイタル」を聴く
フランチェスコ・トリスターノ・シュリメのピアノ・リサイタルを聴いてくる。
テクノ・ミュージックをピアノでカバーしたCDなどで、現代音楽の分野でも知られている音楽家・ピアニストのひとり。以前から気になっていて、今回来日ということで、聴きに行く。
演奏曲目は最後に紹介しますが、事前に抱いていたイメージからすると意外な感じだった。バッハやハイドンをどんな風に演奏するのかと思っていたら、奇をてらわない正統派という感じの演奏。一曲目の自作曲からインターバルなしでバッハ「4つのデュエット」に入ったのだが、「あ、バッハだ」とはっきり分かる、バロックらしい演奏。続いてのハイドン「アンダンテと変奏曲 ヘ短調」も軽快さを感じる。
後半のバッハ「フランス組曲」も端正な雰囲気があるし、ストラヴィンスキーの二曲には技巧を特に感じる。
そしてその間に入ってくる自作曲には、現代音楽らしい魅力がある。「ハロー」はピアノの弦を直接鳴らす奏法から、ブレイクビーツのようなリズミカルな曲を奏でるし、「水を求めて、それでも地球」は、アンビエントやミニマルのような曲調。ミニマルはコンピュータなどとの同期がなくソロで弾くのは集中力を要すると思うのだが、このあたりもうまい。
幅広い演奏力を感じるコンサートだった。
フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ ピアノ・リサイタル
2010.02.21@Hakuju Halll
シュリメ「ハロー」
J.S.バッハ「4つのデュエット BMW.802ー805」
ハイドン「アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6」
シュリメ「水を求めて、それでも地球」
J.S.バッハ「フランス組曲 第6番 ホ長調 BMW.817」
ストラヴィンスキー「タンゴ」
ストラヴィンスキー「ペトルーシュカからの3楽章」
アンコール
シュリメ「メロディ」
シュリメ「クバナ」
Francesco Tristano Schlime':http://www.francescoschlime.com/
フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ『ノット・フォー・ピアノ』(Third-Ear JPN Ltd.)
Francesco Tristano Schlime『Berio: Complete Piano Works』(Sisyphe)
『Francesco Tristano Schlime, Piano』(PentaTone)
テクノ・ミュージックをピアノでカバーしたCDなどで、現代音楽の分野でも知られている音楽家・ピアニストのひとり。以前から気になっていて、今回来日ということで、聴きに行く。
演奏曲目は最後に紹介しますが、事前に抱いていたイメージからすると意外な感じだった。バッハやハイドンをどんな風に演奏するのかと思っていたら、奇をてらわない正統派という感じの演奏。一曲目の自作曲からインターバルなしでバッハ「4つのデュエット」に入ったのだが、「あ、バッハだ」とはっきり分かる、バロックらしい演奏。続いてのハイドン「アンダンテと変奏曲 ヘ短調」も軽快さを感じる。
後半のバッハ「フランス組曲」も端正な雰囲気があるし、ストラヴィンスキーの二曲には技巧を特に感じる。
そしてその間に入ってくる自作曲には、現代音楽らしい魅力がある。「ハロー」はピアノの弦を直接鳴らす奏法から、ブレイクビーツのようなリズミカルな曲を奏でるし、「水を求めて、それでも地球」は、アンビエントやミニマルのような曲調。ミニマルはコンピュータなどとの同期がなくソロで弾くのは集中力を要すると思うのだが、このあたりもうまい。
幅広い演奏力を感じるコンサートだった。
フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ ピアノ・リサイタル
2010.02.21@Hakuju Halll
シュリメ「ハロー」
J.S.バッハ「4つのデュエット BMW.802ー805」
ハイドン「アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6」
シュリメ「水を求めて、それでも地球」
J.S.バッハ「フランス組曲 第6番 ホ長調 BMW.817」
ストラヴィンスキー「タンゴ」
ストラヴィンスキー「ペトルーシュカからの3楽章」
アンコール
シュリメ「メロディ」
シュリメ「クバナ」
Francesco Tristano Schlime':http://www.francescoschlime.com/
フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ『ノット・フォー・ピアノ』(Third-Ear JPN Ltd.)
Francesco Tristano Schlime『Berio: Complete Piano Works』(Sisyphe)
『Francesco Tristano Schlime, Piano』(PentaTone)この記事へのトラックバックURL
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