2011年02月14日

「Romance」@東京ミッドタウン・デザインハブを見る

2011.02.11

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 東京ミッドタウンの中にあるギャラリー、デザインハブに展示を見に行く。ミッドタウンには他にもふたつ美術館がありますが、私はデザインハブが一番好きです(というか、デザインハブにしか行ったことがありません)。

 今回の展示は「Romance」。2010年12月に、香港で行われたデザインイベント「BODW」に出展した日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の作品の巡回展。85人の作家が、同じ30秒の音楽に映像をつけ、会場のモニタに映す、という内容。テーマは、2010年の日本の恋愛。中でも、携帯端末などを使った独自のコミュニケーションをモチーフにしている。
 今回は展示の仕方も独特で、会場に数十台のモニタが2列で並んで、それぞれに別の映像が流れる。しかも、ひとつのモニタが同じ映像を流すのではなく、映像は30秒で切り替わる。だからひとつのモニタの前で順番に見てもいいし、会場を前後にうろうろして、次々とモニタを眺めてもいい。複数のモニタを同時に眺めることも、立つ位置によって可能です。
 映像の内容は非常にスタンダードなもの、ひねりを加えているもの、バラエティに富んでいる。デザイナーの年齢などによっても解釈が違うのだろう。今の日本の恋愛の見方の違いは面白い。
 さすがにすべては見なかったのですが(全部見ても30秒×85人だから1時間かからないのですが)、中で印象的だったのは理想の男女の組み合わせを考える小磯裕司氏のアニメーション作品と、高校生風の男女が銃で撃ち合う(そこに秘密がある)山岡茂氏の実写作品。
 音楽も女性ボーカルのポップな曲で、聴いていても疲れない。

山岡 茂氏の作品、webの記事用にYouTubeにアップされていました。


 「DVDを作ったらいいのにな」と思っていたら、作られているようです。JAGDAのサイトで購入できます。

「Romance」 DVD:http://shop.jagda.org/shopdetail/005000000149/

DESIGN HUB : EXHIBITION:http://www.designhub.jp/exhibition/2011/01/17-1439.html

企画概要

名 称: 東京ミッドタウン・デザインハブ第26回企画展「Romance」
英文名称: Tokyo Midtown Design Hub 26th Exhibition: Romance
会 期: 2011年2月4日(金)〜3月6日(日) 11:00-19:00 会期中無休
※当初2/27までのところ、会期延長
会 場: 東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
入場料: 無料
主 催: 東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営: 社団法人日本グラフィックデザイナー協会
企画制作: 廣村正彰、原 研哉、松下 計
音楽協力: ヤマダタツヤ(MAS/Tyme.)
映像協力: 青木兼治
●参加者(全85名/50音順)

青葉益輝/秋田 寛/浅葉克己/天野幾雄/荒木優子/石浜寿根/伊藤豊嗣/井上庸子/居山浩二
色部義昭/岩上孝二/うし/後 智仁/蝦名龍郎/大森清史/岡田善敬/岡室 健/奥村昭夫
カイシトモヤ/柿木原政広/勝井三雄/上條喬久/菊地敦己/木住野彰悟/木下勝弘/草谷隆文
軍司匡寛/小磯裕司/小林洋介/小林良弘/近藤ちはる/左合ひとみ/佐藤可士和/佐藤 卓
澤田泰廣/澁谷克彦/新村則人/杉崎真之助/杉山陽平/鈴木 守/関 翔吾/大黒大悟/高井 薫
高橋善丸/竹村真太郎/谷川ツトム/谷口広樹/玉置太一/寺島賢幸/友枝雄策/永井一史
永井一正/永井裕明/ナガクラトモヒコ/仲條正義/長友啓典/永原康史/はせがわさとし
服部一成/林 規章/原 研哉/板東孝明/日高英輝/平野湟太郎/平林奈緒美/廣村正彰
福岡南央子/福島 治/藤代範雄/藤田 隆/藤田 隆/松永 真/三浦 遊/三木 健/水谷孝次
宮内賢治/宮崎光弘/宮田裕美詠/宮脇 亮/森重正治/八木秀人/山内瞬葉/山岡 茂
山形季央/ワビサビ

 おまけ。会場で配布されていたパンフレット。新聞を見開きに下よりも少し縦が長いサイズ。そのままのサイズで置いてあって、持って行くことが出来る。(準備する側が)折ったり製本したりする手間を省いて、かつ「さすがグラフィックデザインの展示」と評価されるような一石二鳥の配布方法。

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