瀬戸の海の波
三四郎が東京で驚いたものは沢山あるらしいが、菜園チストが四国で驚いたものも沢山ある。第三に、瀬戸内海の波の穏やかなのに驚いた。
いや、だって、穏やかなんてもんじゃない。季節や天候にもよるけれど、瀬戸内海では波なんて無いに近い。それを初めて見た時は、湖じゃないかと思った程だ。クリックして、この先をお読みください。写真を掲載しています。
もっとも私は慣れてしまったが、知らない人を連れて行くと、やっぱり驚く。あらかじめ「穏やかだよ」と言っておいても、「これ程だとは思わなかった」。それはそうだろう。こんな写真が撮れてしまうのだから。
もう少し言うと、この写真は超広角レンズで波に「にじり寄って」撮ったものである。三脚は、その脚の先が波に洗われていた。決して水中カメラを使っていた訳ではないが、カメラが波しぶきを被って故障するなんて事は全く心配しなかった。心配せずに、波に寄ってしまって良い。
こんな海だから、海水浴も快適である。小さな子でも、波を怖がるなんて事は、まずない。チャプンチャプンと打ち寄せる波は、揺りかごのようなものである。
などと言う私は、太平洋に面した街で育った。幼い頃、せっかく海水浴に連れて行ってもらっても、波が怖くてなかなか水に触れる事が出来なかった。ザブンザブンと打ち寄せる波は、うっかりすると人さらいと化す。
四国は、北側が瀬戸内海に面していて、南側が太平洋に面している。今の私の住まいからは瀬戸内海の方が近く、海を見るとすれば瀬戸内海である事が多い。もう十数年いまの所に住んでいるから、この湖のような海に、穏やかな波に、すっかり慣れてしまった。
すると去年の末など、数ヶ月ぶりに南側の海まで出て来てみたら、その大きな波音を聞いて鳥肌が立ってしまった。そこは岩場で、しかも月のない夜だったから、暗闇の底から波の砕けるドドーンという音が聞こえて来て、身震いした程である。
ただし、太平洋岸ではどこでも波が荒いかと言うと、そんな事はない。入り江などでは、やはり穏やかだ。
しかし瀬戸内海では、入り江でなくても穏やかである。逆に波の荒い所は、あるにはあるのだが、そして波の荒い日も、あるにはあるのだが、いずれにしても高が知れている。このような写真は、北側の海ではまず撮れない。
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冬の日本海もなんというか「イメージ通り」であります。
冬の日本海は、下手くそだった頃に撮った事があります。
とても人様にはお見せ出来ません…。
・・・で、今は津波の心配もしてたりorz
津波は撮りたし命は惜しし
…とか言ってる場合じゃないか。
山口から来た後輩が、海を見て「海も砂も黒い!!」と驚いたことに驚いたことを思い出しました。百聞は一見に如かず、と思ったものですv
黒潮由来の黒に、玄武岩由来の黒ですね。
私の脳裏に焼きついている海の景色は、やっぱりそういう海です。
だから初めて香川県の海を見た時は、う〜んとキレイに見えました。と言うのは、こちらは安山岩由来の砂が多くて、場所によってはすごく白いんです。
今年、初めて瀬戸内を旅しました。
柳井から松山へフェリーで渡りましたが、
想像以上の揺れの小ささ。
本当に穏やかですよね。
夕闇の瀬戸内海に小島がたくさん浮かぶ光景、
日本海側出身のNIJOには異界の感覚でした^^;
あぁ、その感覚、わかります。私も子供の頃は海と言えば太平洋でして、島なんて見えても一つだけ(伊豆大島)でしたから。
同じ日本の海でも、地域ごとにいろいろですね。