2007年04月27日

「グルメ探偵、特別料理を盗む」

グルメ探偵 特別料理を盗む「グルメ」に関する調査を請け負う主人公。ハードボイルドな「本当の」探偵とは違う、平穏な日々のハズだったのに。
フランス人オーナーシェフ同士が対立している、人気の2店。
その一方から、「敵」の特別料理のレシピを盗んで欲しい、と依頼があり成功したが、もう一人からも依頼があり...。
事態は紛糾し、連続殺人も起こる...。
「グルメ探偵」として一流の主人公は、「探偵」としてはヘナチョコ。
果たして事件は解決するのか!?
★ハヤカワ文庫 ピーター・キング著 ¥903


「美味しんぼ」以上に「グルメ記述」の多いミステリです。
私が読んだ小説の中では、ダントツのグルメっぷり。

「絞りたてのマルティニーク島産グレープフルーツのジュース、ヴァージニア・ハムを添えたカレー風味のオムレツ、ライ麦パンのトーストにキューバ産のコーヒーという軽い朝食を済ませてから、早めに事務所に向かった」
これ、「軽い」のでしょうか!?充分ゼイタクかつしっかりとした朝食に思えますが。
「軽い」とは。クロワッサンかトーストに、ジャムとコーヒー、などを言うのでは...。

「...(前略)出された料理も徹底していた。クルマエビ、ラングスティーヌ、ポルトガル風クリームスープ、サーモンのナンチュア・ソース、ハムのムース仕立て、牛のヒレ肉のステーキ(当然、レア)、トマトのファルシ、赤キャベツのブレゼ、雌鶏のカルディナル風、野生の鴨のロースト血と赤ワインのソース、ビーツのサラダ仕立て、そしてデザートはイチゴのムース」

こう並べられて、「想像がつく」読者がどれくらいか...。
ゼイタクかつこだわった、クラシックな料理のオンパレードです。

読んでいると。
冷蔵庫を開け、卵でオムレツを作りたくなります。
冷凍庫に冷やしてあるジンをショットグラスに注ぎたくなります。
とっておきのシャンパーニュを、シャンパンクーラーに氷と共に「ブチ込み」たくなります。
ミステリとして読むも良し、グルメうんちく本として活用するも良し。
「一粒で二度美味しい」本です。
Posted by leo_gemini at 06:28  |Comments(2) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
……( ̄∇ ̄;)
まったく! 想像がつきません。
字面だけで終わりそうです。(−ω−;
でもミステリ的には良ですねぇ♪(=∀=)”
前、見かけてスルーしたんですが。
読んでもいいかも♪

ハンドラーですが。
【自分を消した男】の中古を探し中です。
傷心、は手に入ったんですが。←200円で。
他も1円でした。
しかし。
自分を〜はまだ値引きもほとんど出ない状態で。
アマゾンをチェックする日々です。(=_=)
足元見られてるんでしょうか?(=_=)怒
Posted by ポゥ at 2007年04月27日 13:25
☆★ ポゥさま、ようこそ・

>まったく! 想像がつきません。
>字面だけで終わりそうです。(−ω−;

オタッキーなグルメ以外、ちんぷんかんぷん、でしょう(笑)。

>前、見かけてスルーしたんですが。
>読んでもいいかも♪

私は発売直後に購入し、「自宅内スルー」をしていたんですが、今回読んで2作目も読了しました。

>ハンドラーですが。
>【自分を消した男】の中古を探し中です。

私は「真夜中のミュージシャン」を探し中、です。
それで「コンプリート」です。

「自分を消した男」はシリーズ中、一番「ブ厚い」本です。
ワガママなTVスターを初め、クレイジーな「業界人」達...。
中々の読み応えでした。

私は「eブックオフ」に登録してあるんですが、メールチェックが毎日とは限らないので、「買い逃し」をしてます。
Posted by 女王様 at 2007年04月28日 07:31
 
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