2008年12月01日

とうさんは あめるひと

 昨日のサザエさん、タイトルが、


「とうさんは あめるひと」


 国民的アニメも、とうとう毒を吐くように・・・



 「あめる」の意味は → こちら




 見てたら、

 波平さんに似た人が駅で編み物をしていて、「ワシにそっくりな顔で人前で編み物なぞ、軟弱なケシカラーン!!」・・・でも、実は波平さんも母親の編む姿を見ていた影響で編み物ができるのよ〜。

「父さんは 編める人」

 と、いうお話。



 なんだ。どきどきした。
 
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2008年03月08日

せんばりこく

「えぇ〜、せんばりこいとるわえ〜」


 ひなランチ食べ歩き、道遊の「そばセット」を目指して行ったら、入口に鍵がかかってました。

 日曜だけなのね。


 玄関などの戸に鍵をかけることを「せんばりこく」と、言います。

 「せんばりかう」とも。


 「せんばり」は、『心張り(しんばり)』か『栓張り(せんばり)』から来た言葉と思います。


 江戸時代、庶民の家では、引き戸につっかえ棒をして鍵としていました。

 そのつっかえ棒を「心張り棒」と言いました。

 棒を斜めにかけるだけなので、がたがた揺らすと外れたりしますが、治安の良かった江戸時代には充分だったのでしょう。


 「栓張り」の方は、「栓」に

 物を動かないようにする木くぎ。
 [株式会社岩波書店 岩波国語辞典第六版より]

 と、いう意味があるので、心張り棒よりは手の込んだ鍵かな?

 以前、奉行所で見たオートロックみたいな感じでしょうか。

 お屋敷の門にかける閂(かんぬき)も「栓」と言えば栓・・・ちょっと乱暴ですか?



 同じように、「じょうこく」とも、言います。

 こちらは、錠前(じょうまえ)の「錠」ですね。



「おぇっさぁ! 毎日飲み歩いとったら、せんばりこかれて家へ入られせん!!」


 なんてことがないよう、気をつけましょう。→ 飲み助のみなさんへ
 
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2008年02月20日

さべっちょくちまつへちこきとと

さべっちょ


くちまつ


へちこき


どれも、佐渡弁で喋りに関する言葉。

あまり、ほめられた意味ではありません。


さべっちょ(おしゃべり)で、


くちまつ(口先ばっかり)で、


へちこき(変に理屈っぽい)な、


とと(とうちゃん)。


さべっちょくちまつへちこきとと。

やっかい者です。


実は、わたしがその「さべっちょくちまつへちこきとと」なんですけど。

遠慮なく喋ると、場が凍ります。



今日、カゼひきました。

そんなときに限って、知り合いの会社の新しいパンフレットについて、意見を求められます。


「このパンフレット、どう思う?」


体調不良で、早く終わらせたくて、つい正直にひとこと。


「昭和のにおいがします」



















うぁっ、この間は・・・





いろいろフォローもいただき、帰る頃には好意的に受けとってもらえた気がしますが(たぶん)。



強い言葉って、怖いなぁ。


もっと、やわらかい言い方もあったなぁ。



そんな、かっかしとるさべっちょくちまつへちこきととに、適量のビールを加えると・・・



だおもんととに早変わり。



だおもん(なまけもの)くれぇが、ちょ〜どえぇあんべぇ。

 
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2008年01月30日

DATiN-NOTE(ダチンノート)

デスノートじゃありません。

ダチンノート。

おそらく、人間世界には存在しないダチンノート。









「ちょっとパソコン診に来て〜」


はいは〜い。


と、行って用事が済んだときです。


「ありがとー!だちんけーとくしなー!」


だちんけーとく??


「だちんけーとくっつーのん」


な、なんすか?だちんけ?


「いまぁ言わんかさ。だちんをけーとくんだがさ」







なるほど、


だちん = 駄賃

けーとく = 書いておく


で、駄賃を書いておく。


きっと、


「お駄賃あげたいけど、今は無いから『お駄賃あげるノート』に書いておくわね」


こんな意味なんでしょう。


ダチンノート。


たぶん、存在はしてないなぁ。


でも、だちんけーてくれたもんは、よくお菓子をくれるので、頭の中にはあるみたいですよ → ダチンノート。

 
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2008年01月28日

ようらめ

大野亀のキバナカンゾウが咲くには、まだ年の半分も待たねばなりませんが、カンゾウのことを少し。

このあたりでは、カンゾウを「ようらめ」と呼び、美味しくいただいています。

近所の「きへい」という家で作る『ようらめの酢味噌あえ』は、なかなかの珍味で、お酒によく合うんです。


なんでこんなこと思い出したかと言えば、さっき隣に座ってたあんちゃんが飲みに行く相談をしていたから。


けなり〜。(訳:うらやまし〜。)

寿司初〜〜。(今夜は寿司初だそうです。)

 
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2007年07月03日

ひゃっこ

すっかり梅雨です。

妻がお弁当を作ってくれないのは、きっと、悪くなってお腹が痛くならないように・・・やっぱ、飲み過ぎのせいでしょうか。



梅雨の時期になると、こんな言葉を思い出します。


「ひゃっこ」

佐渡の方言で、家と家との間の細い道、屋根から雨が垂れ落ちているようなところを指して言います。

雨が落ちて『ひゃっ』とするところから「ひゃっこ」かなぁ?って。

こなへんは、よく分かりませんけど。

 
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2007年03月16日

えーんで行って、ほーて帰る。

今日も宴会に来てます。

お泊まりです。

えーんで行って、ほーて帰る。
(訳:歩いて行って、這って帰る。)

と、いうのが、理想の飲みスタイルなんですが、佐渡ケ島って広いです。

ここから家まで、代行で1万円。

今日もお家に帰られんです。

 
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2006年12月01日

家族構成 in 佐渡

めでたく3人目が誕生して、今日で12日。

昨日は、退院する妻と子を迎えるため、お仕事休んで病院に行ってきました。

帰りに役場よって、出生届やら何やらの手続きも終わり、おおやりしています。

ところで、今の戸籍では「長女」とか「二男」とか、もう使わないんですよね。
子どもは、みんな「子」でオッケー。

簡単で良いですね。

これを、佐渡の言葉で表すとなると、なかなか複雑です。

参考に、わが家の家族構成 in 佐渡↓。


曾祖父 → おおきいじい

祖父 → じやん

祖母 → ばあ

父 → とと

母 → かか

長女 → あにゃん

長男 → あにき

二男 → くさおっさん


うちの「くさおっさん」は、これまたととに似てきりょうよし。

 
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2006年11月12日

「がっちゃへご」(タイトル変わりました。)

 ブログのタイトルを変更しました。


旧)ガシマ
   ↓
新)佐渡ヶ島がっちゃへご「ガシマ」


 だって、Yahoo!とかGoogleとかで「佐渡」って検索しても、ぜ〜んぜん出てこないんだもん。

 難しい言葉で、SEO対策とか言われてますね。


 「ガシマ」で検索すると、トップ表示なんですが。(←あたりまえ)

 「中越典子」で検索しても、かなり上位だったりします。(「中越ちがい」から)



 「佐渡ヶ島」と「ガシマ」の間の、「がっちゃへご」。

 これも佐渡弁です。

 なんでもかんでも混ざり合って、ぐっちゃぐちゃのごっちゃごちゃ。

「おえっさー! おれの部屋が、がっちゃへごらがさー!!」

 と、散乱した部屋の様子を表すとき等に使われます。

 まあ、部屋が散らかっているのは、いつものことですけど。


 「佐渡の日記」

 とか、

 「佐渡に暮らす」

 とか、

 「佐渡の歴史と文化と生活とワナと・・・」

 とか。

 いろいろタイトル考えたんですが、なかなか合うのが見つかりませんで。

 結局、「がっちゃへご」に落ち着きました。




 さどがしま  っちゃへ  しま

 やたらと濁音多いのは、気になるところではありますね。

 
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2006年10月15日

さしむきあじぇまめぇくれえ

普段の生活の中で、方言の存在感が薄れつつある世の中ですが、まだまだいますよ「ネイティブスピーカー」。

今回は、ある佐渡ネイティブな方のお話です。


場所は東京の居酒屋。

佐渡弁ネイティブとウェイトレスとの会話です。


「いらっしゃいませ〜」

「おう、生ビールくれえ」

「おつまみの方はよろしかったですか〜」

「さしむきあじぇまめぇくれえ」

「・・・?」

「おぉ、すまんのぉあねさん。『あじぇまめ』が分からんかったか」

「あの〜、ぜんぜん・・・『さしむきあじぇまめ』って、なんですか?」

「なにおぉ?あんたさん、『さしむき』も分からんだか!?」


と、こんな会話だったそうです。

「さしむきあじぇまめ」

訳すと、

「とりあえず枝豆」

と、なります。


でも、ほんとは、

「さしむき畦豆(あぜまめ)」

↑と、しても、標準語訳としては正解。

「さしむき」も、「畦豆」も、普通に国語辞典に載ってました。(載ってないのもあるとは思いますけど)

「さしむき」は、「さしあたって」と、言い換えると通じますね。

「畦豆」は、田んぼの畦に植えられている豆のこと。
昔は、少しでも食べるものを作ろうと、田んぼの畦道にまで豆類を植えていました。

そんなことで、よく畦に植えられた大豆を「畦豆」と呼ぶようになったようです。(枝豆は、大豆の若いのですよね)


田んぼを見に行くついでに、畦に植えた枝豆を収穫したりとか。

帰って酒のつまみにすると、さっきまで生きていた新鮮な豆は、それはもう美味!!

ちょっとした贅沢です。


あ、なんか話が畦豆の美味しさの方に振れちゃいました。


「さしむきあじぇまめ」が通じなかったネイティブさん、けっこうショックだったとか。

どこでも通じるようになると良いのですが・・・。

今度どっか飲みに行ったら使ってみよ。

「さしむきあじぇまめくれえ!!」

 
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2006年07月08日

いじゃけりゃさらおけ!!

わたし、実は気が短くてですね・・・

普段は、アタマにきててもグッと堪えるのですが、



無理な要求ばかりしてくるカツラの社長とか、


口だけは迷惑なくらい出してくるカツラの課長とか、


あと、カツラの・・・




いや、別にカツラに腹を立ててる訳じゃないんですけど。


そんなとき、佐渡では一言。

「いじゃけりゃさらおけ!!」


(訳:嫌ならやめてしまえ!!)


ぐちグチぐちグチ文句を言われて頭にきたら、その後の社会生活に支障の出ない程度で使いましょう。

 
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2006年05月26日

わがもんなるもんかなんず

男どーしで飲んでいると、よく、

「おれは深津ちゃんが好きだ!」

とか、

「エビちゃん最高っス!」

とか、

「長澤まさみ!!
佐渡に映画ロケよんで長澤まさみと仲良くならんか!!」←わたしです。

とか、好みの女の子を熱く語ってしまうのです。



ひととおり語り終えたところで、少しアタマ冷やします。


「おかんかえ〜。わがもんなるもんかなんず」

(訳:やめようよ〜。自分のものになる訳でもないのに)





・・・でも、長澤まさみ呼ぼうよぉ。

映画、佐渡で撮らないかなぁ。

 
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2006年05月20日

同じ佐渡でも通じない言葉

 佐渡ヶ島に、「おんごろべ」という方言があります。

 同じ佐渡の中でも、地域によって、

  おんごろべ = おたまじゃくし

 と、いうところと、

  おんごろべ = めだか

 と、いうところがあって、なかなか話が通じなかったりします。

 日本海に、ちょこんと浮いているような感じがする佐渡ヶ島ですが、面積が857平方キロメートル(広辞苑第5版より)もあるんです。

 昔は交通の便も悪かったので、1つの島の中に、いくつもの文化圏ができていたのでしょうね。

 ちなみに、「おんごろべ=めだか」の地域で、童謡「めだかの学校」を歌うと、

 ♪おんごろべーの学校はー
  えめぞの中だっちゃー
  こっそらのぞいて見てみっちゃ
  こっそらのぞいて見てみっちゃ
  よのもんでおろりをおどっとる

 と、なります。



 同じように、地域によって意味の違う方言で「べちゃ」というのがありまして・・・

  べちゃ = カブトムシ

 と、いうところと、

  べちゃ = 女性器(転じて「性交」とも)

 と、いうところがあってですね、困ることがあるんです。



(近所のおっちゃんから聞いた話なんですが)

 ある夏休みの日、親戚の小学生が遊びに来たときのこと。

 虫カゴと虫アミを持って、大声で言ったそうです。



「おじちゃん、山へ行ってべちゃ採ってくる!!」






「なにぃーっ!?

 おめぇ山へ何しに行くんだ!?」








 子どもは、「べちゃ=カブトムシ」地域だったのですが、おっちゃんは違うとこだったのです。

 山でべちゃ・・・こんな昼間っからべちゃ・・・しかも、こんな子どもがべちゃ・・・

 きっと、いろいろ想像してしまったに違いありません。



 子どもに人気のムシキング、佐渡の国仲地域では「ベチャキング」になりますね。

 わたしの住んでいるところでは、ベチャキングになるとR指定です。

 
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2006年05月02日

まってあめてかがっぽしい。

 ここのとこ忙しくて、なかなか新聞も読めなかったので、1週間分まとめ読みしています。

 いろいろ気になる記事はありますが、やはり驚いたのは、某元一級建築士の逮捕











 ・・・の、写真。












 なぜ、カミングアウト?





 逮捕の際、


「失礼だな君、その帽子を取りたまえ!」


 とか、指摘されたのでしょうか。



 それとも、


「やっぱ、ガチャピンに毛が生えてたら、おかしいよな」


 とか、ムックになりたい気持ちにケリを付けられたのでしょうか。






 まあ、そんな話は置いときまして、今日は佐渡ヶ島の方言から「あめる」を紹介したいと思います。


 「あめる」の意味は、「はげる」です。



 髪の毛がうすくなり、額の面積が広がってくると、


「おえ〜、んなぁカカとるめぇにあめてもぉて〜」

(訳:なんとまあ、あなた嫁をもらう前に禿げてしまったのですね)



 だんだん、頭髪も残りわずかとなると、


「なーみさんぼ!そーいあめてどげんしるさー!」

(訳:なんということでしょう!そんなに禿げてしまってどうするのですか!)



 頭皮にツヤが出てきた日には、


「なーんとまぁ!まってあめてかがっぽしい!!」

(訳:大変だ!ほんとに禿げてしまって、まぶしいくらいだ!!)



 などと、言われることになります。



 佐渡ヶ島では、普段あまり大きな声では使えない「あめる」ですが、なんと、ばんばん使っている地域があります。

 それは、北海道、青森県南部、岩手県、秋田県。

 ここでの「あめる」は、「食べ物が悪くなる」という意味で使われるのだそうです。

 なので、あめた人にも、あめたのんを隠しとる人にも、平気で、

「あめたな〜」

 と、言えますね。(相手が賞味期限切れの食べ物を持っていたとき限定)



 この方言「あめる」の全国分布について、青森県のカワヨグリーン牧場発行のメールマガジンに詳しく載っていました。

 その記事は → こちら
        後半の【他所もんからみた「南部弁」】コーナーです。





 何年か前、


「いやぁ、ぼく雨男でねぇ」


 なんて言う人の頭を見たら、


「その、てるてる坊主のような頭で!?」


 と、思いましたが口には出せず、


「なるほど、あめ男か。うまいこと言うね」


 と、心の中で納得したことがあります。
 
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2006年03月08日

みざれもじゃー!!

「みざれもじゃー!!」




 いや、自分の耳を疑いました。

 まさか、日本の言葉だとは思わなかったです。





「みざれもじゃー!!」





 佐渡ヶ島の金泉地区(旧相川町)で聞きました。


「見ることさえもイヤ」


 が、なまったものらしいです。





「みざれもじゃー!!」




 はじめて聞いて、わかったらスゴイです。






「みざれもじゃー!!」







     ・

     ・

     ・

     ・

     ・






 荒川、トリノでミザレモジャー!!








 ・・・イナバウアーでした。





 うぅ、ひどいダジャレだ。疲れてるなぁ。


 
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2006年01月08日

とことこ

雪の中のとんちぼ

  雪の中、とんちぼを発見!

 冬場のとんちぼは、まって(訳:本当に)とことこしとるの〜。



 普通「とことこ」と言えば、子どもが歩く様子などを表現する言葉(擬態語って言いますね)です。

 秋になると、冬に備えて、野生のタヌキたちは体に脂肪をたくわえます。

 まるまると太った姿は、昔話に出てくる愛嬌たっぷりなタヌキのイメージに重なりませんか?

 そんな、まんまるに太っている様子を、佐渡ヶ島では「とことこ」と表現します。



 まずいまずい、おとうちゃんの腹回りもとことこしてきたぞ〜。

 寝正月で、ちょっとたくわえ過ぎたかな。

 
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2006年01月06日

またす

 さあ、これからごはんだぞ!!と、いうとき。

 テーブルの上を片付けようとした娘(3才)が、空き缶を指さして言いました。


「おとうちゃん、これまたして」


 「またす」とは、佐渡弁で「片付ける」こと。

 語源は分からないのですが、古い言葉で「全(また)い」と、いうのがあります。

 これは、「欠けたところがない。ととのっている。(広辞苑より)」と、いうような意味があるので、そこから、

 全い(ととのっている)

  ↓

 全いとす(ととのえる)

  ↓

 またす(片付ける)

 と、こんな感じで変化していったのかなぁ・・・いや、ホントのところは分からないんですけどね。


 それにしても、娘の佐渡弁ネイティブスピーカーっぷりには、たまに驚かされます。

 ひのなかじやんとおるもんし、ことばがそげんだの〜。
(訳:日中じいさんと一緒にいるから、言葉がそんな風になるのね〜。)
 
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2006年01月04日

佐渡辞郎

 「英辞郎」という英和データベースがあります。
 これは、「なんでも載っている辞書を作りたい」と願う人たち(グループ名=EDP)が制作しているもので、わたしの手元にあるバージョン(Ver.81)には131万項目が収録されています。

 最近、なにかと英語に触れる機会があるので、この「なんでも載っている辞書」の活躍っぷりと言ったらもう・・・と、言えるほど活躍の場を与えてないんですけど。
 けっこう便利に使っています。


 これ、佐渡弁でも出来ないですかね。


 試しに、自分の佐渡弁メモを入力してみました。

 例↓

単語:けなりい

訳:うらやましい
【語源】「異(け)なり」から”珍しい→りっぱだ→うらやましい”と意味が変化したもの
【うんちく】
 日本書紀に、淡路島の住人が、海岸に漂着した流木を焼いたところ、すばらしくいいにおいがした。そこで、珍しい香木だとして朝廷に献上したのを「異なりとして献る」と記録されている。
 また、源氏物語に、正妻の葵の上の死をいたんで、お経を唱える光源氏の姿を、「行ひなれたる法師よりは、けなり」(仏道の修行をつんだ坊さんよりも、りっぱだ)と述べてある。
 さらに時代が下がって、室町時代の狂言「鉢叩」には「いつかたも、にぎやかなるがけなりうて」とある。ここで初めて、現代の方言と同じ「らやましい」という意味で使われるようになるのだ。
出典:越後・佐渡方言散策 野口幸雄著 新潟日報事業社



 こんな感じで、どんどん育てていったら面白いかな〜なんて。


 出来ませんか「佐渡辞郎」


 ほかにも、佐渡の歴史とか文化とか、いろんなデータベースを作って串刺し検索すれば、「佐渡のことなら なんでも載っている辞書」が作れそうな気がします。


 ちなみに、わたしのコンピュータで「かざ」を検索すると、



 英辞郎から「かざす=hold up」、佐渡辞郎から「かざ=におい」がピックアップされました。
 いいな〜、こんな辞書ほしいな〜。


 そんなわけで、「佐渡辞郎プロジェクト」はじめてみようと思います。


 今のところ↓こんな感じで100項目くらい。



 妻から、


「あんた!また、いらんもんに手ぇ出して!!」


 と、激しく叱られそうな気もしますが。


 
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2005年10月20日

帰ってきた「ちゃ」

 「ちゃ」続「ちゃ」続々「ちゃ」と続いてきました、この『ラムちゃんの「ちゃ」って、どこの方言なの?』という疑問。

 けっきょく、どこの方言かはハッキリせず、むにゃむにゃとまとめたまま調べていなかったのですが・・・。

 先日、まみさんからコメントをいただきました。
 ありがとうございます。

 さっそく、書き込んでいただいたアドレスをたどってWikipediaで検索してみたところ、

ラム(声優:平野文)

鬼星(ラム星)から来た、鬼族の宇宙人娘。英語表記はLum。モデルは当時人気だったグラビアアイドルのアグネス・ラム。あたるとの鬼ごっこに負け、本人の勘違いからあたるの婚約相手となる。あたるのことを「ダーリン」と呼び、その想いは一途であるが、がさつな性格が災いし、しばしば騒動を引き起こす。空中浮揚と電撃の超能力を持ち、浮気をするあたるに制裁を食らわす。辛党の種族なので彼女の作った料理は猛烈に辛い。普段はあたると一緒にいるが、虎縞模様のUFOですごすことも多い。虎縞ビキニルックと、語尾に「〜だっちゃ」と付けるのは余りにも有名。
なお、語尾に「〜だっちゃ」または「〜っちゃ」とつける方言には、仙台弁(宮城県)と佐渡弁(新潟県)と因州弁(鳥取県)が、「〜だっちゃ」・「〜っちゃ」は使わないが「〜ちゃ」とつける方言には、富山弁、山口弁、北九州弁、宗像弁(福岡県)、宮崎弁がある。このため、「ラム語」はどこの方言か諸説出来てしまったが、いずれのものとも違う。作者の高橋留美子氏によると、井上ひさし氏の小説からヒントを得たという[1]。この井上ひさし氏は、高校時代を仙台で過ごしたため、小説の登場人物が仙台弁を多用している。つまり、「ラム語」の語尾「〜だっちゃ」は仙台弁由来であるが、全体としては「人工言語」といえる。

(Wikipediaより)


 なるほど。

 ほんとのところは、どこかの方言からとったという訳ではないのですね。

 佐渡弁だと思ってたのにな〜。


 でも、謎が解けて、少しすっきりしています。

 まみさん、本当にありがとうございました。
 
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2005年08月06日

佐渡時間

 佐渡弁の一日は、標準語の一日と、ちょっと違います。

 早朝は、「そうちょう」ではなく「めしめえ」。

 朝は、「あさ」ではなく「あさぎり」。

 午前中は、「ごぜんちゅう」ではなく「ちゅあんめえ」。

 午後は、「ごご」ではなく「ひのなか」。

 夜は、「よる」ではなく「ばんげ」。

 夜中は、「よなか」ではなく「よーま」。


 「佐渡時間」探してみたら、もっとあるような気がします。
 
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2005年08月05日

電子辞書と方言


P505iS0007274758.jpg 最近、仕事で外国人と話すことが増えました。
 わたし、ぜ〜んぜん英語しゃべれないのに。

 そこで、電子辞書を買いました。

 毎日、持ち歩いて使ってますが・・・

 いまどきの電子辞書って、すごいですね。

 これ、ものすごく便利。

 英和・和英辞典はもちろん、広辞苑やら漢字源やら、90冊も入っているそうです。
 そして、「一括検索」という機能を使うと、1つキーワードを入力しただけで、いくつかの辞書からまとめて検索してくれます。
 なので、ペコペコと言葉を入れていくと、知りたい言葉から関連する言葉から、なんかいろいろ出てきてついつい読んじゃいます。

 先日、職場で佐渡弁の話をしていました。
 「とつけもねえ」という佐渡弁。
 まさか、電子辞書に入ってないよなぁ・・・・・

 ありました。

とっけもない

とっけ-も-な・い
《形》途方もない。とんでもない。浄、一谷嫩軍記「やれやれ−・い」

(広辞苑より)


 意味が載っていたうえに、「一谷嫩軍記」という歌舞伎の中で使われていることが分かりました。


 すごいや電子辞書!!


 この機種は、SDカード(別売)で辞書の追加が出来るようです。
 と、いうことは・・・もしかして、オリジナル辞書なんか作れるのかな?

 佐渡弁の辞書なんて、作れたらおもしろそうですけど。
 
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2005年07月12日

方言キテル?

 ネットでニュースを読んでいたら、こんな記事が。

MSN-Mainichi INTERACTIVE
携帯メール:方言が“なまら”はやっとるとです

 若者の間で、方言がはやっているそうです。
 アクセサリー感覚だとか。

 そういえば、ここ→「たかち芸能祭」でも、方言が大変なことになっています。

 ポスターTシャツも方言だらけ。
 コメントも、ネイティブすぎて高千人以外は分からないという・・・。

 なんか分かんないですけど、盛り上がってますよ!!

※「高千」は「たかち」と読みます。
 佐渡ヶ島の北部にある地域で、伝統芸能を披露する祭「たかち芸能祭」を、3年前から開催しています。
 
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2005年05月06日

おんごろべ


20050506309f02fb.jpg 田植えをしていると、かえるの卵がごろごろしています。
 これがあると苗が植わらないので、あぜへポイっとしてしまいますが。
 少しずつ、おたまじゃくしも泳いでいました。

 むかし、佐渡では「おたまじゃくし」を「おんごろべ」と言っていたそうです。(「おんごろべ=めだか」説もあるようです。)

 全国方言WEB ほべりぐを見ると、ほかにも「ぎゃらご」(岩手県)とか「たーびる」(沖縄県)とか、いろいろに呼ばれていて面白いです。


 でも、この写真、何度見ても・・・グロいですね。

 そうだ、透明のチョコ入りタピオカだと思えば・・・よけい気持ち悪くなりました。
 想像しなきゃ良かった。
 
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2005年04月12日

披露宴対策

 佐渡ヶ島の方言、「ばたばた」→「ばったく」のことを書きましたが、同じようなものに「わざわざ」→「わざやく」がありす。

「わざやく来てくれたの?悪いわね〜」

と、いうように使い、意味は「わざわざ」と同じです。


 ふと思ったのですが・・・

 結婚披露宴などでスピーチを頼まれたとき、気を付けなきゃいけない『重ね言葉』。二度あることを連想させるため、「重ね重ね」や「たびたび」などの言葉は使ってはいけません。
 そこで、この『重ね言葉』対策に佐渡弁でスピーチしてみたら、けっこう良いのではないでしょうか?

「本日は、わざわざ足下の悪い中をようこそおこしくださいました」

 これを佐渡弁でスピーチすると、

「んなちぃ、わざやくえーんできたんだか。もつけねぇ」

と、なります。(←かなり意訳ですが)

 続きまして、新郎のご友人からスピーチをお願いします。

「おいは新郎とはちんちんなかで・・・」

 あ、使っちゃってる。

(「ちんちんなか」とは「(特に仲良しの)幼なじみ」のことです。)
 
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2005年04月10日

ばったく

「ばたばたして慌ただしい様」を、佐渡ヶ島では「ばったく」と言います。

「こんじな(この間)の火事でばったくしたなぁ」

と、いうように使います。

この「ばったく」と「ばたばた」、昔と今の忙しさの違いが現れているような気がします。

火事の忙しさは「ばったく」ですが、電話対応の忙しさは「ばたばた」の方がしっくりきます。

「ばったく」は忙しさの中にも多少の余裕があるのですが、「ばたばた」はコマゴマした仕事がいっぱいで身動きとれない感じ。

たまに、電話のない国へ行きたいな〜って、思いません?

 
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2005年03月08日

おもしんるい

 親戚のばあちゃんが亡くなり、今日は仕事を休んでいます。
 昨日の通夜では、ぬるいビールを飲みすぎて、ついでに風邪ももらってきてしまいました。だるい〜。

 ところで、誰かが亡くなったと聞くと、思い出す話があります。


 昭和天皇が亡くなったときの話。
 場所は佐渡ヶ島のある会社。
 ひとりの社員が言ったそうです。

「天皇さんが亡くなったんだし、休みにならんもんだか」

 それを聞いた上司がひとこと。

「なー、おもしんるいだか?」


 『おもしんるい』とは、近しい親戚のこと。
 語源は「重い親類」なのか「主立った親類」なのか分かりませんが、とにかく近い親戚のこと。
 休みは「おもしんるい」が亡くなった時だけ。上司の視線がキツかったとかキツくなかったとか。

 今回亡くなったのは、家の「おもしんるい」です。
 葬式は増え、若いもんは減り、この地域はどうなるんだろう・・・って、テーマが大きすぎますね。
 とりあえず、娘(2才)と息子(0才)が人口維持に貢献しています。
 
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2005年02月02日

 そういう訳で、火の鳥にハマっていまして、いま「太陽編」を読んでいます。

 この「太陽編」は、八百比丘尼の登場する「異形編」とも関連するストーリーであったり、火の鳥がモコモコしたコスチュームで登場したりするのですが、それとは関係ないところで(←関係ないんかい!)、ちょっと気になったこと。


 大友皇子の夢の中(?)に、仏が現れるシーンがあります。
 仏は、こわ〜い顔で、大友皇子にこう語ります。

汝(な)が父は・・・・・・
もう命が長くはない
汝(な)は父の道を継げ
わが仏法の道を!

汝(な)は苦難に遇うであろう
さればわれら・・・(以下略)・・・


 ここで出てくる「汝(な)」、現代では「なんじ」と読むのが普通ですね。
 国語辞典を引いてみると、

なんじ なんぢ 1 0 【▼汝/▼爾】

(代)
〔「汝(な)」に「貴(むち)」が付いてできた「なむち」の転〕二人称。多く対等の人、またはそれ以下の人に対して用いられ、中世以降は目下の人や親しい人を呼ぶのに用いられるようになった。現代語では主として文語的な言い回しに用いられる。
「―ごときにわかるものか」「―の隣人を愛せよ」「―が持ちて侍るかぐや姫奉れ/竹取」
〔これは、本来、相手を尊敬して呼んだ語と考えられる〕
――自身を知れ
自分が無知であることを自覚し、その自覚に立って真の知を得、正しく行為せよ。〔アポロンをまつるデルフォイの神殿の入り口に掲げられていた語で、ソクラテスが行動上の標語としたもの〕

(三省堂提供「大辞林 第二版」より)


 もともと「汝」は「な」だけだったことが分かります。この「汝」という字は、いろいろ転じているようで、「い」「いまし」「うぬ」「し」「しゃ」「なれ」「まし」「みまし」などとも読み、もう、どれがホントか分からなくなりそうです。
 意味は、ほとんど変わらず「あなた」とか「お前」とか二人称(相手のこと)なんですけどね。


 で、なんでこんな話を書いているかというと(←前フリ長すぎ)、佐渡では、まだこの「汝(な)」が使われているのです。


例1)

「あなたの車、とても燃費が良いですね」

  ↓佐渡弁で

「なーの車、やぼんはしるのぉー」


 子どもだって使っちゃいます。

例2)

「うちはプレステしかないけど、君の家は?」

  ↓佐渡弁で

「おいげープレステしかねーけも、なーげーは?」


 この「な」。目上の人には使いません。もちろん、お仕事中には使えません。ごく親しい相手に使うだけです。使う機会は、どんどん減っていくような気がします。
 佐渡でも、いつまで使われるのか分からない言葉です。

 でも、無くならないで欲しい言葉です。
 
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2005年01月13日

なむさんぼ!!

 佐渡島民なら、誰もが知ってる言葉「なむさんぼ!」。
 方言ランキングを作ったならチャンピオン間違いなし「なむさんぼ!」。
 方言番付を作ったなら横綱確実「なむさんぼ!!」。

 今日は、そんな「なむさんぼ!」について書いてみます。


【例文】

妻「ちょっと!もう起きないと遅刻するよ!」

私「・・・・・(時計を見て)・・・・・なむさんぼ!」

妻「あららら、すごいネグセ。直りそうにないわねぇ」

私「(鏡を見て)なむさんぼ!」

妻「あっ、今日って休みだっけ?」

私「なーむさんぼ!!」


 もともと、仏教から出た言葉「南無三宝(なむさんぼう)」のことです。

 「南無」は、インドの挨拶「ナマステ」の語源「ナモー」を漢訳したもので、仏を敬い教えに従うという意味だそうです。
 「三宝」は”さんぽう”ではなく”さんぼう”と読み、仏・法(仏の教え)・僧(仏教教団)の3つの宝のこと。

 「南無(←言うこと聞くから)三宝(←誰か助けて〜!)」

 と、いう感じで、有り難いものに、すがらなきゃならないくらい困った!状況で発せられる言葉です。


なむさんぼう【南無三宝】
(1)[名]仏・法・僧の三宝に帰依(きえ)すること。
(2)[感]失敗した時に言う語。

なむさん【南無三】
[感]「南無三宝」(2)の略。

[株式会社岩波書店 岩波国語辞典第六版]


 例文にもありますが、感嘆詞っぽく「しまったー!」、「うわぁー!!」の代わりに、とりあえず「なむさんぼ!」って言っとけーみたいな事もよくあります。


 でも、なぜ佐渡ヶ島では、これほど「なむさんぼ!」が使われるのでしょうか。それは、佐渡で盛んだったが関係しているのではないかと思います。
 「なむさんぼう」というセリフは、能や狂言の中でもよく使われています。最盛期には、佐渡に200以上の能舞台があったといいますから、舞台で「なむさんぼう、なむさんぼう〜」と言うのを見て、庶民の間に広まって行ったのかなぁ・・・と。

 佐渡の能は、農民などの庶民層に広く浸透していて、これは全国的に見ても珍しいのだそうです。離島であることも、独特の文化が長く残る要因なのだと思います。
 ほかにも、「これって能から出たっぽいなぁ」と思う言葉があるのですが、それはまた次の機会に。
 
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2004年12月09日

Welcome! ジェンキンスさん

 このところ、長男誕生などでバタバタしていて、新聞やテレビを見ていなかったのですが、曽我ひとみさんの一家が佐渡へ来ていましたね。
 数日前から、テレビ局の取材をあちこちで見かけたとか(←よく分かりません。佐渡のケーブルテレビかも)。

 同じ佐渡ヶ島に住む者として、一言メッセージを。

「ジェンキンスさん、どうぞ家族そろって佐渡での生活を楽しんでください。」

 ↓英語で(たぶん間違えてます。←英語苦手)

「Mr. Jenkins, Please enjoy a life in Sado with a family.」

 ↓佐渡弁で(意訳)

「じぇんすけんかた、やうちでおおらとせえっちゃ!」
 
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2004年11月05日

続々「ちゃ」

まだ続いています。

”うる星やつら”のラムちゃんの「ちゃ」は、どこの方言?という話。
「ちゃ」を経て、続「ちゃ」を経て、続きです。

私の独断で佐渡の方言!と思い込んできましたが、あらたな情報が・・・

pinponpanpon
↑佐渡トリビア。コメントも注目。

新大ナビスタッフ日記
↑ここでもコメント(下のほう)。

「ちゃ」佐渡説、しかも作者の高橋留美子さんのおばあちゃんが佐渡出身らしいという・・・ほんとかなぁ。

ともあれ、私は佐渡の「ちゃ」だと思うことにします。
その佐渡の「ちゃ」も、昔々、どこか(北九州の方?)から入ってきた言葉なのでしょう。

「ラムちゃんの言葉は、ここの方言なんだっちゃ」
日本のあちこちで、「ちゃ」を使う人も、「ちゃ」を聞いた人も、『おお!なんかラムちゃんみたいだ!』と、ちょっと楽しくなったら良いなぁと思います。
 
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2004年11月03日

続「ちゃ」

ラムちゃん(うる星やつら)の「ちゃ」はどこの方言なのか?

過去ログ「ちゃ」でも書きましたが、佐渡弁は語尾に「ちゃ」が付きます。
しかし、ラムちゃんの「ちゃ」は佐渡の「ちゃ」じゃないと言う者(友人)もいます。
では、どこの「ちゃ」?

映画館アルバイター風呂敷研究中
↑宮崎弁?

方言口座「山口県」なり〜♪
↑山口弁?

過ぎ行く日々。
↑仙台弁?

諸説あります。
でも、作者の出身地は新潟県ということで、佐渡の「ちゃ」ということにします。
もう決定。←えれぇらんぼうだっちゃ

”うる星やつら”の中では、他にも日本各地の方言が使われていたような気がします。←うろ覚え
ほんとのところは、作者の高橋留美子さんに聞かないと分からないのでしょうね。
 
Posted by lllo at 21:06  |Comments(7)TrackBack(0) | 佐渡の方言

2004年11月02日

私、方言しゃべれません。

 10年くらい前、ある国立大学の学生さんが訪ねてきて、「私たち、方言の研究をしています。もし良ければ協力してください」と依頼され、紙に書かれた40〜50の単語をテープレコーダーに向かって読み上げたことがあります。
 「年代別にサンプルを取りたい」とのことで、私は10代のサンプルになりました。

 声が録音される!という変な緊張感。そして、目の前の大学生は、自分と同じくらいの年齢です。なんだかとても恥ずかしくなり、なんとなく標準語っぽくしゃべってしまいました。
 あんまり良いサンプルにはならなかったと思います。わざわざ佐渡まで来てくれたのに・・・あの学生さん達には悪いことしたわぁ。

 いまだったら、思いっきり方言で言うのですが。

「かんねんしてくれぇ!おいしょうしのうてさべれえんっちゃ!!」
(訳:勘弁してください。私、恥ずかしくてしゃべることができません。)
 
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2004年10月09日

「ちゃ」

 佐渡の方言は、どちらか(東か西か)といえば関西方面の発音に近いようです。

 その昔、京の都からも多くの流人が入ってきたためだと言われています。

 「島流し」の「罪人」と聞くと、なんとなく「いかつい」、「ヒゲづら」、「ふんどし1枚」、「とにかく極悪人」っぽい姿をイメージしてしまいますが、政治の裏側で罪を着せられ、罪人となって佐渡へ流された人々もいるのです。
 罪人は罪人でも、都では貴族だったのですから、それはそれはお上品な京言葉を話されたことでしょう。「島流しどすえ」、「佐渡どすえ」。←芸者さん?
 そのお上品さは置いといて、京言葉の発音や言い回しなど、当時の佐渡人は取り入れていったのでしょう。他にも、全国各地から罪人が流れてきますから、いろんな言葉がグッチャングッチャンに混じり合って、いい具合に残ってきたのが佐渡言葉なのだと思います。

 佐渡の方言の特徴は?と聞かれれば、語尾に「ちゃ」が付くことでしょうか。佐渡も広いので、地域によって言葉も少しずつ違いますが、この「ちゃ」が付くことは、だいたいの地域で共通のようです。

「まあ、ねまれっちゃ」(どうぞ、お座りください)
「どしん行かんかっちゃ」(いっしょに行きましょう)
「ダーリン、うちだっちゃ☆」(ラムちゃん)

 佐渡以外でも、「ちゃ」が付く方言があるらしく、”うる星やつら”の「ちゃ」は佐渡の「ちゃ」では無いらしいです。(石川県とか、あのあたりだったかなぁ)

 この、佐渡の方言、だんだん若い世代では使われなくなっています。進んで残そうとする若者もいますが、小学校によっては「しっかりした日本語を話しましょう」とかで認めてくれない学校もあるらしいです。そうか、”日本語”じゃないのか・・・。なんだか、植民地にされた気分「今日カラ現地語ダメネ。私タチノ言葉使ウヨロシ」

 実は、外国からも流れ着いた人々がいたようです(参考:海府ごろよむ通信)が、英語もロシア語も覚えられないのはどういう訳でしょうか?←勉強キライ。
 
Posted by lllo at 02:47  |Comments(0)TrackBack(1) | 佐渡の方言