2006年05月04日

宮廷の冠#1


タージ・マハル1たぶん印度で最も有名な観光地であり建築であろうと思はれるタージ・マハル。
ムガル朝第五代皇帝のシャー・ジャハーン帝が溺愛した王妃ムムターズ・マハルのために延べ2万人の職工と22年の歳月を費やしたと言われ、建築と呼ぶには精緻過ぎる、贅を極めた巨大で工芸品的な墓廟。
タージ・マハルとは『宮廷の冠』の意らしい。

シャー・ジャハーンとムムターズ・マハルの愛情物語ばかりが語られることもあり、あまりにも有名なので、天邪鬼な性格故かなかなか足が向きはしなかった。
ツーリストには悪名高きアグラにあるせいもある。
しかし、いっぺんぐらいは見といほうがええやろなぁ、、、、、と考えなおしデリーから日帰りで行ってみた。

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2005年12月01日

ジャワハル美術館

ジャイプルにあるジャワハル美術館(Jawahar Kala Kendra-Art Centaer)。
設計はインドを代表する建築家、チャールズ・コレア(Charles Correa)。

Jawahar Kala Kendraジャイプル滞在中、二度訪れた。(一度目は休館日orzで守衛に頼み込んで共用部のみ見せてもらった。)
特徴的なのはバラモン教のシャーストラ(ヒンドゥー語の学術的典籍)のワステュ・プルシュ曼陀羅を基本に、ナワグラハ(九つの惑星)を納める九つの正方形からなる。
ジャイ・シンによるジャイプルもナワグラハの九つの正方形をベースにした都市計画であるが、そのうちの一つは丘が介在しているため東側へ移されている。
ジャワハル美術館もそのジャイプルの都市計画をそのままトレース=引用したプランとなっている。続きを読む
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2005年10月21日

月の桂の庭


月の桂の庭このところちょいと忙しく毎夜ぼけぇーっと月を仰ぎ見ることが日課になっていた。雲ひとつない夜空が続いていたし。
それで思い出した庭がある。

『月の桂の庭』

この庭は桂家四代運平忠治が正徳二年(1712年)に石組だけでつくった石庭、一庭二景の枯山水庭園。
枯山水といえば真っ先に思い出されるのは龍安寺なのであるが、この『月の桂の庭』もこじんまりしてなかなかのものである。
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2005年06月23日

イサムノグチと讃岐うどん他を巡る急ぎ足の冒険

発作的、というわけではなく、駈足で香川県に讃岐うどんを食べに行って来た。

本当は讃岐うどんが目的ではなく、牟礼のイサムノグチ庭園美術館。
のんびり列車や船を乗り継いで、などという優雅な旅ではなく、車でガーっと行って、庭園美術館その他見て、出来る限り讃岐うどん食べあげて、そそくさと戻って来た。(悲続きを読む
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2005年01月27日

Krzysztof Wodiczko


Krzysztof Wodiczkoニュースで愛知万博のためにホ−ムレスが行政代執行法により強制撤去、と報じられているが、何か大きなイベントがあるといつもそうだ。
日本に限ったことでもないようである。
以前印度行っている時も詳細は忘れたが何かの国際的なイベントが行われるにあたりカルカッタのホームレースをデカン高原に移動させたという話を聞いた。(ものすごい数で、本当は捨てたと表現していた。)嘘か真かわからないけれど、事実カルカッタのホームレスは減っていた。
愛知での件やホームレスの自立に関しては、それに言及する知識も思想も情けないことに持ち合わせていなので、よそ様に譲ることにし、昨晩ニュースを見ていてKrzysztof Wodiczko(クシュトフ・ヴィディチコ)というアーティストのホームレスのためのプロジェクトを思い出した。続きを読む
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2005年01月10日

仲良し家族の間取り

先日、大小便気の設置について書いたけれど、仕事上さらに問題なものとして家相がある。beatさんのところをみていて『現代の家相/清家清(新潮社 1989年発行)』に掲載されている『ある家族の家のプラン(間取り)』を思い出したので、ちょっとエントリしてみることにした。

家相は著者である清家清の言葉をかりれば『中国や日本で住みやすい家をつくるための長年の試行錯誤の集積によるノウハウが家相であり、近代以前の技術指導書や現在の建築基準法の役割』を果していたといえる。
近代以降、家相については無効と思えたり、単なる語路合せで無根拠なものもある。
家相にこだわるクライアントのいう通りにつくれば逆に住み難い家になることもある。
そういう場合まことに厄介である。

家相に関してはまたの機会に譲るとしてその家族の家とは、幾度とみているであろう・・・・・続きを読む
Posted by lotus at 13:53  |Comments(16)TrackBack(1) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月14日

かすがい


鎹かすがい【鎹】は二つの部材、例えば“土台と柱”や“柱と梁”等を緊結するコの字型の金物であるが、その先端はやや開いていて、打ち込むにしたがって二つの部材をグイグイっと引寄せる。(ただし強度的にはたいして期待できない。)

現在、35、6年程前に建てられた建物の改修工事に関わっている。
一部老朽化や使い勝手の悪さのため、改修工事を行うことになったのだが、そこで使われていた『かすがい』を一つもらって来た。続きを読む
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2004年12月04日

アレクサンドリアの図書館

この頃めっきり図書館へ行く機会がなくなった。
図書館にもよるけど、あの、しんとして咳払いすら躊躇われる雰囲気と、圧倒的な書物に囲まれる感じはなかなか好きなのだが・・・・

建築の世界にアガ・カーン賞というものがある。
これはイスラムの世界において、単にデザインの是非だけでなく、時代性や社会性を伴った住宅やコミュニティ改良、それから復元、エリア保存、環境問題までをも含んだ建築に贈られる賞ちょっと変わった?賞。

余談だが創設者のアガ・カーンは予言者モハメット子孫のようである。

それで今年は、以前atoさんにコメントにもいただいたエジプトのアレクサンドリア図書館(Bibliotheca Alexandrina)が受賞した。
アレクサンドリア図書館は伝説上の古代に存在したと思われる図書館の復元。
現代のテクノロジーを駆使し約2000年ぶりに甦ったことになる。
アレクサンドリアの図書館と聞いただけで夢はふくらむ。続きを読む
Posted by lotus at 18:22  |Comments(6)TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月19日

世界背競べ::追記

手元に『空中庭園幻想の行方』という展覧会のカタログだと思われる冊子がある。
以前古本屋で見つけたものだ。

そのなかに京都駅や新梅田シティの設計(是非はおいておいて)で知られる原広司氏の言葉がある。


柱は、世界軸(axis mundi)であり、言語とものが和解する装置である。直立するものは美しい。


ひどく美しい言葉である。
まさに柱はその言葉通りに機能すべきであるし、そう願いたい。
Posted by lotus at 21:11  |Comments(2)TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界背競べ

一昨日あたりからよそさんのblogにあてられたようで、旅の虫が疼き始めなんとも落ち着かない。

〇〇は高いところが・・・・・という言葉通り、行く先々で街が見下ろせるような塔があれば必ずのぼってみたくなる。可能であれば必ず登る。城や砦、丘、も然り。それが目的で行く場合もある。

話しを強引に結び付けるが、
現在、世界第1位は高さ508mの台北にある“台北101”(2003年)だが、これも時間の問題のようである。
skyscraperpage.comなるウェブサイトがある。

世界の高層建築背競べ。

ここで見る限りドバイに2008年完成予定のBurj Dubaiが705mと群を抜いて高い。
随分昔から人は塔をつくり続けているが、それは天文観測装置であったり、墓標であったり、冨や権力の象徴であったり。
9・11もWTCが米国の象徴と見なされ、結果、崩壊させられた。
キリスト教、イスラム、ヒンズー等宗教を問わず寺院には必ず尖塔がある。日本でも五重の塔や十三重の塔がある。
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Posted by lotus at 00:55  |Comments(3)TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする