September 27, 2008

金融業者の淘汰

  金融業界に足を踏み入れてから、知っているだけで、名前を無くしたアメリカの金融業者は、
  証券会社・投資銀行としては、

  ドレクセル・バーナム(投資非適格債の販売で一世を風靡)
  キダー・ピーボディ(嘗ては、モゲージ債の雄、GEの一部門)
  ソロモン・ブラーザーズ(今は、シティの一部門;嘗てこの会社の日本法人で活躍し、今自己資金での投資家或いは経営者として活躍している人多数)
  バンカース・トラスト
  ペイン・ウエバー(嘗て、安田生命の出資先)
  そして、
  ベアー・スターンズ
  リーマン・ブラザーズ

  商業銀行としては、
  マニュファラーズ・ハノーバー
  ケミカル銀行(ただし、今のJPモルガンチェースの母体はこの銀行だと思います)
  バンク・ワン
  
  更に、今のバンク オブ アメリカの主体はネイションズ・バンク(本店はノース・カロナイナ州)であり、嘗てのバンク オブ アメリカは吸収されたものです。

  ヨーロッパでも、スイスのUBSとSBCは合併して新生UBSとなっています。この度ドイツのドレスナー銀行はコメルツ銀行に吸収され、ドイツ銀行はポストバンクを吸収します。フランスでは、パリバ銀行とBNPが一緒になり、クレディアグリコールがクレディリヨネとインドスエズを取り込んだ形です。イギリスでは、クライオートベンソンがなくなり、ベアリングも歴史に幕を閉じています。残るはHSBC、バークレー及びロイヤル バンク オブ スコットランド(RBS)。オランダでは、ABNアムロが売却・解体されました。

  アメリカの投資銀行の事業形態は、このところレバレッジ(元本の30倍程度でしょうか)投資により収益を高めて来ていましたが、ここで頓挫。多分これからは、他の収益源を見つけなければなりません。一つは世界的M&A対応の顧客情報ネットワークでしょう。さらには、世界を一つの市場と捉える企業に対する正確・迅速な資金管理・資金決済システムの提供になるでしょう。これらのためには、システム対応が欠かせず、金融機関はシステム産業の様相を一層強めていくのではないかと思います。その為の費用負担を軽減するために更なる合従連衡が続くのではないかと思います。

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Posted by mano_senji at 13:00  |Comments(0)TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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