2007年11月29日

三人の王

来週12/3(月)より始まる”ア−トコンプレックスセンタ−・ACT5”での企画展「世界でたったひとつのア−トのクリスマスプレゼント展」にもりぞうも参加します。ここは一つのビルの中に5つの展示室とショップとカフェがある複合施設で、場所はJR総武線「信濃町」駅または丸の内線「四谷3丁目」駅を下車して各駅より徒歩7〜10分です。今回はタイトルどおり”クリスマス向け”展示会ですが、もりぞうはクリスマスに関係なく飾れる作品も展示しますので、皆様ぜひぜひご来場ください。なお、当サイト”イベント・展覧会”コ−ナ−にも情報を公開してますのでご覧ください・・・写真は出展する作品「三人の王」です。

詳しくは http://www.gallerycomplex.com/



ある国に三人の王がいた・・・
一人は草原を支配するゾウ、一人は河岸を支配するカバ、
そしてもう一人は沼湖を支配するワニだった
王たちはそれぞれの領地を守り、他の動物たちにとっても
争い事などない平和な国であった

ある日、三人の王が集まった宴会で誰かが言った
「この国で一番の大食いは誰だろう?」
これを聞いた王たちは
「私だ」、「いや、私だ」、「いやいや、私こそが一番だ」
と言い合い、かくして誰が一番の大食いかを決める事になったのである

ゾウは草原の草を食べ尽くし、カバは河の水を飲み干し、
ワニは湖の魚をたいらげてしまう
しかし無茶な事をした王たちはそれが元で
死んでしまったのである
あとに残されたのは荒れた原野と、枯れた河と、魚のいない湖、
国は動物たちにとって住み難い不毛な大地となってしまったのだ

時は流れ、誰もが三人の王がいた事さえ忘れた頃・・・
風と雲と太陽が国を救った
風は原野から植物の種を探し出し国中に運び
雲は大空を駆けめぐり大地に雨を降らせた
そして太陽はすべてに生命を与えたのである
種は芽となり葉となり花となった
樹木には果実がなり、草原は地平線まで続き
河や湖には魚が戻り水面を跳ねた
国は元の姿に戻ったのである

動物たちは風と雲と太陽を誉め称え、感謝した
そして、それに応えるかのように風は吹き続け、
雲は流れ続け、太陽は輝き続けた
しかし動物たちがこの三人を「王」と呼ぶことは
決してなかった

「三人の王」より

sannin no ou.jpg


Posted by manten_biyori at 23:04  |Comments(5) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラブログのトップから来ました。

三人の王、とてもいいです。
ぜひとも会場に足を運びたいと思います。

偶然ですが、12月3日は僕の誕生日です。
Posted by カチハヤ at 2007年11月29日 23:48
カチハヤさん

ゾウ・カバ・ワニに限らず、ネコ・ペンギン・カメ・ウマ・ブタ・太陽・月・・・などなど展示していますので、ぜひぜひご来場ください。
ちなみにもりぞうは平日にはおりません、日曜日はなるべく行こうと思っております。もし会場で、メガネかけて髭生やして髪がボサボサで小太りでちょっとヘンな奴、を見かけたら私です・・・怖がらず声をかけてやってください。
少し早いですが、誕生日おめでとうございます。
Posted by もりぞう at 2007年11月30日 12:46
日曜ですか。わかりました。
Posted by カチハヤ at 2007年11月30日 19:41
日曜も午後からの方がよろしいかと・・・すいませんねェ。
Posted by もりぞう at 2007年11月30日 19:48
明日の午後、行こうと思います。
では。
Posted by カチハヤ at 2007年12月08日 16:11