2011年08月28日
うさぎドロップ

「笑って涙を流して、また笑って涙を流して・・・
いつの間にかスクリーンにクギ付け!
ダイキチとりんを思いっきり応援してたよ・・・」
これも原作はコミックなんだね。
最近は多いコミックが原作の映画が多い。
それは、オリジナルな原作がなくなってきたのか、コミックのレベルが高くなってきたのか・・・
それはともかく、この『うさぎドロップ』は邦画(というより日本のホームドラマ)がもっとも得意とする優しい愛に溢れた、ファミリーの物語り。

27歳独身のダイキチ(松山ケンイチ)は、祖父の葬式に出席するため久しぶりに帰省する。
彼はその席で6歳の少女りん(芦田愛菜)に目を留めるが、何と彼女は祖父の隠し子だということで親族一同がパニックに陥ってしまう。
りんの引き取り先に困り、押し付けあう親戚一堂を見かねたダイキチは、つい自分が彼女を引き取って育てると言ってしまう。
そしてその日から、無骨で不器用なダイキチとしっかり者のりん、おかしな共同生活がはじまった。
慣れないながらも一生懸命にりんを育てようとするダイキチ、そんな様子に、次第にりんは心を開いていく・・・

いや、もうおみごとですわ。
映画が始まって5分ぐらい・・・
もうすでに涙がはらはら・・・、俺、こういうのにめっちゃ弱いわ・・・
なんかね、後ろの方から、「あの人もう泣いてるよ。」ってカップルの囁き声が聞こえてきたんだよ。
そうさ、泣いてるさ!
5分で泣いてもええやんか(-_-)
でもね、涙だけじゃなく、涙と笑いが交互にやってくる、ほんとに心に響く映画なんだよ。
ダイチキが母親から、あの6歳の女の子がおじいさんの隠し子だと知らされ、思わず、
「じゃあ、あの子は母さんの妹? 僕のおばさん?」
って聞いたのには思わず吹き出しちゃった。

子育ての大変さとか、引き取られて暮らすこととか、扱ってるテーマ自体は結構ヘビー、だけど、そのヘビーさを感じさせない、温かさ、一生懸命さが伝わってくる。
始めは無骨で不器用なダイキチが次第に子育てに目覚めてりんが中心の生活に変わっていく。そんな様子におもわず応援してしまうな。
毎朝、りんを抱いて全速力で保育園に連れて行く姿は、転ばないか・・・、落とさないか・・・、とハラハラしたよ。
松ケンって、どこか不思議なイメージの俳優さん(僕の中では、カメレオン俳優としている)なんだけど、この作品では、彼の新たな魅力を見ることが出来たよ。

それにしても噂の天才子役芦田愛菜ちゃんって、凶悪なまでのかわいさだな。
今までに彼女の出てる映画を何本が観てるけど、今回始めて愛菜ちゃんのかわいさを認識したよ。
観終わった後に、後味がとっても爽やかで幸せな気持ちになれるとってもいい映画。
やさしい気持ちになりたい人にオススメだ!
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2011年08月13日
アンダルシア 女神の報復

「やっと観た。
危うくスルーになるとこだった・・・」
危ない危ない、もうすぐ上映が終わっちゃうよ。
これ、試写会当たってたのに行けなかった・・・
で、わざわざ有料鑑賞ってわけです。
大作感のある邦画、黒田康作シリーズ、前作『アマルフィ 女神の報酬』に引き続いての鑑賞ですが、TVドラマシリーズは観てません。

スペインとフランスに挟まれた小国アンドラで、日本人投資家の殺人事件が起こり、パリにいた外交官・黒田康作(織田裕二)が調査に乗り出した。
しかし、遺体の第一発見者、銀行員の新藤結花(黒木メイサ)は何者かに狙われ、インターポール捜査官の神足誠(伊藤英明)は捜査情報を隠そうとする・・・

うん、おもしろかった。
展開もスピーディーで大作感があり、ものすごく“映画的”な映画なのだ。
前作では主演の織田裕二のイメージが、あまりにも『踊る大走査線』のキャラで、クールな黒田康作に少なからず違和感があったのだが、今回はしっくり、てかハードボイルド感があってかっこよかった。
物語りの中心人物となる伊藤英明や黒木メイサもよかった。

アンダルシアを中心とするロケ地も綺麗。
ヨーロッパなんて行ったことないし、スクリーン眺めてるだけで旅行気分が味わえるよ。
ヨーロッパの街並みをバックに、織田裕二と伊藤英明のツーショットってかっこよすぎるもんな・・・
もし俺だったらバックはやっぱり道頓堀のグリコの看板かな。
・・・、かっこよさのカケラも見当たらんな・・・(爆)

俺的には、戸田恵梨香の出番が想像以上に少なかった(てか、むりやり登場させた?)のがマイナスポイントなんだけどね。
いっそのこと、戸田恵梨香をヒロインに次回作ってのはどうかな?
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2011年02月09日
あしたのジョー [試写会]

「ボクシングの映画って思わずこぶし握っちゃうよね。」
時代を超えた超人気漫画、『あしたのジョー』の禁断の実写化、なんて勇気ある挑戦なんだ。
子供の頃に観た(もちろん再放送)テレビアニメや、劇場用映画、そして復刻版のマンガも読んだ。
子供の頃は結構夢中だったような気がする・・・
その実写映画、試写会じゃなければ観に行かなかったろうな・・・

舞台は昭和40年代、東京の下町で殺伐とした生活を送る矢吹丈(山下智久)は、元ボクサーの丹下段平(香川照之)にそのボクサーとしての才能を見出される。
しかし、ケンカで問題を起こした丈は少年院へ、そこで同じく少年院にいたプロボクサー・力石徹(伊勢谷友介)と運命の出会いを果たす。
一足先に少年院を出た力石は、財閥の令嬢・白木葉子(香里奈)の恵まれた支援により連戦連勝、エリート街道をひた走る。
一方、丈は橋の下のオンボロジムで段平と二人で特訓し、野生丸出しで勝ち上がる。
やがて力石は世界戦が目前に迫ったとき、丈との対戦を望む。
2階級もウェイトが違う二人だったが、力石は減量により階級を下げ、一方、丈は階級を上げ、運命の対決が始まる・・・

主演は山P、一歩間違えたらアイドルのキレイ事映画に成り下がってしまう危険性が非常に高いのに、伊勢谷友介と香川照之の二人のあり得ないような役作りにより非常に見ごたえ満点な作品に仕上がった。
香川照之の丹下段平なんて、漫画から飛び出してきたようなハマリようだったぞ。
ポスターみたときは、「またアブない物まねやってるな〜」って思ったけど、前言撤回!
また、伊勢谷友介の肉体改造による迫力ボディは圧巻! 力石の雰囲気もよく出てる・・・
ボクシングシーンの迫力も相当なもんで、飛び散る汗や、パンチでゆがんだ顔のすごいこと!
また、丈と力石を中心にぐるぐる回るカメラワークもカッコイイ!
思ったより出来栄えがよくって、試写会で観れてすごくよかったんだが、残念だったのは、山Pだけが足を引っ張っちゃってる感があったのと、テレビで流れてるCM。
最後のオチまで予告編でネタばれしちゃあイカンだろう。
あと、関係ないけど、香里奈好き!

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2010年12月08日
インシテミル 7日間のデスゲーム

「そこそこスリリングだったような気がするが・・・」
がんばって思い出しながら書こうと思うんですが、いつ観たかも覚えていない・・・
最近、流行りの命がけの心理ゲーム系の一本です。
時給112,000円といういかにも怪しげな高額な報酬で、応募者達は暗鬼館という建物に隔離される。
7日間経過、または生存者が2人になったら報酬を受け取り開放される・・・、てな感じのストーリーだったように思うけど、ちょっとずれてるかもしれん・・・
人を疑い、疑心暗鬼になり、やがて命のやり取りになっていく・・・
人間ってバカ。
時給112,000円!
すげぇな…
そういえば、ピザハットでも時給250万でバイト募集してたけど、仕事に内容は秘密とのことだった。
ひょっとして殺しあうのか?
藤原竜也、北大路欣也、綾瀬はるか、石原さとみ、片平なぎさ・・・
ほか、無駄に豪華な出演陣が多数でした。
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2010年09月11日
悪人

「全編に広がる閉塞感に息苦しい・・・
娯楽作品とは程遠い傑作がここにある。」
映画が始まってエンドロールが流れるまで、終始重苦しい雰囲気が漂い続ける。
逃げ出したくなるような閉塞感に包まれるが、決してスクリーンから目が離すことができないのだ。
そもそも、善人と悪人の境界線でどこにあるのだろう。
僕のような200%善人を除いて、ほぼ全員が何らかの悪を心に抱えているのではないのだろうか。
良心の呵責に押しつぶされる者、悪びれることをしない者、さまざまな人間性を目の当りにし、口では言い表せない居心地の悪さを感じまくるのだ。

ある日、九州の田舎町で保険外交員の女性の遺体が発見される。
彼女は久留米から福岡に出て働くOL佳乃(満島ひかり)。
事件当初、捜査線上に浮かび上がったのは地元の裕福な大学生・圭吾(岡田将生)だったが、当人の供述と新たな目撃者の証言から、やがて容疑の焦点は土木作業員・清水祐一(妻夫木聡)に絞られる。
しかし警察の目を逃れ、彼は別の女性・馬込光代(深津絵里)と逃避行に及ぶ。
祐一は幼い頃両親に捨てられ、祖母に育てられる。
土木作業員として働きながら老人の面倒を見、唯一の趣味は車、誰かに出会いたいくて出会い系サイトを利用する。
光代は生まれ育った佐賀から離れることができず、地元の紳士服店に勤める女性。
恋人もいなく、人との出会いのない彼女は出会い系サイトにメールを送り、その変身があったのが祐一だったのだ。

毎日が面白おかしくてしかたがない人はのぞいて、誰もが何らかの先行きに対する不安や絶望、寂しさを抱えているだろう。
誰もがみな、新しい何かや新しい誰かに出会いたいのだ。
誰もが差さえあって生きているからね。
そんな日常の閉塞感がこれでもかとリアルに伝わってくる。
しだいに事件の真相が明らかになっていくにつれ、いったい本当の悪人は誰なのか、何が悪で何が正義なのかわからなくなってくる・・・
人間性を問いかける素晴らしい傑作ドラマだ。
先日、モントリオール映画祭で深津絵里が最優秀女優賞を受賞したとのニュースに沸いたが、なんのなんの、主演の妻夫木聡の演技の素晴らしいこと。
そして、祐一の祖母役の樹木希林、佳乃の父親役の柄本明など、脇を固める俳優陣も非の打ち所がない。
この傑作を無駄のない演出で作り上げた李相日監督の手腕と久石譲の息苦しい音楽にも脱帽。
もちろん、娯楽とは程遠い重苦しい気持ちになるが、人間性について考えるきっかけになるので、ぜひとも劇場に足を運んで見て欲しい作品だぞ。
超オススメ!
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2010年09月08日
おにいちゃんのハナビ [試写会]

「クライマックス、怒涛の花火の連発に号泣なのら・・・(ToT)」
ヤなんだよね、タイトルからしていかにも、「泣かしてやるから覚悟しとけよーーー」って雰囲気がプンプンの映画って・・・
だって、泣いちゃうんだもん、
だから今回も絶対泣くもんかと意気込んで行ってきたぞぃ。
号泣でした・・・(ToT)
急性白血病の療養のために、東京から新潟県小千谷市片貝町に引っ越してきた少女・華(谷村美月)は、明るい性格で友達もたくさん。
かたやその地になじめず、二十歳目前で引きこもりの兄・太郎(高良健吾)。
この町では、年に一度、結婚や子供の誕生、成人や還暦などさまざまな祝いや願いを打ち上げ花火に込めるという、古式ゆかしい伝統行事が行なわれていた。
退院を期に華は、引きこもりがちな兄を成人会に入り、花火の打ち上げに参加させようとする―――

試写会当たらなかったら、スルーだな。
でもこれ、観てよかったよ。
これは泣きますわ。
雪だるまが融けていくとか、お父さんの土下座とか、ちょっと過剰な演出もあるが、知らず知らずのうちに涙が頬を伝ってく・・・、映画終わった後、明らかに腫れぼったい目で劇場を出るのが恥ずかしかったぞ。
ただ、携帯電話へのビデオメールは、『連理の枝』のあからさまなパクリでイカんぞ!
雑多な街中で生まれ育った俺は、成人会とかの活動を知らないし、祭りなどの伝統文化に力を入れた経験もない。
だから、スクリーンを通してでもそういう文化にふれあえることはものすごく貴重なのだ。
そういう意味でも、本当に観てよかった1本でした。
オススメです。
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2010年07月07日
踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!

「そんなにセキュリティゆるゆるな警察はイカンでしょう・・・
なんてな・・・ 」
いまや国民的シリーズとなっている『踊る』シリーズですが、今回の上映を観に行く予習ってことで、会社で豪華16枚組みコンプリートDVDボックスなるものを借りて、テレビシリーズからスペシャル特番、スピンオフ版まで観なおし、完全武装で今回の上映に臨みました。
さすが人気シリーズ、観客もたくさんいて大賑わいだぞ。
湾岸署を襲った最悪の猟奇的連続殺人事件から7年。
強行犯係係長に昇進した青島俊作刑事(織田裕二)は、高度なセキュリティシステムが導入された新湾岸署への引越しを一任される。しかし、引越しの最中、金庫破りやバスジャックと、湾岸署管内で次々と事件が発生する。
さらには、湾岸署から青島らの拳銃が3丁盗まれ、連続殺人事件へと発展していく・・・
いい意味、悪い意味、両方含んで“踊る大走査線”いや、今回は“踊らされる大走査線”といったほうがいいか?
そんな犯罪あり得ないだろ! というより、そんな雑な引越しってないだろ! そして、そんなにセキュリティの甘い警察って・・・?と思わずツッコミたくなる場面が満載で、それが許せるかどうかでこの作品が楽しめるかどうかの分岐点になるだろう。
“踊る”のもうひとつの柱である組織の中の矛盾と闘いという部分においてはかなり希薄になってたのもちょっぴり残念・・・
ムリヤリ室井さん(柳葉敏郎)出したけど、その役回り、別に彼じゃなくてもじゃなくてもよかったじゃん、って感じ(^^ゞ
ただ、軽妙な会話のやり取りや熱いセリフなど、観客を退屈させることなく一気に2時間20分をみせきるのは、エンターテイメントとして確立されているからだろうな。
実際、あちらこちらで笑い声が上がってたし・・・
シリーズファンならではのディープな小ネタも満載だが、基本的にこの作品のみでも楽しめるようにはなっている。(映画版1作目、2作目を観てたらなお楽しめる)
邦画の大作としては、数少ない国民イベント的な作品なので、劇場鑑賞しても損はないぞ。
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あ、これ、ローソンの1番くじの景品のカエル急便のマウス&マウスパッド。
使いにく〜〜〜(ToT)/~~~
2010年06月13日
アウトレイジ
「暴力もここまで来るともはや美学・・・?
いままで観たどの作品よりもバイオレンス度高し!」
ほんとは『アイアンマン2』を観に出かけたんだが、予想外の大渋滞につかまり、『アイアンマン2』の上映に間に合わず・・・
で、急遽、北野武監督の『アウトレイジ』に変更だ。
映画鑑賞のジャンルを問わないくっきーまんは、こういう予定外の変更にも柔軟に対応できるのだ(笑)
さてさて、この『アウトレイジ』ですが、いままで観たどのバイオレンス映画より激しいバイオレンス群像劇だ。
関東一円を仕切る巨大暴力団組織、山王会。
その組長の関内(北村総一朗)は、若頭である加藤(三浦友和)に、傘下の池元組と弱小ヤクザ、村瀬組の接近に対して苦言を言う。
加藤から直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元(國村隼)は、すぐさま自らの配下である大友組の組長、大友(ビートたけし)にその役目を任す。面倒で厄介な仕事は、いつも大友の仕事だった…

権力と金、型的なやくざ映画だが、組織の中の不条理、そして組織の中での悲劇という図式は程度の差はあれ一般の社会生活と変わらない。
ただ登場人物は、全員生粋(?)の悪人ばかり、しかもハンパなく極悪非道。
ここまで悪いやつらばかりだとシンパシーを感じるどころではないはずなんだが、客観的な観客の俺たちは無意識のうちにその中の善人を探し、その人物にシンパシーをあわせようと努力する・・・
がしかし、ほんとに善のかけらを持った人がいないのだ・・・
なのになぜかドキドキする。
すべての人が内面の奥底に潜む暴力性・凶暴性を呼び覚まされる感じだ。

その暴力表現がハンパなくスゴイ。
ホラー映画やスプラッター映画を見慣れいている俺も、直視不能なシーンが数多くあって、思わずのけぞったり悶絶したりしたぞ・・・
しかし、報復が報復を生む暴力の連鎖になぜか目が離せないのだ・・・
ほとんどの人はそうだと思うが、感情をむき出しにして怒れない人は、自分の代わりに暴力を爆発させる様を体感するって見方はどうだろう?
もちろん万人にオススメできるわけではないが、映画としての面白さはお墨付き、ま、やくざ映画はいわば日本の文化のひとつともいえるジャンルだからね。
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2010年01月17日
板尾創路の脱獄王

「芸人さんらしいオチ・・・
作品構成力としては、松ちゃんより上だな。」
久しぶりの映画館のはしごです(^o^)丿
当初ノーチェックだったこの映画ですが、最近やたらと宣伝してるんで、にわかに観たくなりました。
芸人・板尾創路の監督・主演作品は、日本版の『プリズン・ブレイク』ですが、はじめから終わりまで見ごたえ満点、オチは芸人さんらしい1本でした。
舞台は昭和初期。
鈴木雅之(板尾創路)どんなに過酷な状況に追い込まれようとも脱獄を成功させていた。
さまざまなアイデアと身体能力を駆使し、ことごとく脱獄を繰り返すが、簡単に捕まってしまう・・・
なぜ彼は、脱獄を繰り返すのか・・・?
なぜ脱獄に成功しても簡単に捕まるのか・・・?
その目的は・・・?
板尾創路が監督・主演を務めた、脱獄エンターテイメントと銘打った1本ですが、松ちゃんをはじめ、キム兄など、最近では映画監督に進出する芸人さんがたくさんいます。
でも、映画監督としての手腕は松ちゃんよりはるかに上だな。
全編シリアスで、緊迫感溢れる中、“感動の”クライマックスへ一直線!
そんなオチありかよ!
と思いながらも、微笑ましい満足感が漂う1本でした。
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ところでこの映画は、先の『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 〜http://鷹の爪.jpは永遠に』とあわせてTOHOシネマズで観ました。
TOHOシネマズでは、いま、TOHO(とーふぉー:14)にちなんで、年賀状の下1桁が“1”または“4”の年賀はがきを持って行くと1,000円で観れます。
もちろん、今回も下1桁が“1”と“4”のはがきを持っていきました。
今年もらった年賀状、約250枚をから探すと、下1桁が“1”、“4”のはがきはまだ40枚近くあります。
しばらくは、1,000円で観れるのでうれしいっす!!
2009年11月23日
大洗にも星はふるなり

「ぎゃははははっ、くっだらねぇ〜
でも、そんなくだらないの大好き!」
これを密室劇と言っていいのかよくわからんが、冬の海の家で繰り広げられる男達の悲しい性(さが)・・・
うん、気持ちはよくわかるぞ!
茨城県、大洗町のクリスマス・イヴ。
冷たい風が吹き荒れる真冬の海の家に5人の男が1通の手紙で集められた。
勘違いナルシストの杉本(山田孝之)、サメマニアの松山(山本裕典)、モテないくせに浮気願望が強い猫田(ムロツヨシ)、ハイテンションでバカの仁科(小柳友)、海の家のマスター(佐藤二朗)。
彼らは、数ヶ月前の夏、この海の家で生活を共にしたバイト仲間だった。5
人は全員、憧れの江里子(戸田恵梨香)から「クリスマス・イヴの夜、海の家で会いたい」という手紙を受け取っていたのだが、自分だけが手紙を貰ったと思っていた彼らは、江里子が本当に会いたがっているのは自分だとアピールを始める。
そこへ海の家の取り壊しを求めて弁護士の関口(安田顕)が現れ、みんなの言い分をきいているうちに、こともあろうかなぜか彼も江里子争奪戦に参戦する。
そんななか、男たちの争いはますますヒートアップしていく。
自分勝手な妄想を暴走させる7人の男たちの、どうしようもない争いの果てに待ち受ける結末とは……?

山田孝之の真顔で連射するくだらないギャグ(もちろん、作品中ではギャグのつもりではない)に笑いが止まらない。
大笑いしながら思わずうんうんとうなづく僕も思考は全く同じだな。
もともとお芝居だったらしく、好みが分かれるかもしれないが、僕はツボにハマりまくり。
終始笑いっぱなしでホントに楽しかった。
オススメばかりで申し訳ないが、これ、ホントにオススメ!
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2009年10月18日
悪夢のエレベーター

「二転三転する展開にどっぷり引き込まれる・・・」
突然エレベーター内に閉じ込められてしまったワケあり男女4人が、脱出手段を探っているうちに、次第に予想もしない事態に発展していくサスペンス・コメディーです。
公開前から気になってたので、早速、梅田ガーデンシネマに行ってきました。
産気づいた妻からの連絡で自宅に急いでいた小川順(斉藤工)は、エレベーターの急停止の際に気を失ってしまう。
意識を取り戻した時、エレベーター内には、やくざ風の自称・空き巣の安井(内藤聖陽)、ジャージ姿の自称・超能力者、牧原(モト冬樹)、ゴスロリファッションの自称・引きこもりで飛び降り自殺に向かう途中の少女・カオル(佐津川愛美)の3人が一緒に閉じ込められていた。
非常ボタンも反応せず、唯一の携帯電話も電池切れで、完全に外部との連絡の手段を絶たれてしまった4人だったが、事態はあらぬ方向に展開していく・・・
悪夢のターゲットは誰なのか、そして本当に、悪夢にうなされているのは誰なのか・・・
よく出来た脚本だと思う。
原作は、木下半太のベストセラーらしいが、きっと面白いんだろうと思う。
エレベーターという密室の中で繰り広げられるドラマが中心となるが、エレベーターから脱出してからがさらに大変・・・
コメディなのか、サスペンスなのか、ややどっちつかづになっている印象も受けたが、十分に楽しめたぞ。
でも、ひょっとしたら、映画より舞台のほうが向いているお話かもしれませんね。
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2009年07月20日
アマルフィ 女神の報酬

「今回は、熱いオダ・ユージじゃなく、クールなオダ・ユージ。
それでも最後には魅力的に映ります。」
フジテレビ開局50周年記念作品ってことで、織田裕二を主役に迎え、邦画初のオールイタリアロケという気合が入りまくった作品です。
イタリア大使館に着任した外交官・黒田康作(織田裕二)。
だが、着任早々ひとりの日本人少女が失踪する。
彼女は、イタリアを訪れた旅行者・矢上紗江子(天海祐希)の愛娘だった。
そして、この誘拐事件の通訳担当となった黒田は、紗江子へ掛かってきた犯人からの電話を受けたことで、彼女の“偽りの夫”として事件に巻き込まれていくことになる。
独断で事件の調査を進めるものの、外交官には捜査権限がないためイタリア当局から越権行為とされ、大使館内でも孤立する黒田。
やがて、誘拐事件は連鎖テロへ発展し、イタリア全土に広がっていく。こうして犯人グループの思うがまま捜査が混迷を極める中、黒田は事件の鍵がイタリア南部の港町・アマルフィにあることを突き止めるのだが…
最近、大作系の邦画がコケまくっている中、非常に観ごたえのある面白いサスペンスでした。
ちょっと現実離れしているものの、『ホワイトアウト』の原作者・真保祐一のよく練られた脚本によるところが大きいと思います。
いつもは熱血漢・織田裕二も今回はクールな役回り。
今までとはちょっと違う印象で、新境地に入った感じがしたよ。
その織田裕二をはじめ、出てくる出演者がみんなヤなやつらに映る。
それが次第に魅力的に映ってくるから不思議だ。
オールイタリアロケによる、憧れの建物や景色の数々は圧巻で、擬似イタリア旅行を体験できるが、この作品では、それが売りにはなっておらずたまたま舞台がイタリアだったという感じ。
もちろん、脚本の秀逸さによるもので僕の好意的な感想なのだ。
個人的には、大好きな世界の歌姫サラ・ブライトマンの出演も嬉しいし、在イタリア大使館の研修生・安達役の戸田恵梨香もかわいい。
ドコモ動画で、『アマルフィ・ビギンズ』として映画の前日譚がストリーミング放送されているが、織田裕二の黒田外交官シリーズとして、シリーズ化されることを期待します。
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2009年06月02日
インスタント沼

「麻生久美子の二の腕を目の前で見れる幸せ・・・
もうそれだけで大満足・・・」
ヘンテコなタイトルの本作は、『時効警察』の三木聡監督作品。
なにがあっても見逃すわけには行かない1本なのです。
出版社に勤めるジリ貧OL・沈丁花ハナメ(麻生久美子)は、編集長を務める雑誌「月刊ハテナ」が廃刊になり、出版社を辞めることになる。
人生をやり直そうと身の回りの荷物を処分した矢先、衝撃の事実が発覚! ひょんなことから“電球”と名乗る胡散臭い骨董屋の店主(風間杜夫)が自分の父親であると知る。
それでも電球の不思議なアドバイスでちょっとだけ光が差し込んできたハナメは、いつしか骨董の魅力にハマり出すのだが…
麻生久美子の職人的な一人芝居、三木聡監督の絶妙のテンポと語り口、そしてあいかわらず、思わずクスッと笑ってしまう小ネタギャグの数々・・・
もはやファミリーともいえる、岩松了、ふせえりをはじめ、電球役の風間杜夫、電球の骨董屋に出入りするパンクロッカー・ガス役の加瀬亮が実にいい味を出している。
加瀬亮くんはあまり好きな俳優ではないのだが、今まで見た中で一番良かった気がする。
その他、松坂慶子、相田翔子、笹野高史、温水洋一、白石美帆、宮藤官九郎・・・とやたらと豪華な出演陣だ・・・
隠れた楽しみとして、麻生久美子のファッションがやたらとハイセンスで見どころの一つだと思うぞ。
これから観に行く人は注目して見て!
独特の世界観を構築し、しっかり心も温まるハートウォーム・ムービーで、日常なんて気持ちの持ちようって、ちょっとだけポジティブな気分になれる。
『時効警察』がまた観たくなったので、レンタルしに行こう・・・
ところで、映画サービス・デーに観たので、劇場は完全満員!
最前列しか空いていなかった・・・
僕が行った劇場の最前列は、スクリーンまで1mぐらいしかなく、完全に見上げる姿勢で鑑賞することになった・・・
が、眼前に広がるのは麻生久美子のぷにぷにの二の腕・・・
その二の腕を二時間眺めっぱなしという思わぬ幸せを味わうことが出来ました(爆)
ラッキー(^o^)丿
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2009年04月16日
おっぱいバレー [試写会]

「ナ〜イス、おっぱい!
いいね、おっぱい(^^)」
公開より一足早く、試写会でみた『おっぱいバレー』、このタイトルを聞いたときから気になって気になって仕方がなかった映画です。
“おっぱい”だよ、“おっぱい”!
“ボイン”じゃなくて、“おっぱい”。
響きがいいよね、“おっぱい”!
なんだか、すごく元気が出てきそうな響きだもんね(^o^)
さてさて、映画の内容は…
北九州のとある中学校、赴任早々、弱小男子バレー部の顧問になった新任教師・美香子(綾瀬はるか)は、成り行きからやる気ゼロの部員たちに「試合に勝ったらおっぱいをみせる」という約束をさせられてしまう…
おっぱいを見たい一心で、俄然やる気をだし、がむしゃらに練習に打ち込む部員達…
「勝って欲しい」けど、「勝って欲しくない」…
大ピンチに戸惑う美香子先生の運命は…?

きっかけは不純な動機でもぜんぜんオッケー!
いやむしろ、くだらない情熱こそ熱いエネルギーに変わるのだ!
「おっぱいを見る」というただならぬ情熱…
男子バレー部員たちのバカバカしくも美しい情熱に激しく共感(笑)
うん、わかるぞ!
俺も似たようなもんだった(爆)
一瞬、目を疑うタイトルですが、これ実話をもとにしているらしいです。
愛すべきスケベパワーで、笑いでぐいぐい攻める作品かと思いきや、途中は涙でかすんでスクリーンが見えなくなった…
笑いと、爽やかなあと味が残る秀作。
全篇に流れる、「渚のシンドバット」、「ルージュの伝言」、「卒業写真」、「風を感じて」、「燃えろいい女」、「オリビアを聴きながら」…他、妙に懐かしく耳に心地よい名曲の数々…
エンドロールで流れる「微笑みがえし」には、胸が熱くなったよ。
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2009年02月15日
旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ

「まだ行ったことがない旭山動物園に行ってみたい・・・
そう思わせるだけでも、この映画は成功なのだろう・・・」
いろいろと賛否両論があるみたいですね、この映画・・・
日本最北端にありながら、観客数日本一を誇る動物園・旭山動物園。
かつて、閉園寸前の窮地にまで追い込まれ、そこから職員たちのアイデアと情熱で日本一にまで上りつめた軌跡の動物園の物語り。
すでに、テレビドラマや、ドキュメンタリーなどで何度も取り上げられているテーマですが、成功物語りというのは何回みても感動せずにはいられないという極めて単純な僕には十分に楽しめる内容なのだ。
ただ単に檻に入った動物を見せるのではなく、動物の野生の姿を見せる“行動展示”というアイデアで、冬季は閉園していた動物園を冬こそ営業するべきだ、夜行性の動物を見せるためには夜間運営をすべきだと次々とアイデアを練りだし、やがて入場者日本一になる。
様々なエピソードが盛り込まれている分、ちょっと散漫に感じるドラマも、滝沢園長を演じる西田敏行の人間味溢れる演技に心を打たれっぱなしだった。
作品柄、たくさんの子どもが劇場に来ていたが、小さい子どもにはちょっと退屈な内容かも。
でも、僕は終始涙が流れっぱなし・・・
加えて、反則とも言える動物の愛らしい映像の数々・・・
北海道には仕事以外では行ったことがないんだけど、ぜひ旭山動物園に行ってみたくなりました。
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2008年09月17日
おくりびと

「あ〜、泣いた・・・
ハンパじゃなく泣いた・・・
おびただしい鼻水でハンカチがねちゃねちゃになったぞ・・・(爆)」
“納棺師”という仕事があるんだね・・・
今まで、考えたこともなかったので、そういう職業があるのをはじめて知ったよ。
遺体を清め、棺に納める納棺師、その神聖なる職業に携わる人間ドラマを繊細に、そしてコミカルに描く・・・なんだか、ものすごく清らかな気持ちになれた。
死体が蘇るゾンビ映画を観て喜んでる自分が愚か極まりないと感じたよ・・・(爆)
チェロ奏者の大悟(本木雅弘)は、所属していた楽団の突然の解散を機にチェロで食べていく道を諦め、妻・美香(広末涼子)を伴い、故郷の山形へ帰ることに。
職探しを始めた大悟は、“旅のお手伝い”という求人広告を見てNKエージェントという会社に面接へと向かう。
旅行代理店だと思ったその会社の仕事は、“旅立ち”をお手伝いする“納棺師”というものだった。
社長の佐々木(山崎努)に半ば強引に採用されてしまった大悟。世間の目も気になり、妻にも言い出せないまま、納棺師の見習いとして働き始める大悟だったが…
納棺という尊厳ある儀式にある人間ドラマを、静かに、やさしく、そしてコミカルに描いた秀作ドラマだ。
そもそも、遺体を清め、納棺するという職業は、絶対に必要な職業でありながら、認知度は極めて低い・・・
(俺が、知らなかっただけかもしれないが・・・)
当然、故人を肉親が取り囲む場面が多くあるんだが、ただ湿っぽくお涙ちょうだいではなく、時にはユーモラスに、時には神聖に、特殊な職業に携わる苦悩や、周りのひととの関わりが語られる。
とにかく主演の本木雅弘の演技がすばらしい。
彼自身がこの映画の企画を持ち込んだとのことだが、故人を清める流れるような動きは本当にすばらしい。
彼の動きひとつひとつを見るだけでも、この映画を観る価値があると思う。
そして、納棺会社の社長・山崎努の演技が実に味わい深い。
ひょうひょうとした彼の存在が、この映画の出来栄えを確実にアップさせてるな。
あと、個人的な好みで、NKエージェントの事務・上村百合子役を演じる余貴美子がいい。
実は、余貴美子おねぇさんはくっきーまん(←実は年上好み)のツボを激しく刺激するのだ(爆)
・・・という、バカ話は置いといて、とにかく秀作なこの映画、オススメできる作品だと思うので、興味のある方はぜひごらんになってください<(_ _)>
【公式サイトはこちら】
2008年07月19日
イヌゴエ 幸せの肉球【DVD】
突然、イヌの声が聞こえるようになった青年のハートフルコメディの第2弾です。
劇場(単館)に観に行く予定だったのにいつの間にか終わっちゃってたやつを今さらながらDVD鑑賞です。
いつまでたっても頼りない凌(阿部力)に、ついに愛想を尽かした恋人・涼子(中村麻美)は荷物をまとめて一緒に住んでいた部屋を出ていってしまう。
途方に暮れ街を彷徨っていた凌は、ペットショップから涼子の声を聞く。
しかし、その声の主は、涼子ではなく、フレンチブルドッグのペスだった。
涼子の実家の場所さえ知らない凌は、ペスを購入し、ペスが話す涼子の声を頼りに、彼女の実家を探す旅に出るのだった…。
今回のイヌの声は、女性の声。
どちらかというと、1作目の関西弁のおっさんの声のほうが面白かったかな・・・
でも、なにごとにもやる気のない涼が、はぐれてしまったペスを必死になって探し回る姿にはちょっぴり感動・・・
1作目の主演の山本浩司が脚本と友情出演で出てたのがうれしいぞ。
ワンコのかわいさだけを売りにしてわけじゃなく、ドラマ性もしっかりしてるし、動物好きの人にはいいんじゃないっすか?
【1作目の記事はコチラ】
劇場(単館)に観に行く予定だったのにいつの間にか終わっちゃってたやつを今さらながらDVD鑑賞です。
いつまでたっても頼りない凌(阿部力)に、ついに愛想を尽かした恋人・涼子(中村麻美)は荷物をまとめて一緒に住んでいた部屋を出ていってしまう。
途方に暮れ街を彷徨っていた凌は、ペットショップから涼子の声を聞く。
しかし、その声の主は、涼子ではなく、フレンチブルドッグのペスだった。
涼子の実家の場所さえ知らない凌は、ペスを購入し、ペスが話す涼子の声を頼りに、彼女の実家を探す旅に出るのだった…。
今回のイヌの声は、女性の声。
どちらかというと、1作目の関西弁のおっさんの声のほうが面白かったかな・・・
でも、なにごとにもやる気のない涼が、はぐれてしまったペスを必死になって探し回る姿にはちょっぴり感動・・・
1作目の主演の山本浩司が脚本と友情出演で出てたのがうれしいぞ。
ワンコのかわいさだけを売りにしてわけじゃなく、ドラマ性もしっかりしてるし、動物好きの人にはいいんじゃないっすか?
【1作目の記事はコチラ】
2008年05月31日
アフタースクール

「うまい!」
北海道出身のハイテンションアクター・大泉洋主演で話題の映画、『アフタースクール』は、驚きの完成度でエンターテインメントに溢れた傑作だった。
母校の中学校の教師として働いている神野良太郎(大泉洋)。
彼の中学からの親友・木村一樹(堺雅人)は、妻(常盤貴子)の出産の日に姿を消す。
そんな中、同じく中学の同級生を名乗る探偵・北沢雅之(佐々木蔵之介)が木村を探しに現われる。
神野は北沢から、今朝撮られたという木村と女性が写っている写真を見せられ、ショックを受けるが、北沢の強引なペースに、木村探しに巻き込まれていく・・・
『運命じゃない人』の内田けんじ監督の期待の最新作・『アフタースクール』は、練り上げられた脚本に、まったく予測不能な巧みな物語り展開で、驚きに満ちた作品だった。
ネタバレ厳禁作品なんで多くを書けないが、今年度の邦画No.1の筆頭候補として間違いないと断言する。
それほど、満足度の高い映画だった。
伏線の張り方が見事だ。
だからといって、複雑すぎる物語りではなく、どっぷり入り込むことができる。
公式ホームページでは、ジグゾーパズルがバックに書かれているが、この映画をよく表していると思う。
最後の1ピースをはめたときに、すべてがつながるというような・・・
劇中、大泉洋がこんな感じのことを言う・・・
「クラスに一人ぐらいは、必ず学校が面白くないだとか斜めに構えてるやつがいる。
でも、学校なんて関係ないんだよ。
面白いか、面白くないかはその人次第なんだよ。」
ってね。
すごくいい言葉だね。
そうなんだよ、仕事でも日常でも、つらつら不満ばかり並べて後ろ向きに考えずに、とにかく楽しむスタンスでいたいよね。
【公式サイトはこちら】
2008年04月30日
いぬのえいが【DVD】

う、うぅっ・・・、
号泣だぁ〜(泣)
ふらっと寄ったお店で売ってたDVD、衝動買いしち造った。
だめだなぁ・・・、お店に行くとなにか買っち造うクセ・・・
というわけで、『いぬのえいが』です。
反則級のワンコ映画です。
もう、涙と鼻水が止まりませんでした・・・
“いぬ”の魅力を前面に引き出し、そんないぬたちをめぐる悲喜こもごもの物語を11編のリレー形式に描いた短編集。
ミュージカル、アニメーションにコメディに感動ドラマ・・・、“いぬ”にまつわる暖かい触れ合いの物語がぎっしり詰まってます。
わんこ飼ってる人も、飼ってない人もせつない涙で溢れるはず。
特に最後のエピソードは反則だ・・・
出演陣もなにげに豪華。
中村獅童、伊東美咲、吉川ひなの、宮崎あおい、小西真奈美、佐藤隆太、天海祐希、
乙葉、佐野史郎・・・
その豪華キャストに劣らず、ポチの表情のかわいいこと・・・
さ、もう一回観て泣こ・・・
2008年04月23日
うた魂(たま)♪

「アイ アム フルチン!」
不覚だった・・・
想像以上に面白かった。
ガレッジセールのゴリが高校生役で出てるし、てっきりおちゃらけ青春バカコメディかなと思ってました。
事実、映画の冒頭30分ぐらいははっきり言って“ハズレ”かなと・・・
主演の夏帆ちゃんもぼくの好みじゃないし・・・
ところが、だ・・・
観終わった後の満足感は相当のもんだった。
北海道のと七浜高校の合唱部のリーダーかすみ(夏帆)は、自分のルックスと歌声に陶酔するちょっと勘違いな女の子。
ところがある日、憧れの生徒会長・牧村(石黒英雄)から歌っているときの表情が、“産卵中の鮭みたい”と言われてショックを受けて退部を決意する。
ラストステージのつもりで参加した夏の合唱会で、権藤(ガレッジセール・ゴリ)率いる湯の川高校のヤンキー合唱部の魂のこもった熱い合唱を聞いて、ふたたび歌への情熱を取り戻していく・・・
いやぁ、合唱でこんなに熱くなれるとは・・・
合唱なんて誰でも経験あると思うけど、特にぼくのような野郎どもに“合唱が好きだった”やつなんてまずいないと思うんだよね。
あのぐらいの年代では、みんなであわせて声を出すことに過剰なテレがあったしね・・・
しかし、だ、ゴリが言うわけだ・・・
「合唱なめてんじゃねぇぞぉぉぉぉ!」
はい、すみません。
はっきり言ってなめてました。
あなたの熱い歌を聞いて心が揺さぶられました・・・
もし、あの頃に戻れるならば心を込めて歌いたいと思います。
物語的には予定調和だけど、合唱って意外といいじゃん、って再認識させてくれるちょっとイイ映画です。
オススメです。
ところで、権藤がかすみに「こころを裸にしろ」の意味で、『アイ アム フルチン!』と恥ずかしい言葉を連呼させるシーン、18歳の女の子になんてこと言わせるんだよ。
マニアックなシーンだけど、夏帆ファンにはたまらないかも・・・(爆)
【公式サイトはこちら】

