April 10, 2009

NHKハイビジョン シリーズ『偉大なるミステリー作家たち』エラリー・クイーンの冒険 〜『視聴者への挑戦状』の再現〜

NHKハイビジョン
シリーズ『偉大なるミステリー作家たち』
エラリー・クイーンの冒険

ローマ帽子
2人の再会






エラリー・クイーンA〜Zの謎

皆様こんにちは、めとろんです。

去る4月7日(火)21:00〜21:30、NHKハイビジョンでシリーズ『偉大なるミステリー作家たち』の第2夜にあたる『エラリー・クイーンの冒険』エラリー・クイーンA〜Zの謎が放映されました!

◆出演は、"日本一の探偵役者"石坂浩二氏、NHKアナウンサーの鎌倉千秋さん、そして五大学ミステリー研究会の代表者たち。A〜Zのカードを順に捲り、クイーンにまつわるキーワードについて語っていく、という構成が秀逸です。一つひとつのエピソードをコンパクトに羅列することで、メジャーな内容からマニア好みまで、膨大な内容を90分にまとめ上げることが可能になったのです。
とにかく、90分間まるごと「クイーン」!という番組が製作された事実に、狂喜乱舞。その素晴らしい充実度には、喝采を送りたい!

ただクイズ形式にするなら、各大学ミス研の威信に懸けて、もう少し正解率をあげないと対外的にもマズいのではないか…(笑)と人事ながら心配してしまいました。(笑)

僕が感動したのは、マンフレッド・リーの御子息ランド・リーとフレデリック・ダネイの御子息リチャード・ダネイが38年ぶりに再会し、クイーンお2人について語る点や、実際のダネイの蔵書が案内されるところ、また『エラリイ・クイーンの世界』でお馴染みのフランシス・M・ネヴィンズJr.氏の尊顔と雄姿を拝めたこと…等々。
当時の写真、フィルムもふんだんに使用、マスクをしたバーナビー・ロスとエラリイ・クイーン(=ダネイとリー)の論戦を再現したシーンなども楽しい!
再現ドラマのレーンもカッコ良かった。

マイクの前の2人
エラリーとニッキー







◇…そしてやはり白眉は、石坂浩二氏がエラリイ・クイーンに扮して、『視聴者への挑戦状』付きのラジオ・ドラマ『忘れられた男たちの冒険』の(短縮版とはいえ)再現!
かなりアダルトな声艶の(笑)エラリイではありましたが、シャア・アズナブルの池田秀一氏(というか、僕には『獄門島』やシリーズ『黒猫亭事件』の"坊主役者"(笑))の出演も嬉しく、本当のファンでなければ企画し得ない"粋"な趣向を十二分に堪能させて頂きました。

これで、石坂氏はドルリー・レーンとエラリイ・クイーンの両方を演じた(おそらく世界唯一の)俳優となったのですね。

クイーンがデビューした1929年は、いわゆる「世界恐慌」が勃発した年。"100年に一度の経済危機"と言われる現在と、まさに重なり合う時代。
その中で、安定した職業を捨てて、作家という「夢」へと、果敢にチャレンジした2人の勇気に、今回あらためて感動しました。

彼らはまさに、"今"を照射している!



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この記事へのコメント
めとろんが冒険するの?
Posted by BlogPetのピート at April 16, 2009 15:49
 
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