2007年01月06日

そろそろ買っておくべきか

老眼は確実に進行している。
年末に指先にトゲが刺さった時に、近付けるとぼやけて見えず、距離をとるとピントは合うが、患部の詳細が全く確認できないもどかしさを嫌と言う程あじわった。
つい半年前までは普通にできていた事が、どうしてもできないのが腹立たしくて、家族の目を盗んで男泣きでもしたい心境に陥ったものである。
会社でも、配送伝票を顧客に記入して頂く時に、使って頂くセルフレームの老眼鏡を試しにかけてみると、度数により赤・緑・黄に色分けされている内で黄色のタイプが予想以上に効果を発揮してくれて、至近距離の視力回復に役立つと言う悲しい事実に気付いた。
これまた半年前までは、どの色をかけても、逆に視界がぼやけるだけで、全く効果をなさなかったのに…。
そう考えると、なぜだか非常に物悲しくなり、人知れずトイレで忍び泣きでもしたい気分に陥った。


話は変わるが、鋏にしろ包丁にしろ、刃物の類は切れ味が命である。自分の思い描くイメージどおり、もしくはそれ以上にスパッと切れてくれると、感動ものである。
逆に、切れ味の悪い鋏や包丁は、使うたびにストレスが溜り、精神衛生上よろしくない。神経質な御方なら胃潰瘍になる可能性すら秘めているとさえ思っている。
刃物のジャンルに属するかどうかは不明だが、私は“爪切り”にそれを求めている。
以前は爪切りなどどれも同じだと思っていたし、実際に爪を切る時にも道具には拘らず、適当にその辺にころがっているものを利用していた。たいていが何かの粗品で頂いたようなもので、企業名が入ったものもあったように思う。

その考えが変わったのは、結婚した時に妻が持ってきた爪切りに出会ってからである。
一見なんの変哲もない、少々小振りの折りタタミ式のその爪切り、地味な外観からは想像できないくらいの抜群の切れ味を見せてくれる。
初めて使った時には、あまりによく切れる事に感動し、当初は予定していなかった指の爪までカットして、その切れ味を堪能し、それでも足りなくて足の爪まですべてカットしたくらいである。
それ以来、爪を切る時には必ずそれを使い、その切れ味を堪能する事にしている。

たまに本来あるべき所定の場所に、愛用の爪切りが見当たらない事もあったりするのだが、決して他の爪切りを使う事はせず、出てくるまで執拗に捜し続けてしまうことになる。
そういう時は、もちろん家族への聞き込み捜査も怠らない。ただ、たかが爪切り一つに必要以上に執着する事は、あまり格好の良いものでないことは心得ているので、あくまでも普通を心掛け、
「ねぇ ここにあった爪切り知らない?」程度に留めているが、内心は必死であったりする。

話がどんどんマニアックな方に向かっていくので、これくらいにしておくが、今、愛用の爪切りとは別のものの購入を画策している。
たまたま会社の売場で見つけたものだが、パッケージには「匠の技」などと毛筆体で書かれてあり、刀鍛冶が一つ一つ鍛えているかのような印象を憶え、いかにも切れ味鋭そうである。
値段も一つ千円くらいと手頃で、思わず足を止め、じっくり品定めしていたのだが、ふいに後ろから5歳くらい年上の上司に話し掛けられた。
「爪を切る時、辛くない?」
「はぁ?」意味がわからなかったが、続けて
「いや最近、眼が辛くてねぇ 特に暗いと全く見えないよ」と聞いて、老眼のことを言っているのだとわかった。
確かにトゲ抜きに四苦八苦した事を思えば、爪を切る行為もそれに通ずるものがある。
今はまださほど不自由を感じていないが、やがて辛くなる可能性は十分にある。
その時に備えて、爪切り・トゲ抜き時専用の○眼鏡を、ダイソーあたりで調達しておく必要性を、少しづつ感じ始めている。

 

 

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この記事へのコメント
  1. middleさん、お久しぶりです。
    本年もよろしくお願いいたします。
    老眼・・・・。
    我が家にも確実に忍び寄って・・・
    いえいえ、忍び寄るなんてものではなく
    大股に音立ててやってきてます(・_・;)。
    やっぱりこの歳になるとねえ・・・。
    でも、泣かないでください。
    みんな同じ。仲間がいますから。
    Posted bysantaの妻 at 2007年01月06日 14:13
  2. はっはっは。ヽ(`▽´)/
    近眼の強みで、私は、弱めの矯正をしてるため全然平気なんですよ( ̄ε=‥=з ̄) ・・・(なので実は遠くがあまり見えないまま。運転も0.4くらいでしてるかも_(^^;)ゞ)
    夫はもうひどい状況で、郵便局に行くのに住所を書いた紙を持って行く事があったんですが、笑っちゃうくらいでかい字で書いて持って行きました。
    同窓会でもみんな全然見えないって言うし、携帯の文字はもう相当ツライらしいですね。このmiddleさんのところのフォントは小さめだと思うんですが、大丈夫なのですか?
    Posted byあしか at 2007年01月06日 14:54
  3. あけましておめでとうございます。
    っと、妻が先にコメントを(汗)。
    昨年中は、ほったからしのブログであるにもかかわらず、
    コメントいただいてありがとうございました。

    上で妻も書いてますが、ほんとあっという間に見えなくなって来てます。
    遠近両用めがねをかける日も近いかも、とひそかに覚悟をしています(汗)。
    先日、CDの歌詞カードをみて、愕然としました。
    作詞、作曲の人の名前がよくみえなかったんですよ。
    思わず一人、それを見ながら
    「きさまー!俺をなめとんのかー!」と
    歌詞カードに八つ当たりしたりして…。
    小さい頃、遠望訓練なるもので近視にならないように、とイヤイヤ学校でやらされていましたが、今、近見訓練があったりしたら、毎日かかさずしっかりやるのに、なんて思ってみたり(笑)。

    そんな僕ですが、今年もよろしくお願いします。
    Posted bysanta at 2007年01月06日 14:55
  4. santaさんの妻さん
    新年明けましておめでとうございます。
    今年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いします。
    さて、よる年波には勝てぬと申しましょうか、自分の中ではまだまだ先の事と思っていた老眼、夏に自覚症状を認識してからが早い早い、あっと言う間に立派な中年オヤジになっちまいました。
    “老いの悲しみ”の何たるかを少しばかりは経験し、人間的に一回り大きく成長したような気が…するわけありませんよね(笑)

    でも同じ哀しみを背負う仲間がいるって事は、非常に心強いかぎりです。
    徒党を組んで、
    「何だよ その歳にもなって老眼鏡の一つも持ってないの?」などと、まだこの辛さを知らない輩を笑い飛ばしてやりましょう。
    えっ?妻さんはまだ大丈夫だったりします?
    これは失礼しました。m(__)m
    Posted bymiddle at 2007年01月06日 19:30
  5. あしかさん
    見たい文字が見れない辛さ、今まで見えていたものがぼやけてしまう苛立ち、これだけは当事者になってみないことにはわからないのでしょうが、傍にいる者から見れば滑稽でしょうがないのだろうと思います。
    いつぞや、同窓会の時のお話で「携帯の文字が読み辛くて、もっと長い腕が欲しい」みたいなのがありましたが、その気持ちよーくわかります。
    今はまだ自分の腕で対応できますが、そのうちどうなることやら(笑)
    仕事柄、忙しい時に時々レジに応援に行く事があるのですが、今のレジはPOSレジですから、商品に付いているバーコードをリーダーにかざすだけの至って簡単な作業です。
    ところが時々リーダーの読み取りが悪い事があって、そう言う時にはバーコードの下に書かれてある13桁の数字をテンキーで入力する事となります。
    小さい商品だと印字も小さくて、数字を読み取る事は至難の業です。あしかさんもご愛用のPILOT社のHI-TEC-Cなどは中年にも優しい大き目の数字で、しかも読みやすいように3ブロックに分けて数字を印字してくれているのですが、どこの会社とは言いませんが、某Z社のボールペンなどのそれは、中年を嘲笑うかのような小さな数字で印字されてあり、老眼泣かせと言えます。
    何度かチャレンジしてだめな時は、「すいません この数字読み上げて頂けませんか?」とお客さんに頼ろうかと思うことすらあるくらいです。(笑)

    ブログのフォントの件ですが、今のモニターは19インチを使っていますので、今のところは支障はありません。
    不思議な事に、ブラウザをIE6からIE7に代えてから、CSSをさわられている方のブログは異常に小さな文字で表示されるようになりました。
    ちなみに私の訪問先で、一番小さな字で表示されるのは、実はあしかさんのブログなんですよ。
    IE6だとちゃんと大きな字で表示されるのに…
    Posted bymiddle at 2007年01月06日 21:43
  6. santaさん
    遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。
    いやぁー長かったです。このまま突然ブログ自体が消えてしまうんじゃないかと心配した事もありました。
    同年代のブログ友達として、勝手に親近感を感じておりましたので、今回の復活は本当に嬉しく思っています。

    さて来るべくして来てしまった○眼、歌詞カードに八つ当たりする気持ち、これ又よぉーく解ります。
    私も携帯の文字が少々見えにくくなってきたのですが、標準フォントから大きめフォントに変更するのは、いかにも爺くさくてプライドが許しませんので、逆に小さめフォントにしてしまった天邪鬼オヤジです。(笑)

    余談ですが、とあるお方の引越し先(http://iceicebaby-vanilla.seesaa.net/)はこちらです。
    お捜しではなかったですか?
    Posted bymiddle at 2007年01月06日 22:56
  7. こんばんわ。
    探してましたよ、探してました!
    ありがとうございます!
    Posted bysanta at 2007年01月07日 01:49
  8. え〜!!そうなんですか??びっくり。
    昔の赤い囲みのあるのは小さかったイメージだったんですが、今のは相当大きいと思い込んでました。でも今見比べたら、行間はあるけれどフォント自体はさほど大きくはないんですね〜。
    だとすると、あの大量の文章を読むのは大変な苦労立ったりする事もあるんでしょうね・・・・(≧≦)

    かく言う私も、実は朝、起きぬけの視力はちょっと怪しいです。
    かすむ・・ような・・・気がする・・。
    Posted byあしか at 2007年01月07日 14:00
  9. あしかさん
    IE7がリリースされてすぐにインストールして、マイクロソフト初のタブブラウザを試していたのですが、あしかさんのブログを訪問してこりゃビックリ、老眼進行防止用の試練かと思いました。(笑)
    何故そうなるのかは、さっぱりわかりませんが、たぶん相性の問題でしょうか??
    Posted bymiddle at 2007年01月07日 22:00
  10. きのうモモが、色分けするつもりだった?
    もしくはダイソーと視力っぽい四苦八苦したよ♪
    いやダイソーがピントに専用したよ♪
    いやダイソーと愛用したかったみたい。
    Posted byBlogPetのモモ at 2007年01月08日 11:18