2007年10月04日

ぶらり、ひとり東京進出の旅〜その8〜

その日は、仕方なく前日に泊まった“新宿歌舞伎町”の安いカプセルに泊まろうと、台風の中ずぶ濡れになりながら“歌舞伎町”を歩いていると、閉まった店のヒサシの下で寝ている上半身裸のホームレスを見かけた。

そのホームレスを良く見ると、全身に和モノの刺青が彫られてあり、その目には全く生気がなくどんよりとしていた。

大阪にも沢山のホームレスの人はいるが、あんなに暗い底に落ちたような目を見たのは初めてで、この人の今までの人生にいったい何があって、こうなってしまったんかと考えると恐ろしくなった。

ここ“新宿歌舞伎町”って、深夜までいったい何の為にこんなにネオンで光り輝いていて、その光が明るければ明るいほど、そこに落ちる“影”は濃くなるんやなって感じた。

そして、その日の夜は安い『カプセル』に泊まり、翌朝テレビを見ると、『台風』は栃木の方にあったので、『新幹線』と『飛行機』は少しずつ動きだしていたが、僕が乗る予定やった『高速バス』は高速がまだ閉鎖してたんで動かないままだった。

それなら、『新幹線』に乗って帰ればいいんやけれど、残念ながら『新幹線』に乗るほどのお金は持ち合わせていなかった。

なぜなら前に日の夜に、最後の東京やからって調子に乗って、神田で『寿司』を食べてしまったからなのだ!

この見知らぬ“東京”で一人、残りの持ち金が“一万円”を切っているという不安と絶望の中、バス会社から“お詫び”と言ってもらった『マクドのコーヒー無料券』でコーヒーを飲んでいた。

そして、天気がだいぶよくなってきていたので、もう一度『バス会社』に行って『大阪に帰れる方法』を相談しに行くと、「もしかしたら、天気がだいぶんと回復してきたので、この東京駅から出発する最終便なら走るかもしれませんよ」という案をだしてくれた。

もう、その時の僕に他の選択肢を考える余裕は無く、一か八か“東京駅”に行くと、ちょうど高速の閉鎖が解かれて、予約していたバスに乗って大阪に乗る事が出来た。

昼間の高速バスっていうのは初めて乗ったのだが、夜行バスと違ってカップルばっかりで、「キャッキャ、キャッキャ」と楽しそうに騒いでいた。

楽しそうにしていなかったのは、僕と隣りに座っていた“大男”だけだった。

その“大男”は、東京駅を出てから、大阪駅前に着くまでの10時間ぐらいずっと“ハンバーガー”やら“弁当”やら何かを食べながら、メールをしていた。

それを見ているだけでお腹がイッパイになり、バスの中では何も食べれへんかって、バスに乗る前に本屋で買った、リリー・フランキーの『ボロボロになった人』という短編小説を読んでいて、僕の東京での話しも、この本の中に追加してもらえんやろうかなんて考えながら、ようやく『東京』での話が終わりました。

長々と書いていて申し訳ない。

僕も途中でしんどなってきたけど、書きながらまた『東京』での思いが甦ってきて良かった。

そして、この『東京』で得た事を、これから生かしていこうと思っています。







 
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2007年09月28日

ぶらり、ひとり東京進出の旅〜その7〜


台風中継.jpg『お茶の水』に着くと、台風がかなり接近しているのか、雨が時折激しく降ったりしだしていたので、急いで目的の場所に行き、話をさせてもらった。

だいぶんと、飛び込み営業にも慣れたのか、思ったよりも早く話を切り出す事が出来、『右廻り研究所のフライヤー』を置かせてもらい、今度本が出る話などさせてもらった。

ただ残念ながら担当者の方が不在の為、込み入った話は出来なかったのだが、店員さんは東京で一番友好的な話を聞いてくれて嬉しかった。

そんな事で、その日に予定していた、『東京進出作戦の第一弾〜飛び込み営業〜』は幕を閉じたのだった。

そして、なぜ最後に『お茶の水』に行ったのかというと、この辺には『古本屋街』と『楽器屋街』があるので、その辺をウロウロして、東京最後の夜だと思い、一人打ち上げ気分で、神田のチョッと良い『回転寿司』で腹いっぱい“ビール”と“寿司”を食べて、寿司屋を出た。

すると、外ではただ事でない“雨”“風”が吹き荒れていた。

その時、約4時間後には『新宿駅』から出る『夜行バス』に乗って『大阪』に帰る予定なのだが、この台風で走るのか心配になり、一度バス乗り場に行って確認してみようと思い、『新宿』へと向った。

『新宿駅』に着くと、そこは各局の報道陣で群がっていた。

その報道陣が狙っているのは、間違いなく『帰宅途中の風と雨にあおられて、ニッチもサッチもいかなくって困っている民間人』なのだ!

しかし『バス乗り場』に行くには、その報道陣の前を通らなければ辿り着けないので、あえて東京に来て報道陣の餌食になり、全国に恥をさらさねばならないのかと思うと、なかなか駅前から出る事が出来なかった。

そんな時に、ふと思いついたのが、僕のその日のスタイルだった。

それは、この日1日は『タコ坊やグッズ』の営業をする為に『タコ坊やTシャツ』を着て、『タコ坊やエナメルバッグ』を左手に持ち、『タコ坊や飛行機バッグ』を肩からかけるという、完全な『タコ坊やオタクスタイル』になっていたので、ここで全国の台風中継に映ったら、物凄い宣伝になるのでは?と思い、傘を差して報道陣の餌食になる道を選び、台風の中を飛び出した。

すると僕が飛び出すやいなや、『4ch』、『2ch』のカメラが、こっちを撮っているのが分かった。

「よし、計算通りや!」と心の中でニヤッと笑い、後は「ここで僕の右手に持っている傘が裏返しにでもなれば、完璧や!」と傘に風がめいいっぱい当たるように持ち替えようとした瞬間、僕より報道陣の近い位置で、何処かのオバちゃんが「ギャー」という叫び声とともに、傘が風に持っていかれていた。

そんなインパクトのあるオバちゃんを報道陣が見逃す訳がなく、一斉にオバちゃんへとカメラが向けられ、「これから、どちらへお帰りですか?」と、マイクを向けられていた。

しかし、それどころでないオバちゃんは、うっとーしそうに何も言わずに、その報道陣を手で払いのけて去っていった。

ほんまやったら、あのマイクの先には僕が立ってて、「今から大阪に帰らんとあきまへんのに、どないしようか困ってますいねん!」って、普段使わんような大阪弁でまくし立てて、台風中継にもってこいのコメントを残すはずやったのにと、どしゃ降りの雨の中で考えていた。

多分、そのオバちゃんの真後ろで突っ立っていた僕は、寂しく肩を落として写っていたと思う。

一気に気落ちしてしまったので、もう一度駅の方に戻った。

そこには、相変わらず沢山の報道陣が群がっており、その柱の影に何処かの局のニュースキャスターなのか、エンジ色のかっぱを着てヘルメットを被り、マイクを持ってこれからの台風中継のスタンバイをしていた。

まるでこの台風の中、海に落ちて九死に一生をえたような悲壮感イッパイの顔をしていたが、よく見るとまだ一滴も雨にも濡れた形跡はなかった。

何か、見てはいけない物を見てしまったような気分になった。

そして、その日に僕が乗って帰るはずだった夜行バスは、思ったとおりに『台風の影響でバスは走りません』と言われた。
 
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2007年09月15日

ぶらり、ひとり東京進出の旅〜その6〜

『東京』の話をちょっと引っ張り過ぎたせいか、少し読むのに飽きてきたんじゃないかと心配になってきましたが、もう直ぐ終わるんで、頑張って読んで下さい!

『下北沢』から電車に乗り、『吉祥寺』に到着!

約2年前に『吉祥寺』にある某有名ファッションビルに「“右廻り研究所”の2号店を出しませんか?」と、お誘いを受けてからというもの、行った事のない『吉祥寺』には特別な思いがあった。

そんな『吉祥寺』に降りてみると、自分の想像していた、“アンダーグランド”な感じではなく、微妙に栄えた街に少しガッカリした。

そんな気持ちで再び『飛び込み営業』をしたのが良くなかったのか、ことごとく“門前払い”を喰らい、返り討ちにあった感じで『吉祥寺』を後にする事となった。

『吉祥寺』でテンションが下がってしまい、次に何処に行こうかと、とりあえず『山手線』に乗りながら考えていた。

そして、ふと気がつくと『原宿』に降り立っていた。

なんで『原宿』で降りたのかは自分にもよく分からなかったのだが、10年以上ぶりの『原宿』に懐かしさを感じたのしれない。

しかし、『原宿』の竹下通りを歩いてみると、昔の面影はなくなっていた。

僕が昔行った頃の『原宿』は『バンドブーム』の真っ只中で、髪を立てたバンドマンなどが、騒がしくしていたり、竹下通りで『クレープ』なんかを食べていたら「君、アイドルにならないか?」なんて『スカウト』される場所というイメージだったのだが、今回行ってみると、とても『スカウト』されるような感じではなかった。

代わりに、ヒップホップ系の黒人の集団に「昨日は、ありがとう〜ね〜、ちょっと店に寄っていきなよ〜!」って声をかけられた。

何かやばそうやったし、アイドルになれそうにないので、『原宿』はそこで引き返した。

その頃から、だいぶんと台風の雨がきつくなっていたので、最後に予定していた『お茶の水』へと向う事にした。

 
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2007年09月13日

ぶらり、ひとり東京進出の旅〜その5〜


下北.jpg東京最終日、マクドで何処から回ろうか考えた結果、最初に『下北沢』へ行く事にした。

何で『下北沢』なのかというと、東京に来る前からお客さんに「“下北沢”は、自由を求めた若き“アーチスト”達が全国から集まっている町やから、『“タコ坊や”グッズ』を売り込みに行くのなら、いいんとちゃう?」って教えてもらった。」

それを聞いて、確かに若くはないが僕も自称自由を求めたアーチストやし、これは絶対に行ってみなければと思っていたので最初に行く事にした。

この日泊まっていた『渋谷』から近かったので、思いのほか早く『下北沢』の駅に到着した。

駅を出て最初に思ったのは、「ここは大阪の住之江区とちゃうんか?」って思うような、微妙な下町の田舎だった。

しかし、少し歩いていると『住之江』とは全然違う事に気がついた。

いっけん古びた昔の町並みなのだが、よく見て歩くと『橋にアートな絵が描いてあったり、劇場があったり、レトロな雑貨屋があったり、かと思えば、昔からのお年寄りがやっているお店があったり』と、いい感じで『レトロ』と『アート』が共存しているようで、とっても素敵な町やと思った。

今まで色んな『東京』を見てきた中で、断トツに『下北沢』って好きになった。

いつか、ほんまに『東京進出』なんて事になったら、絶対に『下北沢』に出店したい。

そんな事を考えていると、目的の『下北沢』の店に着いた。

しかし、まだオープンまで30分ぐらいあったので、もう少しウロウロとしていたら、完全に迷子になってしまい、1時間ぐらい過ぎて戻ってこれた。

店内に入ると、そこも凄い品揃えや雰囲気がよく、ここの店に如何しても『タコ坊やグッズ』を置いてもらいたいと思い、初日に『新宿』の店で失敗したので再度計画を練った。

初対面.jpg
その結果、
(1)ここの店で売っていた『初対面の教科書』という本を買う為、レジに持って行く。

(2)その本をレジの人に渡した瞬間、「実は、わたくし神戸から『タコ坊やグッズ』と『僕が書いている本』を、こちらで販売してもらいたいと思い、・・・」と一気に説明しようと思うが、きっといつものようにシドロモドロになるので、そこで先ほど手渡した『初対面の教科書』が約にたつのだ。

(3)この本の題名を見た店員さんは「あーこの人、初対面が苦手なんだなー。少しおおらかな気持ちで話を聞いてあげよう!」ってなる。

(4)そして、いい雰囲気な中、置いてもらえる事になる。

って、作戦だ。

早速、行動に移してみた。

(1)『初対面の教科書』をレジに持っていった。

(2)すかさず、話そうと思ったが、凄い速さで『初対面の教科書』は袋に入っていた。

(3)また出鼻を崩されてしまい、シドロモドロ状態で沈黙続いたので、何か言わなと思い、「あの〜、フライヤー置いて下さい〜」って言うと、「良いですけど一週間たったら破棄しますけどいいですか?」と返答が帰ってきた。

(4)「はい、お願いします」といい、レジを離れようとしたが、「いや、違うわ、ちゃんと言わな!」と思い、「実は、わたくし神戸から来た『右廻り研究所』の・・・・」と話だしたら、担当の人を呼んでくれて、ひととおりの話を聞いてくれた。

(5)それで、その担当の方は「その話に興味はあるから、もっと詳しい資料が出来たら送ってくれ」と言ってくれた。

まだ完成していない『僕の本』と『“タコ坊や”グッズ』のない状態なので飛び込みでお願いしているんで、「興味がある」って言ってくれただけども僕自身は大成功やった!

後は、『本当に面白い本』と、自身持って売り込めるような『タコ坊やグッズ』を完成させて、もう一度きちんとお願いに行こうって、めっちゃヤル気が出てきた。

そして『新宿』で“飛び込み営業”に失敗して、メッチャ凹んでいたんやけど、『下北沢』で少し自信が出てきた!

その後、少し『下北沢』をウロウロして“古着屋さん”なんかに『フライヤー』を何軒か置かせてもらった。

もっとユックリと『下北沢』にいたかったが、昼を過ぎると、だいぶ『台風』が近づいてきているようで風がきつくなっていた。

まだまだ行く所があったので、次の目的地である『吉祥寺』へと向った。

 

2007年09月12日

ぶらり、ひとり東京進出の旅〜その4〜

2日目の『東京ギフトショー』も、まずまずな成果を得る事が出来(たぶん)、お店のお客さんと会ったんで『渋谷』で晩飯を食べに行く事になり、この日は『渋谷』の『ネットカフェ』に“2,300円”で泊まった。

『ネットカフェ』に泊まるんははじめてやったんで、ちゃんと寝れるか心配だったが、案の定まったく寝れなかった。

なんで寝れなかったというと、今度『ネットカフェ』に行ったら最近読んでへんかった『BECK』を一気に読もうと思っていたんで、30巻まで一気に読んだら、何か熱くなってきて、「俺も“コユキ”みたいに命がけで頑張らな!」ってなって、スカパーで『ken Yokoyama特集』をやってて、「ハイスタの頃より、カッコいいな〜!」って、また熱くなって、ドリンク飲み放題やったから「元とらな!」って、ひたすら気の抜けたコーラーを何杯も飲んでたら、お腹がいたくなって、深夜4時ごろに『シャワー』を浴びにいって上がったら、クーラーきき過ぎで寒くって、全然眠れなかった。

そんなボロボロな状態で、朝7時過ぎに『ネットカフェ』を出ると、小雨が降っていた。

「そういえば、今日“台風”が東京に近づいているって、誰かが言っていたな〜」って思いながら、最終日の東京は『“タコ坊や”グッズ』の飛び込み営業をしなければならないので、一人営業会議をするため『マクド』に行き、モーニングを食べながら、作戦を練っていた。






 

2007年09月11日

ぶらり、ひとり東京進出の旅〜その3〜

はじめての『飛び込み営業』が失敗に終わり、肩を落としながら僕は夜の『新宿歌舞伎町』へと消えていった。

もちろん金のない僕が、『夜遊び』をするわけでも『女帝』を目指すわけでもなく、今日泊まる『カブセルホテル』に泊まるためだ。

なんで、あえて危険な『歌舞伎町』に泊まるのかというと、前の仕事の出張の時に1度だけ泊まった事があり、確か安かったという覚えがあり、下手に探すよりもいいやろうって思ったからだ。

しかし、いざ『歌舞伎町』といっても、もうひとつ場所が思い出せず、誰かに聞こうと思っても、場所が『歌舞伎町』だけに、どっか変な店に連れていかれそうなので、自力で探そうと約1時間歩き、ようやく見つける事が出来た。

早速、入ろうかと思うと、その『カプセルホテル』の真向かいに、小さくてボロボロな『カプセルホテル』が出来ていて、『税込み3千円』という格安な宿泊代に目が眩み、そっちの『カプセルホテル』に行く事にした。

中に入ると、「あ〜確かに『税込み3千円』やな〜」って感じだった。

そして『東京2日目』の朝を向かえ、満員電車に乗り再び『東京ビッグサイト』に行った。

前日に、駆け足ながら全部のブースを回り切ったので、この日はのんびりと見て廻る事にした。

落ち着いて廻ると、前日には気がつかなかったブースや商品を見つける事が出来、落ち着いて出店者の方と話をする事が出来て良かった。

これで、うちの店もかなりオシャレになりそうです!

前から、オシャレな雑貨屋さんとかに置いてあるような商品を見て、「こんな商品、どこで仕入れが出来るんやろうな〜」って物なんかも、このギフトショーで仕入れれるようになったりと、ほんま行って良かったと思った。

いつもお世話になっている大阪の問屋さんも、このギフトショーに出店していたので立ち寄ると、僕のアホすぎるかっこを見て、「写真撮って、送ったるわ」って言って撮ってもらった。
ギフトショー百万円.JPG
ちなみに、この日の僕のファッションを解説をさせていただくと、カーキー色の『カーゴパンツ』に、ブラックの『“タコ坊や”Tシャツ』を合わせ、その上に『古着のシャツ』を羽織っております。

バッグは『“タコ坊や”飛行機バッグ』をかけ、アクセントにどっかの店でアンケートを書いてもらった『100万円』って書いてあるデッカイ紙袋を大事そうに肩からかけております。

・・バカですね!



 

2007年09月10日

ぶらり、ひとり東京進出の旅〜その2〜

『ギフトショー』の会場である『ビッグサイト』の中へと入り、まだ会場1時間以上前だったんで、入り口付近のソファーで『ボ〜』っとしてて待っていた。

次第に、人がどんどんと増えていき、みんな奥へと入っていっているので、ここに居てもいいのか心配になってきたので、その人の流れに着いて行くと、既に入場の為の受付を開始していたので、沢山の人の列の後に立ち慌てて入場する為の受付を済ませると、ちょうど開場となったので、中へと入っていった。

大阪でも『ギフトショー』があるので、そっちの方は毎年行っているんやけど、『東京のギフトショー』にいつも出店している人に聞いたら、「東京は大阪のギフトショーの何十倍もあるから、ユックリと歩いていたら2日あっても周りきられへんで!」と言われていた。

確かに、『大阪ギフトショー』の比ではない広さやったんで、「これは、ポイントを絞って廻っていかへんと、ほんまに全部の店を廻りきられへんな〜」と思っていたものの、実際は店の人に呼び止められがまま中には行っては、商品説明を聞いていたり、『最新商品の“ガンズ”の曲が弾ける“エアーギター”』なんかを進められてノリノリで弾いてみたりと、午前中に10分の1も進んでいなかったので焦ってきたんで、午後からは『オリジナルグッズ』を作ってくれそうな会社をメインに急ピッチで進んでいく事にした。

それからは、的確にポイントを絞って色んな会社と交渉出来るようになった。

そこで、随分と延期になってしまっていた『“タコ坊や”エコバッグ』を作ってくれそうな会社と何社か知り合える事が出来た。

イラストはもう描けているんで、後は詰めて話をさせていただければ制作に入れそうです。

『“タコ坊や”エコバッグ』の話は、また別の機会に詳しく書かせていただきます。

そんな感じで駆け足ながらも、ギリギリ全部のホールを廻る事が出来、気の狂いそうな量の『カタログ』が入ったカバンを抱えて会場を後にした。

そして『新宿』に戻ってきた。

なんで『新宿』に戻ってきたのかというと、次の日も『ビッグサイト』に行かなければならないので、別の駅からやったら行き方が分からないからだ。

『新宿』に着いた時、まだ時間が早かったので、今回『東京出張』のもう1つの目的でもある、『“タコ坊や”グッズ東京進出の為の売り込み』をしようと思った。

売り込みに行こうと思っていたお店は、来る前に何軒かピックアップしており、その中に新宿にも1件お願いに行く予定のお店があったので行ってみた。

こういうのって、本当は前もって電話かファックスで『アポ』を取っていくのが常識なのだろうが、一度も行った事のない店に行き成り「うちの商品を、そちらで販売してもらえないでしょうか?」っていう方が、なんか失礼な気がしたので、完全に『アポ』なしで店を見てから、ここに『右廻り研究所のグッズ』を置いてもらいたいと思ったら『飛び込み営業』で挑む事にした。

『飛び込み営業』と簡単に言っても、工事現場上がりの僕が『営業』なんてものは一度もした事がないわけで、しかもいきなり『飛び込み営業』って事で、めっちゃ緊張していた。

いちおう、『飛び込み営業』をするにあたって作戦は考えていた。

【作戦1】
僕『右廻り研究所』のフライヤーをレジに持って行き、「すいません、うちの店のフライヤーをコチラに置かせてもらえないでしょうか?」

店員「あっ、いいですよ!」といい、チラッとそのフライヤーを見ると、『神戸元町高架下』と書いてあるのを見つけ、「もしかして、神戸からワザワザ来られたんですか?」

「あっ、気がつきました〜?実は、コチラにうちで作っている『オリジナルグッズ』を販売してもらえないかと思い、神戸から夜行バスに乗ってきたんですよ!」

店員「へ〜、そうなんですか、分かりました。是非うちの店で販売しましょう!」

ってなる考えやったんやけど、この店ではどうやら『フライヤー』っていうのは何処にも置いていないようなので、行き成り出鼻をくじかれてしまった。

そういえば、むかし『営業』の知り合いが言ってた話で、「僕らの会社に入ったら、最初の研修ではみんな繁華街に連れて行かれて『ナンパ』をさせられると言っていた。

その会社の考えは「ナンパぐらい出来へん奴は、営業も出来へん」っていう事らしい。

「確かに、そうかもしれへんな!」と思い、研修という事で先に『ナンパ』に行こうかと思ったが、そんな時間も余裕もないので、研修なしで『飛び込み営業』をする決意をした。

『決意した!』と言っても、なかなか店員さんに声をかけれずに、気がつくと店内に入ってから『1時間半』が過ぎようとしていた。

そして、もう1つ気がついた事があった。

それは、僕のまわりにやけに『店員』の数が多い事に気がついた!

きっと、でっかいボストンバックを持った奴が、店内を1時間半もウロウロしては、たまにレジの方をチラチラみていたので、『万引き』をすると思われているようだった。

これは、ますますヤバイと感じ、思い切ってレジに行き「うちの商品と、今度発売する僕が書いた本を買って下さい!」というと、「うちでは、こういうのは無理です!」と僕の1時間半の思いは、その一言で断られてしまった。

はじめての『飛び込み営業』は、はかなく散ってしまった。

『飛び込み営業』なんて、ダメで当たり前だとよくいうが、実際にはじめて声をかけて断られた事が、打たれ弱い僕は結構凹んで店を出た。

 

2007年09月09日

ぶらり、ひとり東京進出の旅〜その1〜

9月3日(月)の夜、1ヶ月前から予約していた『早割5,000円』という格安『JRバス』に、沢山の荷物を積み込んだボストンバッグを抱え乗り込んだ。

向う先は『東京』だった!

『東京』に行くのは随分と久しぶりだった。

今年の2月ごろに、『エレベーター工事』のバイトで行っているのだが、『東京』だと聞かされていたが、実際に行ってみると実は『栃木』だった。

そんなわけで、本当に東京に行くのは丁度1年前に『某出版社へ“プレゼン”』をしに行って依頼になる。

そんな事を考えながら、殆んど寝る事が出来ずに『東京』に着いた。

バスから降り立った所は、眠らない街『新宿』だった!

まだ朝の6時だというのに酔っ払った客引きのような人が沢山いた。

とりあえず、近くの『マクド』にてモーニングを食べに行くと、お腹がもよおしてきたものの、沢山の荷物を抱えてトイレに行く事が出来ないので、我慢して目的の『ビックサイト』を目指して行く事にした。

早速困ったのが、迷路のように張り巡らされた路線図を見ても全く行き方が分からないので『新宿駅』から“ビックサイト”がある『国際展示場』に行く方法を駅員さんに託してみるものの、「大崎で乗り換えたらいいから」って言われたが、それだき言われても分からなかったんで何となく“大崎”という所を目指す事にした。

そして電車に乗ろうと思いホームに行くと、丁度“大崎”に行くであろう電車が入ってきて、中からはよく引越しする時に「よく、こんだけの荷物がこんな狭い部屋に入ってたな〜」っていうが、そんな感じで人の群れが噴出してきた。

すると今度は中に入る番だ。

「こんなに沢山の人間が入るわけがないやろうな〜」って思っていたら、押されて押されて皆中に入ってしまった。

そんなギューギュー詰めの中で、僕は高校の頃に全てを注ぎ込んでいた『ラグビー』の『モール』を思い出していた。

あのころは毎日ボロボロになるまで、走ってはぶつかって、走っては倒れてと、よくやってたな〜なんて昔にトリップしていたが、ふとここは満員電車の中だと気がついた。

そんな満員電車の中を何気に見渡すと、この身動きすら出来ない中、みんな携帯をいじくっている。

まったく『東京』は狂っているって思ったね!

『50回転ズ』の歌詞で、「花の都“東京”には花はなく、“人”ばかり」って歌っていたが、本当にそのとおりだ。

そんな事を考えながら、何度も何度も乗り換えに失敗しながらも、『国際展示場』の駅に辿りついた。

駅に着くと、お腹をもよおしていた事を思い出し、近くにあった、いかにも高そうな高級ホテルに入り、客を装って『高級トイレ』をかり、ようやく冷静になった。

そして、念願の『ビックサイト』に到着した!

ギフトショー.jpg
 

2007年09月08日

神戸に帰ってこれました!

昨日、奇跡的に“東京駅”からの高速バスに乗り、高速道路が通れるようになったので、昨日の夜遅くに大阪に帰る事が出来ました。

色々とご心配をおかけしました。

今回の東京出張は、沢山得る物がありました。

その反面、沢山お金を使ってしまったので、今まで以上に沢山働かないといけないと思ってます。

そんな今回の波乱続きの『東京出張』の話は、長い話になりそうなので、少しづつ小分けにして書いていきますので、ちょっとづつ読んでもらっても構わないし、全部一気に読んでもらっても構わないです。

今日は、久しぶりの店なんでチョッとバタバタしているんで、多分明日から書いていきます。

それにしても、今回の東京は過酷でした!