2008年07月24日

イカサマ休暇第2弾後半 馬刺し蜩(ヒグラシ)アーベント

イカサマ休暇後半戦の開始なのだ 予報はOK
といっても日曜朝 起きてみれば ぽつぽつ雨
ま 予報の範囲内ではあるのだが この雨
本当に上がってくれるのだろうか それは何時?
ぶつぶつ呟きながら車を走らせ峠へ向かう
途中のセブンで 一日分の飲み物と軽食を購入
もちろんクーラーボックスに詰める氷は必需品
大仁に差し掛かった頃には雨は上がって好感触


定通り 何時に上がるのかが気がかり.jpg












しかし峠についてみると「やっぱり」 霧である
夏の山伏っつったら びゅーびゅーの強風になるか
ガスガスで切ない想いをするかどっちかという印象
終日ガスがとれないことだって珍しくはないし
雨の降りそうなそんな雲ではないのだけれど
どっちにしても視界がないと飛べないことは確実
しかし月曜までお休みであるし 意外に気楽さ


峠につくと雨は上がっていたもののガスガスガス これも夏の山伏らしい景色.jpg
















1時間2時間と待つうちに9時過ぎあたりから
徐々にガスも消退し始め 10時にはP2に上がる
風は1mブロー3m 取り敢えずはぶっ飛ぶのみ
ガスが切れたその間を狙って 飛び始めたのだ
さすがの日曜で 体験やら講習生やらで激混み
パイロットは講習などのお手伝いをしながら
其の合間をぬって 飛立ってゆく 次第に日射


10時過ぎ ガスが取れ始めP2に上がり飛び始める.jpg












サーマルも出始めて タイミングさえよければ
10分ほどは粘って飛ぶことも出来るけれど
基本 ぶっ飛び 昼迄は飛んでいても暑いよ
ペットボトル2本なんかじゃもたないよほんと
Tシャツはとうにびっしょり ハーネスまで沁みる
でもこうしてともあれ毎日飛べるのは幸せだぁ
今日の日中はこれでいいのだ 狙いはアーベント


日中のうちは例により酷暑 そして弱い風でぶっ飛び大会.jpg












昼頃に ご飯を食べたあとしばし休息 風の
調子は著変はなくって やたらに走って飛んでも
徒に体力だけ消耗してしまうし 休息も大切だ
けれど 雲の動きや気温の変化には神経を尖らせる
朝から南からの湿った温かい空気が入り込んで
ガスが出ていたし その後も南成分が強かったが
2時頃から 雲の動きに変化を認めたのだ
昼間では上空の雲は南西から北東へ流れていた
しかしふっと北から南に向かって動く雲がいる
来た 遂に 風が変わるぞ このタイミングで
P2に上がっておかないとチャンスを逃がす
急いでトラックに乗り込んでP2へ送って貰う
P2には ぱっとしない風に「待ち」の人々
や 出るってばアーベント ね気温も下がってきた
程なく風が上がり始めた 2〜3mブローは4mか
ここだ と心を決め テイクオフ 力強いブロー
P2前が調子いい 1回2回と振るとトップアウト


2時過ぎ ふいに気温が下がり上がりが良くなった このチャンスを逃すものか.jpg












よし 先ずは北尾根方面にチャレンジするぞ
P2をトップアウトすると体重移動で左へ流す
一旦はサーマルを外れて下がるが 笹の丘を越え
展望台前のボウルに差し掛かるとP3の風が吹く
くっと上昇帯に入り 展望台を見下ろす高度へ
P3に付けてみるが トップアウトはできず
仕方なく展望台に集結しつつある観光客の皆様へ
営業啓蒙活動に精を出すことに専念 と方針転換
皆さん一様に嬉しそうに見上げている 写真撮影
手を振って「楽しいですよぉ やりませんかぁ」
勿論このタイミングで回って落ちでもすれば
覿面にイメージダウンなので安全第一で飛び続く
ふっと風が変わった 弱い局面がある 荒れてる?
ローターが降って来る 北成分が強くなったか?
移動するときがやってきたのだ 観光客に手を振り
展望台を離脱 P2で上げなおしてP1へ向かう


先ずは北尾根チャレンジ でも営業も欠かさないよ 笑顔に手を振って応える.jpg
















確かに風は明らかに上がっている そして
山伏の前の谷は白くもやっておりアーベント確定
気温がぐっと下がって 昼の暑さが嘘のようだ
やっぱこれだよぉ この快適フライト 最高だ
P1上では高度があったので素通りしてZへ向かう
1段目のハーフアクセルで加速してBAを越える
Zでは北東風が調子よくはいっていて強い上昇
植林帯の上でバンクをつけた360度旋回で上げる
北成分が強いのでZの奥までよく上がる 程なく
悠々とトップアウトしたので 南東斜面へ移動
いいぞ とんとんと移動できるようになったのは
ストラトス青年のお蔭 素晴らしい浮き浮き効果
よし 再びアクセルをちょっと踏み鉄塔方面へ向かう
とちゅうの小尾根で「お助けサーマル」があれば
そのまま進む なければ南東斜面でチャンスを待つ
そう決めて 進む バリオは沈黙 意外に下がらない
いいぞ小尾根に差し掛かる 弱い上昇 高音が響く
ハーフアクセルで進む 再びくんっと上昇が始まった
鉄塔の風が吹いている尾根に近づくにつれ 上がる
尾根に着いた時には鉄塔を軽く見上げていたが
山に寄せるとあっさりトップアウト いい風だ


上がりの悪い北尾根は諦めて鉄塔前へ移動 極上アーベントの始まり始まり.jpg
















アーベントテルミック 出る条件と時間は限られるが
其れを満喫できたときの何とも清清しい夕暮れは
他の何にも代え難い 心をとても穏やかにしてくれる
鉄塔のボウルと南東斜面の中間の小尾根の上が 今や
全体的にぼやっとした上昇帯になっているので
バンクを殆ど必要としないゆったり大きな旋回で
上昇率は+0.5程度 ぷかぷかと飛び続けられる
このとき この空域にいたのは3機のみ その他は
Zの状況が変わったのであろう 渡って来れずにいる
風速は決して強すぎず 伊豆スカを西に越えても
少しも怖い思いもせず 空域を使い切れる嬉しさ
そうして飛ぶこと50分余 次第に上昇が鈍くなる
鉄塔から南東斜面 そしてZへと徐々に戻ってゆく
Zでは細いサーマルがまだ残っていたけれど其処では
既に1機 回して粘っていたので そこは素通りして
もう誰も飛んでいないP1に付けるとまだ飛べる
今や飛んでいるのはZの1機とP1のかのだけで
風の最後の最後 もうステイもできなくなるまで
飛べる限り 山伏の極上アーベントで65分の旅


ゆっくり大きく回して癒し飛び 本当にアーベントはいいよね.jpg
















降りて丁寧にストラトスのマイラーを合わせてゆく
ベルトでマイラー部分を固定 キャノピーを細く畳み
全体を四つ折にしてもう1本のベルトで固定して袋へ
おつかれ ありがとうストラトス 今日1日で95分
やっぱり最後に風を使い切るまで飛べるのは最高だ
ますます気温が下がってゆく 北の端P2辺りに
北尾根を越えてガスが流れ込んでくるのは山伏の夏が
その素晴らしい1日を終えるときのサインだよ
「夏が来たんだなぁ」と 改めてしみじみ 想う
蜩が啼く もうその数も増え 山々にこだまする


夏の山伏 最後はP2方面にガスがかかって終了になるのはお約束.jpg
















下山し 宿あるの三島へと戻る道 当然水分断ち
逸る気持ちを抑えつつ 運転はもちろんセーフティ
大丈夫 だって気分は最高なのさアーベントに感謝
一人でにたにたしながら運転しているこの金髪を
通りすがりに見かける人がいたら何と思うだろうか
ま いいのだ そんなことは チェックイン済ませ
祝杯である 凱旋である 直よしさんに直行なのだ
幾らナイスアーベントでクールダウンしたとても
其れまでの猛暑によって相当の脱水状態であって
生が五臓六腑に染み渡るのは当たり前なのだけれど
つき出しの山掛けは 鮪の旨さもさることながら
直よしさんの自然薯 もっちもちでよく粘る絶品


アーベントで飛べちゃった後の祝杯は も 抜群に旨いのよ.jpg












レバー刺しを という念頭のイメージであったのだが
季節柄であろうか 臓器ものの刺しという類が
極端に品薄になっているらしく この日は品切れ
であれば。。。馬刺し これで行くしかないだろう
ともかくこの日の「疲弊消耗」具合は非常事態で
一刻も早く体力の回復に努めなければならないぞ
といういい感じの言い訳を考え一人ほくそ笑み
き きたぁぁぁ 美しい馬刺し いいさしが入る
これを翌日のことは一切忘れたっぷりの葱と大蒜で
半ルイベ状態の馬刺しは舌の上でとろりと溶け始め
上品な脂が口いっぱいに広がってゆき思わず笑み


さしも美しい馬刺しでござい たっぷりの葱と大蒜でいっちゃってよ.jpg












あと一品 と思っていると カウンターの向こうで
静かに作業していた女将さんが小鉢を渡して下さり
「辛味大根です」粗めにおろした大根にジャコが乗る
適度な配分で合わせて口にいれる 勿論醤油はなし
するとこのじゃこと大根の辛味がよく合うのだこれが
そして ををっ と感じる別なスパイス 粒胡椒だ
や この三位一体は素晴らしい組み合わせなのだ
思わず「粒胡椒合いますねぇ」と嘆息気味に唸る
カウンターの大将 そうでしょう とばかり頷く


辛味大根 このジャコと粒胡椒との相性 最高であったよ.jpg
















最後の一品は「太刀魚の塩焼き」をお願いした
馬刺しが上品にではあるがこってりでもあったし
辛味大根で さっぱり熱に火がついた状態になった
船中八策とも絶対ぜぇったい合う筈なのという確信
待つこと数分 湯気をたてて出てきたその一品
うむ 大振りの太刀魚 箸で身を解すと 刹那
立ち上る馨りに驚愕 太刀魚ってこんなに馨る魚?
ちょっと今までの概念を遥かに越える芳香なのであり
それは口に含めばより一層 後はただ無言で食べ進め
反対の面に至りようやく大根おろしも合わせてみるが
何から何までまるで隙のない直よしさんに 唯 平伏


太刀魚の塩焼きでしょ 上品で甘くて美味しいに決まってるでしょ.jpg












日曜の予報は決して悪くはなく ただ雲は多目と
しかしいざ其の朝になってみれば雲多目どころか
全く分厚く張り詰めたその雲に日照はほぼ皆無で
なんだよぉ期待させてさ と早めについた峠では
不貞腐れ気味の散策タイム と 。。山伏ではお初
オカトラノオが1株だけ 藪の中にぽつんと
白一点 ひっそりと主張をしている姿 涼しげな


山伏で見かけるのは初めてだよ オカトラノオ 一株だけぽつんとあったの.jpg












開門と共に 入山はした 一応アゲンスト吹いてるし
でもアゲンストっていっても 本当に吹流しは
垂れる寸前でそよそよとなびく程度のものであって
到底ソアリングなど出来る風などではないので
P2に上がるその足取りも遅々として進まないのだが
それでも ま 昨日一昨日と沢山飛べているのだし
今日は早めに引き上げても大丈夫さ と自ら励ます


飛べはするものの限りなく弱く儚いアゲンスト そして当然のように暑い.jpg












時刻が進むと 雲も時折切れ目が出来 多少の日照
風速は一向に上がってはこないのだが 泡サーマル
くるくると旋回して粘れば5分程度は飛べはする
が 所詮それだけのことであって 1本ぶっ飛んで
後はBの天辺でブローを待ってグラハン 昼まで
其の内にエリアはまたもガスに覆われはじめて
飛ぶに飛べない風とガス 諦めるのが賢い選択だ
結局飛行時間は 云っても5分程度とそう申告して
下山の手続き またの再会を願って皆さんにご挨拶


サーマルのみコンディション 1本粘って飛んだ後はグラハンしこたま.jpg












このガスは 山伏だけではなく伊豆の山々全体を
すっぽりと多い始めているのは家路に就いて知った
コーナーの先はもう深い霧の中 当然ライトオン
道の脇には各種の樹木が鬱葱とした森を形成して
その森々の中から 打ち寄せる漣の如く尽きる事ない
蜩(ヒグラシ)の啼く波動が車内まで満ち満ちてゆく
ヒグラシの声と一緒に霧が流れ込んで清涼感も満ちる
程度と内容の差はあれ毎日飛べたこのイカサマ休暇
梅雨も明けた 蜩も啼いている 岩牡蠣に馬刺し


家を目指して走り出す い走り出す 道の脇の林でw・の大合唱.jpg
















休み明けの火曜 予定されていた外科のオペ1件は
「貧血がひどいので」という理由で当時の朝になり
あっさりキャンセル でもカルチのターミナルで
貧血理由に止めてたら 金輪際オペなんでできないよ
ま いっさ またお座敷かかったら呼んで頂戴な
途端に何もなくなってしまった火曜一日がぼよんとし
帰り際屋上から見上げた茜もやはりぼよんであった


仕事のなくなってしまったぼよんとした火曜には空までぼよんさ.jpg
















翌水曜はまたも予定手術のない一日なのだが
そういう場合にオペ室というのはでは 素で待つか
といえば そんな筈も無く 何かを想定している訳
ウチの場合だと 1室は脳外用にマイクロなど準備
もう1室は外科用に開腹に関する機械などを集める
ま そう思う壺に事がとんとんと事は運びはしないが
こういう一手間が いざという時の迅速度を変える


脳外シフトのオペコ そう期待したように事が運べば好いのだがね.jpg
















オペの予定はなくともレンタルには行くのであり
水曜朝はやはり 暑いのぉと額に汗滲ませつつ
プリウスくんを駆ってレンタルに行ってきたさぁ
行ってみると3階病棟のエアコンが破綻状態であり
もー老朽化も大概にせい などと汗滴らせる始末
うぅむ こんなことなら術衣に着替えておくのだった
Tシャツに白衣などといういでたちは意外に暑いのだ
何だか 健診の胸部読影などもしこたまさせられて
ほうほうの体で昼過ぎ ローソンによって昼食入手
もー「涼しげ」なもの以外口に出来る気配はなく
山菜おろし蕎麦 まお出汁も「本格的」っぽく
鰹だしの馨る風なのだが はたと ん?と思う
つまりローソンやらセブンやら各種麺類を口にするも
存外にヤマザキのもののほうが好感が持てるのである
これは惣菜部門の長いヤマザキならではの力と取るか
いやいや 大手はやはりさすがに一流の味であって
かのの舌が二流の「ヤマザキくん」になっているのか
賛否両論渦巻く土用前の暑い昼下がりなのであった


ンの山菜おろし蕎麦.jpg












で 職場に戻ってみると 俄かに発生 外科の開腹
情報が錯綜していて 今ひとつ事の全貌が掴めぬ
ともかく当日の昼に外科チームがオペしようという
決心をするに到り そこから患者さんの家族に
ムンテラをしようにも2時は過ぎそうで 最終的に
オペの可否に関しては その全ての後に決定さると
霧中迷走する巨大船団の如き吾ら烏合 嗚呼 自虐
しかし オペ決定との一報を受けるや否や 燕返し
かつかつと薬液やら機材やらが積み上げられてゆく
ほれ どっからでもかかって来なさいってば


定のなかった水曜 突如外科が襲い掛かってきた 迎撃体制は括゙�セぜ.jpg












腸穿孔による腹腔内膿瘍が疑われた老女 実に89歳
これで状態が「とても悪い」のであれば 年齢的に
「寿命なんだよ オペなんかしないでおこうよ」と
そう考えるのがかののパターンなのであるけれど
この方はけろっと元気 ただ側腹部の腫瘤は圧痛あり
そして便がどうにも出なくなっている 其の上
ご家族一同は極めてポジティブ 是非にとオペ希望
ま やるしかないか オペがきっかけで元気になるか
はたまた二度とお家に帰れなくなるか なむさん


痛がっていた老女なのだが 開けてみればどうやらツモールの様相 でも89だよ?.jpg












開腹してみると どうやら回盲部の悪性腫瘍があり
其れが腹壁まで浸潤しているような進行した出来物
正体が分かれば 予後の良し悪しはともかくとして
ま オペの進行具合の先は読めてくる バイタルも
硬膜外がよく効いているせいでばっちり落ち着いて
余裕が出てきたので いよいよ あれをいくのだ
蕎麦と一緒に買ってきたものがあるのよ 夏の品
夏といえば 欠かせない品 サクレレモン これだよ
記録室の冷凍庫からサクレレモン取り出し でも
オペ直ぐ済もうが長引こうがどうせ当直なんだよねぇ
と頭の中にはネガティブいるのだが 酸味冷感が
味覚直撃 おぉぉぉ 前頭洞が痛いのだぁぁぁぁ
とお約束の快感を受け止めつつ これまた盧生の夢


夏っていったらサクレレモンってのがかのの定番 全部食べると前額部が痛くなるのよねこれ.jpg
Posted by minaminoshima_2 at 16:55  |Comments(1)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

イカサマ休暇第2弾前半 梅雨明け岩牡蠣ストラトス

人の生命力というのは凄いな と度々思う
心臓の鼓動はとっくに止まっているのに
集った血族孫共の死を認めない絶叫を聞くや
60秒余り 呼吸運動を始めたご老人もいたな
そして 今 詫びねばならない 数ヶ月前の
ある症例 HbA1cは13以上の無治療の糖尿
元はといえば想像であるが 定番の肛門周囲膿瘍
こっから始まって臀部と云わず大腿部と云わず
背部の皮下から筋層間にまで広がる恐ろしい膿瘍
そのデブリをして 繰り返して 術後の見た目で
「鯵の開き」とかのが修飾した症例があった
数々の幸運な偶然の積み重なりも相まって
ともかく その患者さんは差し当たり生き延びて
少なくとも快方に向かっているのは驚愕の事実
絶対安静から寝たきりに昇格したかと思えば
覚束ない手つきで車椅子をこぎ始めた この分では
歩行訓練の始まるのは秋風の吹く頃か 何にせよ
素晴らしい 人の命というものはつくづく 脱帽


 患メさんが次第に元気になってゆく様は嬉しい.jpg
















二人の天才棋士の 魂の触れ合いというか
こっちの世界から見れば「孤高」の精神性
分かったような気がする一瞬もあるにはあるが
でもその次の刹那 えっ?!って思う 世界
いったい彼らのそのぎりぎり刃の上を歩くような
その精神の強さ 凄いな こっちが「敗北感」
などという感情を抱くのは恐ろしい傲慢であり
許されない行為であるとは思うのだけれど
でも 悔しい涙が止まらない 不遜ですんません


孤高の精神性に触れるといつでも盛大に感動してしまうよ.jpg












水曜朝 出勤する 今日は午後からレンタルへ
パターンが違うのは 午後のオペに入るからだ
これはこの「レンタル業務」始まって以来の快挙
つまり 所詮呉越同舟の両院 融通しあわない方が
どうかしているのであって その最たるモデルと
そう捉えていいと思うのね だから 何が何でも
きっちり成功させる 患者さんにも満足して貰い
病棟にも こんな麻酔すると患者さんはこんなに
にこにこ術後を過ごすんだってそういう事実を
きっちり認識してもらわねばならないのだ 責務
午前中 出張麻酔に必要な器具やら何やら全てを
段ボール箱に詰めて仕立てて 準備完了だよ
その流れで中材に出向いたら あらま これは
「こっちにおいでぇ」って呼んでるのね かのを
別に自殺願望とかじゃないよ でもオートクレーブ
ぽかぽか温かくってぴかぴかで入ってみたかったの


こっちにおいでぇと呼んでいるオートクレーブ 中材の朝.jpg












や それにしても むんっ と暑いのねどこも
昼ちょい前 職場を後にして レンタル先に向かう
こういうときこそ日頃の昼時の暑い思いを成就
させる絶好のチャンスなんじゃないの?と思う
でしょ? だってさ この暑さ 蕎麦でしょ蕎麦
もちろん コンビニの蕎麦にはいつも世話になる
それが不満ってことじゃなくって でもさ でも
本当に思い描いているのは当然手打ちで腰が自慢の
如何にも「涼やか」な その物体を啜るその行為
これはもう「憧れ」というもの以外の何?だよね
機を逃すはずないじゃないっすか 実現しました


レンタル麻酔の前に蕎麦屋さんで腹ごしらえ 旨いよ 鎌倉さんは.jpg












小江戸の市街地のまん真ん中である 鎌倉さん
蕎麦屋さんとしては 買っているの かのは ね
粉の産地がどうのとか 打ち方がどうのとか
蕎麦の道には計り知れない薀蓄があるのでしょうが
そういうややこしいことは置いといて 店の空気
蕎麦の店 っていう。。 こっちが脱力してると
ぴりっと緊張を感じ でもこっちが構えていると
「たかが蕎麦の店ですよ」って鷹揚に構えるのね
蕎麦茶に蕎麦羊羹 甘党からは程遠いかのですが
この取り合わせは ををっ と驚きつつ完食仕り


普段は甘味には手は出さないのだがこの蕎麦羊禹と蕎麦茶は 酒飲みにも旨い.jpg












美味しい 確かに 羊羹といえども 感動した
もっちもちの食感と蕎麦の香り 合間の甘さ
それを蕎麦茶が すぅっと全部取り纏めてくれる
や でも 蕎麦 食べたい「啜り」たい
何だろうか 麺食いの宿命みたいなものなのかね
あの馨りを鼻腔に吸い込みながら 啜りたいのよ
でないと「涼」が結実しないわけで待つこと10分
来た 来たよ 天せいろ1370円也 当然に
先ずはそのまま生の蕎麦を一本啜ってみる
すると何とも好い馨りなのである 蕎麦っていいな
出汁も丁寧にとってあって 当たり前といえば
当たり前のことなのだが 天麩羅用の出汁は別の椀
こういう細かいことなのだが一つ一つが嬉しい


この暑い時期にせいろはご馳走でしょ 日本人でよかったねぇ.jpg
















腹ごしらえが済んだら レンタル先に向かう
今日は病棟でもなく外来でもなくオペに入るのだ
コラボなのだ 共同開催なのだ 妙に楽しみで
外来と病棟に声を掛けたらオペ室に入ってゆく
見るのは二度目なのであるこのオペ室だが
改めてじっくり見ると古式顕然 清潔にはしてるが
床なんてタイル張りよタイル シャワー室みたい
麻酔器も 嘗て島の病院で見たような旧式の極み
ま 動けばなんだっていいんだが と思いつつ
持参してきたシリンジポンプなどをセッティング
薬液各種を薬局に出向き調達し 準備を進める
そして2時 患者さんが入室してきてコラボ開始
胆嚢炎を繰り返し散らしてきた中年男性であり
腹腔鏡下ではあるが開腹の可能性が高いと聞いてた
鎮静して硬膜外のカテを留置し 先ずは1.5%の
キシロカインを10ccびゅっとボーラス注入し
シームレスに全麻導入 術者もレンタル先の
常勤が2名とかのの勤務先から1名のコラボ体制
いい感じなのだ お祭りなのだ しかしカメラで
覗いてみると 炎症繰り返したとは思えないほど
つるっときれいな胆嚢であって あら 開腹など
まったく不要な様相で 結局ラパのまま1時間半
無事にオペは終了し 4時には抜管し帰室してゆく


設備は明らかに古いがきちんと手入れされていて気持ちのいいオペコでした.jpg












職場に戻っても いつもであれば外科+脳外三昧の
水曜のはずであるが オペの気配も感じられない
外科も脳外も3人ずついるのであるから 麻酔も
自前でどんどんオペすればいいものを まったく
ネタが切れたのか 自前麻酔は厭だというのか
どっちにしても いけ好かない感じで 悪印象
まいいけど こっちは今日はいい仕事したもん
静かなまま定時で終了 翌木曜も結局整形のみ
予定の2件に加えて 暫く前にオペした患者さんの
創感染で また開けて洗浄+デブリという脱力系
やれやれと家路に就いた夕暮れ 空は晴れている
翌金曜からはイカサマ休暇第2弾なのであって
月曜の海の日まで入れれば4連休ハウゴージャス


静かな静かな夕暮れ 電ヤの音が響く 一日が終わる.jpg
















金曜 ゆっくり起きてゆるゆると出発する
学会なので普通であれば一応出向きタッチアンドゴー
一応それは最低限のイカサマとしての礼儀とは
思うよ 思うのだけれど今回ばかりは礼儀知らずさ
だって福岡よ 別に病院が何かを負担してくれるとか
そんな事情ではなく 参加するにしたって完全自前で
さすがに福岡タッチアンドゴーってのは無理だよ
なので向かったのは横浜の美容院なのである
この港北の緑の中に佇む街の姿は 意外に好きなの


休暇初日 さすがに福岡にはいけないので横浜って 何つながりっすか.jpg












少し早く着いてしまったので珍しくウェンディズへ
ウェンディズと雖も所詮はマックと同類項なので
当然牛肉ものは食さぬ食べるものか そう思い返せば
もう久しく料理屋さん以外では牛を食べていないのだ
鶏と豚と魚ばっかり そもそも肉なくたって魚いれば
それでハッピーという魚大好き人間なのであるから
だからというわけでもないのだがシュリンプサンド
それにサラダとアイスコーヒー570円也 で
普通にブランチをしていると 隣に来た初老の女性
驚いたのはコールドドリンクの大きなカップを5つ
ぐっと抱えて着席 どうみても午後いっぱいここで
陣取って もー梃子でも動かないかんねっ という
確信犯的ムードがむんむんで でもなぁ ここは
確かに涼しいけれど ドリンクそんなに買うよりは
家の冷房費のほうが安い気がするんだけれど
暑いとかじゃなくって淋しいのかな それと彼女は
猛烈なスモーカーで所謂「チェーン」なのだったが
でも煙を吸ったり吐いたりするより ずっと長い時間
もー咳 咳 咳 止まらないのね 重症のCOPD
もしかしたらカルチもあるかもしれないけれどでも
彼女にはそんなこときっとどうでもいいのね うん
医者の世話になんか絶対ならない あたしゃタバコと
共に生きて死んでゆくのさって そんな彼女な感じ


ウェンディズって懐かしい店だが やはり牛には手は出さないよ もー決めたの.jpg
















美容院でカットとカラーリング さっぱり短くし
きんっと明るく仕上がった髪 やっぱこうでなきゃ
風は南西強風で飛べるような日でもないことは
はなから承知さ でも一応山に寄ってご挨拶をし
大々的にイカサマ休暇開催開始であることを宣言
で 耳を澄ませば何と蜩(ヒグラシ)の声 1匹
あぁ 夏を待望するのは蜩の声を待望するのと同じ
この声を聞いてやっと 本格的に夏の訪れを実感する
そう やっと山伏にも 夏が訪れたのだ 夏を飛ぶぞ
家に戻る旅費もなんなので 三島泊 直よしさんへ
この日の食指は何だかB級志向であり丸干しで始め
葱ぬたを頂いたのだが やはり動いていない日には
さほどには食欲は湧かないものなのねと実感し
あと一品と品書きを見ると「新さんまの塩焼き」
新秋刀魚だよ 凄いなぁ もう「秋」の先取りだよ
旬のものはよいね こう最盛期のぎらっぎらした
あの脂の乗りではなくって上品なの 美味なり


夏になったら 秋の先駆けが頂けるって嬉しいねぇ 新秋刀魚の塩焼きでい.jpg












土曜早朝 三島から大仁を抜けて浮橋に差し掛かる
田園風景が好い こないだ田植えをしたばかりだが
もう稲の背は4倍ほどに成長している 順調だね
来るべき台風シーズン 無事に乗り切って育ち続け
夏が終わったら 金色の穂がいっぱい実るように
いつも素敵な朝の景色を見せてくれるように祈る


感 田園風景に朝霧.jpg
















8時開門と同時に入山 すぐにストラトスを広げ
飛び始める この「がつがつ」体質は変わらない
でもねぇ 飛べるときにどんどん飛んでおかないと
ホントに後で凹むんで このバカは だからいいの
風は強め でも弱いときには弱い 2のブロー6
飛びにくいったらないの でも どんどん 飛ぶ
飛び始めたときには「Bコースまでオープン」
でもかのが1機 荒れたコンディションの中
翼を叩かれつつ飛んでいる内に風も更に上がり
「パイロットAの人でAコースのみ」に変更になった


開門と同時に入山 飛び始める一人旅 ローター山の向こうにもサーマル.jpg












見上げる空 梅雨明け前だというのにこの青空
サーマル雲が出来始めている ストラトス青年の
見事に均整の取れたスリムな肉体美 素晴らしい
タイトな旋回にもだいぶ慣れてきたこの頃
今までにも増して サーマルソアリングが楽しい
そして実は 控えねば と言い聞かせてたグラハン
でもやっぱり楽しくって し放題やっちゃってる
だから陽にかざすと真っ白に輝いているようでも
実は黄ばんできてしまっているのだ ごめんね


何度見ても美しいフォルム 肉体美だね 青年 そしてその飛びの素晴らしさ.jpg












まだ飛んでいるのはかの+ストラトスチームのみ
従ってあちこち飛んで回ってダミーしないとなのね
で Zに行ってみるが細くて強いサーマルのみで
南東斜面は上がらず 取って返してP1で上げ直し
P2にも渡ってみるが 風が強いだけで上がりは鈍く
P3はどうなのと行っては見るが展望台前では
風が死んでいる様子でタッチアンドゴーで戻り
あんまり楽しく飛んでいられる場所がないねぇと悩む
それでも直ぐ怖がって降りてしまうこの性格を
ちょっと鍛えなおさねばと時間の縛りを自らに課し
60分はともかく飛べ と決め飛び続ける その頃
やっと他にも2機ほど飛び始め 時間も来たので
ひとまず降りて 休憩を取っている内に 徐々に
風の様相も落ち着きを見せ始め 飛ぶ機体も増えた


ダミーとしてはエリアの隅々まで飛んではみますよ みますがぼこぼこです.jpg












午後に向かって どんどん風は落ちてゆく
必然的に機体も風の吹いているところに集まるので
空いている場所を探して飛び続けるということになる
しかし 朝のぶいぶいと強いコンディションもいいが
こうして「皆が」飛べる風というのもいいよねぇ
数多の色とりどりの機体がのんびり飛んでいる景色
これはこれで 心和やかな夏の風景 そう丁度この頃
ネットでは梅雨明けが宣言されていた まさに夏


昼が近づくにつれて風も落ち着いてきて みんなの風になったよ 山はグライダーでいっぱい.jpg












この午後 風がどんどん渋くなって結局夕方まで
期待していたアーベントは出ず仕舞いであったが
発見というか実感した或る事実があったのである
それは他のベテランパイロットの方にも 時折
指摘されていたかのの悪い癖からの脱却でもある
かのの悪い癖とはつい機体を「抑えて」飛ぶ習慣
従って「機速が遅い」折角高速ストラトスなのに
で この渋い状況で Bでグラハンしつつ時折来る
其のブローを待って CからP1へと滑空してゆく
「お気に入りの練習」に精を出しているときに 
P1の角に進入するスピードが速ければ速いほど 
同じ上昇でもよく上がるという事実を実感したのだ
スピードを出すには幾つかの要素があるけれども
一つにはブレークを出来るだけ解放する そして
アクセルを使う そして装備重量を増やす そうだ
こないだの鳴蔵カップで 同じサーマルで回してた
山伏の社長の機体がかのより明らかに浮きが良かった
倍のスピードで上がってゆくように見えたものだが
あれはバラストを積んでまでも高速で飛ばしていた
少なくともその要素は確実にあったのだと信じられ
そういうことで この午後から ストラトスを如何に
安全に速く飛ばせるかということが目下最大の関心事
結局尻つぼみになっていったこの日 計160分も
飛べたのであるからして 大勝利という事でよし


高速滑空中のストラトス P1前を笹すれすれにびゅんびゅんで飛ぶ.jpg












風もなくなった夕暮れ 下山してもう思いは翌日へ
宿に向かって チェックインするなり 顔と腕だけ
さっと汗を流し先ずは直よしさんに向かうことにした
山にいる酷暑の間だけは水分 厭って程摂ったよ
それでもかく汗の量といったら半端じゃないわけで
しかし下山以降はきっぱり水分は断ち この瞬間の
この一瞬の為にね 準備は抜かりなく行っていたさ
そして満を持して 喉に流し込むこの生 沁みること
またこの山葵が美味しくて これだけご飯につけて
食べたいと妄想が働くほど旨い 帆立の鮮度も抜群


暑ければ暑いほど水分は控えめでしょ そしたらビールが旨いの法則.jpg
















やぁー 品書き見るなり頼んでおいた岩牡蠣でしょ
おおぶりの身はそれはそれはぷりっぷりなのであり
一口でいってしまうのが勿体無いと思うほどである
が 勿体無いと云いつつ やはり一口でいくのだ
この塩気にレモン そして牡蠣の身の甘さ全てが
一つになって奏でる極上のハーモニー 生魚とかは
食べないような国民であっても牡蠣は食べるよねぇ
カナダとかアメリカとかでもさ 分かるなぁ旨いもん
バンクーバー辺りで上がったばかりの牡蠣にライム
絞ってそれを ウォッカで流し込む幸せって感じね


夏の夏たる所以の品はもらさず頂きたいもので 岩演繦は欠かせない.jpg
















さてと 締めの一品と 頭に浮かぶは「柚子胡椒」
しかし例の合鴨の塩焼きは明らかに量が多すぎる
そういうときは 直よしさんでは地鶏つくねが好い
このしっかり軟骨を感じる甘い甘いつくねの味と馨り
抜群の相性で絶品柚子胡椒が引き立てて下手すると
この柚子胡椒が主役の座を奪い去ってしまうのである
数分すると 額にじんわりと汗が浮かび始めるのね
そして 一つまた一つと串から外して 口に運ぶ
飲み物は船中八策 辛口でいい具合にクールダウン
翌日曜も山伏にアゲンストが吹く予報 思いは空へ


柚子胡椒を頂きたいが故の地鶏つくね これが抜群の相性なのね.jpg
Posted by minaminoshima_2 at 16:52  |Comments(1)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

云っても土用まえ この暑気薙ぎ払えれば

金曜の整形には「ヤられた」 とことん
や 言いかたを間違えた ここんところ
ずっと「ヤられっ放しだ」別に見縊ってはいない
「見縊ってはいない」って書き終わって
あ。。。って 気付いた 見縊ってはいないよ
じゃなくって「信じすぎてた」そういうことだ
どうしてだろう 人間性とか笑顔とか会話とか
それと オペ室自体が「整形寄り」ってことも
見逃せないだろうな 皆整形大好きなんよね
かのは大嫌い 機械ばっかり多くて大工仕事
また 考え込み始めてしまった どうしよう
でも お手製の「スーパー落ちないくん」は
確かに大活躍 4時間にも及ぶ上腕骨折のオペ
安全に見事に乗り切って任を果たしてくれたよ
ただ 機械やら諸々の条件が整わず綻び果て
オペがオペとして機能しなくなってきている
いよいよこの施設 年貢の納め時なのか も?
全日本女子バレーの活躍が余りに素晴らしく
その「煌く」一瞬を ま テレビの画面で
ですけれど 捉えたい と構えるのだが
悉く 外す それはもう 見事なほどに ね
キた キたよ 「構えると来ない」の法則だ
写真撮っていると思い知らされるのよね
飛ぶ鳥なんて撮りたいと思っている時など
構えてると絶対来ないよ で 一服する
その刹那 頭上を。。。。 も 切ないのね
その繰り返しだ カメラ道とは斯くも切ない
うん もっとその道に身も心もを捧げれば
見られるものがありそうだが そうもいかぬ
この「中途半端」に魅せられた自分の生殺し
才能のなさ という現実と生涯にらめっこだ


全日本女子バレーは本当に強くなった 列強と比べても見劣りしない.jpg












そんな金曜夜 女子バレーに感動した後
チャンネルをぱちぱちとしていたら 何やら
宮崎映画なのであるが 見たことのない絵
2分ほど眺めていると あ これは。。。。
正体がわかったぞ はじめましてゲド戦記
しかし 冒頭から共食い共食いと連呼するのには
うんざりした 別に龍は龍を食べなかったよ
ただ「戦っていた」だけで「共食い」という
その言葉にはもの凄く違和感を感じていてね
相手を「食べる」のと「噛み切る」事で「殺す」
ということは全く質が違うよ 当たり前じゃん
その差が蹂躙されている映画 小賢しいね
通して見る気は失せ去ったので 先に謝ると
その先を金輪際見る気はなくなってしまったの
だから バイバイ やっぱ多分 永遠にバイバイ

土曜早朝 家を出る をっ 予想外の空
こんなに雲の少ない朝だったのかぁ。。。。
車に乗り込む前に しばし 見惚れる
茜は斯くも心を和やかにしてくれる色だね
夕方の茜と早朝の茜は また 似て否である
こうして眺めていると 夕べの厭な気持ち等々
諸々のネガティブが徐々に氷解してゆくのだ


土曜早朝の茜雲 平日なんて絶対早起きできないけど たまには朝焼けもいいな.jpg












乗り込んで走り始める でも あれだね
明らかに交通量の全体が減っているのだね
勿論ガソリン関連高騰の結果に決まっている
こっちにとっては走りやすくなって嬉しいけど
どんどん走って都内環八に入っても流れはよい
毎週東名に乗る前の最後のスピードパスのお店で
ガソリンを入れるのが週末の行動開始なのだが
先週の土曜に入れたっきりなのであるからして
週末の分と平日の通勤合わせて3758円で
これは 確かにここのところあちらこちらの
山へ遠征はせずに概ね山伏と滝知であったので
移動距離は少なめだとは思うけれども しかし
この燃料費高騰の折 結構エコなわたしって感じ
好感が持てる土曜の朝 車中でご満悦なのである


一週間の燃料費は3758円とはなかなか好感度アップでエコなあたし.jpg












基本西風であると 前日の最終結論だったし
その当日今朝になってもまだそう思っている
西であればスタートはゆっくりなんであって
開門と同時にというほどの意気込みもないが
しかし渋滞を避ける移動によって 結果
開門に間に合ってしまった 取り敢えず西風
で のんびり談笑などしている内に10時過ぎ
山伏にアゲンストが入り始めたのだお日様パワー
飛べるとあらばどんどん飛ばないといけない子さ
飛ぶよ 飛びますけれど 風は弱々なのね


10時過ぎにはお日様パワーでアゲンスト 入りはしたけれど.jpg
















弱い風でもストラトスは元気いっぱい さすが
びゅって走るのさ 翼端が 本当に凄い機体だ
弱い弱い上昇気流を くいっと翼に閉じ込めて
決して逃がさない しかし。。。。如何せん
ともかく風は吹いてくれない ぶっ飛びばかり
飛んでいても汗をかくのね こんなの変だよね
暑すぎる 大気の活動を感じないただ暑いだけ


暑いのなんのって 飛んでいても暑いってのは久々の体験であるよ.jpg












ところが昼を回ったあたり 空が変わった
夏らしいよねぇ 積乱雲 かなとこ雲が出来始め
こんなに暑くても上空には確かに寒気がいる と
そういう確信が再確認されると やる気が出るよ
だって 最終的に夕暮れになって寒気が入れば
そりゃ 出るわけなのよ アーベントが 当然さ
ただ 其れが何時に起きるイベントなのか って
其処までは現在の自分の知識では分からない
そこまで読みきれるように気象 勉強しなきゃ


午後になると大気の活動が活発化 かなとこ雲が大発生中.jpg
















毛無エリアのお友達Kちゃんがお友達のKさんを
伴って ビジターで飛びに来てくれたので
先ずはBコースへ 次いでP2へとご一緒する
何せ 今のところぶっ飛びコンディションなんで
申し訳ないなぁと思いつつ でも 今日は
この近くでは飛べるところもあまりなさそうで
ぶっ飛び上等 と云うより他にはあるまいよね
アゲンスト1〜2 ブロー3という状況の夕暮れ
4時前 Bテイクオフでグラハン そして
そっから出てP1で上げてゆくその飛び方を
山伏デビューのKちゃんにお伝えしていると
ふっと。。。。あ 明らかに風速上がったよねぇ
力強いブロー そしてそれが長いこと 続く
今こそ練習の成果 KちゃんがBからPへと
到底初の山伏とは思われない安定感で飛び始め
当然Kさんもそれに続いてP1前をぶいぶいと
ソアリングをし始める やったねっ これで
わざわざビジターで来てくれた甲斐があったよ
かのも遅れじとすぐさま合流 3機で 飛ぶ
この状況 これはアーベントというんだよねぇ
辺りは白くもやっていて 大気はぐっと涼しい
クラブハウスもどこもかしこもが静まり返り
みなさん「終わった」ムードなのであるが
かのが無線で「アーベント 出てますよぉ」と
発信すると 1機 また1機 と飛び始める
気が付けば10機ほどが極上アーベントに舞う


風が落ちた4時 今日も読み的中アーベントがきてぷかぷか飛べたよ.jpg












P2へ渡れるかというとそうでもなくって
南東斜面すら 活用するのも難しいタイミング
従ってP1からZくらいしか飛ぶ空域がなく
でも その中に10機いる割には 飛びやすい
お互いの距離を図り移動の意思を感じて旋回
P1が混んできたねぇと Zへ移動して飛び続ける
凄く北成分が強いのでZの植林帯の奥が上がる
360度旋回を必要としないZは本当にのんびりで
先週の滝知山のアーベントとはまた一味違う
山伏の極上アーベントで65分飛び続けて
一日計85分 本当の日暮れまで飛べて満足充実


回さないZというのは最近では珍しい アーベントならではののんびり癒され飛び.jpg
















どんなにどう飛べる日或いは飛べない日がある
この土曜のように 一向にぱっとしない酷暑の
その後に たった1時間でも極上の飛びもあれば
朝一からばりばり飛べちゃったけど その後
風が変わって後は幾ら待っても無駄でしたって
そういうことも当然ある どっちがいいかって
「終わりよければ」っていう昔ながらの話は正しい
でもそれを塞翁が馬 って言い切るのでは淋しい
きちんとそれを読み切って備える或いは諦める
そういう気象上のきちんとした根拠 欲しいな


やぽぱり「終わりよければ」ってのは正しいね 一日がしまる.jpg












日中のあまりの発汗で とっくに脱水状態であり
ハンドルを握る手は 握ったまま痙攣し離れない
反対の手で その固まった指共を開き引き剥がす
脱水ということは電解質異常そのものであって
痙攣というのは当然の帰結だし 其れより何より
飛べてしまったのだから 痙攣すら愉快である
水分は摂り続けているのだが発汗がそれを上回る
宿にチェックインして向かった直よしさんで早速
脱水改善策に勤しむ つき出しの極上もずくに
ドジョウ煮こごり 暑気払い ぽっぽと火照る肌


極上もずくとドジョウのマこごりでまずは祝杯 良い風と好い機体そして飛べる健康に.jpg
















先週に引き続き 今週はそれに輪を掛けて
「夏」を強く感じた一日なのであったために
やはり晩餐も 夏の「旬」を彩り盛り上げるものを
品書きに「岩牡蠣」を発見し一も二もなく発注し
待つこと僅か5分で「おまたせしましたぁ」と
女将さんが目の前にとんと置いてくださる皿
この光沢はどうなの一体 ぶりっと大ぶりの身
海のミルクたぁよく云ったわけで甘さが染み渡る


夏でしょ 岩演繦でしょ 海のミルクでしょ ぷりっぷりでしょ.jpg
















夏の風物詩といえば「鱧」でしょと入店当初より
品書きの中に目をつけていたのであるが しかし
珍しい「鱧の柳川」これは食しておかねば駄目よね
そもそも直よしさんといえば卵そしてお出汁の旨さ
ぐつぐつと煮込むいい馨りが漂ってくるのを待つ
出てきた柳川 おたまで小皿に適量盛り付けて
山椒をぱらっと振って 頂く ん ドジョウでなく
鱧なところが上品 甘めに仕上げたお出汁と卵
ま 全体として絶妙のコラボ 船中八策が進むよ


これがただの柳川じゃないんだ 夏ならでは はもの柳川なのだ.jpg
















日曜も晴れ予報 果たして予報通りアゲンスト
朝一で入山した直後は2のブロー4後半であり
比較的安定した飛びやすい風 BからP1に出し
上げきったらZから南東斜面へと足を伸ばす練習
ただZは最近の傾向で植林帯の上へ流すと良くない
あくまでも「道路サーマル」の様相であって
手前のボウルも奥までは入り込まずに道路上を行く
そのまま前方 道路の上で前後に360度旋回


日曜は朝一が一番気前良くてZへも高く渡れる風が吹いていた.jpg












日中 時刻が進むほどに気温も急上昇 反面
風は落ちる一方で こりゃ昨日のパターンかぁ?
低層の雲なんててんでなくって や サーマル雲
景気良く湧いているけど全部リーサイドサーマルで
こっちの尾根にはサーマルなど欠片もなく
何より空の高さはどうさ 夏通り越してるんじゃ?
秋の空って話になると 山伏は 弱いからなぁ


空がね 夏通り越して秋みたいになってて こういうときは良くないのよ.jpg
















飛べども飛べども片端から全部 ぶっ飛び
そんな午後 石垣のスクールの校長先生の差し入れ
おっきなパイナップルを切って みなで頬張る
めっちゃめちゃ甘いんだ で 喉の渇きが癒えてく
十二分に休養して 日は相当西に傾いた2時過ぎ
アーベント出ないかなぁ。。其れが皆の切な願い
P2に上がってもアゲンスト1ブロー2〜3のまま


石垣島のスクールから届いた差し入れ 甘いパイナップル.jpg
















パイロットは一様にみな出ようとしない 尻込み
まあね この風で出てもただぶっ飛びそう うん
もー一日中そんな飛びばかりしてるから みんな
正直うんざりっていうか 疲れちゃってるんだよね
でも辺りの気温は気持ち下がり気味 雲の動きも
さっきまでの西から東じゃなく 北から来るよ
そして気持ち白っぽくもやっているこの現状
今がきっとアーベントなんだと思うんだよねぇ
ま ダミーでも何でもいいや「出まぁす」と
声をあげストラトスライズアップ P2出るなり
びゅっと持ち上がる うん 風速じゃなくって
空域は何がしかの「活動」をしている 必ず
P1前まで流したところで ぷかぷか浮き始める
ほら アーベント出てるんだよ 丁寧に拾えば
10分15分と 飛べるよ粘れる 緩いバンクの
360度旋回で回して上がったら Zへも渡る
本当に風は弱い ただぷかぷか上昇があるだけで
Zではソアリングは望めずP1へ引き返すが
その頃にはダミーを見て飛び始めた数機も来ており
こんな「ささやか」で「控えめ」なアーベント
みんなで分け合って飛ばないとね と思ったので
降りることにして1日終了 計35分の切ない日
しかし 土曜の極上アーベントも併せ2週連続
これが梅雨明け前だっていうのだから 大勝利だ


この日はこの日なりのアーベント くりくり回して粘る粘る.jpg












月曜 朝から報道がうるさい いろんなことでね
例えば大分の教育委員会の汚職の話 でもさ
そういう付け届けとか口利きとかいう諸々の事実は
それこそかのの子供の頃からずっとずっとあって
どこ其処の助役さんへだとか校長先生だとか
ともかく「偉い」人のところに「挨拶」にいけば
然るべき好い結果が得られることなんて周知の事実
或いは 茅ヶ崎の防風林にホームレスが住み付く
其処である意味「悠々自適な」生活を営んでいる
そんな今初めて発見しましたみたいな言い方には
もの凄く違和感があるよ 彼らはかのが研修医で
湘南方面で苦悩していた頃には既に其処にいたし
そんな事実は周辺の住民には当たり前のことだった
最近のそんな「一部マスコミ」なのか一部市民か
ともかく そんな人々の「豹変振り」が疎ましい
何故そんなに急に「潔癖振る」のだ?そこには
どんな意図があるんだ?この大分の口利きなんて
他の県でも 具体的には静岡県でも 当たり前だよ
ぜったいそうさ いっそのこと治外法権とっぱらい
先ず教育委員会の業務やら帳簿やら 洗い浚い
先ず「凍結」します をして第3者機関で監査
なんて 発表してみな 凄いぜ きっと阿鼻叫喚
右往左往 辞職者は出るわ自殺者は出るわ
いったい何が狙いなんだろうか 今はただ静観
この騒ぎを大きくしたい人々の狙いを見極めよう
レンタルから帰ると 臨時のオペが2件入ってて
何だか最近 こんな具合で「かき回され」てばかり
ぐったりが翌日 翌々日まで当たり前に持ち越され
全く疲れが抜けない感じが続いておって 不覚
夕方 やっとのことであれやこれやを片付けて
外に出てみると ツバメが狂ったように舞い飛ぶ
明らかに拙い個体もいるのであって どうやら
これは巣立ち直後の飛行演習であるらしいのだ
これはこれで阿鼻叫喚 でもこっちの目には快


月曜夕方4時も過ぎた夕暮れ ツバメが巣立ちで大騒ぎ.jpg
















火曜朝 出勤する 運転する車の中
ふと自分の左手を見る こ これは。。。。
到底 素人の手には見えないのであるこの黒さ
日焼け止め 勿論塗っているのだけれど 汗かくし
かいた汗拭うし 一日塗り続けることもできないし
結果 日焼けし放題 ただ 冬の間から焼けてるし
今になって急にべろっと皮が剥けたりはしないさ
こうして焼け続ける一年がどんどん続いてゆくの
幾度となく繰り返されるよ 飽きることなく


しかしとても素人の黒さじゃないよね とg思ったので記念撮影.jpg
Posted by minaminoshima_2 at 20:53  |Comments(1)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

知や涯(かぎり)なし できる人ができる時にできる事を

また いいことを発見したのだ 東京湾の
お台場の向こうのゴルフコースほどもある
広大な更地に皆で植林をして森にしようと
そういう構想があるのだ「緑の東京募金」
現在は当然のことだが「都」も絡んでおり
石原さんが何かもの申したりするのは
甚だ「いけ好かない」感じではあるけれど
でも石原さんが絡んだら「いい考えの価値」が
別に下がるわけでもないわけで 元々は
一建築家の発案でも 今となっては世界規模
U2のボノさんなども賛同しているいい考え


海の森募金として始まったプロジェクト 是非賛同させてもらおうじゃないのいい考えには.jpg












これは素晴らしいことだ 是非やるのだ
参加するぞ みなさまも宜しかったら是非
そもそもこの件に気付く前の今日水曜日中
朝からレンタル先で病棟は暇らしいので
外来に出向いて専ら健診マシーンと化して
読影やら消毒やらナートやらと諸々こなし
合間に隣の稲荷神社に行ってぶらぶら歩く
「鎮守の森」という言葉があるよね 思えば
寺は別にして 神社という場所には必ず
立派な立派な木が 何本も立っているよ
熱海の来宮神社なんかの森なんて超立派
そしてだから神社は涼しい いつまでも居たい
昼でレンタル終了は終了して職場に戻る道
武蔵の国は宿場町など除けば農業立国であり
しかし遊んでいる畑やら田が山ほど散見
で 思う「休耕田全部 林にしちまえば?」
その考えはずっとずっと一日中頭に居付いて
6時を過ぎ呼ばれて行った外来のブースの脇
R25を発見してぺらぺらめくっていたところ
発見した記事で知った緑の東京募金の存在
その僥倖は 決して偶然ではないと思われた


鎮守の森 そうだよ神ミにはいつだってどこだって大きな木があって涼しい.jpg












月曜 脳外の緊急オペのその他にも外科が
ソケイヘルニアと大腿ヘルニアのオペをし
何だか普通の日みたいにオペなんかしちゃって
いつもの「のんびり曜日」じゃないぞぉと
夕方になってやっとお外にも出られて見れば
「あれま」何だか めっちゃ好いお天気って
わけじゃないのだが 何とも綺麗な雲なのだ
で 急にしみじみ考え始めちゃったりして
「一体我々 いつまでこんな空が見られるだろう」
いろいろあるけれど 厭な思いも偶にはするが
でもこうして美しい空を毎日眺められたら
多少の浮き沈みなんてものは云わば雲散霧消


定外に仕事三昧だった月曜 一息ついた夕刻 空を見上げれば光る雲.jpg
















この日は家に直行せずに電器屋さんへ寄った
最近よく使うのはケーズデンキ 可能ならば
ヤマダ電機に行きたいところなのだがこれが
家に帰るのとは反対方向でちょっときついの
で ケーズデンキで買ってきたのがこれなの
カードリーダーなのである でも考えたら
最近こんなことばっかりなので 石油関係も
つまり車に依存し パソコン関連にもべったり
もーどうにも切っては切れない縁になっていて
ガソリン高騰したって乗らないわけにはゆかず
大容量などなど新しいメディアがどんどん開発
当然旧いハードは其れを認識できないわけで
仕方なくこのリーダーの如く新しい機器を買い
でも新しいメディア(コンデジやDVDなど)
超便利だし好きだし使わずにはおれぬ愁い
何でもかんでも もー「やられ放題」っていう
そういう事が続きすぎじゃありませんかってね
アメリカの洪水でこっちがとんでもない事になり
中国の毒入り餃子など最早遠い昔忘却の彼方
っつうか あの人たち明らかに有耶無耶にしてる
ちりちり頭の金には 言いたい放題云われるし
何でこんなに愚痴っぽくなってるの今夜は と
思いつつ 最新のリーダーの速さに感動 思う壺
我々 地球中の津々浦々に潜伏しているであろう
凄腕の壷振り師の手練手管に ヤられきっている


この最新型は32Gまで挿せる これで当分大丈夫だろ にしても速いなぁ.jpg












火曜は整形のみ数件 消化器外科は 沈黙
貯まってたストックはデプリートしたらしい
こんな週でもないとマジ一人のこっちはもたないよ
とはいえ のんびり昼食を味わっている暇はなく
ヤマザキのお店で買ってきた「中華つけ麺」
解し水で念入りに解した麺を 付いてるタレで
つるつると啜るのであるが これがなかなかなのだ
惣菜パンとか この手のものは長けてるからな
ヤマザキさんは侮れないのよ 軽食部門はさ


そこそこ入っているオペ 火曜昼はオペの隙に中華つけ麺 ヤマザキさんなかなかやるな.jpg












合間病棟を歩く 予定外に麻薬が必要になったり
術前や術後の様子をちらっと見に行ったりと
麻酔かけながらだけどオペ室から出ることもある
廊下には小振りな竹が立っていて 色とりどりの
短冊には 入院中の患者さんの控えめな願いが
大丈夫 きっと叶うさ と思えるものもあれば
「う〜ん 残念ながら無理かな」というのもある
どれもこれも叶うのなら 本当はいいのだけどね


そーオ夕だったのねぇ 患メさんが書き綴った短冊の願い 届くといいね.jpg












最後のオペの患者さんが退室して5時半
う〜む 最近どうも 整形のオペの切れが悪い
どうしてだろうか のんびりやり過ぎてる?
麻酔とっくに掛かってるのに医者が来ないし
彼らの大学のオペ室って そんな感じなのかな?
あ そうだ かのに関して云うと ですね
腰麻のオペで自分で麻酔掛けない外科医とか
整形外科医を見たのはこの病院で初めてなのね
ヘモとかソヘルとかは日帰りオペが多かったんで
早朝から外科医がさっさと麻酔掛けてオペ3件
みたいな そういうものだとばかり思ってたさ
この日も上空には強い寒気が入っている火曜夕
厚そうな雲は相当高層まで発達しているんだろう
ちょっと離れたところには雨のカーテン 夕立


夕暮れ 寒気の入った上空 遠くには雨のカーテンが見える.jpg
















この日は 市場さんを紹介してくれたお友達と
食事をしましょうってことで 市場さん集合
かのは 混んでるカウンターとか苦手なので
そういう様子が店先から見えると敬遠しちゃって
そうしょっちゅう来るというわけでもないけど
でも飛んで帰った日曜夜とか こう ご近所の
いつものようなご飯が気軽に食べられる店が
確保できているというのは 幸せなことだよね


ご近所に気軽に「いつもご飯」の食べられる店があるのはいい 市場さん.jpg












それにしても凄まじい数の迷惑メールである
パソコンのほうのメールに来るものに関しては
プロバイダに何やら「基準」があるらしく
大抵ものは「迷惑メール」として引っ掛けてくれる
で本体は削除して「タイトル」だけ付けて
こんな迷惑メールが来ましたよって通知をくれる
どいつもこいつもお決まりのパターンでと
呆れるばかりでもなくって ま所詮エロメールでも
中には感心してしまう「ツボ」に入るものもある
「あなたの股間にテロ」。。凄くないです? 平伏


最近のエロメールはアドレスもランダムで拒否もできないが コピーがなかなか面白い.jpg












当直に入った水曜夕暮れ 7時台からとんとんと
ウォークインがおいでになる 熱発 嘔吐 腹痛
おっとこの時期には 喘息もなかなかに多いし
内科系の愁訴を訴える方々が続々と集結する
やられた 今夜は内科系の夜であったか と
予感が過ぎる どうぞそんな予感外れますように
良いことには とんでもない重症は現われない


午前レンタル午後はオペなし しかし当直 こういう日は最高に虚しいのね.jpg












8時過ぎ ちょっと空いた其の隙に医局に戻る
当直食はなんだろか。。。。究極のヘルシーだ
これぞ正に「病院食」うぅむ アルコールが
ないのは淋しいことこの上ないが勤務中ゆえ
それは致し方ない ま 島の病院なんぞは別よ
かののいた「南の島の病院」院長は酒好きであり
自分が飲みたいからなのだろうが 医局の
冷蔵庫には常にアサヒのドライ500cc缶が
ぎっしりと詰め込まれておって 此処は一人当直
で どの人も望めばであるが 晩酌に1缶OK
そういう決まりであった さすが南の島酒飲みの島


案の定の当直食 水曜はともかくめちゃヘルシーないかにもの病院食.jpg












9時を過ぎると 一人また一人とおいでになるが
どれもこれも 取り敢えずは帰しても大丈夫そう
そんな気楽な外来の時間が続いてゆく 気楽でも
拘束はされているわけで 冷房が効いていても
じっとりと肌に張り付くような湿度の高い空気
はぁ とため息がでる お そういえば彼は と
月曜オペした重症肝硬変の脳出血 その後を
パソコンのキーを叩いてCTを見てみた ダメだ
まるっきり血は止まらない FFPなど山ほど
あれこれの薬も投与されているはずなのだが
どうにもこれは「負け戦」確定らしい や
そのことは始める前から 明らかだったけどね


外来の合間に月曜開頭した方のCTを見る ダメだ 終わっちゃっている 血が止まらない.jpg












0時を回り 続いていたウォークインは途切れ
1週間も続く弛張熱の30台男性が前日の検査
結果はどうやらCMV単核球増多症であった
今夜も訪れた男性にその結果を報告し ま
取り敢えずは熱による消耗を除けば元気であり
取り敢えず補液を十分に受け 帰っていった
来た時より元気になって帰ってゆく姿はやはり
こちらとしても嬉しいもので 見送りに外に出る
お 何だよもう外の方が涼しくて快適なのであり
夜風に吹かれて先ずは一服 仮眠でもとるべし


地下でなんて蒸し暑くて落ち着かない お外の涼風が気持ちいい夜.jpg












しかし寝付くまでに時間がかかるのは恒例行事
1時を過ぎて悶々やっとうとうとするとPHS
其れは救急要請であり やっぱこんな夜なのかな
一つ片付けるとまた2時間もしない内にもう1台
喘息大発作やら肺炎やら薬物中毒やら多種多様
帰せるものは帰し 帰せないものは入院に上げて
片端から捌くのだが 寝付く前に次の救急車だ
病院の外に出るとサイレンなど全く聞こえず
町全体がばたばたしている気配などない が
小一時間でまた次が来るということは 近隣の
2次救急の病院は悉く要請を断ってるに決まってる
これだけ集中砲火を浴びたのは久々のことだ
おのれ「腐れ偽救急病院」共 いつか覚えておれ
救急要請は取り敢えず 受けて何ぼの2次救急だぞ
受けられないんなら当直なんかするなよ腹が立つ
気休めに一句「なんちゅうか 切れそで切れぬ
丑三つ時 帰してみたり泊めてもみたり」 あう
季語がない お粗末 結局そのまま朝を迎える


なんちゅうか 切れそで切れない丑三つ時 帰してみたり泊めてもみたり 。。季語なし.jpg












結局得た仮眠は2〜30分が3回ほどで
10時からはオペが始まる木曜日 幸いなことに
今日も外科は変わらず沈黙を守っているのであり
A/Kのアンプタなんていう嫌いな症例もあるが
にしても 整形のみの気楽な一日 とはいえ
身体も頭もぼーっと火照りずしっと重たくて
仮眠 とりたいねぇと念じつつ4時 全件終了


眠れなかった当直明けの木曜は何にせよぐでぐでで ソというよりは安全重視.jpg
















実はオペの合間に こそこそと試していや事が
それは「赤外線撮影」の下準備なのであるのよ
写真がですね カメラでもいいですけれど
ともかく もっともっともっと好きになっていて
現状できる範囲で諸々試行錯誤はしているものの
その「できる範囲」の枠を広げるチャレンジだって
やってみたいわけで それは心躍るイベントで
で そもそもカプリオくんは赤外線を写せるのか
これを携帯の赤外線通信モードを活用して激写
そしたら見事写るわけで喝采ブラァヴォってんで
これでカメラの出来はいいことが分かったので
近いうちに 次なるステップへ必ず 進むのだ


カプリオくんで撮ってみた携帯の赤外線通信 ちゃんとハるぞ.jpg












実は来週水曜午後はレンタル麻酔なのである
つまり こちらと向こうは互いに「呉越同舟」
どっちがよりどうのこうのではなく一つの船で 
如何に「平均的に」患者さんを幸せに導くかであり
如何に「リスク」分散させ安全に医療するかである
圧倒的に少ないとはいえ向こうもオペをする
そして従前そのオペは自前で麻酔をしていたし
現状もそうなのであるが 自前麻酔の危険性は
当たり前に知られた事実なのであって しかし
一方で其れが必要なケースがあるのは認めよう
では自前の麻酔はどちらの病院で行った方がより
危険が高いかといえば当然向こう 何故ならば
控える医者の数が決定的に少ないのである
オペが始まると 外来病棟を合わせ医者は一人
其れもいるかいないかという状況であって
事が起きればオペ室から出てゆくしかなくて
オペ室内でトラブルになったら言うに及ばず
一方こっちは外科医は4人脳外が3人整形2人
向こうで大きなオペをする場合はほぼ水曜
であれば水曜の午後はレンタル先を優先しよう
そう提案してみた こっちの偉い人と向こうにも
そして其れは「とても好い考え」という評価であり
好い考えは何でも即実行しないといけない子だぞ
ま こっちの職場の特に外科の医師達には 頗る
評判の悪い行動だとは思うがいいのだ これで
以上 従って今までのレンタル業務は病棟と外来
しかし今後は麻酔も含め二つの病院を往来する
腫れ上がった様な感覚の身体と頭で ともあれ
木曜は乗り切った ぼけぼけでやれやれなのである
家路に就いて途中でみた夕空までぼけぼけなのだ


眠れない当直あけて木曜の夕暮れ 夕空までお疲れモードでやんの.jpg












金曜は外科不在 基本整形オンリー脳外ケアと
そういう一日なのだが 整形がまた脱力系で
股関節置換のリオペと BMI=33超という
こっちが大変なだけで重症加算は貰えないという
上腕骨折の全麻など やる気が湧いてこない
しかし乗り切ればまた酷暑ではあるが週末で
やっつけるしかないでしょ いっとけ 自分
週末はまた西風 どうもいまのこの時期は
そういうサイクルになってしまっているらしい
西が強くなってしまいそうだったら白根へ
そよそよで落ち着きそうだったら滝知狙いだ


リオペはいつでも脱力系 しかも感染もからむとあらば尚のことだ.jpg












ウィンドウズは常にアップデートしている
これは賛否両論あろうと思うが かのはそうだ
で 最近の検閲機能に関わるアップデートが
多分其の基準を厳しくしたんだろうけれど
やたらと「セキュリティ証明書」で怒るのである
警告の嵐なので煩くてかなわない しかし
そういう警告をしない良い証明書のサイトもあり
静かなときには全く静かなXPくんなのである
ということは サイトの方々の怠慢なのでは
そういうことも云える訳なのだ期限切れ証明書
しかもこれかのが書いているブログのサイトだよ
即ち大のKDDIさん そんなにお忙しいのかな
お手が空いたら是非 証明書の更新をお願いです


フトがいけないのか皆さんが怠慢なのか.jpg












午後も2時過ぎ 厭だなぁと朝から悩みだった
BMI=33.4の上腕骨折の観血的固定術
この上腕のオペは彼ほどの体格でなくても
けっこう段取りが大変なのであって 正直なところ
もっと保険点数 上げて欲しいのね マジに
「体位」一発でオペのやりやすさが決まってしまう
「肩」を とういかそれより「頭」を 如何に
安全にかつ出来るだけ多く手術台の外に出すか
そら も このイカサマ麻酔医と貧乏オペ室の
ありったけの勇気と物資と英知を結集して
作り上げた「スーパー落ちないくん」どうだ!
頭は完全に台から出てるぞ これで体位は完璧
もし手術台がぶっこわれてしまったら 奥様
我々できることを精一杯やりました お許し下さい


オペコの英知と勇気となけなしの物資を結集 できたよ スーパー落ちないくん.jpg












特に医者を始めてから強く思うことがあるのだが
「できる人ができる時にできる事をしよう」と
何かをするかしないか という選択をするとき
常に其れだけがかのの基準だ 至ってシンプル
当直に穴が開いた かのが出来るなら引き受ける
2件掛け持ち中 緊急で1件 よっしゃ任せな
上に書いたレンタルに出かけてるのだってそう
新宿救護センターをお手伝いするのだってそう
ワールドビジョンだって緑の森募金だって全部
「かの できるかな?」自問自答 良なら即決
誰かはしてない とか 誰かは少ないのにとか
ああだこうだと比べるのは大嫌い やめましょうよ
自分で出来ることを ただ黙々淡々とやろうよ
そういう姿を後進の方々に見せてゆきませんか
例えば親だったらそういう自分を子に見せようよ
みんながそうやって行動したら きっときっと
温暖化だって止まるし 素敵な世の中になる
狭い道で擦れ違うとき 必ず左いっぱいに寄るよ
あなたラッキーって膨らんで走ってる場合じゃない
そういう姿を子供達は見てるよ 左に寄れ 自分も
15時も回って やっとオペも軌道に乗り余裕
いましかないなチャンスは そう見切ったので
フェンタニルを足しベクロニウムも足して
プロポフォールもきもちフラッシュ 準備完了
「ちょっと見ててね」とオペ室のスタッフに頼み
駆け込んだ控え室で 啜る「温玉付ききし麺」
明日は西 でも北成分が強い 睨むは伊豆朝霧


4時になってやっとありつけた温玉付ききし麺 一味たっぷりで.jpg
Posted by minaminoshima_2 at 16:59  |Comments(1)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

小暑前の酷暑を急速冷却する極上の55分とは

基本西風だろうがともあれ飛べそうな予報
飛べればどこでもいいけれど 最近
山伏の飛行時間が伸びていなくて
ちょっと他所へ武者修行しに行きにくい
だって飛行時間足りないと 飛びたい時に
飛べないもん なのでせめて滝知で飛べるよう
西風が強くなりすぎませんようにと祈る金曜
夕方定時に終れていつもの夕陽スポット直行
すると夕陽もさることながらかなとこ雲発見
夏だねぇ 寒気もほどほどだといいけどなぁ


かなとこ雲が出来上がった金曜の夕暮れ 夏の始まる知らせだね.jpg
















自宅で前夜祭という名の晩餐 NHKを見る
や そういえばウチには「NHKでぇす」って
集金の人とか来ないけど 大丈夫なのかな
それにしても石油関係は一体どうなってるのか
我々 便利だからすっかり車の常用者だが
こうなるとまさか「ハめられた」のでは?
とすら思い始めてしまうよねぇ 今更 車
無しでなんて生活できないしそもそも飛べない
このまま中東方面の「思う壺」じゃ切ないよぉ
空気電池とか何か 素晴らしく画期的な動力源
どなたか発明開発して頂けないものだろうか


一体どうなってしまうのか カモにされているのかも我々は.jpg















早起きして山伏には向かう 飛べないにしても
行かないといけない理由があったのよこの日は
無線機のスピーカーマイクが壊れちゃってて
それを買わないと飛ぶのに不便で仕方ない
下多賀から山伏へ上る道の脇に鮮やかな色
朝顔だ そうだよこんなに暑くなるんだもん
朝顔だって咲き始めるよね もう小暑が来るし
いい色だなぁ こんな色のマニキュア欲しいな


朝顔が咲き始めたよ これだけ暑いんだもんね.jpg












朝一瞬だけちょっと北っぽかったが後は
もうずっと南で 従ってテイクオフには西風
希望者で送迎車に乗り込んで滝知山に向かう
アゲンスト1〜2m 到底リッジで粘れはせず
サーマルを当てるしかない この朝の時間は
北西にある小学校から続く尾根の上というのが
一応セオリーなのだが 確かに泡は上って来る
しかし小さいし弱いしでステイがやっとで
埒が明かない切ない感じで降りてしまった


土曜は終日西風 朝は出るのが早すぎて学校サーマルでステイがやっと.jpg












2本目やや風が上がりアンテナ山に張り付いて
粘っていると 何とも飛びにくい風なんだ
もの凄く渋くなったかと思うと 一瞬で
びゅーっとメチャクチャ強くなったり じゃ
その強いサーマル 乗って回していると
サーマルだけ通り過ぎて取り残される感じ
や それに次第に風速が上がってきている
降ろせるうちに降りたほうが無難だと判断
無事にテイクオフにトップランしたはいいが
眺めているとまだ飛べそうな感じでもあり
降りて勿体無かったかも と消化不良な感覚


リフライトしてアンテナ山で粘るものの 強くなる兆候を感じてトップラン.jpg












それでも暫く待つと風無線が5mコールを始め
ま ちょっと臆病すぎたかもしてないけれど
判断自体は間違ってはいなかったので好い
その後 夕方まで風の落ちるのを待ったけれど
結局5〜6mから落ちることはなく 山伏で
西風強風のまま夕暮れ 2本あわせても60分
大好きな笹の丘の光景も 飛べないと切ないな


結局西風はそのまま強くなり土曜が終わる ちょっと切ない夕暮れ.jpg












スタッフの皆様にご挨拶して下山 しかし5時
翌日曜予報が変わって 東風が吹きそうなので
現金なことに あっさり明るい気持ちになり
他のパイロットの方々とも「また明日!」と
期待を胸に山を降りることが出来 救われた
暫く走ると ホタルブクロの群生に出会う
夏が来たよ っていう手がかりみたいなものが
一つずつ増えていく また来たんだよ 夏が


山の降り際に出会ったホタルブクロの群生 夏だねぇ.jpg












それにしても暑かった土曜 実感は酷暑 でも
まだ小暑前なんだよねぇ こんなんで本番の夏
来たらどうなっちゃうんだろうか 実に心配
でも多分 身体が馴れてないだけだとは思うが
水分補給はマメにしたつもりではあったけれど
それにしても生が染み渡る 乾いていたのだな
つき出しのモズク上等 酢を身体が喜んでいる


まだ梅雨も明けないのに酷暑 ビールの旨さはまた格別で.jpg












明日も晴れ予報で気温も上がる 山伏で飛ぶ
しかし風は弱めであって ということは
「しこたまグラハン」なのであること決定で
精をつけるところはつけておかねば と思い
見つめる品書き「レバー刺し」が良さそうだよ
これをごま油+にんにくで頂くのだ 鮮度がいい
直よしさんのレバー刺しはホント お勧めです


精をつけなきゃもたないよ とレバー刺しをごま油とニンニクで.jpg















日本人の「旬のものを食す」という習慣は
それこそ世界に自慢できる好い事だと思うよ
ま それも「四季」があるこの国だからこそ
「もののあはれ」を感じるこの国だからこそ
なのであって 其の季節がきて其の食べ物を
ありがたく食することで また季節を実感する
夏でしょ したら鮎でしょ 塩焼きでしょ
上等の大ぶり鮎 あの「甘い」馨りが嬉しい


旬のものを食べるというのは日本人の素晴らしい習慣だと思う 立派な鮎.jpg
















さて締めの品を と品書きを見つめていると
「夏といえば茄子♪」頭の中で閃いたのだ
この茄子田楽は合わせ味噌の具合も好いのだが
そもそもの茄子がとってもジューシーで
元々の甘みが凄いのね で 其の甘さを
味噌が少しも邪魔してないわけで直よしさんも
腕が好いのは勿論なのだが そもそも茄子には
味噌が合うという日本人の知恵と味覚は凄いね


夏だよっつったら食べとかなきゃ 茄子田楽 茄子がしっとり甘いのよ.jpg
















日曜 起床してみれば7時半 ありゃ寝坊だ
開門には間に合わないが ま8時半には着ける
大丈夫だろう 一番乗りでないのはやや不本意
しかし着いたら案の定アゲンスト2ブロー4と
弱い 弱いがむっとするほどの暑さ 日照が
これだけしっかりしてれば風速よりは飛べそう
さっそく飛び始めると P1前もZも前の方で
穏やかに上昇があって移動しやすい 早い時刻は
南東斜面まで使って飛ぶことが出来 それなり
ソアリングできたが 風がどんどん落ちてきた
それに比して暑さ感が増してゆくかく汗が凄い
水分を幾ら摂取しても足りない どうにもならぬ


日曜朝は東が吹いて山伏で 早い時刻は南東ホ面までは行けた.jpg












「高く高く」上げるのもよいのだけれど
山伏のこの笹の丘 すれすれに上昇を拾って
「しゅーん」っていうラインが風を切る音を
聞きながらストラトスの高速で滑空する時は
実は大好きなのね 体重移動で斜面に寄せる
もっとぎりぎり あと50cm もっと
気分はホント メーベを操るナウシカさ
ストラトスが本当に速いから余計にそう


この笹の丘すれすれに飛ぶ感じ 気分がナウシカで好きなの.jpg












昼を過ぎても一応東風は持ち堪えたけれど
風速はどんどん落ちてゆく 数字だけじゃなく
感覚的にも「弱い」ライズアップしても
頭上安定が難しいほどアゲンスト1ブロー2
伊豆の西側の空域の活動性が高まっている
もう雲は夏のそれでそれは即ち寒気が入った証
さきほどまで雲は湧いて西から東へ流れてたが
ふっと 流れ方が変わった 北から南へ
それに相変わらず暑いのであるが 心なしか
気温が下がった気がする 風 変わるぞ


午後にかけて次第に風がなくなる 西側の空 寒気が入ってきたことを告げる夏の雲.jpg
















このままいくと直に東風は終わって西になる
滝知に移動になるだろうな しかもあれだけ
日照が続いて温まっているところにこの寒気
絶対アーベント出るはず それに賭けよう
もうライズアップしたらそのまま駆け出して
一気に滑空に入る 静かな静かな極上ぶっ飛び
多賀の町の低い所に出来た不思議な雲を見ながら
ランディング 機体を畳んで移動に備える


山伏この日ラストフライト 極上のぶっ飛びではあるが飛んでても暑い.jpg












3時過ぎ 山伏の吹流しは殆ど垂れている
滝知の風情報 向こうにアゲンストが入りだした
「移動しようよ」と心の中で思いつつ 待つ
いい雲が出来てるんだ サーマルで上がったら
きっとクロカン 出来るよ 行きたいなぁ
想いが通じたか遂にイントラ氏 滝知行き宣言
でも滝知に着いた頃には高層に雲が張り始め
日照が落ちてきた 飛んでいる機体を見ても
上昇が極端に渋くなり始め「終わった」感が
で ローカルのパイロットは動こうとしない
しかし であれば先ほど山伏での思い通りに
「アーベント狙い」でしょ 絶対出るって
降りそうになってた機体がふっと上がり始めた
きた ここだ ストラトスをライズアップして
なだらかなテイクオフをグラハンして駆ける
滝知の方々にご挨拶しつつ 滑空に入って
目指すアンテナ山 高度が落ちない 静かな大気


アーベントはじきに出るという確信 それまで粘ろうストラトス.jpg












感じる風は南っぽい けれどぐっと気温が落ちた
アンテナ山の各尾根 南西斜面での上がりが好い
飛び始めた最初はまだ泡サーマルっぽくて
上がるところで回して粘って10分程 ふっと
上昇帯がまとまり始めたのを感じる 音が変わる
バリオが鳴っているときには風の音も凄い
其の辺りの木々の葉っぱもひっくり返ってる
高度は一気に上がってアンテナ山トップアウト
日中のあまりの暑さに とっくに上着などを
着る気なんてないのよ Tシャツ上等快適優先


アンテナ山前でナイスダミーしてたらみんな飛び始めた やったねっ.jpg












へへ いいダミーでしょ かのたち数機で
上げているのを見て「終わった」感だった人々
続々とテイクオフしてくるのが見える やったね
辺りがもやっと白くなり始めた ほらね出たよ
アーベントタイムの始まり 滝知山のアーベント
いつかP証貰う前に一度 降ろせないほどの
いいアーベントで飛んだ事あるけれど 実に
久しぶりな感じがする 読みずばり的中で喜々
風速は多分1mは上がっている 飛びやすい
玄岳方面に移動するが バリオはほぼ沈黙
いいよ ここは下がらなかったら上等なんだ
氷ヶ池を見ながら距離を測る 少し前へ出す


辺りは次第に白くなる アーベントの始まりだ ぷかぷか浮く 癒し飛び.jpg












玄岳には伊豆スカレベルで到着そのまま南へ
リッジが拾える程度 いまや十分な風が吹き
テイクオフの風無線も3mコール時々4m
安定した風にぐっと気温の下がった大気
いつの間にか上空には いい感じに雲が張り
どうやらアーベントに加えて吸い上げもあり
この状態が続く限りは飛び放題 土日の酷暑で
「もう暑いのはいいよ」とややうんざりの気分が
気がつくと 跡形もなく吹き飛んでいるのだ
こんなに「癒される」飛びは本当に久しぶり


玄岳前が安定して飛べる アーベントは楽しいな 夏の風だ.jpg












アーベントで上がってきた空気が冷えて
眼下に一つまた一つと雲が出来て流れてくる
こんな光景 愉快だなぁ 右へ左へと
近づく雲を避けながら 飛び続ける 痛快
バリオの上昇音が止まらない 吸い上げが
強くなったんだ 下層の雲避けるどころか
段々視界が白くなる 吸い込まれる
地面は見えるのだが前後左右が見えなくなる
仕方なく翼端折を繰り返し降ろして視界確保
ううむ これより更に風が上がると降ろしにくい
隙を見て降ろすか 今の風なら雲さえ取れれば
十分にトップランできる 他のパイロットも
同じようなことを考えているらしく 次第に
数機がテイクオフ周辺に集結し始めて
互いに様子を伺いながら順次降ろしてゆく
かのの番 サーマルなどはないので狙い通り
一発でセーフティランディング 55分飛べた


寒気のお蔭で雲が湧き始めた 吸い上げタイムの始まり 雲を避けながら飛ぶ.jpg












最高に清冽な心持でクラブハウスに戻り
スタッフの方々に成果をご報告 笑顔が止まらぬ
嬉しい こんなに嬉しいフライトは久しぶりだ
最近 コンペも含めて フライトの万事が
「どうして」とか「できない」とか それでも
「楽しい」のだけれど「苦しい」ことも多くて
この極上アーベント+吸い上げの いわば
「無闇に楽しい」時間には本当に「救済」された
思い残すことがない帰り道 夕暮れまで
山に居たので 渋滞ももう緩和されはじめ
道行は快適そのもの そして これもまた
久しぶりに感じる「心地好い疲れ」が嬉しい


帰りは遅くなったお蔭ですいすい 家まで3時間の快適ドライブ.jpg
















いつもこうやって飛べる風と山を求めて
一緒にプリウスくんと旅を始めて以来
1年が過ぎた オドメーター 見てみれば
3万5千キロ 通勤は短くなったんだけど
走行距離は結局ラングラー乗ってたときと
変わってはいなくって コンペの影響かな
でもガソリン事情がこうなってきたとなると
益々 プリウスくんに替えてよかった 感謝


1周年のプリウスくん 走行距離は3万5千キロ コンペ効果は侮れない.jpg












月曜は出勤してみると 脳外の緊急が入り
レンタルは行けない旨連絡を取ってオペ室に
薬液などの準備をして入室を待つ 今日の
症例は重症の肝硬変を持った大きな被殻出血
血小板は5万 アルブミンも下がっていると
そうなれば当然凝固系はデタラメのはずであり
血なんか止まるわけないじゃん CVも
ソケイから留置はしたものの じわじわと
脇から出血が止まらないのであって これでは
頭の方の血が止まるはずもない 60代と
まだ「若い」男性なのである 絶望的なオペだが
やらないわけにもいかない切なさ 嘆息
週末の酷暑のお蔭で電解質のバランスが狂ったか
やたらと体中がつる 腹筋までつる 背中も つる
こんな日には素麺ぐらいしか食べる気にならないよ
其んな日は7月7日 七夕とも云うのだけれど
「乾麺の日」でもあり小暑でもあるこの日
昼には 正に素麺こそが相応しいのであった


7月7日は乾麺の日だそうな 小暑には相応しいかもの素麺.jpg
Posted by minaminoshima_2 at 15:41  |Comments(1)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

文月すら一瞬 而して迷いはまるで大河のように

昔の宮廷の行事で 七夕になると書の上達を念じ
短冊に文字や唄を書き綴るから「文月」って
そういう由縁というものは 真実なのだろうか
ブログを書くずっと以前から手帳にあれこれ
書き綴る習慣はずっとあり ま 割りに
自身の手で文字を書くほうではとは思っていたが
ほぼ子と過ごし始めてからというもの 其の
書く「量」が飛躍的に増えてきていて 其れに比し
思いのほか平仮名が多かったりカタカナだったり
漢字を書いていても同音異句で誤用であったりと
自分は存外 甚だ「覚束ない」奴であると自覚
そもそも漢字は素晴らしい 其の存在自体で
立派に意味を表す 為に多少悪筆であろうとも
後に読み返したとてきちんと読めるものであるけれど
平仮名とかカタカナを書き散らかした其の暁には
後でそれが何と書いてあるのか皆目見当がつかぬ
これではいかんと そう思ったのが文月初頭
というのは全くの偶然なのだが これも何かの縁
で 買ったのがこんなお手軽なものであるのは
「安直」という謗りを受けるのも致し方ない
でもね 綴りを知りたいって思って辞書引くでしょ
すっと「字が小さい」わけつまり言葉の意味は
分かったとしても 綴りの細かいところは謎のまま


手軽な大きな文字が必要な年齢というか身体というか そういう生き物になってしまった.jpg












や もっとはっきり云ってしまえば哀しい事実
「老眼」なわけですよ 勿論近視ではあるけれど
一時は近視が進み メガネかけても文字を読む時に
紙面に顔を近づけて読んだりしてたのだけれど
今同じ所作をしようものなら字はぼけぼけになる
寧ろメガネ外した方が近くの文字は読みやすいって
其の表現が正真正銘「老眼」の証 あたたたた
従って 普段の生活では近眼のメガネをかけて
むむ っと細かい字を読む時はメガネを「上げる」
という「例の行為」をし始めたこの頃なのである
しかし遠近両用などというのも更に悲哀が増すので
近未来のテクノロジーに期待するしかないのだ
つまり「とんと叩くとさっと分子配列が変わる」
みたいな樹脂って出来そうな気がしません?
或いは通電とかによって でもいいのだけれど
で オフのときは近眼で通電すると老眼用みたいな
そんなメガネっつうかレンズっつうか きっと
出来るような気がするんだけどなぁ 同じ要領で
3段階 超望遠/標準/超マクロ みたいなもの
そんな切り替えのできる代物の可能性も感じるよ

火曜は整形2件 最近マイルドなんだよね整形が
それに消化器外科が1件 これがまた例により
「だめだめ」な症例で 胃のがちがち君であり
一応開腹はしたものの到底取れるような代物でなく
胃ろうすら作れず 腸ろうつくって終了っていう
またしても「哀しい」麻酔医冥利の正反対の日
何でこんなのばっかり拾ってくるかなぁ ってね


もー末期の人のオペばっかりするのは勘弁してくださいよ 背中から飛び蹴りだよ.jpg












病院の周囲に一方通行で通ってねって道があって
おっきくペイントしてあるわけ「一方通行」って
誰がどうみてもこれは「こっから入っちゃダメ」
そう見て取れる筈だしでなければ免許剥奪だぞ
なのに必ず逆走する人っているんだよな不思議と
其れは如何にも無神経そうなおばちゃんやら
いっかついスモーク付きの車のにいちゃんだったり
色々なのだが 果たして「目に入らない」のか
「確信犯的行為」であるのか 何とも云えないが
どっちにしてもこの外科のやっていることも
其れと全く同胞の如きであって じゃ 結局
どこもかしこも無法地帯なのだと そう思うしか
無いのかこの世の中はと 諦観絶望も極まれり


入っちゃいけないっていうのに入ってしまう人って必ずいるよねぇ.jpg












色んな日があるけれど 最後に夕陽が見られれば
やっぱり一日が終えられたねぇとそれなり感慨
いつものお決まりの夕陽スポットでも全く飽きぬ
家の近所のスーパーの屋上 そもそも其の時刻に
此処の場所に居合わせることが出来るという事自体
其の日はそれなりに頑張って仕事をこなせたと
そういう事の証でもあるわけで 即ち 充実感


最近の不動のお気に入り夕陽スポットなのねここが のんびり眺める時間.jpg
















水曜午前中 職場にはタッチアンドゴーで
レンタル先に向かう やけに車の量が多い
あと少しで到着というその道端に橙を発見
もしや と路肩に停車して向かってみればやはり
のうぜんかずらであった そうだ そんな季節だ
夏を感じるよねこの花 ハイビスカスっぽいけど
もっとずっと「優しく」夏の日差しを教えてくれる


のうぜんかずらが咲く頃 梅雨がもうじき明けるよっていう気持ちになってくる.jpg
















レンタルを終えて職場に戻ると 届いていたのだ
それは最近の買い物GPS付きバリオメーター
フライテック社の6020という機種である
バリオ自体はデジフライのVL100という
極めてシンプルな初心者用のモデルをそれこそ
講習生の頃からずっと使っていたのであるが
もうねじ山などは吹っ飛んで蓋はがたがたで
いつ空中分解するのかという状態ではあった
然るにそれ以上にロガーとして使っていた
ガーミンのゲコ301が最近 バカになってきた
つまりテイクオフで高度を合わせたとしても
着陸したのにまだ空中400mに居たりとか
山の上でサーマルで回しているのにログ上では
山のなかに「めり込んで」ぐるぐる回ってたり
およそロガーの役目を全く果たしていなくて
これではロガーどころかコンペの際 CX60の
バックアップになど到底なれるはずもなくて
つまり信頼できるGPSが一つ必要であったのと
そろそろバリオを新調したいという状況だったのだ
で 山伏の社長が勧めてくださったのがこの機種
うむ 確かに ガーミン同士では些か不安だが
ガーミンとフライテックの組み合わせであれば
変にバグることを心配しなくても良さそうと即決
無事入手するに到った 電源を入れて上げ下げ
する中々に癒し系の上昇音と下降音であって
後は実際に飛んでみるだけ ん 楽しみだな


フライトギアに新しい仲間が来たよ フライテック6020くん.jpg












午後には珍しく両側のソケイヘルニア1件のみ
というかそろそろ外科のストックが尽きたらしい
本当にそうなら 束の間心穏やかな日々に戻るか?
ま 単純に脊椎麻酔でいいよね なんて
脱力系で始めたは好いけれど 始まるや否や
2段脈やら3段脈やら ともかく心配になるほど
PVCがぱつぱつ出るのだ 30歳そこそこの男
これといった既往もないのだが 普段の心拍数は
90〜100程度 それ自体速めなのであるが
2段脈のときには明らかに40〜50当たり前だな
本人にはこれといった症状はないらしいのだが
歳がいったときにはちと心配にはなる男性であった


既往の無い30代だがいきなりぱつぱつ2段脈で あまりいい気はしない.jpg












水曜夜には予定していたイベントがあったのだ
お友達の国家試験に合格した看護士さん この
お祝いの席を設けるということになっていたので
とんとんと順調に仕事が片付いて何よりであった
かのがよく(といってもたまに だが)使う
市街地になる割烹のお店で ま 腕は保証付き
っつうか 腕を生かす素材にいいもの使うから


江戸前の「気の張った」割烹らしく 素材も盛り付けもさすがだね.jpg
















海老の類であれば かのは先ず「生」を食す
基本 あの茹でた(或いは蒸した)海老というのは
ばさばさした感じがしてあまり食指は動かないが
この晩は 本当に久しぶりに火の通った海老を
食べてみたのだが その意外なフレッシュさに
板さんはさすがであるなぁと感心させられたのだ
如何にも「江戸前」という仕事振りがお見事


海老といったら生でってのはかのの定番なのだが この海老は旨かった.jpg












雲丹というと かのは紫雲丹のほうが好みで
うぅむ どうなのだろうと逡巡したわけなのだが
この時期といえば 利尻か礼文のばふん雲丹だね
しかし思ったよりもしっかりとした味わいと
舌触りに「旨い というか 幸せ」と思った
海苔の香りがまた好いのが軍艦の幸せである
ま そんなこんなで祝宴は無事終了 残り2日


多分利尻辺りのばふんうに ふわっと蕩けて旨かった そして上等の海苔.jpg
















木曜 今日は整形2件に午後は外科の開腹胆摘
とやはり地下室でのんびり一日の見通しを計る
それに文月にもやはりイカサマ休暇があって
其れは再来週に控えているのだが 其っち方面も
計画を練らなくてはならないのだ ま しかし
何分梅雨であるし 而して梅雨が明けてしまうかも
そんな情報も夕べ辺り飛び込んで来た事でもあるし
気象関係の問題というものは中々に悩ましいのだ
。。。と PHSが鳴る 出てみるとオペ室から
緊急の開腹手術が入るという 第1報 ふむ
で その内容は?と聞くと 消化管穿孔らしい
よっしゃ まかしとき 分単位の準備が始まる
こっちはここ何年来ずっとそんな生活さ 朝飯前
薬局に立ち寄って 麻薬の増量 ざっと計算
二桁に届かない数分の後 準備は整う 完璧さ
病棟から入電「どのくらいで準備できますか?」


緊急オペが来るとなったら ぱんとカテコラミン分泌 迎撃体制完了.jpg












「で どのくらいで入室できる?」と聞き返す
と 徐々に全貌が明らかになってゆく ホントに
「徐々に」である 先ず 家族が新潟県に居て
今向かっているのでムンテラも未だであること
次に 病棟の準備は遅々として進んでいなくて
「すみませぇん」っつうか だったら 偉そうに
「どれくらいで準備できますか」なんて聞くなって
こちとらマジに「分単位」で仕事してんだぞ
ずっと 一年中365日な 待ったなしなんだ 
外科も外科なら病棟も病棟ってことか人騒がせな
で この時はこの時で オペ室の中で吼えてたが
それがどの程度の意味を持つのかは分からなかった
ともかく 12時半頃になってやっと入室して
麻酔を始める 基本はいつもの一緒 硬膜外効かせ
後は浅めの全身麻酔で管理 ワイセは3万近く
けっこうな腹膜炎 多分穴が開いてから数日は
我慢してたんだな 仕事だからってさ


二指腸辺りとみた.jpg












ま 結局教科書通り十二指腸の穿孔であって
オペ自体は新人さんに指導しながらやらせて
1時間半で無事に終え その後3時から
予定手術の開腹胆摘がばたばたと始まっていった

しかしこの胆摘が始まる前にもう一つおまけがある
正に穿孔のオペも佳境に差し掛かっていた2時頃
オペ室のチャイムが鳴った 気にもしていなかったが
それは予定手術の胆摘の患者さんの入室であった
穿孔の患者の横では整形のオペも掛け持ちで麻酔し
オペ室のスタッフも洗浄の為の生理食塩水の用意など
総動員で走り回っているこのときに このときに・・
開いた口がふさがらぬとはこのことだ 頭にきゅっと
血が上る あなた達の病棟から出した緊急オペを
今正にやってるのに それが片付くも何も
其の最中に 予定だからって入室してくるとは
一体どういう了見なんだ あなた達は横の連絡とか
こう チーム感覚とか そういうのは無いわけか?
患者さんには申し訳ないが一旦帰室していただき
穿孔のオペが済んでから3時に再入室という運び
この症例は数週前にPTGBD試みたときに
直後から高熱を出しDIC様になったケースで
おそらく「穴」開けてビリパンになっただろうと
そう想像され であれば相当の癒着具合と確信
果たして其の通りで 剥離剖出するのに2時間
全て終えたのは6時過ぎになった やれやれだ
相当の癒着具合であったので 術後かなりの量の
水分が浮腫となって貯まるであろうと予測され
当直の看護師さんには そういう次第なので
通り一遍の輸液の指示しか出てない今夜では
多分夜半にはオシッコが次第に出なくなって
血圧も下がってくる でも腎機能は良い中年
だから其の積もりで 当直医に上申するんだよぉ
と申し送っておいた 夜中に「どーしよー」って
一人迷うのも切ないもんね 当直頑張れ
さてと屋上に上がる もう近所のスーパーまで
帰ってからじゃいい夕空は望めないので
今日の夕焼け鑑賞会は慙愧の思いで屋上
と 高層の雲がしっかり厚くて少し遠くに
前線がいるよぉって教えてくれる空である 
こんな空でも見るのと見られないのじゃ大違い


冴えない木曜の夕空 こんな空でも眺められればまだましさね.jpg
















しかし家には7時過ぎに着いた よしっ
実はやらなければいけないことがあったのだ
家の電話回線 受話器を上げてボタンを押すと
「つーーーーーー」と例の発信音はするのだが
前夜から突然 ネットが全く繋がらなくなって
仕方なくイーモバイルで繋いでいたのであるが
9時まではNTTのサポートが開いているので
是非今夜は電話して問題を解決しようと決めてた
お酒作って晩御飯始めて いざ ご相談タイム
で 30分もしないうちに原因は詳らかとなった
恥ずかしい話 真相は「料金滞納」であったのだ
や 事の始まりは数ヶ月前の引越しの一連騒動
あれこれの一々をノートに書き出して 取り掛かり
解決すれば線をぴーっと引いて消す そういう
「洩れのない手続き」を念じ それはきめ細かく
やっている積もりであった で ネット関係は
回線がKDDIからフレッツに変わったけれど
プロバイダはKDDIのままなので以前と同様
NTTからもKDDIからも請求書系の封筒は
毎月届いている 以前は当然全て自動引き落とし
ところがこれは完全に自分の勝手な思い込みだが
フレッツの料金は最初の一月は振込みだけれど
翌月からは自動引き落としになると思ってたのね
で NTTから封筒届いているのは知ってたが
どうせ「請求書件受領書」だと 放置してたのだ
しかし其れ等は正真正銘「請求書」であったと
つまりここ2日間というもの もしかのの自宅に
電話を呉れた奇特な方がいらしたとするとね
其の方の耳にはあの「お客様の都合により・・・」
という例の不名誉なアナウンスが聞こえた筈
勇んで帰ったが一転 赤面汗まみれの夜になった
余りの恥ずかしさに即座に近所のampmに走り
5月分と6月分を支払い その10分後に
無事 光電話もネットも再開通というお粗末


文句言う気満々だったが 悪いのは全てあたしでした ごめんなさい.jpg












今日金曜朝 叫んでいた自分の声で目覚めた
起きてみるとおいおいと啼いておったのである
其の夢は正に「恐ろしい」もので 外科系の
オペ関連のトラブルに怒り狂っているもので
「あ」とさすがに観念した ウチの病院には
病棟のフロアが三つあり 2階は外科3階整形
そして4階は脳外 内科は各階に点々と散在
で 3階と4階のスタッフに関しては かのは
完璧に諦めている 一緒に仕事をする気はない
が2階に関しても 諦めてしまえばそれで済むが
しかしその最後の砦を諦めてしまっては 多分
これ以上この職場で仕事が出来なくなるだろう
つまり仕事上でのスタッフ一丸となって患者さんを
幸せにしているというこっちの幸福感が得られない
しかし木曜は2階のスタッフに対して相当量の
失望を抱えたわけで それは別に初のことでもなく
過去から累積してきた諸々が貯まっているのだと
そういうことを 今朝 思い知らされたのであった
これは「言葉にして伝えないといけない」と思った
でないと こっちの心がそろそろピンチだ緊急事態


徐に出勤 病棟に行ってハイケアを覗く 当直の
ナースさんの話を聞けば正に果たして予想通りに
オペ患の容態は運ぶ 当直医はやはり外科の方で
オシッコが出ず血圧が下がるのはIN不足なのに
寧ろ「血圧が下がったせいで尿が出ない」と考え
有ろう事か 水分を負荷せずに硬膜外を切った
本当に外科医というものは 事態を出来るだけ
「単純」にするのが好きだな と 呆れるばかり
硬膜外を切って痛がらせて血圧が上がれば
確かに尿は出るかもしれないが脱水は解決されず
結局その後にすとんとまた血圧は下がるのは自明
「痛がってるくらいの方が安心」という外科気質
昔から延々と続いて 今の時代にも残る悪習
「頭で考えられない」人間に出会う度にがっかり
してしまうのはかのの悪い癖だが でもがっかり

次いで師長さんに「折り入ってお話が」と伝え
10分の後 思いの丈を話し始め30分で終えた
声は嗄れた 病棟の仕事のスピードとオペ室では
全く違う 彼らは多くの人間を相手に緩慢な時間を
そして諸々の仕事の順序をあれこれやりくりし
5時なら5時の定時に帳尻を合わせて1日を終える
こっちは分刻みの単位で先を読み事を進めて
且つ一旦始めた事はそれが終えるまでは 他の事を
平行して始めることは出来ても その前の事を
途中でやめるわけにはいかない デスマッチなのだ
そして 外科医の何かが至らないのならスタッフが
それを補うように動いて呉れなかったら われわれ
オペ室のスタッフはただ振り回され 磨り減る
必要なのは「気遣い」「心配り」なのであって
ただ家畜みたいに何も考えずに動くのだったら
3階や4階のスタッフに大して「諦め」たように
あなた方に対しても「諦め」ざるを得ない
そういうことを出来る丈単刀直入に伝えた積もり
改善されるだろうか されるといいな でないと。。

さて 週末は目の前だでも今週末はともかく南風
しかも西絡み そして強めであるとなれば
行き先は白根か朝霧か 出来たら山伏か滝知で
飛べるものなら飛びたいのだが 多分伊豆では
南西強風になってしまうのではという危惧強め
週末の支度で棚をごぞごぞ捜索活動してた昨夜
暫く使っていなかった腕時計を発見した が
既に電池の寿命が来ており止まってしまっていた
薄いピンクのアニエスの時計 可愛くて好きなの
ま 明らかに女物なのだが 入るからいいのっ
おっきなごっつい腕時計って好きじゃないんだもん
ネットで調べたら どうやら自宅の直ぐ近くに
時計屋さんがあったので 電話してみたらば
何だかぼんやりしたおばちゃんが出たのだが
其の日に電池交換?「できますよ」とあっさり
お答えになったので「本当だろうなぁ〜?」とは
思ったが 一応ご信頼申し上げ 今日は微妙に
30分程度 フライングして電池交換に行くぞ ひ


可愛いピンクのアニエス 電池を換えて これからまた使うのだ 楽しみ.jpg
Posted by minaminoshima_2 at 14:21  |Comments(3)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月02日

尺を退く6月 小児にハイリスクときどきフライト

どうも外科系の員数が充実してきた事に加え
内視鏡で引っ掛かる悪性物の件数も増加し
外科のオペが増えている 整形や脳外は
さほど変わってはいないのだがともかく
ぴゅーぴゅー血は出すわ 見立て違いはあるわ
手がかかるのね ま ウチの場合はってこと
なので朝から麻薬の類を持って 地下で
一服つけながら一日の作戦を練る日が増えた


想はついている.jpg
















近隣の病院ではどうやら 麻酔のセンセは
「小児はやらない」などと仰っているらしく
かといって大学病院などでは「何ヶ月待ち」
ということでびゅんびゅん子供も送られて来
ま かのとしては断る理由は見当たらないので
お子様でも何でも 来るもの拒まずであるが
火曜 この9歳の女の子は自転車と車の事故で
左足がぽっきりと折れていらっしゃって無残
9歳ならいっか ってことでしっかり鎮静して
腰椎の下〜の方で脊椎麻酔 あとはすやすや
早く元気になってまた自転車 乗れるといいね


ぽきんと折れた女の子の足 。ったらまたゥ転ヤ いっぱい乗ろうね.jpg












午後には消化器外科 S状結腸の悪性ものという
触れ込みで回復したはいいけれど お腹の中
どこもかしこも白いぷつぷつが出来ており
明らかに腹膜播種 っつうかこれターミナル
見れば胃ががちがちなのである 40代なのに
当然術前に上部内視鏡もやってはいるのだが
粘膜にはこれといった病変は見当たらなくて
悪い言葉で言えば「見落とし」ま でも
カメラで見つかんなかったんだから仕方ない
でもこの方の場合は あの逸見さんと同じ
結局外に向かって育っていったスキルス其の物
でもさ CTこんなに腹水溜まってて しかも
胃の壁の厚さがどう見ても尋常じゃないんだけど
此れ見て 何も思わなかったんだろうか彼らは


シグモイドのカルチでこの腹水っつうのはどうなの 胃壁が厚いきがしませんか?.jpg












晩に見る番組で好きなのは 確かNHK10時台
「プロフェッショナル 仕事の流儀」ってやつ
あれ 凄い人がいっぱい出るんだよねぇ
前に羽生さんなんかも出てた イチローも
この晩はターミナルの患者さんばかりを看る
専門の看護師さんの話で 昼間やったオペの
あの患者さんも こんな方に看てもらえたら
きっと幸せな残り多分数箇月を過ごせるのでは
かの自身は 本当に人が逝くその瞬間を
手を握って看取ったのは数人だけで しかも
その瞬間「何か吸い取られてゆく」感覚で
とても怖くなってしまったことが思い出され
でも其の当時と今では経験も年齢も考えも違う
今ならこういう仕事に関わるのも興味深いな
因みに来る7月15日に放映が予定されている
「ライバルスペシャル」 これ 必見ですよ
あの森内永世名人と羽生さんの名人戦を
密着ドキュメンタリーする企画 絶対見るっ


末期だけを専門に看るというのはタフな仕事だとタに誠に尊敬するよ.jpg












水曜午前中はレンタルに出かける最近なので
当然お気に入りのちっちゃな神社にも立ち寄る
稲荷神社なのであるけれど 狐の姿は見えぬ
いろんな由緒があることが次第に分かりつつ
其れは民間の人間の自然への畏怖であったり
武士や皇室など権力者どもの「恣意」だったり
商人のサクセスストーリーであったり諸々が
こうした信仰をあれこれへと変貌変容させて
今に至るのだと 勉強くんの結果 知った
「稲荷神社」が日本で一番多いんだそうな
そして多分最も「民衆」に愛された神社だな


お狐さまの姿がとんと見当たらない稲荷神ミ こういうのもありなのかしら.jpg
















午後 職場に戻ってみればまた外科三昧
胆嚢腫瘍で場合によっては肝臓部分切除って
そんな触れ込みで始まった腹腔鏡であったが
腺筋症であった為胆摘のみで1件目は終了
合間に脳外のV−Pシャントがあったが
コッチは当然あっさりと並列で蹴っ飛ばし
外科の2件目が準緊急の腸閉塞 これも
結局はS状結腸の腫瘍部分で穿孔して腹膜炎
腹水ばりばり溜まってて 何だかウチの外科って
こんなカスばっかり掴まされてるんじゃん?と
麻酔をかけてて悲しくなってくる 当然
腫瘍部分は炎症の結果がちがちに一塊になり
取るだけでも一苦労 じわじわぴゅーぴゅー
血も出るさ1100cc終わって9時過ぎ
そんなに給料 貰ってねぇぞぉーと心が叫ぶ


何と胆嚢セ患の多い地域よのぉこの武蔵の国というものは 嗚呼.jpg












実はこの週は当直なのであって オペが
やたらに長いことはあまり関係なかったのだが
ともかく疲れた ご飯にありつけたのは10時
気付いてみればロールキャベツは其処には
お出ましではなく やはり春のみ限定付きの
定番メニューであったらしいのだ 考えてみれば
確かに春はキャベツが安いから って事だな多分


当直食から 水曜のマストだと思っていたロールキャベツが姿を消したよ.jpg












明けて木曜 この日は整形数件のほかに 
消化器外科が1件 この件が朝から緊張の元
というのも拡張型心筋症の患者さんの胃切で
EFは30%強で何とかコントロールしてて
70代にしては元気なものの 確実に術後が
トラブルになると予想され 循環器系疾患の
コントロールなんぞてんで関心の無い外科医達は
多分あまり深く考えずにオペをも開催しようと
決めたらしいのだが 一応かのは反対 したぞ
したら「じゃ 検討します」って答えたのが水曜
で木曜朝「やっぱりやります」って あのね
頭悪いんじゃないのって マジ思いましたとも
だーかーらー 余力がないからちょっとお水を
入れすぎただけでもー肺真っ白になっちまうんだよ
今でもAfで 散発のPVC出ているのに
無神経にカテコラミンなんか使ってVTにでも
おなりになった其の暁には彼 死んじゃうよ?
しかしどうしてもやるというのなら受けて立つさ
基本は硬膜外しっかり効かせて浅い全麻管理
水は入れないわけにもいかないのでそれなり
当然ハンプを使い心筋保護に利尿 肺を守ろうと
ニトロ関係も流しつつ リドカインも持続でゆき
時々昇圧するにはα作用のみのフェニレフリン
いざとなったらジギもあるしプロプラノロールも
こうして4時間半 こっちならではのノウハウで
乗り切りましたとも 覚醒も良好 そして
多分水は血圧を維持する為にやや入れすぎであり
帰室前にフロセミドをぽんと放り込んでおいたさ
案の定術後の胸部画像は膨らんだ心陰影
若干呼吸苦も在りはしたが フロセミドパワーで
2時間で 余分と計算していた通りの800cc
尿が出て患者さんも落ち着きすやすや寝始めた
さて かのの仕事は此処までなんよ 後は
あなた達の番だよ お手並み拝見と構えるさ


滅多に持ち出さぬ薬なんぞも総動員 拡張型心筋症の胃切なんてしないでよ.jpg












そんなこんなをしつつここ数日は 実は
リッピングに取り掛かっていたのであった
言葉にしてしまうと些か物騒な作業であるが
別に悪用しようとかでなくってね 林檎姐さんの
ライブのDVD これ スタジオ物とも違って
それなりの臨場感というか いい出来なのだが
これをMP3のウォークマンで聞きたいと
そういうことであったので で 探してみると
色んなフリーソフトはあるもので 此れや其れを
組み合わせて駆使して やっとのことで金曜
DVD音源をMP3へ変換に成功!今は無事に
かののウォークマンの中に納まっているよ


生まれて初めて 所謂リッピングまがいのことをやってみたのさ.jpg












金曜の午後は 早めにオペも終了し
整形ばかりの退屈で気楽な一日 昼には
公園にぶらぶらと散歩しに出かけてみたさ
桜の葉っぱが「ここで仕事しなくてどうする」
って勢いで もー緑の濃いこと葉の厚いこと
そうだよね この時期に頑張ってたんまりと
エネルギー貯めておいて 冬が過ぎ春になるまで
じっと我慢して で あの美しい花咲かせるんだ


夏に向かう桜 エネルギーの効率の良い貯め方の知恵をゥ然は知っているんだ.jpg
















週末は 予報は決してよくはなかったよね
ただ 飛べるとしたら コンディションの程度は
この際おいといて でも飛べるとしたら土曜 と
そう意気込んで早起きして山に向かったよ
着いた峠はミスト満点 陰イオン100%だ
当然一番乗りなのであって開門までは散策タイム
しかし 景色もへったくれもなくてただ霧に小雨


しっとりした空気に包まれた山伏の朝 静まり返って散策のとき.jpg
















朝一番から小雨の中 講習生の方々や体験の方は
どんどん立ち上げ練習やら直線滑空やらを始め
しかし パイロットの皆様は雨が上がるのを待つ
風は体験アンド講習向きアゲンスト2mブロー4
これは仮に雨が上がっても そうばんばんには
飛べるムードではないのね 予報も其の通りだし
でも10時には雨も上がり空も明るくなってきて
これ 飛べるよね 飛べるときに飛ばない子は
「いけない子」なんだぞぉと一番乗りで入山し
どんどんストラトスを広げて飛立つ支度をする
雲が薄くなってきて太陽の居場所が分かる
うっすらでも日差しのお蔭でブローが上がってる
力強く立ち上がるストラトス AからBへグラハン
Bで一番好いブローを待って滑空開始 いいぞ
今日は風が弱いのを承知なのでハーネスは
いつものコルテルでなくコネクトライト2
軽量化を図って ま ちょっとでも浮きをよくする
実際 リッジというよりは弱いサーマルで
ガスの中 辛抱して粘るとP1をトップアウトでき
んならということで待望のZへアクセル踏んで移動


風速は弱くても上昇はあったのでP1トップスト Zへまっしぐら.jpg












先週はただぶっ飛んでZへは届きはしたけど
ソアリングなんてとんでもない風であったが
今日は弱いながらにソアリングが出来るこの幸せ
Zは山際でなく 前の道路沿いに上昇があって
ストラトスのちっちゃいちっちゃい旋回半径で
この上昇を拾って拾って回す 回す 楽しい
Zのボウルの奥からずっと向こう鉄塔前まで
この季節 山にはミズキの花が満開なのであり
其のお花見してるだけでも初夏満喫であるよ
Zはトップアウトして南東斜面に移動して飛ぶ
鉄塔方面はガスが濃いし ABにもガスが入り
暫くはここで飛んでいないと仕方ないよ
ただぶっ飛びでも飛べないよりはずっと嬉しい
でもこうしてソアリング出来るのは本当に幸せ
山伏の超凄腕パイロット達はこの渋い風には
全く食指が動かぬらしく 山はかのが独り占め
怖くない風で30分も飛べて心も軽く降りた


ミズキの花が満開の山 夏のお花見っていうのもまた乙なもの.jpg












其の辺りから風はどんどん力を失ってゆき
もうABから出るのは厳しい様子になってきた
P2に上がって 講習生の方のテイクオフを
手伝ったり 其の飛立つ様を動画に収めたり
この季節にして さっきもうソアリングできたので
気持ちには余裕たっぷりなのである この辺りには
このテリハノイバラがいっぱい自生してるが
やっと満開の季節になってきたのだ 夏だよ夏


山伏には多くゥ生するテリハノイバラがいま5分咲きな初夏.jpg












高めの気温で 湿度に至っては云うに及ばず
水分というのは 冷たいの飲んでも一向に足りぬ
しかしどうして西瓜は 食べるとこう。。すっと
喉の渇きという感覚が収まってゆくのであろうか
何か渇き中枢に直撃するような物質が含まれる?
調べてみる価値はあるのかもしれないネタだな
九州の兄弟校が送って下さった立派な西瓜 美味


立派な立派な西瓜 去年獅子吼で食べて以来 甘くて喉の渇きを忘れたよ.jpg












昼を過ぎると 先ほどまであった弱い日差しも
びしっと張ったぶ厚い雲で完璧に遮られて
風のパワーはどんどんなくなってゆく
数字上は吹いているというのだが力強さがない
P2に上がってはぶっ飛ぶ ぶっ飛ぶといっても
さすがのストラトス7 きっちりZまでは届き
都合5分ほどは飛んでいられるのは嬉しいね


午後になるとぶっ飛び三昧 でもストラトスの浮きでZまでは行けるって凄いな.jpg












4時にはほとんど無風となって 潔く下山
翌日は予報では早朝から雨が降り続くらしい
低気圧のおいでになるのが遅くなったとしたら
朝一に唯一チャンスがあるかも と読んで
恒例 三島泊 富士のお友達に誕生日の
プレゼントを届けに行ってとんぼ返りで6時
チェックインを済ませたら満を持し直よしさんへ
この玄関先の「気の張った」感じが素敵だ
夏を意識し百合を中心にした女将のセンスが光る


えは毎回楽しみです.jpg












先ずは祝いである 梅雨の真っ只中というのに
都合45分 飛べた土曜とストラトスに 乾杯
辰美寿司さんであるとビールは瓶なので いきなり
冷酒から始めるのであるけれど 直よしさんでは
生がやはり好いのである 日中の渇きが落ち着く
突き出しででてきた筍 お出汁の香りが上品だ


先ずは祝杯でしょ 飛べちゃった梅雨の雨間の土曜 ストラトスに乾杯.jpg












実は昼間っから思ってたのだ 丸干しが食べたい
この直よしさんの丸干しっつったら も「濃厚」
鰯好きには堪らない旨さなのである でこの日
其の調理の過程 暇であったので具に観察する
先ず電子レンジに入った なるほど。。。。
これで中まで熱を通しておいて それから
直火でこんがりと焦げ目をつけると ああいう
中はジューシーほっくほくで外はかりっとなるのだ
うぅむ 色んなところにノウハウがあるのだなぁ


これが食べたかったのさ丸干し 頭と背骨だけ残してぺろりよ.jpg












締めの一品に関しては 入店時から決まっており
それは「合鴨の塩焼き」で注文して焼き上がるのを
待ちつつほぼ子に今日の成果など書き込んでいると
大将が「よかったら」と小鉢を出して下さった
ををっ これはっ 懐かしい「マンボウの腸」だ
前に食べたのいつだったっけなぁ。。。。想起
そうだ 確か暮れの朝霧ファイナルの中夜祭では
ん そんな気がする どっちにしても去年のこと
この品は歯応えが楽しいんだよねぇ そして甘み
そうだなぁ 似てるものっつうと上等な烏賊かな


大将が出して下さった小鉢 お久しぶりのマンボウの腸はしこしこ.jpg












いよいよ祝宴もファイナルに突入してゆき
出てきた合鴨は いい塩梅の「たたき」になってて
立ち上る独特の甘い馨りが好ましく懐かしい
そして特筆すべきはこの柚子胡椒 旨いのよ辛いし
絶対これ 本場の柚子胡椒だよと確信しつつ
大将に伺ってみると ずばり正解っ やはり
わざわざ九州から取り寄せている品だそうだ
うぅむ旨いはずだよ ちょびっとつけて食すと
鴨の甘さと旨みがぐっと引き立って酒が進む
勿論お気に入りの船中八策を啜りつつ 完食


満を持してメインの品 合鴨の塩焼き 絶品柚子胡椒は本場九州のものだそうです.jpg












日曜 宿で窓から外を眺めれば 雨粒が見える
しっかり降っている 携帯でレーダーを見るも
やはり後から後から雨雲が押し寄せてきていて
この日は「絶望」と覚悟を決めて 峠に向かう
もしかしたら注文しておいたGPS付きバリオが
入荷するやもしれず 代金の15万を握り締め
着いた山伏峠はやはり6月の雨に煙るのだった


時雨れる山伏 高めの気温と大気は水蒸気で満ち満ちている.jpg
















この日はさすがに山を訪れる人も少なくて
人がいっぱいいるとあまり居付けない室内でも
こんなに静かなのならば大丈夫というこの性格
のんびりパラグライダー関連の本を読んでみたり
「もっと写真が好きになる」を改めて読み直し
気になる箇所を抜書きなどして時間を過ごす
外は雨 ガスの山という景色もそれなり美しい


静かなクラブハウスで ますますハ真が好きになってゆく時間.jpg












お昼にはカレーライス 具は「豆たくさん」
というちょっと変わったものであったけれど
中々に美味 軽く1杯でお腹は満腹 やっぱ
運動してないと お腹って減らないものなのね
雨は相変わらず降り続いているけれど 山の
ガスは徐々に取れてきて 北尾根も見える
結局バリオは届きそうにないと判断した3時近く
山を降りようと踏ん切りがついたので 社長はじめ
スタッフの皆様にご挨拶し時雨れる峠を後にした


お昼のカレーには各種の豆とたっぷりのニンニクが入っていたのよ.jpg














雨は降り続いているもののガスが取れて北尾根が見えてきた.jpg















早めの家路 まして雨の日曜 滅多な渋滞もなく
箱根新道から小田厚まではいつも通りであるが
そっから先は完全に一般道で帰ってみようと
ナビちゃんと相談しつつ 相模原から八王子へ
そして武蔵の国に入っても道行は順調であって
結局家には6時前には着いてしまった
土曜にしっかり飛べているので心は穏やか


早い上がりであったので 思い切ってずっと一般道で帰ってみたら思いのほか快適.jpg












で アマゾンから注文した本が届いていた
こういうことは敢えて公言してしまったほうが
実現できると思うので書いてしまうのだが
気象の勉強をしっかりしてみようと思っている
要は飛ぶことに役に立つというのが動機であるが
ただ飛べる風とか天気とか 其れだけじゃなく
上空の事 一日の何時頃から「良くなる」とか
そういうより高度な読みが出来る根拠が欲しい
もし万が一 結果として気象予報士など取れたら
其れは凄く嬉しいけれど それは結果であって
きちんとしたベースの知識が必要なのだいまは
何でもかんでも 先ずは「お勉強くん」なのだ


気象の勉強をきちんとしようと 思い立ったわけなのよ 続くかなぁ.jpg












月曜は例によってレンタルで 病棟のお守
しかし 其れを始めた最初の日にばたばたしたが
それ以来というもの 全く平穏な病棟であり
「死にそう」であった人々は皆亡くなってしまい
それこそ何のハプニングも起きずの緩慢な時間
ま 事件がないっつうのはいいことではあるよ
職場に戻る途中で ローソンを発見したため
たまには由緒在るコンビニでお昼を調達しようと
お験しで買ってみた何でも「天神下大喜」という
ラーメン店のプロデュースによる品で期待をさせる
「冷やしあえ麺」という 柚子胡椒を使った麺
うぅん。。まずくは無いのだがこれだったら
ラーメンより讃岐うどんなんかの方が合う気がする
ローソン お握りは抜群に旨いんだけどなぁ
最近この手のお験し 失敗続きで凹むのである


お験しの品 冷やしあえ麺であるが 微妙にク敗であり落胆.jpg












そんな月曜も 先週とは打って変わって平穏無事
定時に帰れると 真っ直ぐ家に向かうのだが
そのちょっと手前 スーパーの屋上に駐車して
階段をとんとんと下りて夕飯やら揮発性嗜好品やら
もろもろを買い込んだら再びとんとんと階段を上り
屋上に上がる頃に 丁度日が沈み灯が点るのだ
お気に入りの夕陽スポット こうして夕陽を
眺める時間が持てると 一日がすとんと締まるよ
六月が終わる 七月が来る 原油高騰の中
地球温暖化の中 タバコやら何やら増税無礼講
もっと善い生き方 あるはずなのだ 現状は暫定
過去はバイバイ 未来にはこんにちは 常に刷新
何ができる? 何かが出来る筈 盲目的にではなく
確かな根拠を以って バージョンアップ したい


お気に入りの夕陽スポット 人工物と夕空が合う 文明もフてたもんじゃないね.jpg
Posted by minaminoshima_2 at 05:20  |Comments(1)TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする