2008年10月22日

クドカン、東野作品に無茶ぶり!  TBSドラマ 流星の絆

以前から好きな宮藤官九郎と最近好きな二宮くんが夢の共演!ということで、先週始まった金10ドラマ「流星の絆」を観てみました。

これがですね・・・
腰が砕けるような作品に仕上がっていまして・・・
素晴らしいの一言です。

あの「土ワイ」「火サス」調の東野の作品にコメディという要素を加え、その上でシリアスにも泣かそうという試み。想像を絶するアクロバティックさです。
視聴率狙いのお手軽なドラマが乱発されている昨今に
こんな挑戦的なことをしてくるとは・・・いろいろと飽き飽きしていたところだったので、嬉しい限りです。
とはいえ・・・これで世間サマが許してくれるのか?

ご存知の通り、クドカンは劇作家ですが、舞台にしろ、ドラマにしろ、彼が70年代のTVから強い影響を受けていることは容易に察せられます。
無論、これまでの様々な時代の様々なカルチャーが咀嚼され、作品の隅々に行き渡る血肉となっているわけですが、舞台ではドリフのコント、ドラマでは「時間ですよ!」「寺内貫太郎一家」「ムー一族」「傷だらけの天使」「探偵物語」などの面影を見ることができます。これらのドラマ作品はエロがあろうが、グロがあろうが、ナンセンスがあろうが、きっちりと「泣かせられる」ということの最上の見本と言えます。

これらの作品は正統からハズレながら良質であるという点で、70年代が残した大きな遺産だと思っていますので、この辺りのラインがノスタルジーやカルト的にではなく、21世紀向けにバージョンアップしてお茶の間に戻ってくることをせつに願ってはいるものですが・・・それをやろうやろうとして、ヘマをコキまくりなのがTVのクドカンです。
それを観る視聴者たちは
わけがわからずポカーンとなり、観なくなるか
志はわかった!だからガンバレ!と応援しながらクールが終わるのを見守る・・・という図式が出来上がっている・・・というのが現状です。

さぁ、今回の「流星の絆」
一体どうなるのか?
グズグズになるのか?
コメディ要素が「泣かせ」を強化し、お茶の間を感動の坩堝にできるのか?
「定年後に東野作品に出会い、すっかり夢中になりました(都内在住 無職70歳)」は怒ってないのか?
などなど、心配と期待で目が離せません。
引き続き、見守りを続行したいと思います。






Posted by curious mama at 10:43  |TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする