超娯楽大作 「2012」
こういったお金のかかったエンターテイメント大作は映画館で見なきゃなんの意味もなかろうと、出かけてきました。
有楽町まで。
夫が好きそうなエンターテイメント系だし。
まあ・・・ヒドイ話だった。
出来がひどい・・じゃなくて 「とんでもなくヒドイ話」
だった。
ハリウッド系のお気楽ノー天気なアメリカ人じゃなきゃ作れないタイプ。
ネタばれ満載のあらすじと感想。
ネタばれ満載のあらすじと感想。
主人公の小説家が 別れた妻のもとに暮らす子ども二人をつれてイエローストーンにキャンプに行き、そこで要塞化した施設を見る。
彼はキャンプ先で出会った不思議な男が、
「この世は終わりをつげ、政府はそれを発表せず、限られた要人と金持ちだけを、あのノアの方舟方式で乗せ、その他大勢の地球人全員を見殺しにする計画」
だということを無線で流し続けているのを聞く。
だれも信用しないほら話に聞こえるその内容。
「もしその時がきたら、初めに僕に聞いた」と、思い出せだったか言えだったか、そういったことを叫んでる変人。
もちろん彼も信じない、変な奴だと思うだけ。
小説家は、小説だけじゃ生きていけないために大金持ちの運転手をしているんだけど、その仕事先の双子のデブな息子二人が、
「俺たちはチケットがある」と口走るのを聞く。
そして、地割れが始まる。
「チケット」という言葉と、あのイエローストーンの変人が言ってた事が彼の頭の中で結びつき、というかもちろんもう状況は世界の終りが始まってるわけだし。
カリフォルニアは地面が盛り上がり高速が倒れビルはことごとく倒壊。
例のリムジンで、我が子と別れた妻とそして妻の夫をのせて大脱出を試みる。
私としては、この部分の見せ場が非常にお気に入り。
はらはらドキドキなのではなく。大爆笑で。
もう、元妻の夫の整形外科医。
彼がめっちゃいい味出してる。
飛行講習を二回しか受けてない男が無理やりセスナを運転させられる。
成せばなる!的に。
今にも地面が崩れ落ちるというのに、マニュアル通りに風や油圧なんかを口走るところから始めようとする。
そこが、当り前にリアルで おかしい。
その彼が、めっちゃくちゃに運転しまくって、そりゃあもう助かるにきまってるわけで、ぎりぎりを抜け出す、ぎりぎりをすりぬける、ぎりぎりを飛び越える、の連続。
あるわけなさすぎるその状況の映像と、その整形外科医の必死さと、彼を焚きつけて「あなたなら出来る!」って無理に押し付ける元家族の構造が、もう笑えて笑えて。
人間の作るものが、自然を相手にしたらものの見事にあっさりつぶされる様。
ちょこちょことアメリカ的ユーモアがセリフの中にちりばめられて、それがかなりおもしろい。
笑える映画だとは、聞いてなかったけど、タッチとしては、かなりコメディ。
その後のストーリー展開がね。
いただけない。
主人公だけ助かったらそれでハッピーエンド?
世界なんかあっさり終わっちゃってますけど。
日本も映像的に海の中。
あんまり日本人にウケる話じゃないと思う。
後味悪い話。
政府の要人も金持ちも、とにかくみんな悪あがきしたけど、結局ぜ〜んぶ宇宙のスターダスト。。。。
みたいにしてくれたほうが、よほどすっきりだった。
あの少年の成長ぶりとか、
大金もちのおっさんが、「やっぱり親だよね」っていうところを見せるシーンとか、
細かいところはいいんだけど、
でもやっぱり、限られたものだけが乗ったんじゃん。
定員オーバーとか言っても、そこにいた人だけじゃん。というのは思っちゃうでしょ。
知ってたらナニ?
逃げられないでしょう?
というのは、否定しないにしても
世界が終ることぐらいは、教えてほしいよね。
いや、どうなんだろう・・・。
その直前まで知らないで突然終わる方が、親切?
あの金髪の彼女だって、あんな危機を散々潜り抜けた末に、あそこで水死。しかもかなりのじわじわした恐怖とともに。
あれならカリフォルニアであっというまになぎ倒されて死んだ方が精神的には楽だったり。
ヒマラヤが津波に飲み込まれるっていう景色は壮大。
CG技術の向上でなかなかそのあたりの楽しみは増えたよね。
車の壊れる様子は実際に何台も壊したらしいっていうメイキング映像を見たけれど。
で、「中国人はすごい、工期に間に合わせる」っていうセリフがあるんだけど、あれは日本人の間違いだと思うなあ。
いや、それにしても、ゆるぎないもの。
それが大地。
だなんて思ってたら、大間違いよね、っていう映画です。
Posted by momom at 11:13│
Comments(6)│
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なんか映像はすごいらしいという評判は聞いたんですが、ストーリーは想像できてそれはいやだなとパスしました。
あしかさんのこの文で、パスしたのは正解だったと思いました。
ただこのCG製作の責任者が日本人だそうで。名前は忘れちゃった。ここまで細かいことに凝るのは日本人だからと、インタビューで言ってました。
彼はこういう仕事がしたくてアメリカに単独渡り、数学の知識がなければ仕事にならないことを悟って、日本から中学からの数学参考書を取り寄せて必死で勉強しなおしたとか。何でも引き受けているうちにハリウッドで知られるようになったそうです。
そういう意味ではアメリカンドリームを実現させた人ですね。
ウチの旦那も、これ見たいって言ってました。
評判は良さそうなこと聞いてたんだけど、なんとなく私としては「ハリウッドの映画って、こういうのばっかりじゃない?」って感じでそれほど心惹かれてなかったんですが・・・
元妻の新しい夫も一緒に・・・・ってなんか不思議な気がする〜(^^ゞ
だってその間柄って、あまりシリアスな関係だと見てる方も居心地の悪い気がするし、良好な関係にするとやっぱりコメディチックになってしまう難しい所だと思うんですが・・・・
ときわ姫さん。
そうなんですか。CGの技術者で、日本人がいるというのは聞いたことがありました。ほかにも何作かやってるんじゃなかったですか?それとも初?
いろんな人ががんばってますよね。
日本人だと聞いただけで、やはり誇りに思えるし。
ストーリーは、「なんでこれでOK?」と思えるほど理不尽です。
その地球の異変に気付いたインド人学者の青年がいるんだけど、彼の正義感もかなり中途半端です。
この計画自体、ものすご〜〜〜くお金がかかるから金持ちからお金を出させることが必要だった、人類をすべて救うことはできないんだから、人類を滅亡させないために助かるべき人が選ばれる・・・。
そういう理論なのかもですけど、
な〜んかなあ〜、って思いますよね。
ほんと。
かっこさん。
ハリウッド超大作でも、「いい映画だった〜」と思える内容のものだってありますけど、これはちょっとそういう感じではないですね。
そう。
その新しい夫の。
彼が、トラックの荷台で元の夫に「俺も家族が欲しかった」って言うんだけど、十分彼にとって家族でしょ?とか思えて。
彼が「いや、君の家族だよちゃんと」くらい言ってあげたっていいじゃんと思える。
ラストもねえ・・・なんですよねえ。
みんなで方舟のデッキに出て海を見上げるんだけど、そんな勝手なやつばっかりが乗った船ってどうなの?って、反感すら感じますよ。うん。
あけましておめでとうございます。
あしかさんのお家のお正月ごちそう映像を楽しみにしていますよ〜。
私はお餅太り…
今年もよろしくお願いいたします。
three bells さん。
あけましておめでとうございます!
って遅くなりました(〃д〃)
どういうわけだか、画像を縮小する方法を忘れてしまって・・・でっかいままの写真しかなくて・・。
今までどうやってたんだっけ?
と、パソコンが変わってから、いろいろと困ってるんですよね。
ウィンドウズVISTA、今一つ使いづらいんですよね・・・。セブンに変えた方がいいかなあ・・・OS。