2009年01月11日

2009年1月3日 八ヶ岳 権現岳

天女山登山口(7:20) - 天女山 - 前三つ頭(10:00) - 三つ頭(10:55) - 権現岳( 11:50 - 12:20 ) - 前三つ頭(13:15 ) - 天女山登山口(15:20)

年末年始休みに入って時間がとれることに気づいたら我に返った様に山に行きたくなった。ダメ元でじゅんさんにメールしたら、前日に日帰りでの八ヶ岳の権現岳の提案があった。昔から行きたかったルートだけど天女山からの権現岳は「長くて日帰りは無理、テント装備だと重たくてもっと無理!」と思っていた。

一般的に正月は人が一杯入っているからレベルが下がるとは言え、「いきなり権現岳に行こうなんざ、バチあたんなきゃいいけど...。」と思いつつ即OK!のメールを出しておく。

7:20 天女山登山口
車を僕が出すことにして5時に某駅で待ち合わせをするが5時17分にじゅんさんからのモーニングコールで目を覚ます。ヤバいっ!(山で朝寝坊したことは今まで一度もなかったのだが、気合いが入らないのかな? --;))

あわてて出発するけど食糧もまだ買っていない。(普通、時間が勿体ないから前日に買っておいて、むしろ連れが当日朝買い物すると"時間勿体ないなぁ"と思う方だったのだが...--;))

現地についたら天女山の駐車場まであがれず天女山登山口からの出発だ。(知らんかった。。。普通、下調べするよね。。)

じゅんさんから「12時半がリミットだね。」と言われる。「こりゃ僕のせいで撤退だな。。。ビールで勘弁してくれるかな?--;)」

権現岳



8:10 1730m付近
天女山登山口から天の河原まではまったくといっていいほど雪がなかった。そのまま超えて開けた場所で休憩。じゅんさんと登ると”50分歩き+10分の休憩”のベースがしっかりしていてトータルなペースメークが楽ちんなのだ。

正面の左前三つ、右に三つ頭が見える。早朝は曇っていたけどすっかり晴れた。晴れは確定だけど遠くからゴーゴーと風の音が聞こえてちょっとビビる。

権現岳



南アルプスを左手に見ながら登っていく。このコースは東面なので明るくて楽しいコースだ。

権現岳



途中から樹林帯の尾根道をあがっていく。樹林帯でも雪が少なめで赤布もトレースもしっかりしているのでルートは大丈夫そう。(もしトレースが埋まっていても、これだったら体力以外はいけそう。八ヶ岳って人が多くていいな。)

権現岳



権現岳



雪が中途半端に少なくコチコチの箇所もあってこれでは下山時につぼ足で滑り降りれない。

権現岳



10:00 前三つ頭
手前でアイゼンをつけて一登りしたら景色が開ける。南アルプスが左でに大きく、正面に中央アルプスが見えた。「やったー!」と思って写真を2-3枚撮影したら電池切れになる。--;) 。。。。気温はマイナス10度程度でそんなに寒くない。けど、たまに突風に煽られて刺す様な冷たさを感じ、冬山っぱい気分に感動(T_T)

権現岳



その後「電池を抜いて手袋の中に入れておいて、撮影する時に電池を入れて撮影する」を繰り返す。(写真があまりありません)しかも撮影する時に電池蓋が手袋をしていると開けられない。突風が吹いて手が凍りそうに冷たくなる。折角の絶景の稜線歩きなのに写真を撮る余裕が少なく勿体ない。

北アルプスはガスが出ていたが南側は少し見えている。

権現岳



雪が少ない。年末に降っていないせいもあるが、ちょっと少なすぎる。ここまで来れるだけでもラッキーなのに「もっとどっさりあった方が楽しいのに。。。」なんて思った。それにしても綺麗だなー。

権現岳



10:55 三つ頭
ここから一度下って権現岳まで登り返しになる。ここから見る権現岳は尖っていてカッコいい。ここまで来るとどうしたって登りたくなる。けど結局、日帰りで権現まで行ったのは本日は僕らだけの様だった。テント泊で1Party入っていて、それ以外にも三つ頭までは何組か来ているみたいだった。寒い三つ頭でひたすら展望を堪能する登山者は見ていてアツイものを感じる。


権現岳



権現岳



11:50 権現岳山頂
最後は一度左に巻いて山頂に到着する。権現岳の岩に足をかけて山頂まで登るが岩場にアイゼンをあてるのが久しぶりでなんか心もとない。

権現岳



山頂で写真を撮ったらそのまま休憩場所を探しにキレットとギボシの分岐までいく。たまーに突風が吹いて雪が舞うが展望優先で休憩。

権現岳



絶景を堪能したから満足感に浸る。権現小屋にギボシ。ギボシに夏道と違う巻かないトレースが付いていた。スゲーなぁ。。。

権現岳



今日のお目当ての展望。キレット歩いてみたいなぁ...

権現岳



網笠山の向こうに中央アルプス

権現岳



12:20 下山開始
30分休憩して予定のリミットの時間近くになるので下山開始。デジカメの電池の復活したし、すっかり疲れてしまってのんびり写真を取りながら下山する。

トラバース道、今回は特に危なくなかったけどここ一か所だけ一応気をつけた方がよい?

権現岳



下りは南アルプスと富士山を目の前に大展望を見ながらの下山でえらい贅沢なコースだ。このコースはちんたら下山するに限る。。。^^;)


権現岳




権現岳



15:10 天女山登山口
カチカチの部分もあるのでアイゼンを履いたまま2000mまで下降。フラットに置く様に意識しながら歩くがどうも足首、足の筋肉が後半戦はまったくだめだった。


権現岳



その後はすぐ近くのパノラマの湯に行って足を癒す。最後は規制ラッシュにはまってしまって夜8:30頃到着。久しぶりに充実した一日となった。

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前三つ頭まではトレースはしっかりしていた。樹林帯でも赤テープもしっかりしていて、流石は八ヶ岳でよく人も入っている。雪のコンディションによって体力勝負のコースだ。

稜線でも樹林帯を経由するので気が楽だし、権現岳までは山頂直下のトラバース(あれは一般道の上?)が問題だが今回はトレースがあって何も問題を感じなかった。

残念ながら普段から登っていないと様々な要因で自分で登れる山のレベルもその都度変わってしまう。今の僕に冬の権現岳に登れるなんてちょっと考えにくかった。正月の天気と、トレースをつけている多くの登山者と、じゅんさんに感謝です。 

おわり

【2009.01.03 八ヶ岳 権現岳の最新記事】



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この記事へのコメント
こんばんは。

今後も私は冬の八なんて登れませんが(泣)
登った気にさせて頂きましたァ(~o~)/
権現山頂からの下りの写真なんて、突風吹かなくても
横へツルっと滑りそうで、見ててドキっとします。

私なら自分の遅刻は許せても(^^;大事な“山日”に
パートナーが遅刻ならそれだけでオヘソを曲げそう(笑)。パートナーは寛大でしたね。

お疲れ様です!
Posted by zeltina at 2009年01月11日 21:33
冬の八ってコンディション次第で楽ちんな気がします。
このコースは体力以外は初級ですね。

いやぁ、寝坊は言い訳できませんがやっちゃった感じですね。
でも5時17分起床で、7時20分スタートは素晴らしいと思うのですが。。。(言い訳。。。)

Posted by Taka at 2009年01月11日 22:14
レポUPお疲れ様でした。
Takaさんの写真は、人物ときちんと背景の山もでっかく入れるんですね。勉強になります。
僕がトラバースしてる写真、使わせてもらいました。
とても怖そうな場所に写ってますよね。

しかし、5:17起床で待ち合わせ場所に5:30に来れるのも変だし、それで7:00に天女山入口に着いているというのは、確かに素晴らしいドライビンクテクニックとしか言いようがありません。
Posted by じゅん at 2009年01月12日 00:01

Blog用途には、山と人の対比があると写真綺麗ですよね。
今回は正直、しんどくてあんまり写真撮る余裕が心にありませんでしたねー。^^;)

寝坊はすいませんでした。寛大なじゅんさんに感謝致します。
登れてよかったー。
Posted by Taka at 2009年01月12日 06:10
積雪期の権現岳日帰り登頂おめでとうございます。

八ヶ岳の中でも冬季営業小屋がないこのエリアはやはり正月を狙うのが正解のようですね。
私はこの冬12月中旬に、小泉口からアトノ尾根経由で三ツ頭(あわよくば権現も)の日帰り登頂にチャレンジしたのですが、この日のこのルートの入山者は私一人だったようで、トレースが薄く木戸口から先はラッセルを強いられ、このまま続行すると日没までの下山不可能と判断し、あえなく2400m付近で引き返しました。天候は最高だっただけに無念のな結果となりました。^^;)
今シーズン中のリベンジを企てているところですが、天女山からのルートの方がトレースは期待できそうなので、次回はこちらを狙ってみようと思います。
Posted by zazpi at 2009年02月16日 22:40
zazpiさん
はじめまして、

このルートは、赤布もありますし樹林帯のトレースはえぐれていますので降雪後でもそんなにルートファインディングの難易度はないと思います。

正月狙いで「冬に登頂した」というのは反則な気がします。正直僕は冬の八ヶ岳でトレースに苦労したこともないですし、読めないリスクに不安に刈られたこともありません。やっぱりラッセルしないと駄目ですかね〜?


Posted by Taka at 2009年02月17日 22:07
Takaさんこんばんわ。

アドバイスありがとうございます。
私自身はそもそもラッセルが避けられないルートに挑む気力、体力は持ち合わせていませんので、前回敗退したルートは事前の情報からもっと楽に登れる印象があったため選択したのですが判断ミスでした。^^;)
それにしてもアトノ尾根のルートは以前Takaさんが権現岳から下山途中に道迷いされたルートのようですが、当時のレポを拝見したところ、GW過ぎてもなお残雪にトレースなしとは驚きですねー。
12月に私が到達し引き返した地点は恐らくTakaさんが道迷いされた場所とさほど離れていないように思うのですが、尾根上から少し天女山からの尾根側の斜面をトラバースするようにルートが付けられている場所があり、そこから眺めた限りでは相当歩きにくい場所に見えましたので、ここに迷い込まれたのならさぞ苦労されたことと思います。
なお、このルートは私が到達した地点より下の部分に限っては赤布を見失うような箇所はありませんでしたが、下部の尾根の取り付き箇所は迷いやすいと思います。(私も事前に情報を得ていながらやはり間違えてしまいましたが^^;))
それでは、無事リベンジを果たしました折にはまた書き込みさせていただきます。
Posted by zazpi at 2009年02月19日 00:42
いえ、今回ルートを横目に見て「なんであんなところで迷ったんだろ?」と横目に思いましたね。お恥ずかしい。

GWのトレースが夏道とちがうところで直登していて解けた様でした。2006年は雪多めでしたし、実際GWに入山した人があのルートで苦しめられたとも聞いていたので。

天女山ルートは、樹林帯部は抉れていましたのでトレースが埋まっていたとしてもルートは取れる気がしましたね。でも体力が。。。^^;)

リベンジ頑張ってください。きっと稜線に出た時は格別でしょう。

Posted by Taka at 2009年02月19日 06:48
権現岳登頂。おめでとうございます。

3時間の降雪で腰ラッセルですか。。。すごいですね。ソロですよね?僕が行ったときより雪も多くてかなり絶景だったのではないでしょうか?

3度目の挑戦とは素晴らしいモチベーションです。涙モノの登頂だったと思います。

今週末は上越地方はまた大ラッセルだったみたいです。僕のタカマタギは本当にラッキーだったみたいですね。雪山なめちゃいけないですねー。



Posted by Taka at 2009年03月30日 07:45
Takaさんこんばんは。
3月29日、好天と前日からのトレースに恵まれようやく日帰り権現岳リベンジを果たすことができました。
実はその直前の3月18日に、その前々日に入山された方からトレース完璧との情報をGETして早速チャレンジしたのですが、恐らくその前日わずか3時間程度の降雪の影響からか、トレースがかなり消失し、特に前三ツ頭直前ではトレースが埋まっていそうな場所を手探りで探しながらしばしば腰まで埋まるラッセルとなった結果、再度の敗退となってから間もなくの3度目のチャレンジでようやく登頂することができました。
今回権現岳山頂直下の核心部では1箇所だけ短いながらもかなり厳しい場所があり、特に下りでは雪が腐って今にも崩れそうな足場を頼りに垂直にクライムダウンする恐怖を味わいましたが、当日は好天に加えほとんど無風状態だったので、それまで写真でしか見られなかった絶景をのんびりと満喫することができました。
それにしても、さほど大きな天候の変化が見られなかったにもかかわらず短期間で難易度が大きく変わってしまうというのは、やはり雪山はあなどれませんね〜。^^;)
Posted by zazpi at 2009年03月30日 20:11
2度目の敗退時は平日ということもあって、恐らく天女山ルートは単独行の私以外誰も登っていなかったと思います。
埋まったトレース(と推測される所)の真上を正確に辿って歩いていればせいぜいくるぶしまで埋まるくらいでしたので、新たに積もったのはその程度と思いますが、そこを一歩外してしまうと腰まで埋まる箇所も多数ありました。
今回と2度目の敗退時を比較すると、前三ツ頭の稜線付近で今回は30センチほど減っているように見えますが、アップされている1月時の写真と比較した感じでは、それでも1月よりはかなり積雪は多かったと思います。
ただし、赤岳、阿弥陀岳方面は、1月の方が白い部分が多いように見えますので、同じ南八ヶ岳でも権現、ギボシ、編笠付近とそれ以外とではかなり差があるのかもしれませんね。
Posted by zazpi at 2009年03月31日 00:40
なるほどですね。よくわかりました。トレース外した箇所はまた違いますよね。

僕もこの間、適当に歩いていたら下が樹林で結構スカスカな場所で腿まで埋まることもありました。

八ヶ岳は冬型の日は晴れる日も多いので1月まで雪は少ないのですよね。でも稜線は1月より少ないなんてやっぱり今年は雪が少ないのですね。
Posted by Taka at 2009年03月31日 06:07
 
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