2012年01月27日
体質改善(その4. 私生活編)
前回に続き生活の中で出来る体質改善法を考えてみましょう。今回は基礎代謝の安定がどの様に健康に関わり、またどの様に基礎代謝を高めることが出来るのかをお話します。
基礎代謝とは生命活動を維持するため自然に行われている体内活動のことです。それに必要なエネルギーの個人差(年齢や性別により平均値が出され比較が出来る)を基礎代謝率で表すことができます。
体を構成している約60兆の細胞を、古い細胞から新しい細胞へと常に置き換えてゆく新陳代謝も基礎代謝の重要な生命活動の一つです。人間は約半年で全ての細胞が新しい細胞へと入れ替わると言われています。
体の部位によりこのサイクルが短いものも有り、3ヶ月位で新しい細胞へと置き換わるものも有ります。このシステムには小腸から摂取された栄養分と、呼吸で取り込まれ肺で血液に送り込まれる酸素が材料となります。
栄養分と酸素は動脈を流れる血液により各細胞へと運ばれ新しい細胞の素となり、体の表面の古い細胞は角質層から垢となり剥がれ落ち、また体内(臓器、脳、筋肉、血管など)の古い細胞は取り壊され老廃物として排便、排尿により排出されます。
このサイクルが上手く行かないと顔や体の皮膚は潤いの無いガサガサの肌になり、内臓を構成している細胞も活力が無く、内臓自体の機能も衰えてしまいます。つまり美容にも健康にも良く有りません。
恐らく殆どの慢性病の大元は血流障害が関わっていると考えます。血流は精神的ストレス、筋肉の拘縮(こうしゅく)、高すぎるコレステロール値などのさまざまな要因により低下します。
たとえ心臓疾患、血液製造を司る骨髄や血液の貯蔵庫である脾臓に疾患が無くても、上記の様な日常生活の中で起こりえるさまざまな要因が徐々に血流障害に結びついてゆくのです。
その結果細胞レベルから皮膚や臓器が衰え、老けた容姿や、機能が低下した臓器による体調不良へと進んで行きます。更に骨格筋や内臓筋(または平滑筋とも言う)で作られた熱は、血液により体の隅々まで運ばれて行きます。
この熱を作る筋肉が衰え、熱を運ぶ血液の流れに問題が起こると体温の低下に繋がります。そして体温が1度下がると基礎代謝は約12%低下し、免疫力も約30%落ちると言われています。
今回は長くなりましたので、血流と体温を含めた体調改善法は次回にお話します。

