2012年01月14日

マネージャーの一言 〜赤いメガネの占い師〜

東京の青山あたりをマネージャーと歩いておりましたら
お昼くらいになりまして、
何か食べねばと言うことで、通りがかりに見つけた
自然派ぽいカフェに入りました。

なにやら人気のカフェらしく、
私たちは運よく座れましたが、
お客さんが来るわ来るわ、
席が空くのを待ってる人までいます。

確かに、頼んだランチセットもカラダに優しくおいしい。

ふと、店の端の4人がけのテーブルを見ると、
2人の女性が向かい合って座ってる。
壁側の赤いメガネの女性が目を閉じて怪しく手を動かしている。
おそらく20代後半か、30代前半の。
反対側の主婦っぽい女性は固唾を呑んでその様子を見守ってる。

もしかしてあれは、占い師?
手元にある紙にはきっと相談者の名前か何かが書いてあって
そこからいろいろ読み取ろうって動き。
手を紙の上でユラユラと自分のほうへ仰いでる。
(理科の実験で臭いをかぐときの動き!
 危ないから直接鼻を近づけず、手で仰ぎなさい、っていう)
uranaisi2.jpg
しばらくすると、話を始めた占い師。
身を乗り出して聞く相談者。

満員の店内で何をやってるんだかなぁと思いながら見ていると
ほどなくして終了の模様。
相談者は何度も頭を下げて帰っていった。

すると赤いメガネの占い師、
ふぅっと息をついてお茶を一口すすると、
ケータイ電話で誰かに連絡。

あれ?
もしかして次の相談者を呼んでる?

店内は相変わらず満員。
席が空くのを立って待つ人も増えてる。
一方の占い師は4人テーブルでひとり悠々自適、
次の相談者を待ってるぽい。

すると、立ってる客のひとりがたまらず占い師に声をかけた。

声は聞こえないが、4人がけテーブルを指差し
おそらく

(ここ空いてますか?)

すると占い師、なんの躊躇もなく

(いいえ、空いてません)

と返答の模様。
立ってる客をよそにまたお茶を一口。


我らがマネージャーもこの占い師に気づいてたらしく、
私と目が合うなりポツリと


「自分の周りも見えないのに、人の人生なんて見えるのかねぇ」


私たちなんか、もうちょっとゆっくりしたかったけど
待ってるお客さんもいるので食べ終わったらそそくさと
退席しましたよ。

―隊長