この問題、少なくともR6をVistaのまま使っていて普通にWindows Updateを使用している人ならかなりの確率で発症するのでは? モバイルノートのシェアを考えるとレッツノートは相当数の人が使っていると思うので、かなりの打撃(Vistaにとって)になると思います。メーカーはどう対応するのか興味があります。
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午前中、ごく普通にノートPC(レッツノートR6, Vista)を使っていて、出かけるときに蓋を閉じてそのまま部屋に置いておき、お昼過ぎに帰ってきて、さて続きをしようとしたら画面が真っ暗。Windowsに戻らない。
HDDへのアクセスランプが点きっぱなしだったものの、耳を当てても音がしていないので、たまにはスタンバイから戻れないこともありますわなと気楽に考えて電源ボタン長押しで強制電源オフした。
そしてもう一度電源オンすると・・・起動しない。
ハードディスクエラーとある。
BIOSのSetup画面[F2]に入って確認すると、HDDの容量はゼロ?
何度やってもダメ。HDDへアクセスするような音が聞こえない。
もうHDDが壊れた? 初代R1もHDDが壊れて嫌な思いをした。しかしまだ1年とたっていないし、そんなに持ち歩いているわけでもない。分解して別PCでデータ吸い出しを試みる? サポートに出してもHDDのデータは保証しないだろうし、第一、きのう新幹線の中で思いついたことをつらつら書き出したPowerPointファイルとか、いくつかR6にしか入っていないファイルがある。どうする?
とりあえず逆さまにして電源入れたり、振ってみたり、軽くノックしてみたりしたが、変化なし。
今日は寒いので、と思い少しだけホットカーペットの上で暖めてから電源入れるも×。
もしかして外出から帰ってきたときにコートをPCの上に置いた際に静電気がバリバリきておかしくなった? でもそんなヤワではないような気もするし・・・。
初代R1のときは、使っているときからHDDがときどき苦しんでいるというか、嫌なアクセス音を立てていたので、前兆はあった。しかし今回はそういうのはなかった。
もしかしたらHDDが壊れているのではなく、HDDを認識していないだけではないか? コネクタがゆるんでいるとか(どうしてゆるんだかは別として)
修理に出してHDDが自分の目の届かないところに行くリスクを冒すよりは、自分で分解して確認して、もしHDDの故障だったら、データ吸い出しをあきらめて換装するか?
いろいろなことが頭の中を駆けめぐった。
R1(←バッテリは×ですがサブマシンで健在)を出してきてインタネで情報収集開始。
・分解してみる?
とりあえずネジが多いので、HDDにたどり着くまでにどうしたらよいか、インタネで検索してみたが、分解記事がすぐには見つからなかった。最近はもうごえもん様のサイトでは分解していないようだし。
・Panaのサポートを調べる
よくよく考えたらまだ1年立っていないわけで、保証期間内におけるサポートを調べてみることにした。
すると、「PC-Diagnosticユーティリティ」というのがあることがわかった。
これは修理依頼する前の自己チェックツールで、ハードウェアの状況を調べるソフトらしい。
早速これを使ってみようとするも、指示された方法(電源オン後、青背景にPanaロゴが出ている画面でCtrl+F7を押す)を試すも、その画面に移行しない。
・エラーメッセージを頼りに検索すると・・・
起動時のエラーメッセージの一部を使って検索してみようと思い、”システムBIOSがシャドウされました レッツノート”で探すと、ビンゴ!
「1/9 以降、Windows VISTA 搭載 レッツノートのハードディスクが突然死する可能性がある」
仙石様のブログ。日付は2008/01/17。
症状はまったく同じ。
どうやらHDD自体のハード的故障ではなく、HDDが電源オン時にスタンバイモードに入ってしまう(power-on in standby状態)ことで、正常起動できなくなっているらしい。HDD故障でないことで一安心。
しかしその原因がWindows UpdateのKB943899 とは・・・。
(もともとはpower-on in standby状態自体にはならないようになっていたものが、KB943899により、この状態が有効になった、らしい)
なにはともあれ、翌2008/01/18のブログ;
「Windows VISTA 用の更新プログラム KB943899 が原因で突然死したハードディスクを復旧させる方法」
http://blog.gcd.org/archives/51128784.html
にしたがって、USBメモリに入れたLinuxからR6をブートさせて、指示どおりの手順によりめでたく復旧できた。
ついでにKB943899をアンインストールした。
非常にタイムリーに巡り会えてよかった。これが出先や平日だとパニックだったし、先のブログが公開される前に症状が発生していたら万策尽きたとヤケのやんぱちになって分解に走っていたかもしれない。
世の中には素晴らしい技術と知恵と勇気をお持ちの方がいらっしゃる。感謝!!