2007年12月29日

貴婦人の銀・・・杳冥の黒

Kilfitt-Makro-Kilar017.jpg
α-7 Digital+Kilfitt-Makro-Kilar Type-D 3.5/40

美しきフォルムはまさに貴婦人の銀
そして・・・新たに杳冥の黒・・・

マクロキラー第二章の鼓動が聞こえる・・・
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とにかく個性的なこのレンズ。店頭では一度も見かけたことがありません。(ネットでは時々アルパ用等見かけます)
銀のマクロキラー3.5/40に加えて、今回新たに黒のKilfitt-Makro-Kilar Type-D 3.5/40を入手しました。
このブラックタイプの方が若干、F値が明るいのですが、接写機能や作りにおいてはシルバータイプの方が上に思えます。
きっと、シルバーの方が無理のない設計だったのかな?と思ってみたり。
※ブラックの2.8/40はシルバータイプの改良型です。
Kilfitt-Makro-Kilar018.jpg
このブラックタイプはフィルターを差し込むネジがありません。
ゆえに上から被せるタイプを特注するか、それ用を探すしかないでしょう。(あれば、の話ですが)
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そして、その性能は世界初のマクロレンズというのに妥協点が見あたらないのです。
どれくらいすごいのか。
Kilfitt-Makro-Kilar019.jpg
少し引用して、みましょう。
■キルフィットとは
ドイツ・ミュンヘンに生まれた天才ハインツ・キルフィット(Heinz Kilfitt)は、学生であった1933年にロボット(Robot)カメラをデザインしたのを皮切りに、光学・精密機器分野における革新的・独創的な製品を次々に世に送り出しました。

■マクロキラーの驚くべき性能
最短撮影距離は、驚きの2インチ、約5センチです。(シルバータイプ。ブラックは10cmくらいだそうです)
無限位置に合わせたときの鏡胴は、一見ごく普通のレンズと同じに見えますが、最短の2インチの位置に合わせると、鏡胴はスルスルと伸び、元の鏡胴の長さの3倍近くの長さになります。(これもシルバータイプ。ブラックはもう少し短いです)
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■ブラックタイプ Kilfitt-Makro-Kilar Type-E 2.8/40について(引用)
1955年のマクロキラーD 3.5/40(シルバー)がその最初のモデルなのですがその改良型の2.8/40(ブラック)でです。
世界初だから色々生煮えな部分があるのだろうなと思いきや、等倍マクロに加え、なんとアポクロマート設計まで実現しており、プリセット絞りであることを除けば現在でもなんら実用に支障はありません。
当然ながらこのレンズは多大な人気を集めて、エキザクタの他、M42、コンタレックス、アルパ、レクタフレックス等のマウントを装備したものが供給されていました。
Kilfitt-Makro-Kilar021.jpg
このレンズのメーカーであるキルフィット社は、ミュンヘン出身のハインツ・キルフィットによって1948年にリヒテンシュタインで設立されたといわれているそうです。(後に本拠をキルフィットの故郷ミュンヘンに移転)
その後、マクロとズームという2つの分野に強みを持つユニークなメーカーとして成長しましたが、そもそも創立者のハインツ・キルフィット自身が学生時代、かのロボットのプロトタイプを設計したという逸話の持ち主で、もしこのときキルフィットがロボットの設計をベルニング社に売らなければ、ロボットはキルフィット銘のカメラになっていたかも知れないのです。
また、66年にキルフィットがリタイアするに当たって、会社を米国ズーマー社に売却したという事情もあり、同社製のレンズには、生産地表示がリヒテンシュタインのものとミュンヘンのもの、ブランド名がキルフィットのものとズーマーのものがあるらしいです。
(なお、余談になりますが、71年にレンズ生産から撤退しているそうです)
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結局、銀を持っているのなら・・・黒も当然、所有するべきでしょう。
え?そうか?という疑問は置き去りにして大人買いです。
最近では、このレンズ(シルバー)をEXA1cに装着して撮影しました。

さて、レンズを撮影していると・・・例によって小茶が来てクンクン・・・
あ!フィルターがつけられないブラックタイプの鏡胴の中に鼻を突っ込んだ!
Kilfitt-Makro-Kilar020.jpg
あー、小茶の鼻水がちょっぴりレンズについていました。
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花蕊(めしべ)を撮ろうとすると花弁(花びら)にレンズが当たってしまう、ということがよくあります。
それほどに・・・接写出来るのです。
Kilfitt-Makro-Kilar015.jpg
初めて使ったときは軽いショックを受けました。
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APS-C35mm換算では60mmとなり、ほぼノーマルな焦点距離になります。
大口径にも負けない描写は撮りやすく、そつなく風景もこなし、いざとなったら超接写能力を生かして超マクロを撮影出来ます。
Kilfitt-Makro-Kilar016.jpg
おまけにレンズが奥まっているのでフードいらずで、フレアなどもほとんど出ません。
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Carl Zeiss Jena Flektogon 2.4/35購入時に一旦はコレクト終了と書いたのですが、この年末に来て状態のよいレンズが出てきてしまったので、ついに大人買いをしてしまいました。
もう、欲しいレンズは皆無?いやそう言いつつ、先のことは分かりませんが・・・
次は・・・写真を撮らないとね♪
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この記事へのコメント
こんばんはニャ にゃおんさん
レンズ 大人買いとは やるニャね
じゃむはせいぜいカリカリ10kg買いぐらいニャよ

小茶たんのクンクンを許すにゃおんさんがスキニャ〜〜
マクロワールドの切符はもう買ったからねッ
UP楽しみにしてるニャよ☆彡(=^・^=)オヤスミなさいニャzzz
Posted by じゃむ at 2007年12月29日 02:46
コンバンハ。
先日はカキコミありがとうございました。

美しい写真の数々、堪能です。
ニャンコの鼻先がたまらなくカワイイ♪
ネコ希望!
ところで、トキハは自分の指を写しちゃうようなシロウトなのですが、簡単に立体感を出すようなワザなどないものでしょうか?
いけばなをやっているので、いけたものを撮ってくるのですが、奥行きが出ないのでイメージが違うことがしばしば。
それなりのカメラと腕がないと、仕方ないことなのでしょうか。
Posted by トキハ at 2007年12月29日 04:13
そうですね、確かにF値が小さい方が設計上もラクに高解像度が出せるようです。でもせっかく所有するのだから、どかんと優れた数値を求めたくなるのが人情です。

レンズに込められた形而上的なパワーに魅せられている模様・・・・ほどほどに・・・というのは余計なアドバイスですね。
Posted by 可えるぴあの at 2007年12月29日 08:49
おおっ!
すごい写真ですね〜!
こんなに近づいてもキレイにとれるのは
カメラもさることながら
やはりカメラマンの腕も関係あるのでしょうね^^。
Posted by nico. at 2007年12月29日 10:02
@じゃむたん〜
小茶と丸はカメラやレンズ撮影大好きでw
エクサ1cの時も猫探しクイズになっちゃいましたねw
マクロワールド、お花の季節になったらね♪

@トキハさま〜
世界の変な法律、面白かったです♪
猫リクエスト増加中ですねぇw
一応、予定に入ってますので、また見に来てください。

いけばなですかぁ。被写体のお花、大きいですか?
お鉢に植えるから大きいのかなぁ?
立体的、とは背景をぼかしたりするとメインが浮いてきますが。
こんなかんじ?
http://www.j-aim.com/cats-eye/ps-img/99.jpg
http://www.j-aim.com/cats-eye/ps-img/105.jpg
http://www.j-aim.com/cats-eye/ps-img/155.jpg
こっちはレンズによります。

対して、背景写真などで奥までくっきりとする場合もあります。
いけばなだとこっちの方がよいかなぁ。
カメラはコンパクトデジカメでしょうか?
簡単な技というのはちょっとアドバイスしづらいですけど、写真を見せていただけたら参考意見言えると思いますよ♪

@可えるぴあのさま〜
おっしゃるとおり、もう、この辺でSTOPですw
アンジェニューにつぎ込みましたからね。

明るいレンズはやっぱり高くてボケが半端じゃありません。
ボケを求めるユーザーも多いですね。
それにしても、この当時の優れたレンズはボケも円形で綺麗です。
Posted by にゃおん(≧▽≦) at 2007年12月29日 10:14
あら、nicoさん、同時書き、今日はnicoさんとやっちゃいましたねw

いえいえ、このレンズ使うとね、誰でも!できますよ。。
本当に蟻んこだってへっちゃらだい♪なくらいで・・・
世界初にして、この性能・・・
驚かされることばかりですね。
Posted by にゃおん(≧▽≦) at 2007年12月29日 10:17
ほ〜いいレンズでっすねぇ。。。フィルターは大きめのを手に持って撮影すればOKですよ〜。。。レンズ保護目的なら話別ですが・・・でもいい接写だぁ。。。
Posted by hideki at 2007年12月29日 10:32
hidekiさま〜
保護目的なんですよねぇ。。
ブラックのは、被せるタイプで探すしかないでしょう。。
ネジ無いのですからw

それと!アンジェニューなのですが、こちらも当時の規格がマチマチだったため、58mmっぽいのですが、はまりません!
探したら、二枚リングの中間に?というややこしいので売っていましたが、なんと!9.5Kもしますよ;;
アンジェニュー、お金かかりすぎだってw

性能的にはピカイチですよ、このマクロキラーは。
大口径に負けません!キッパリ!キラッ!
惚れ込んでますw
Posted by にゃおん(≧▽≦) at 2007年12月29日 11:30
ぶーん♪ミツバチになった気分です^O^
蜜を吸っているところをパチッと撮られそうニャ、いやん♪ 
Posted by たっくん at 2007年12月29日 11:52
実際に昆虫写真撮影に使われていたみたいですね、その昔。
使ってみるとね、夢中になれる一品ですよぉ。
使えるようになるまでが遠い道のりですがw

ともあれ、小茶に壊されなくてよかったデスw
EXA1c、アンジェニュー、マクロキラー、すべてに小茶が来てズリズリ攻撃w
アンジェニューは横にしていたとき、転がされましたから;;
ハァハァ・・・心臓、止まるってw
Posted by にゃおん(≧▽≦) at 2007年12月29日 12:21
小茶さんクンクン、が部品に生命感を持たせているようです。
…花のは、顕微鏡でみているようでスゴイ!
葉っぱも雰囲気があり、部品で仕上がりも変わってくるんですね。
Posted by マリ at 2007年12月30日 02:32
こんな夜中に!マリさん、大丈夫?
ボクは苦痛の年賀状を印刷中です;;

道具はある程度必要でしょうね。
しかしながら・・・アンジェニューもマクロキラーも、必要性はなかったわけでw
これは所有欲を満たしただけ・・・というところでしょうか。
ともあれ業務では使用はしないですねw
Posted by にゃおん(≧▽≦) at 2007年12月30日 02:56
猫ちゃんの鼻、本当にかわいいですね。

夏に立派なカマキリを見つけて、張り切って撮ろうとしたら、
画面ではカマキリだけが消えていて、びっくりしました。

接写って、むずかしいんだと、拙者、はじめて知りました。
さむ〜い!
Posted by miewie at 2007年12月30日 06:05
おはようございます♪
小茶ってたったあれだけの出演なのですが、ポイント高いですね〜

昆虫は難しいですね。まず滅多にいないし、動いちゃいますし。
野花も風で揺れてしまい難しいんですよ。
Posted by にゃおん(≧▽≦) at 2007年12月30日 08:49


 
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