2008年03月20日

春散歩

田んぼの畦道に
小さな小さな花々が咲き始めたから
靴の紐を締めなおして
足取り軽く歩いてみれば
遠くの山並みが笑っているよ。

空は青く
太陽は誰にも優しく降りそそいでくれるから
ほんの少し勇気を出して
心の窓を開いてみれば
春風のささやきが聞こえてくるよ。

ありがとう、ありがとう。
元気でいられること・・・
ありがとう。
 
Posted by omoinomamani at 08:13  |Comments(4) | 季節の詩 , ちょっとだけ励ましの詩

2008年03月01日

雪の日の待ち合わせ

珍しく街に白い雪
30年ぶりの大雪だと車内で誰かが話してる。
電車もバスもいつも通りに動かない
約束の時間はとっくに過ぎて
君が編んでくれたマフラーにそっと手をかける。
僕の方が先に着きますように・・・。

雪の中、出てくるのは大変だから
今日は会うのはよそう。
久しぶりの待ち合わせだから
忙しい日々、次はいつか分からないから
電話の向こう・・今にも泣き出しそうな君の声。
やっぱり会おう、会いたいのは僕・・・。

やっと着いた駅のホーム
僅かな時間差で降りてきた君
笑顔で交わす有難う。
駅舎から出るといつのまにか青い空。
眩しいほどに白い街、冷え切った君の手から
温かな気持ちが伝わってくる、僕の手に・・・。
 
Posted by omoinomamani at 23:46  |Comments(4) | ときめきの詩 , 季節の詩

2007年12月27日

流れ星ひとつ、ふたつ。

流れ星ひとつ、ふたつ・・・また、ひとつ。

一瞬の光りの尾は煌くドラマ。
何百年、何千年の時空を越えて
遥か宇宙から届いた最終章。

流れ星ひとつ、ふたつ・・・また、ひとつ。

胸の前で手を合わせて願い事を囁いてみる。
そんな時は決まって不意打ちに違ったところから落ちてくる。

流れ星ひとつ、ふたつ。
・・・また、ひとつ。
 
Posted by omoinomamani at 08:32  |Comments(5) | 夜空・星

2007年10月24日

今宵、十三夜。

青い月の光りに包まれて
薄明かりの帰り道 今宵、十三夜。

遠い空の向こう 君もどこかで見てるかな
人恋しい風が吹く 今宵、十三夜。

涙色した雫がキラリキラキラ
手のひらにそっと受け止めてみる 今宵、十三夜。
 
Posted by omoinomamani at 21:58  |Comments(3) | 夜空・星

2007年10月21日

秋の雨

風の無い真っ直ぐな雨が降る。

やっと訪れた秋。
もう半袖の服はいらないね。

シトシト静かに雨が降る。

辺りが白く霞んでぼんやり別世界。
何もかもハッキリするよりは
僅かにボヤけている方がいい時もある。

細くて長い雨が降る。

色付き始めた葉っぱに雨の雫がキラリ。
秋色出番の準備中。

ちょっとだけ冷たい秋の雨が降る。
 
Posted by omoinomamani at 00:22  |Comments(4) |

2007年09月30日

遠いあのころ。

裸足で駆けた砂浜も
寄せては返す白い渚も
穏やかな波間に浮かぶ小船も
ギラギラ照りつける太陽も

全てがクッキリとした点にしか見えなかったあのころ。
今、ぼんやりと丸く広がって見える。

ただがむしゃらに進むことしか出来ずに
何度も何度も失敗をして落ち込んだ日々。
「どってことないさ。」と
今なら立ち止まり、引き返すことも出来る。

遠いあのころ・・・
薄ピンクの貝殻一つ。
小瓶から出して手のひらにそっと乗せてみた
爽やかな秋風の吹く季節(ころ)に。
 
Posted by omoinomamani at 23:56  |Comments(10) |

2007年07月20日

嵐の夜

吹きすさぶ風の音
窓を叩く雨の音

灯りを消して
ラジオの台風情報を聞きながら
ただ過ぎるのを待つ嵐の夜。

もっと風が強くならないうちに
もっと雨が激しくならないうちに
眠ろう・・・。

君はどうしているのかな?
そんなに忙しいわけではないのに
後回しになっていた。

そうだ
夜が明けたら嵐も去って
「元気にしてる?」と一言だけ 
メールをしよう。

もっと風が強くならないうちに
もっと雨が激しくならないうちに
やっぱり早く眠ろう。
 
Posted by omoinomamani at 17:35  |Comments(2) |  ,