寒かったり暖かかったりするこの頃の我が町。
11月も間近で雪山のシーズンもすぐそこ。
5年ほど前トレーニングがてら初めて見たMTBだけど、そこそこ楽しめるようになってきた。それほど本腰を入れて遊んでいる訳じゃないので、上達は遅い。でも遅いなりに乗れるようになってきた。
というわけで、今年も秋も深まりいつもの友人と北関東の低山を駆け巡ってきた。
初回は前半でチェーンを切り応急処置で続行したものの、後半でコースを見失い半ば遭難寸前でなんとか林道に降り立つことができた。
二年目。正しいコースを確認し、突入した物のMTBを壊すなどして何とか下山。
そして三回目の今年。今年こそは、と挑んだ例の山。
午前6時に地元で待ち合わせ。下山口へ向かう。そこで友人の車をデポし、2台のMTBを僕の車に乗せ1時間ほどかけてエントリーポイントへ移動。9時15分入山。
栃木県の氷室山から熊鷹山、丸岩岳、野峰と縦走し、群馬県の梅田湖に下山するというルート。20kmくらいで日帰り縦走はきつい行程だけど、そこを日帰りできるのは自転車ならでは。なのか???
木漏れ日の中、普段より薄暗いトレイルを漕いだり担いだりして進んでいく。
台風の影響なのか、それとも気象が変なのかわからないけどいつもより盛りが薄暗い感じがする。いつもなら明るい紅葉のトンネルとなっているところも枯れた葉っぱが目に付いたり、まだまだ青々としていたり今ひとつ物足りないような感じだ。
MTBを担いで登り、GPSで位置を確認して下る。そしてまた担いで登る。あるいは押して登る。
やっぱり下りは楽しい。ブレーキをかけつつ、重心を移動し、ペダルを踏んで駆け抜ける。
ギャップを越えて立て直そうとしても倒木を乗り越えられず転倒。すぐさま横にどいて後ろから来る仲間の為に道を空ける。で、カメラを構える。
こんなことを繰り返し進んでいく。
熊鷹山の山頂はハイキングに訪れる人がいないわけじゃなく、毎年いろいろ声をかけられる。小さな山頂のスペースに駐輪して団子を頬張っていたりすると
「自転車で来たんですか!?」
と間違いなく聞かれる。
ここは歩いている人は少ないので乗っている時間が長いけど、歩いている人がいたらどんなに楽しくてもなるべく減速し、あるいは降車して元気よく挨拶するように心がけている。場合によっては雑談も少々。
熊鷹山を過ぎてしばらく楽しんだあと最後の登り。
最後の野峰への登りだ。これが一番きつい。
MTBを押しても上れないので担ぐ。担いでひたすら上る。
野峰のピークは森の中で、展望は良くない。けど、コレまでの辛さを労うには十分な場所と静けさ。残った行動食を頬張る。
そしてボブスレーコースへ。タイトな(MTBで下るには…)ヘアピンが連続する登山道で、ブレーキを握る力もその持久力も必要となってくる。が、これまでの行程からの疲れも浮き出てくる感じだ。最後の下りを思う存分楽しんで、無事に下山。
と行きたいところだった。今年は何にもなく「楽しかったな!」で終わりたかった。
下山後、地元に戻ってきて車にMTBを詰め替えていると、フロントのタイヤの空気が抜けている。抜いた覚えはないのでパンクだ。まあ、これは終わったあとに気づいたので良しとする。しかし、去年に引き続きリアエンドを曲げたのはショックだった。これは翌日、つまり今日日曜日に洗車しているときに気がついた。ああ、交換しなきゃ…
まあ、いろいろあったものの、3度目で初めて順調にいったこのルート。僕らは「天空道」と呼んでいる。冬への切り替わりのイベントの一つとなった。