2010年02月08日
新作「カワセミ」

助手:「カワセミ」ですか。最近鳥が多いですね。
博士:カワセミマニアの友人から頼まれてな。写真が何十枚も送られてきたんじゃよ。
助手:なるほど、それで仕方なくと。
博士:いや、そんなこともないんじゃが(汗)。まぁ資料には事欠かなかったが、なかなか特徴が掴みづらくてデザインには苦労したぞ。
助手:翼の形がカッコいいですね。アンチ・ジャバラーの博士にしては珍しい造形ですね。
博士:羽根の表現方法としては蛇腹の説得力は否定できんな。ただこれは先端だけ蛇腹に畳んだだけで、全体は22.5度構造じゃよ。
助手:言い訳してますね。
博士:まぁ、あとから考えて付け加えたんじゃが、これはなかなか面白い技法じゃと思うぞ。いずれ折図にしたときにチェックしてほしい。
助手:顔の折り方も気合いが入ってますね。
博士:紙に余裕があったせいもあるが「かぶせ折りして先端を段折り」というよくある折り方だけはやめようと思っとったんじゃ。
助手:で、リクエストをされた方には気に入ってもらえたんですか?
博士:それが「できればクチバシで魚をくわえているところを」なんて言われてな・・・。
助手:むちゃくちゃですねー。博士の技術では、クチバシを上下に分けることすらできないのに。
博士:・・・・・・。
2010年02月04日
T-Rex Skelton

レアな作品を折って少年たちを悔しがらせようシリーズ、その1。
うそ。シリーズ化なんてしませんw
作品名:「不切正方形一枚折りティラザウルス全身骨格」
作者:ロバート・J・ラング
出典:折紙探偵団新聞 第26-27号(1994年)※入手困難
最近ラングさんのサイトを見ていて「あれがないな」とふと思い出し、すっごい久しぶりに折ってみました。
ホイルで折りたかったのですが一部で裏面が出るので、やむなく里紙で。やはり紙が厚かったので肋骨のあたりはとんでもないことに。
吉野一生さんの「ティラノザウルス全身骨格」にインスパイアされて半ばジョークで作ったというような話を聞いたことがあります(だからサイトに出てないのかな)。これを1枚で折ろうという発想がすごい。しかも蛇腹じゃないところもすごい。というか好み。
この折図を入手する手段はほぼないはず。ラングさんも絶対再発しないでしょうw
2010年02月01日
今朝の朝日新聞

折紙探偵団マガジン最新号で初めて名前を知ったエリック・ドメイン氏(すっかり世界の折り紙事情に疎くなっているので・・・)。今朝の朝日新聞にインタビューが載ってました。そのマガジンの「クローズアップ」を書かれていた上原隆平さんのコメントもあります。
こちらでインタビューの全文が読めます。
http://globe.asahi.com/feature/100201/
私は比較的熱心な朝日新聞読者といってよいかと思いますが、月曜日の朝刊にときどき挟まっているこの「GLOBE」。面白いと思ったことがほとんどありませぬ。「誰に向けて書いてんだ」と思うような専門的かつ散漫な記事ばかりで・・・。
もちろん今回はちょっとツボ。
ははーん。たまたまツボにはまったマニアックな人がそのときだけ読むものみたいだな「GLOBE」はw
2010年01月26日
2010年01月24日
これもアウェー戦

小学校での地域イベントに招かれました。
今日1番印象に残ったのは、長時間にわたりいらっしゃったご家族が私の持ってきたタント紙を湯水の如く使ってたことですw (普通の折り紙使ってよ)
沢山の人が出入りされましたが、そのうちの1人でも2人でも折り紙が心に引っかかってくれればいいなと思います。
参考記事(1/31追記)
2010年01月21日
不切アクロバットホース展開図

以前記事に書いた「不切アクロバットホース」。一応忘れないために展開図を描きましたので紹介します。需要があるとも思えませんが・・・。
「構造は三つ首鶴」と書いた謎解きを。
カド配置はS太郎さんの「三つ首鶴」と同じです。ただ構造はむしろ、以前コンベンションで教えたもらった神谷哲史さんの「Xウィング」から拝借しました。
2010年01月17日
木工用ボンド箱買い
2010年01月11日
新しい10年に向かって
ついこの間2000年になったと思ったら、もう'00年代が終わってしまいました。この新しく始まる10年に向けて、ちょいと抱負らしいものを述べてみたいと思います。
ここ最近宮島がずっと考えていることは、無関心層に折り紙をいかに広くアピールしてくか、折り紙マニアが内輪で盛り上がっている今の状況をどう打破していくかということです。
ただひとくちに「折り紙の普及」なんて言っても、そんな簡単なことではないと思ったりもします。宮島が考えるに、そこには2つのキーワードがあるのではないでしょうか。
◆「インプット」から「アウトプット」へ
いままで私は本や仲間との交流等を通じて多くのことを学び習得してきたわけですが、その学習成果は自分の中だけにとどまっていては勿体ない話です。生涯学習における「知の循環型社会」にあてはめれば、学習成果を地域や社会に還元していくことを考えなくてはいけないでしょう。
つまり、研鑽を重ねスキルを身につけるという「インプット」だけの季節はそろそろ終わりにして、これからは「折り紙の普及」という「アウトプット」により、それを地域へ返していきたいのです。
「普及」とは、経験や知識の「還元」もしくは「恩返し」と捉えてみるわけです。そう考えれば、自分がやらなければいけないこと、自分だからできることが見えてこないでしょうか。
◆「集める」から「届ける」へ
従来の折紙教室のスタイルにも疑問を持っています。「折り紙教室をやるから集まれ」では、当然元々折り紙の好きな人しか集まりません。折り紙に関心のない人に折り紙を教えるには、そういう人が集まっている場所へ出向くほかありません。それは地域のイベントであったり、学校であったり、公の施設であったり。これは言わばアウェーゲームです。
「集める折り紙」から「届ける折り紙」へ。いわゆるアウトリーチですね。
人が集まるのを座して待つ殿様商売ではいけないと思うのです。本気で折り紙の社会認知度を上げたいのなら、地域に出て行ってアウェーゲームをやる勇気が必要です。馴れ合いホームゲームから、アウェーゲームに挑む勇気があるか、という話です
以上、いささか抽象的かつ気宇壮大ですが、こんなことをテーマに活動に取り組んでいきたいと思っています。「今年の抱負」としたいところですが、話がでかすぎるので、「New Decadeの抱負」としておきますw
実は頭の中にはいくつかの具体的なアイデアがあったりするのですが、まぁそれはいずれお話しできればと思います。ひとまず徒手空拳にならぬよう、同じ志の仲間を集めたいなぁと思っています。
あ、でも創作活動もちゃんとやりますよ。創作は内から湧き出るものなので、止められるものでもありません。
ここ最近宮島がずっと考えていることは、無関心層に折り紙をいかに広くアピールしてくか、折り紙マニアが内輪で盛り上がっている今の状況をどう打破していくかということです。
ただひとくちに「折り紙の普及」なんて言っても、そんな簡単なことではないと思ったりもします。宮島が考えるに、そこには2つのキーワードがあるのではないでしょうか。
◆「インプット」から「アウトプット」へ
いままで私は本や仲間との交流等を通じて多くのことを学び習得してきたわけですが、その学習成果は自分の中だけにとどまっていては勿体ない話です。生涯学習における「知の循環型社会」にあてはめれば、学習成果を地域や社会に還元していくことを考えなくてはいけないでしょう。
つまり、研鑽を重ねスキルを身につけるという「インプット」だけの季節はそろそろ終わりにして、これからは「折り紙の普及」という「アウトプット」により、それを地域へ返していきたいのです。
「普及」とは、経験や知識の「還元」もしくは「恩返し」と捉えてみるわけです。そう考えれば、自分がやらなければいけないこと、自分だからできることが見えてこないでしょうか。
◆「集める」から「届ける」へ
従来の折紙教室のスタイルにも疑問を持っています。「折り紙教室をやるから集まれ」では、当然元々折り紙の好きな人しか集まりません。折り紙に関心のない人に折り紙を教えるには、そういう人が集まっている場所へ出向くほかありません。それは地域のイベントであったり、学校であったり、公の施設であったり。これは言わばアウェーゲームです。
「集める折り紙」から「届ける折り紙」へ。いわゆるアウトリーチですね。
人が集まるのを座して待つ殿様商売ではいけないと思うのです。本気で折り紙の社会認知度を上げたいのなら、地域に出て行ってアウェーゲームをやる勇気が必要です。馴れ合いホームゲームから、アウェーゲームに挑む勇気があるか、という話です
以上、いささか抽象的かつ気宇壮大ですが、こんなことをテーマに活動に取り組んでいきたいと思っています。「今年の抱負」としたいところですが、話がでかすぎるので、「New Decadeの抱負」としておきますw
実は頭の中にはいくつかの具体的なアイデアがあったりするのですが、まぁそれはいずれお話しできればと思います。ひとまず徒手空拳にならぬよう、同じ志の仲間を集めたいなぁと思っています。
あ、でも創作活動もちゃんとやりますよ。創作は内から湧き出るものなので、止められるものでもありません。
2009年12月26日
多島斗志之氏の目撃情報を!
このブログ、折り紙以外の話題は書かないと決めていたのですが、その禁を破ります。
私の敬愛する小説家、多島斗志之氏が12月19日から行方不明となっています。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091225k0000m040127000c.html
いまご家族の方が懸命に行方を探しています。
詳しくはこちらを。
http://ameblo.jp/suzilard/
無事に帰ってこられることを切に願っています。
私の敬愛する小説家、多島斗志之氏が12月19日から行方不明となっています。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091225k0000m040127000c.html
いまご家族の方が懸命に行方を探しています。
詳しくはこちらを。
http://ameblo.jp/suzilard/
無事に帰ってこられることを切に願っています。
2009年12月23日
2009年12月22日
2009年12月11日
折紙者のクリスマス
すっかりクリスマス・シーズンに突入です。昨年の今頃は山口真さんの「クリスマスツリー」を一生懸命研究していました。今年は・・・

「サンタクロース」を創作してみたら、こんなありきたりのものしか出来なかったり、

安いクリスマスツリーを買ってきたら「星」がついてなかったので、仕方なく折り紙で作ってみたり、

「クリスマスの折り紙を教えて」と頼まれ、赤と緑で折れば何でもクリスマスっぽく見えるだろと、実は全く関係のない作品を教えたり。
たぶん皆さんもそんなありふれたクリスマスをお過ごしのことと思います。

「サンタクロース」を創作してみたら、こんなありきたりのものしか出来なかったり、

安いクリスマスツリーを買ってきたら「星」がついてなかったので、仕方なく折り紙で作ってみたり、

「クリスマスの折り紙を教えて」と頼まれ、赤と緑で折れば何でもクリスマスっぽく見えるだろと、実は全く関係のない作品を教えたり。
たぶん皆さんもそんなありふれたクリスマスをお過ごしのことと思います。
2009年11月21日
2009年11月03日
小豆織りこみ紙

先日西田シャトナーさんさんの個展に行ったときは、西田さんの愛用の紙をお裾分けしてただきました。
なんでも和菓子屋さんで包装に使われていたのを気に入って特注したんだとか(←あやふや)。小豆が刷り込んであって、表面に茶色い模様が散乱しています。
「白鳥」を折ってみました。紙の厚さはちょうどいい(60-70kgくらい?)。形もしっかり決まります。西田さんは糊付なしでやってるみたいですね。
2009年10月25日
携帯専用サイト作っちゃいました
親サイトを更新しました。ブログに出してない新作などもありますのでチェックしてみてください。
折紙作家のファンタジア
ところで、
携帯専用サイトを作ってしまいました。
これはもう「QRコードを作りたい」って、それだけの理由ですね。まぁ、QRコード自体は一瞬でできたんですけど、コンテンツ作成には丸一日つぶしました。
ギャラリーを貼り付けただけの簡素なサイトですが、覗いてやってください。

しかし、勢いで作ったはいいけど、これからは本サイト、英語サイト、携帯サイトの3つを同時に更新しなければいけないんだなぁ・・・。
折紙作家のファンタジア
ところで、
携帯専用サイトを作ってしまいました。
これはもう「QRコードを作りたい」って、それだけの理由ですね。まぁ、QRコード自体は一瞬でできたんですけど、コンテンツ作成には丸一日つぶしました。
ギャラリーを貼り付けただけの簡素なサイトですが、覗いてやってください。

しかし、勢いで作ったはいいけど、これからは本サイト、英語サイト、携帯サイトの3つを同時に更新しなければいけないんだなぁ・・・。
2009年10月18日
新作「薔薇」

助手:まさか博士が花を折るとは! いやぁ似合わないですねー。
博士:うるさい。これの依頼者からリクエストがあったから仕方なく折っただけじゃよ。
助手:別に作品提供を依頼されただけなら、わざわざ創作しなくてもいいじゃないですか。他の人の作品で素晴らしいのがいくらでもあるでしょうに。
博士:ほかが全部オリジナルなのに「薔薇」だけ人の作品というのも癪じゃろ。まぁ、ひとまずチャレンジしてみて、うまくできなかったら他の人の作品の使用許可を取ればいいと思ったんじゃがな。
助手:これ「ねじり折り」ですよね。「川崎ローズ」そっくりじゃないですか。
博士:中心から巻いたような形にしたかったんじゃが、そうなると「ねじり折り」になってしまうわな。「川崎ローズ」は偉大な作品じゃからな、影響下を脱するのは難しいわい。まぁ、あえて丸みを出さすに幾何学的な直線構成をしてみたところが、せめてものオリジナリティじゃな。
助手:これ、箱の形になってるのが面白いですね。
博士:たまたま周辺に紙が余っていてな。立体的な箱の形にすると面白いかな、と。
助手:なんか博士も新分野を開拓した感じですね。
博士:まぁ動物ばかり折っておっても進歩がないからな。花を折るのもなかなか新鮮な体験じゃったよ。やればできるもんじゃな。(胸を張る)
助手:これで調子に乗って、 女性受けを狙って花を量産していこうなんて考えてないでしょうね?
博士:(ギクッ)・・・・・。
助手:大丈夫ですよ。きっとおばさんにウケますよ。
博士:本意ではないな・・・。
2009年10月12日
西田シャトナーさんの個展に行ってきました

2つ下の記事で書いた西田シャトナーさんの個展に行ってきました。
こじんまりとしたギャラリーに、びっしりと凄い密度で作品が並んでいます。入りやすくて雰囲気がいいので、商店街に来た地元の人もたくさん訪れておられました。
写真でしか見たことのない作品をじかに見られて感激しました(勿論ご本人の解説つき!)。個人的には「バルタン星人」がすごく好きになりました。デザインのディフォルメが絶妙で、なによりあんな立体的で360度鑑賞の作品だったとは現物を見るまでわかりませんでした。
開催期間は残りわずか(14日まで)。まだの方は是非行ってみてください。
今日は折紙仲間と何人かでお邪魔したのですが、打ち上げも西田さんとご一緒させていただき、貴重な話をいろいろうかがいました。
かねてから作風やセンスが共通していると思っていた笹出晋司さんと西田さんが同い年だということがわかり、とても腑に落ちたり。

これは高井弘明さんが見せてくださった25年前の「ファンロード」。高井さんと西田さんの作品が同じページに掲載されているという貴重なもの。その高井さんと西田さんが今日が初対面だったというのがとても驚きでした。
あ、そうそう、西田さんのプロフィールにあった「4ツルの魔術師」。あれを言ったの宮島です(自慢)。
<参考記事>
2009年10月09日
本格折り紙√2
前川淳さんの新刊が出るそうです。
その名も
「本格折り紙√2」
詳しくは前川さんのブログを参照のこと。
http://origami.asablo.jp/blog/2009/10/08/4620621
前作の「本格折り紙」が単独の著書としては「ビバ!折り紙」以来24年ぶり(!)の本だっただけに、予想外に短いインターバルです。嬉しいですねぇ。
その名も
「本格折り紙√2」
詳しくは前川さんのブログを参照のこと。
http://origami.asablo.jp/blog/2009/10/08/4620621
前作の「本格折り紙」が単独の著書としては「ビバ!折り紙」以来24年ぶり(!)の本だっただけに、予想外に短いインターバルです。嬉しいですねぇ。
2009年10月04日
西田シャトナーさんの個展
2009年09月30日
中原麻衣さん
中原麻衣さんという声優さんのCDのジャケットに、宮島の作品が使用されています。本日発売だそーです。

表だけでなく、裏ジャケや内ジャケにもしっかりフィーチャーしていただいてます。なんと11作品も提供しており、そのうち5つがこのために作った新作だったりします。
「小鳥」もそのうちの1つですが、他の作品についてもいずれ紹介したいと思います。写真ではちっちゃくてわからないのですが、なかなか面白い作品が出来ています。

表だけでなく、裏ジャケや内ジャケにもしっかりフィーチャーしていただいてます。なんと11作品も提供しており、そのうち5つがこのために作った新作だったりします。
「小鳥」もそのうちの1つですが、他の作品についてもいずれ紹介したいと思います。写真ではちっちゃくてわからないのですが、なかなか面白い作品が出来ています。



