2008年10月06日

鶴見ブラジルデー・2008/9/28

風邪をひきました。
それならブラジルへ行きましょう。
痛む喉と寒気で震える体を引きずって
鶴見ブラジルデーへGO!
JR鶴見駅改札を出た瞬間から、目の前にはハッキリと煙たい程の煙がもくもく。
駅構内にテイクアウトの焼き鳥屋さんでもあるのかしらんと思いきや
どこにもそれらしきお店は見つからず。
まさかと思ってロータリーに出てみれば、
果たしてこの煙の主はブラジルデーの屋台達の仕業。
それもそのはず、ブラジルデーと銘打つからには、鶴見一帯がブラジル一色になるのかと、胸躍らせた私の目に飛び込んできたのは、駅前のビルとビルの間のほんの僅かなスペースにところ狭しとひしめく屋台のテントと人の海!

鶴見入口.jpg

屋台の煙はビルとビルの間に行き場をなくして駅構内に流れてきたのでありました。
ものすごい煙の量に、視界さえ霞がかっています。そこにいるだけで燻されます。
目と鼻にしみるったらありません。
狭いながらもブラジルデーのスペースには、牛のステーキに串焼きにリングイッサに
パステウ、コロッケ、ブラジルファッションに雑貨にCD・本が様々に並んでいます。
どのお店も長蛇の列。
スモークされつつ並びます。

鶴見リングイッサ.jpg

ブラジルイベントでこれを食べずには帰れないのです。
お腹いっぱいになったところで、ビリンバウの音色に誘われて、ステージへ向かいましょう。

鶴見カポエイラ.jpg

ステージだったからでしょうか?少しかしこまったカポエイラ。
しばらく見てから、ブラジルデー内を散策。
ブラジルフェスタ等で見かける雑貨屋さんや
CD屋を横目に、今回目をひいたのは、子供の顔に様々なデザインをペイントするブース。

鶴見フェイスペイント.jpg

ミュージカル・CATSの様なメイクや、スパイダーマンなど、色とりどりにメイクされた子供がそこらじゅうを楽しそうに走り回ってます。
メイクは女子力だけでなく、子供力もアップするようです。
沢山の子供が行列を作っていますが、皆ソワソワ。待ちきれなそう。
カポエイラが終わると、次は待ってましたパゴージ!
「約束無し」というバンドが私のサンバチームでもよく演奏する、お約束のナンバーを次々と演奏。

鶴見パゴージ.jpg

これはもう体がうずうずします。踊らずにはいられません。
喉の痛み?寒気?風邪って何だっけ?
やっぱり体調不良時の栄養補給にはパゴージです!
が、ステージ前の踊れるスペースに、嬉々として躍り出たブラジル人のその個性の強さに
踊るのを忘れ、しまばし見(魅)入ってしまいます。と、いうより目が離せません。

鶴見 ブラジル三姉妹.jpg

パゴージの音を本当に楽しみ、心から踊るのが大好き!といった感じ。
見ているこちらが楽しくなってきます。
その後のマルキンニョスのライヴでも、もちろん彼らは疲れ知らずに踊ります。
しかし、音響の不具合で、何度も歌を中断されるといったハプニングがあり、予定していた曲もパフォーマンスも出来ず、マル様も途中でかなりやる気がそがれてしまったようで、消化不良のまま終わってしまいました。
さあ、こうなったら、トリを飾るサンバショーで大盛り上がりといきましょう!
・・・と、ステージに現れたのは二人のパシスタのみ。
あれ?と思う間もなく、スピーカーからエンヘードが流れます。
このお二人はとてもマラウ゛ィーリャ(素晴らしい)でベレーザ(美しい)なのですが
私にとってのサンバショーとは、大迫力の生演奏・生バテリアあってのショーなのです。
ましてや、スピーカーのせいなのか、音響のせいなのか、スルドの音がボワボワに割れた音のエンヘードやバツカーダなんて。
このビルとビルの間に反響する生バテリアの音目当てに、着てはもらえぬセーターを寒さ堪えて待っていたというのに!
喜んでいるのは、下からえぐる様な視線でカメラのレンズを向ける日本人のエロおやじだけです!
しかも、向かいにいるブラジリアン達、それまであんなにスキあらば踊っていたのに、
サンバのリズムに体を揺らすことなく、微動だにせず、ものすごい厳しい視線をパシスタ達に向けています。
演歌を唄うジェロに向けられる「違うお国の人がまあ立派に」といった
あたたかな目線一切無し。
「ふん!あんた達がどれほどのもんか、見てあげるわよ!」と言った目線です。
こんな視線を浴びながら踊るのはどんな気持ちか、パシスタさんでもないのに胃に穴が開きそうです。

鶴見サンバショー.jpg

しかし、パシスタさん達は子供達を盛り上げて、笑顔で小雨降り出す最後まで踊りきり、そのままグランドフィナーレで幕を閉じました。
音響の不調もさることながら、なんとなく全体がゆるゆると進行した
鶴見ブラジルデー。
狭い空間でもいい。
煙にいぶされてもいい。
しかし
パシスタ出して「これがサンバショーです」なんていえちゃうことにとても抵抗を感じる私としては、来年は、ちゃんとしたサンバショーを期待します。

Posted by マキ オリド at 14:34  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする