あれから1年半が経った。
雪子が純と蛍に手紙を書くシーンから始まる。雪子はあのまま東京に残ったらしい。
雪子は東京へ出稼ぎに来ている五郎とクマさんと会い、純と蛍があの丸太小屋に2人で暮らしていると聞き懐かしみ筆を執った。
12月30日、五郎とクマさんが約1.5ヶ月の出稼ぎを一旦終え富良野に帰って来た。
草太に連れられ駅まで迎えにきた純と蛍。久しぶりの再会に2人は五郎に抱きつく。
ちなみに草太は青年団の農村花嫁対策委員になっている。
その晩、中畑が丸太小屋に顔を出した。
中畑から笠松正吉の捜索願が出されている事を聞かされる。
正吉とは、純の同級生で、母親みどりに連れられ旭川へ引っ越した子だ。
翌日の大晦日の晩、蛍が正吉を見つけ純が取り押さえた。
どうやら母親との関係が上手くいっておらず、家出したらしい。
五郎はそんな正吉を丸太小屋に連れて帰る。
翌日(かな?)みどりが正吉を迎えに来るが、暫く預かって欲しいと五郎を頼る。
五郎は子供達が喜ぶと引き受ける。
みどりは去り際に誰か私を訪ねてこなかったかと心に引っ掛かる言葉を残していった。
黒板家に沢田松吉という80歳過ぎの爺さんが現れる。今まで消息不明だったこの爺さんはこの辺の開拓の草分けの一人で、富良野が豆景気で栄えた頃に大儲けし豆大臣と呼ばれ、遊び過ぎ、借金をこさえ、奥さんや子供や何もかも捨ててキャバレーの女と駆け落ちしたという伝説上の大人物であった。
この沢田松吉歓迎会の最中に2人の男が五郎を訪ねてきた。借金取りだ!
五郎はみどりの連帯保証人になっており、逃げ回るみどりの代わりに700万円もの借金の返済を迫られた。
その頃、草太は妙子という女性の尻を追っかけていた。
妙子とは沢田松吉の孫娘。
草太は純と正吉を誘って妙子の働くラーメン屋に。2人を先に帰らせタエコと車で移動するが、車内には純と正吉が隠れていた。
車内で草太は聞かれてるとも知らずに五郎がみどりのせいで借金取りに追われてる事を妙子に話す。イタズラは時として残酷な結果を生む。
困惑していた五郎に助け舟が、この松吉が自分の持っている山を売れと言ってくれた。
が、この松吉の孫娘妙子は草太に事実を告げる。
山なんてどこにもない、爺さんは呆けてしまったのだと。
呆然とする草太、
沈黙の中、布部から麓郷まで歩いて帰る純と正吉・・・
純は心の中で自分よりも正吉の方が大変だと心配していた。
北の国から ’83 冬 (1983年3月24日放送・・・視聴率26.4%)
脚本:倉本聰
音楽:さだまさし
黒板五郎:田中邦衛
黒板純:吉岡秀隆
黒板蛍:中嶋朋子
宮前雪子:竹下景子
北村草太:岩城滉一
北村清吉:大滝秀治
中畑和夫:地井武男
沢田松吉:笠智衆
沢田妙子:風吹ジュン