2010年07月31日
ゾンビランド

[コメント]史上最高の興行成績を上げたゾンビ映画です。ゾンビ映画の大家ジョージ・A・ロメロ監督作品とは作風は大きく異なり、コメディ色が強く、ロードムービーの要素を加えた軽い脚本に仕上がっています。興行的にも成功しましたが、大衆受けを狙いすぎてゾンビ映画特有のカルト色が無くなってしまったのは残念です。評価は★★★です。
[旅と映画]冒頭のテキサス州からカリフォルニア州のパシフィック・ランドという架空の遊園地を目指すロードムービーになっています。途中、スーパーに寄ったりビバリーヒルズではゴースト・バスターズのビル・マーレイの豪邸に寄りますが、ジョージア州で撮影したんだそうです。ロサンゼルスの映像は有名どころがたくさん出ていましたが、ゾンビが徘徊しているシーンは終末感が出ていましたね。
映画を見た日 2010年7月31日(土)
劇場 ヒューマントラストシネマ渋谷
混雑度 30%
製作年度 2009年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 88分
監督 ルーベン・フライシャー
出演 ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン
2010年07月10日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

[コメント]タイトルどおり無機質なサラリーマン生活を捨て、電車の運転士になった男の物語です。小さな男の子にとって将来なりたい職業の上位に電車の運転士がありますが、小さい頃の夢を実現するストーリーはいいですね。ただ、家族の事情はもう少し整理した脚本の方が良かったかと思いますし、タイトルも仮題のBATADENの方が良かったと思います。(大ヒットした「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフが参加していたことからあやかって改題したとか。)。予告編でストーリーはすべてわかってしまうのですが、それでもなお良い映画だと思います。評価は★★★★です。
[旅と映画]島根県を走るローカル私鉄・一畑電車が舞台です。実際には京王電鉄や南海電鉄の中古車を走らせている会社ですが、映画では廃車になったデハニ50形が復活しています。主人公の実家の前にある伊野灘駅や、スイッチバックの一畑口駅、車庫のある雲州平田駅、終着駅の出雲大社前駅もたっぷり登場します。そして、現実でもそのようなのですが、一畑電車は研修体制が無いため京王電鉄に委託しています。京王電鉄7000系や平山の研修所、若葉台の車庫、競馬場線などのシーンも登場します。島根への帰省シーンでは夜行列車サンライズ出雲が出たり出張では新幹線が登場したりと、まさに電車マニア向けシーンが連続した映画でした。
映画を見た日 2010年7月10日(土)
劇場 ヒューマントラストシネマ有楽町
混雑度 100%
製作年度 2010年
製作国・地域 日本
上映時間 130分
監督 錦織良成
出演 中井貴一、高島礼子、本仮屋ユイカ、三浦貴大、奈良岡朋子
2010年07月08日
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

[コメント]デンマーク映画「ある愛の風景」のリメーク作品です。戦争による傷ついた家族を描きます。主演のトビー・マグワイアはどうしてもスパイダーマンの印象が強いのですが、この映画ではかなりゲッソリとしてやつれた表情も良く出て、いい演技してました。デンマーク映画が原作なのに、内容的にはいかにもアメリカ映画になってしまったのは、さすがハリウッドですね。。評価は★★★★です。
[旅と映画]舞台はアメリカとアフガニスタンです。アメリカの舞台の詳細な場所は見逃してしまいましたが、アフガニスタンとして出ている風景はアメリカのニューメキシコ州なんだそうです。どちらも行ったことは無いのですが、荒涼とした風景が印象深いですね。
映画を見た日 2010年7月8日(木)
劇場 シネセゾン渋谷
混雑度 70%
製作年度 2009年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 100分
監督 トッド・フィリップス
出演 ブラッドレイ・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ
ザ・ウォーカー

[コメント]デンゼル・ワシントン主演のSFアクション映画です。荒廃したアメリカで主人公が本を西へ運ぶのですが、ストーリーは大体読めてしまいます。宗教との絡めが中途半端で残念でした。ただ、荒廃した雰囲気を醸し出す映像はいいですね。評価は★★★です。
[旅と映画]この映画も荒涼としたシーンはニューメキシコ州で撮影されたとのことです。そして、西へ運ぶウォーカーの終着地はサンフランシスコでした。最後はサンフランシスコ湾内のアルカトラズ島が舞台です。サンフランシスコ周辺は随分前に行きましたが懐かしい風景でした。
映画を見た日 2010年7月8日(木)
劇場 ヒューマントラストシネマ渋谷
混雑度 20%
製作年度 2010年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 118分
監督 アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ
出演 デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・キュニス、ジェニファー・ビールス
2010年06月20日
マイ・ブラザー

[コメント]デンマーク映画「ある愛の風景」のリメーク作品です。戦争による傷ついた家族を描きます。主演のトビー・マグワイアはどうしてもスパイダーマンの印象が強いのですが、この映画ではかなりゲッソリとしてやつれた表情も良く出て、いい演技してました。デンマーク映画が原作なのに、内容的にはいかにもアメリカ映画になってしまったのは、さすがハリウッドですね。。評価は★★★★です。
[旅と映画]舞台はアメリカとアフガニスタンです。アメリカの舞台の詳細な場所は見逃してしまいましたが、アフガニスタンとして出ている風景はアメリカのニューメキシコ州なんだそうです。どちらも行ったことは無いのですが、荒涼とした風景が印象深いですね。
映画を見た日 2010年6月20日(日)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 70%
製作年度 2009年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 104分
監督 ジム・シェリダン
出演 トビー・マグワイア、ジェイク・ジレンホール、ナタリー・ポートマン、サム・シェパード、クリフトン・コリンズ・Jr
ブライト・スター いちばん美しい恋の詩
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[コメント]イギリスの詩人ジョン・キーツとその恋人ファニー・ブローンの悲恋を描いた映画です。ジョン・キーツの詩が全編に散りばめられています。、恋愛についての詩も多く、詩の教養のある方にはぴったりの映画だと思います。ただ、詩にあまり興味が無いと退屈になりますので、見る人を厳選する映画です。(私には合いませんでした。)受賞はならなかったもののアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた19世紀のイギリスの衣装は見応えがありました。評価は★★です。
[旅と映画]舞台はイギリス・ロンドン郊外のハムステッドです。自然に囲まれた映像が映りますが、今ではハムステッドはロンドンの一部で住宅街になってますね。ヨーロッパは比較的古い町並みが残ってますがハムステッドは全く別の町のようです。
映画を見た日 2010年6月20日(日)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 30%
製作年度 2009年
製作国・地域 イギリス、オーストリア、フランス
上映時間 119分
監督 ジェーン・カンピオン
出演 アビー・コーニッシュ、ベン・ウィショー、ポール・シュナイダー、ケリー・フォックス、トーマス・サングスター
2010年05月31日
処刑人II

[コメント]1作目は観ていないのですが、10年ぶりの続編だそうです。映画のタイトルや予告編からはアクション映画かと思いましたが、実際はコメディ色の強い映画でした。しかもこのコメディは前作を観ていないとわからない内容で、面白さが全く伝わりませんでした。前作はテレビでも深夜枠で放映があったようで、観ておけばよかったです。評価は前作を観ていれば変わるかもしれませんが、★★★です。
[旅と映画]冒頭の舞台はアイルランドですが、すぐにアメリカ・ボストンに移ります。教会を始め町中のシーンが多く、ボストンに詳しい方なら見覚えがある風景が数多く出てくることと思います。(私はボストンは行ったことが無いので、ちょっとわからないのですが。)
映画を見た日 2010年5月30日(月)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 20%
製作年度 2009年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 118分
監督 トロイ・ダフィー
出演 ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、クリフトン・コリンズ・Jr、ジュリー・ベンツ、ジャド・ネルソン
2010年05月22日
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を

[コメント]フランスの大御所の歌手ジョニー・アリディを主役に据えた香港ノアールです。ストーリーの細かなところは若干違和感も覚えるものの、映像センスの良さと男たちの仁義で引き込まれます。アンソニー・ウォンを始めとした香港の殺し屋3人がいいですね。自転車のシーンと3人組とマフィアの対決シーンは印象的でした。セリフは大半が非常に平易な英語ですので、誰でも簡単に理解できるのも良い点です。(一部、フランス語と広東語がありますが。)ただ、長すぎる仁侠映画のような邦題は、ちょっと頂けないですね。原題は「復仇」とシンプルです。。評価は★★★★です。
[旅と映画]舞台はマカオと香港です。マカオは最近では世界遺産の町として日本で宣伝されていますが、やはりこの町はギャンブルの町ですね。有名なホテル・リスボアなどが出てきます。私もマカオに足を運んだことがありますが、随分開発されたようで、昔ながらのマカオは世界遺産地区だけなんでしょうね。
映画を見た日 2010年5月22日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 110%(立ち見!)
製作年度 2009年
製作国・地域 香港、フランス
上映時間 109分
監督 ジョニー・トー
出演 ジョニー・アリディ、シルヴィー・テステュー、アンソニー・ウォン、ラム・カートン、ラム・シュー、サイモン・ヤム
ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い

[コメント]モーツアルト作曲のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を台本作家ロレンツォ・ダ・ポンテの視点で描いた作品です。モーツアルトの素晴らしい旋律が散りばめられたシーンと豪華なオペラシーンは秀逸です。「ドン・ジョヴァンニ」の制作過程がよくわかるのがいいですね。評価は★★★★です。
[旅と映画]冒頭はイタリアのヴェネツィアから始まります。有名な運河が効果的に使われましたね。その後は舞台をオーストリアのウィーンに移します。ウィーンの俯瞰はCGのみですが、当時は今のリンクが無く城壁だったんですよね。
映画を見た日 2010年5月22日(土)
劇場 銀座テアトルシネマ
混雑度 80%
製作年度 2008年
製作国・地域 イタリア、スペイン
上映時間 127分
監督 カルロス・サウラ
出演 ロレンツォ・バルドゥッチ、リノ・グアンチャーレ、エミリア・ヴェルジネッリ、トビアス・モレッティ、エンニオ・ファンタスティキーニ
2010年04月25日
アイガー北壁

[コメント]1936年の史実をもとにした映画です。映画後半でアイガー北壁に挑むの登山シーンは迫力が素晴らしく、映画館で見る価値があります。良く撮影できたものだと本当に感心です。そして、悲劇的なストーリーも感慨深いものでした。山岳映画の中では最高の出来だと思います。ただ、前半がやや単調なのだけが残念でした。。評価は★★★★です。
[旅と映画]アイガーは「スイス・アルプスのユングフラウとアレッチ」として世界遺産に登録されています。この素晴らしい景色を映画館の大画面で観ることができるのは本当に素晴らしいです。そして、興味深いのは1930年代を再現していることです。ユングフラウ鉄道やヴェンゲルンアルプ鉄道はもちろん旧型車で映像に出てきます。麓のクライデシャイデックのホテルも現存しているとのことです。私も以前、アイガー北壁に作られたアイガーヴァント駅で眺めを楽しみましたが、ここで壮絶な歴史があったんですね。
映画を見た日 2010年4月25日(日)
劇場 ヒューマントラストシネマ有楽町
混雑度 80%
製作年度 2008年
製作国・地域 ドイツ、オーストリア、スイス
上映時間 127分
監督 フィリップ・シュテルツェル
出演 ベンノ・フユルマン、ヨハンナ・ヴォカレク、フロリアン・ルーカス、ウルリッヒ・トゥクル、ジーモン・シュヴァルツ
息もできない

[コメント]取立屋の暴力団一員を描いた韓国映画です。邦題は良く考えて付けられていて好印象ですが、原題は「糞バエ」です。セリフも「シバラマ(糞野郎)」を乱発したり、過激な家庭内暴力シーンや路上での暴力シーンがあったりと見るに耐えません。脚本があまりにもご都合主義でありえない設定でしたので共感できませんでした。そして、ストーリー自体は先が読めてしまいます。この映画は韓国映画ファンには高評価で、実際の劇場ではラストシーンで共感して泣いていた人も居ましたので、そういった方にはいいかと思います。。評価は★★です。
[旅と映画]有名観光地は出てこないので映像だけではどこの町かはっきりしませんが、ソウル市冠岳区での撮影なんだそうです。冠岳区は特に見どころは無いですね。。
映画を見た日 2010年4月25日(日)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 80%
製作年度 2009年
製作国・地域 韓国
上映時間 130分
監督 ヤン・イクチュン
出演 ヤン・イクチュン、キム・コッピ、イ・ファン、チョン・マンシク、ユン・スンフン
2010年04月10日
マイレージ、マイライフ

[コメント]2010年アカデミー賞で作品賞など5部門でノミネートされたものの、残念ながら受賞はなりませんでした。冒頭からマイレージマニアが喜ぶネタ満載でテンポ良く進みますが、後半はアメリカのよくあるラブコメディーになってしまったのが残念です。でも、一般受けするにはこの方がいいんでしょうね。原題は「Up in the Air」で、原題をそのまま片仮名にする邦題が多い中、思い切った邦題は素晴らしいですね。旅行好きの方ならとっても楽しめる作品です。評価は★★★★です。
[旅と映画]冒頭の全米各地の上空からの映像は見どころです。詳しい方ならテロップが出る前に場所がわかると思います。そして、何と言っても目に付くのは、アメリカン航空、ヒルトンホテル、ハーツレンタカーです。日本でも航空会社ベタベタの映画はありますが、こちらも凄いです。まぁ、マイレージマニアは1社に集約して利用しますので、こういう設定も普通に受け入れられますね。
映画を見た日 2010年4月10日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 60%
製作年度 2009年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 109分
監督 ジェイソン・ライトマン
出演 ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック、ジェイソン・ベイトマン
2010年04月03日
ハート・ロッカー

[コメント]2010年アカデミー賞で作品賞など6部門を受賞した作品です。イラク戦争下の首都バグダッドを中心に活躍する米軍爆弾処理班を描いていきます。命懸けの任務は緊迫の連続です。米軍を描いた映画はアメリカ万歳になりがちですが、そこまでは描かれていないのはよかったですね。評価は★★★★です。
[旅と映画]現在の状況ではもちろんイラクでの撮影は治安上できないため、ヨルダンの首都アンマンで撮影されたとのことです。最近のバグダッドを訪れたことがある方はあまり居ないと思いますので騙せてしまいますが、実際はかなり違うのかも知れませんね。イラクは歴史ある国で見どころも多いので、平和が訪れ観光できるようになるといいですね。
映画を見た日 2010年4月3日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 80%
製作年度 2009年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 131分
監督 キャスリン・ビグロー
出演 ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、クリスチャン・カマルゴ
2010年02月17日
牛の鈴音

[コメント]韓国で大ヒットを記録したドキュメンタリー映画です。ただ、ドキュメンタリー映画といいながらも、台本を読んでいるようなセリフの乱発と、なぜか絶妙なタイミングで鳴る同じ音色の人口の鈴の音色が耳障りに感じられました。韓国では農業の近代化への反省も目新しさとして捉えられているようですが、既に農業が多様化している日本では新鮮味は無いですし。評価は★です。
[旅と映画]舞台は韓国の慶尚北道奉化郡の農村です。日本海岸より少々内陸に入ったゆるやかな起伏のある風景が広がるところです。韓国の観光地の多くにも足を伸ばしましたが、このあたりは観光地は特に無いので私も行ったことはないですね。
映画を見た日 2010年2月17日(水)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 60%
製作年度 2009年
製作国・地域 韓国
上映時間 78分
監督 イ・チュンニョル
出演 チェ・ウォンギュン、イ・サムスン
2010年01月30日
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

[コメント]スウェーデンで大ブレイクし、その後世界中で話題に火がつき、日本でも2010年版「このミステリーがすごい!」海外偏2位を獲得した原作の映画化です。北欧映画というと爽やかなイメージがありますが、あまりにも強烈な映像と脚本で2時間半あまりという長時間もあっという間に過ぎてしまいます。今までにないミステリーだけに、次回作も期待できそうです。評価は★★★★です。
[旅と映画]舞台はスウェーデンのストックホルムと郊外の島です。ミカエルが当初は車に乗れない設定だっただけに、郊外の移動シーンにはスウェーデン国鉄なども登場し旅情を誘います。そして何よりもストックホルムの綺麗な街並みが印象的です。(以前、行ったときを思い出しました。)
映画を見た日 2010年1月23日(土)
劇場 シネ・リーブル池袋
混雑度 80%
製作年度 2009年
製作国・地域 スウェーデン、デンマーク、ドイツ
上映時間 153分
監督 ソロン・スターモス
出演 ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス、スヴェン=ベルティル・タウベ
2010年01月23日
キャピタリズム〜マネーは踊る〜

[コメント]2008年秋の金融危機とその後の経済の低迷をコメディタッチで描いたドキュメンタリー映画です。冒頭のローマ帝国、そして拝金主義のキリストのコメディで笑いを誘います。そして、過当競争でアメリカの民間航空会社のパイロットの賃金がマックのバイトより安い年収180万だと紹介していいます。(逆に日本はもらい過ぎですが。)核心に進みゴールドマン・サックスがアメリカだけでなく世界の政治・経済を牛耳ってると説いていきます。歴代の米大統領や財務大臣を知っている方には楽しく見ることが出来るでしょう。評価は★★★★★です。
[旅と映画]舞台はウォール街、デトロイト、ニューオーリンズなど全米各地です。特にウォール街の有名企業やGMにマイケル・ムーアが突撃取材するシーンはベタベタですが、絵にはなりますね。
映画を見た日 2010年1月23日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 90%
製作年度 2009年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 120分
監督 マイケル・ムーア
出演 マイケル・ムーア
2010年01月09日
ずっとあなたを愛してる

[コメント]自分の子供を殺し、刑期を終えて出所した姉と妹を取り巻くドラマです。俳優の演技が良いため映画にはなっていますので高評価を受けている作品ですが、脚本はもうちょっと奥が深くても良いかと思います。評価は★★★です。
[旅と映画]舞台はフランス北部ロレーヌ地区のナンシーです。ナンシーの中心部にあるスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場は世界遺産に指定されていますので、いつかは行きたいですね。
映画を見た日 2010年1月9日(土)
劇場 銀座テアトルシネマ
混雑度 100%
製作年度 2008年
製作国・地域 フランス
上映時間 117分
監督 フィリップ・クローデル
出演 クリスティン・スコット・トーマス、エルザ・ジルベルスタイン、セルジュ・アザナヴィシウス、ロラン・グレヴィル
2009年12月23日
いのちの山河〜日本の青空II〜

[コメント]岩手県沢内村での実話をもとにした映画です。無医村の雪深い貧乏な山村で村長が前例の無い取り組みを成功させていく姿は感動的です。一部の間の抜けたコメディと長々としたエンドロールは興醒めでしたが、それ以外は大変素晴らしい映画でした。上映館がほとんど無いのが残念ですね。評価は★★★★です。
[旅と映画]秋田県境に接する岩手県沢内村(今の西和賀町)が舞台です。西和賀町は湯田町との合併で誕生した町で旧湯田町にはJR北上線も高速道路(秋田道)も走っていますが旧沢内村には走っていません。降雪期で無い時期にJRで旧湯田町を通過したことがあるだけですが、冬の旧沢内村は本当に大変そうですね。
映画を見た日 2009年12月19日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 80%
製作年度 2009年
製作国・地域 日本
上映時間 120分
監督 大澤豊
出演 長谷川初範、とよた真帆、加藤剛、大鶴義丹、宍戸開、小林綾子
2009年12月19日
ジュリー&ジュリア

[コメント]2人の実在女性のストーリーを元にした作品です。ジュリア・チャイルドはアメリカでは誰でも知っているような料理研究家のようですが、私は知りませんでした。メリル・ストリープは演技派だけに本人を真似てるんでしょうが、本人を知らないだけに逆に演技が鼻に付いたのが残念でした。また、2人のストーリーを交互に流す演出をしていますが、話がクロスオーバーしまとまっていくわけでもありませんでした。数々のフランス料理の映像も期待してましたが、日本人がイメージする日本風にアレンジされたフランス料理とは全く異なる、アメリカ家庭料理としてのフランス料理でしたので期待はずれでした。前評判が良く期待が大きすぎたのかも知れませんね。。評価は★★★です。
[旅と映画]ジュリーの場面は現代のニューヨークなのですが、ジュリアの場面は50年前のフランス・パリです。当時の車が行き交う街並みや、当時の車両が映るメトロの駅のシーンは良く再現したと感心しました。
映画を見た日 2009年12月19日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 110%(立ち見!)
製作年度 2009年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 123分
監督 ノーラ・エフロン
出演 メリル・ストリープ、エイミー・アダムス、スタンリー・トゥッチ、クリス・メッシーナ
2009年11月21日
沈まぬ太陽

[コメント]国民航空(モデルは日本航空)の労働組合長と国民航空の置かれた状況を描いた大作です。インターミッション(途中休憩)がある映画を劇場で観るのは邦画では初めてでした。(洋画は今年アラビアのロレンスで見ましたが。)日本航空が破綻寸前の今という絶妙な時期の映画化は、日本航空にはもう圧力を掛ける余裕も無くなってきたことの現れでしょうか。大物俳優が多く出演し、落ち着いて観ることが出来るのがいいですね。特に、三浦友和の演技がいいですね。テーマの重さと多くの海外シーンによる世界感の広がりで長時間もあっという間でした。日本アカデミー賞最有力候補でしょうか。評価は★★★★です。
[旅と映画]羽田空港旅客ターミナル内のシーンが何度も出ますが、現在はビッグバードに変わってしまったため、タイ・バンコクのドンムアン空港を羽田空港に見立てたんだそうです。バンコクも国際線がドンムアンからスワンナプームに移ってしまいましたが、以前利用したドンムアンが懐かしいですね。テヘラン、カラチ、ナイロビなども海外情緒があります。ただ、ジャンボジェットの映像シーンはCGなのですが、CGのレベルがあまりにも低いのは残念でした。
映画を見た日 2009年11月21日(土)
劇場 パルコ調布キネマ
混雑度 50%
製作年度 2009年
製作国・地域 日本
上映時間 202分
監督 若松節朗
出演 渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二
2009年11月11日
パイレーツ・ロック

[コメント]1960年代に実在した海賊ラジオ局をモチーフにした映画です。大物俳優の出演と、ミスター・ビーンやブリジットジョーンズの日記の脚本を手がけたリチャード・カーティス監督ならではの安心して楽しめる作品になってます。私は余り多くの曲は知らないのですが、60年代のロックが全編に散りばめられているので、当時の若者世代にとっては懐かしさが溢れる作品なんだと思います。評価は★★★★です。
[旅と映画]舞台はイギリス沿岸の公海上の船上です。ただ、パブに飲み歩いたり、ビッグベンが映ったりとロンドン市内のおなじみの場所が映ります。
映画を見た日 2009年11月11日(火)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 50%
製作年度 2009年
製作国・地域 イギリス、ドイツ
上映時間 106分
監督 リチャード・カーティス
出演 フィリップ・シーモア・ホフマン、トム・スターリッジ、ビル・ナイ、リス・エヴァンス、ニック・フロスト
2009年10月12日
あの日、欲望の大地で

[コメント]「バベル」の脚本家、ギジェルモ・アリアガによる監督・脚本作品です。ギジェルモらしく、時空が全く別のストーリーが入り組んでストーリーが進んでいきますので最初は状況の把握がややこしいのですが、最後は一つに繋がります。俳優の演技も素晴らしいのですが、何と言っても脚本の出来の良さが秀逸です。評価は★★★★です。
[旅と映画]舞台はアメリカ、オレゴン州ポートランドとニューメキシコ州、そしてメキシコです。ポートランドのレストランや街中のシーンも多いのですが、やはり印象に残るのは冒頭のトレーラーハウスなどのニューメキシコのシーンですね。アメリカは広いので風景は全然違いますね。
映画を見た日 2009年10月12日(祝)
劇場 銀座テアトルシネマ
混雑度 50%
製作年度 2008年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 106分
監督 ギジェルモ・アリアガ
出演 シャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、ジェニファー・ローレンス、ジョン・コーベット、ヨアキム・デ・アルメイダ
2009年10月03日
男と女の不都合な真実

[コメント]ハリウッドの典型的なラブコメディ映画です。下ネタ満載ですが、明るくテンポが良いので楽しく観ることが出来ますね。主演の二人がいい演技をしています。特にジェラルド・バトラーの軽い演技は意外にもいいですね。ただ、原題「The Ugly Truth」の邦題としては、ちょっと違和感を感じました。ゴア氏のノーベル平和賞受賞の契機となった映画「不都合な真実」を引っ掛けるのはどうかなぁ、と。評価は★★★です。
[旅と映画]舞台はカリフォルニア州サクラメントです。オープニングにはサクラメント上空からのシーンが映りました。サクラメントはカリフォルニア州の州都ですが、カリフォルニアの太平洋岸の大都市と違ってコンパクトにまとまってますね。晴れ渡る紫外線が強そうな映像もカリフォルニアらしいですね。
映画を見た日 2009年10月3日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 30%
製作年度 2009年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 95分
監督 ロバート・ルケティック
出演 キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー、エリック・ウィンター、ジョン・マイケル・ヒギンズ
2009年08月15日
コネクテッド

[コメント]ハリウッド映画「セルラー」をリメイクした香港映画です。腐敗した警察、派手なアクションシーンなど、香港がぴったりとあう作品になってます。スピード感溢れる展開の中にもコメディタッチを織り込み、最後まで飽きさせない演出もいいですね。広東語と普通語の使い分けがされているので、これが分かるともっと楽しめるんでしょうね。俳優陣も実力派揃いで、素晴らしい作品でした。評価は★★★★です。
[旅と映画]高層ビルが林立し、ひっきりなしに人や車が往来する香港ならではのシーンが満載です。クライマックスは香港国際空港(チェクラップコク空港)でのシーンですね。私も何回も行ったことがありますが、空港での大胆な撮影は圧巻です。
映画を見た日 2009年8月15日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 80%
製作年度 2008年
製作国・地域 中国(香港)
上映時間 110分
監督 ベニー・チャン
出演 ルイス・クー、バービー・スー、ニック・チョン、リウ・イエ
ココ・シャネル

[コメント]フランスのファッションブランド「シャネル」を創業したココ・シャネルの伝記映画です。不遇な環境で育ったシャネルが、運も味方につけてファッションの才能を花開かせたサクセスストーリーになってます。数々のシャネル製品もスクリーンに登場しますので、女性にとっては興味深い作品だと思います。ただ、タバコを吸うシーンが異常に多いので、タバコが嫌いな方には目障りかも知れませんね。評価は★★★★です。
[旅と映画]パリと郊外が舞台です。ココ・シャネルが最初に店を出したパリのカンボン通り21番地は地下鉄マドレーヌ駅のすぐ近くで、立地はすばらしいですね。(映画の通り、その後、すぐ近くのカンボン通り31番地に移転し現在も営業中です。)フランスへ旅したくなる映画です。
映画を見た日 2009年8月15日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 80%
製作年度 2008年
製作国・地域 アメリカ、フランス、イタリア
上映時間 138分
監督 クリスチャン・デュゲイ
出演 シャーリー・マクレーン、バルボラ・ボブローヴァ、マルコム・マクダウェル、サガモア・ステヴナン、オリヴィエ・シトリュク
2009年07月23日
マンマ・ミーア!

[コメント]ミュージカルの映画化作品です。ミュージカルが映画化になると演出の違いから雰囲気が変わってしまうのが普通ですが、この作品はミュージカルの演出家が映画の監督をしていますので、全編に流れるABBAの名曲も含めてミュージカルの良いところを映画に凝集した感じです。ミュージカルはロンドン・ウェストエンドで初演が行われたということもあり、イギリスではタイタニックを抜いて歴代トップのヒット映画になったそうです。評価は★★★★です。
[旅と映画]ギリシャのエーゲ海に浮かぶ島が舞台です。島の名前は出てきませんが、エーゲ海北部にある日本人があまり行かないスコペロス島とスキアトス島で撮影されたんだそうです。ギリシャのエーゲ海の島には行ったことがありますが、エーゲ海の青さとギリシャの白い街並みは素晴らしいですよね。
映画を見た日 2009年7月23日(木)
劇場 パルテノン多摩
混雑度 80%
製作年度 2008年
製作国・地域 イギリス、アメリカ
上映時間 108分
監督 フィリダ・ロイド
出演 メリル・ストリープ、アマンダ・セイフリード、ジュリー・ウォルターズ、クリスティーン・バランスキー、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド
2009年07月19日
レスラー

[コメント]制作サイドの言いなりにならず監督が主役としてミーキー・ロークを起用したために予算を大幅に削られながらも作成した映画です。大ベテランとなったかつての人気レスラーの悲哀を格闘シーンを交えて繰り広げられるヒューマンドラマになっています。評価は★★★★です。
[旅と映画]低予算映画ですので全編ほとんどアメリカ・ニュージャージー州内で撮影されています。主人公の住む簡易住宅(Mobile Home)は、いかにもアメリカという生活感が伝わってきます。地域密着型のプロレス興行シーンもいいですね。
映画を見た日 2009年7月19日(日)
劇場 テアトルタイムズスクウェア
混雑度 70%
製作年度 2008年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 115分
監督 ダーレン・アロノフスキー
出演 ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マーク・マーゴリス
2009年07月04日
ディア・ドクター

[コメント]僻地医療について取り上げたヒューマンドラマです。重くなりがちなテーマを軽妙に演出していくのは、脚本・演出も全て自分でこなす西川監督の技量でしょう。大物俳優の演技も素晴らしく、立ち見になるまでお客さんが詰め掛ける理由がわかります。評価は★★★★です。
[旅と映画]映画の設定は山あいの過疎の村ですが、実際には茨城県常陸太田市で撮影されています。診療所や住宅は市の施設を使ったんだそうです。常陸大田と言えば、徳川光圀が隠居していた西山荘や72年に1回しか行われない金砂神社磯出大祭礼が有名ですね。ただ、映画に登場するJR水郡線の上菅谷駅は常陸太田支線の分岐駅ではありますが、行政上は常陸大田市では無いです。
映画を見た日 2009年7月4日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 105%(立ち見!)
製作年度 2009年
製作国・地域 日本
上映時間 127分
監督 西川美和
出演 笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、井川遥、香川照之、八千草薫
群青 愛が沈んだ海の色

[コメント]映画のオープニングには20世紀フォックスのファンファーレが流れます。ハリウッド映画では無いのに何故?と思っていたら20世紀フォックスの日本進出作品なんだそうです。小説を原作とした本作ですが、ストーリーが読めてしまいますし、矛盾点も数多く目に付いてしまいます。特に水深数百メートルに生息する宝石珊瑚を素潜りで採るというのは明らかにおかしいですね。原作の設定は石垣島周辺の離島となっていて本作もそのままとなっていますが、実際は渡名喜島で撮影されていて海や島の映像は素晴らしく、これだけがこの映画の救いです。映画の脚本としては舞台を渡名喜島に変えた方が良かったですね。評価は★★★です。
[旅と映画]映画の舞台は沖縄の離島・渡名喜島です。沖縄本島と久米島の間に位置する渡名喜島ですが、八重山や宮古、久米島、慶良間のように観光客は多くは訪れないところで、私もまだ行ったことがないので行きたい島のひとつです。映画を観るとすぐにでも渡名喜島に行きたくなりますね。
映画を見た日 2009年7月4日(土)
劇場 新宿武蔵野館
混雑度 95%(ほぼ満席)
製作年度 2009年
製作国・地域 日本
上映時間 119分
監督 中川陽介
出演 長澤まさみ、佐々木蔵之介、福士誠治、良知真次、田中美里
2009年06月25日
南極料理人

[コメント]南極観測隊の実話を元にした原作の映画化作品で、閉鎖型コメディになっています。1年を超える期間、狭い空間での男だけの生活観は伝わってきますが、独特のコメディタッチは観客との相性を選ぶ感じです。原作はヒット作ですが、映画化はちょっと厳しい感じがしました。評価は★★です。
[旅と映画]舞台は南極のドームふじ基地です。とはいっても実際に南極での撮影ではなく、網走市と大空町で撮影したようです。一面の銀世界は南極を彷彿とさせますね。
映画を見た日 2008年6月25日(木)
劇場 ル テアトル銀座
混雑度 80%
製作年度 2009年
製作国・地域 日本
上映時間 125分
監督 沖田修一
出演 堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補
