2009年08月06日

難聴者は犬ではないです!

090804-212947.jpg仕事で、未確定情報を他者に伝えたというので上司に「決まってから伝えればいいんだ、それはやっちゃダメ、ダメ!いい?ダメ!」と言われた。
まるで犬に言うような言い方だ。それも伝えた人が聞きに来てその面前で言う。何でそんな言い方をするのだろうか。

上司は業務のストレスが原因なのか、私に対して感情の起伏が激しい。そういう言い方をした割には、けろっとしている(ようにみえる)。
難聴者の部下にスムーズに話が伝わらない、コミュニケーションが出来ないのが彼の精神衛生上不快なのだろうか。私のコミュニケーションの努力が足りないのだろうか。

福祉に係わるボランティアも含めて、難聴者と接する人の「ケア」が必要ということは聞いている。

難聴者も、コミュニケーション不全による不満足感に加えて、中・壮年期に入れば、仕事の環境が変わったり、将来の生活設計の見通しが立たないとか、加齢による健康上の不安が増したり、家庭の変化など心身に大きな影響を受けやすくなる。
自分で自分がどうなっているのか分からないというのは、「更年期」みたいだ。

河井隼雄の「カウンセリングの実際問題」(1970)をbookoffで入手した。カウンセリングの基本が「話を聞くことにある」とある。クライアントが話すことがだんだんなくなってきて、深層心理に潜む問題も話すようになり、そのことで本人が問題の所在とそのことを従来と違った見方をするようになると言う。

カウンセリングはなかなか受ける機会がない。カウンセリングで話す代わりに、気の置けない友人に話すことでも、「心の旅」はできるのだろうか。


ラビット 記


Posted by ラビット at 19:18  |Comments(6)TrackBack(0) | 就労 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバックURL

http://blogs.dion.ne.jp/rabit/tb.cgi/8638529
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※半角英数字のみのトラックバックは受信されません。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのコメント
こんにちは。
私も4年前にカウンセリングを1年間受けたことがあります。確かにカウンセリングの基本は「話を聞くことにある」でした。聞いてくれることで自分の内側に潜んでいたものに気づくことだったなと。

実際に先生は私の話を聞き相槌と関連した質問しかしませんでした。
しかし診療を受けていくうちに、目の前の悩みが自分の過去との繋がりに変化し、古傷を無理やりこじ開けることとなり暫く苦しみました。
でも、この状態でも先生は誘導したり指示を出したりはしませんでした。
抜け出せたのも、家族にも言ったことのない自分の弱さをたくさん外に吐き、本当にグチグチと並べ立ててふっと気づきました。
「なんか細かいことでクヨクヨしているな〜。こんなことで人生終わっちゃうのかな〜。」と。
急にバカバカしくなりました。
下ばっかり見ていたんですね。それから、顔を上げて前を見るようにしています。『頑張ります!!』と言ってしまうと疲れてしまうので『頑張ってみます。』に止めています。
でも、体調によって前向きな考えが萎んでしまうことが結構あります。
これが、今私の課題ですね!

Posted by パンダうさ at 2009年08月10日 10:03
パンダうささん、コメントありがとうございました。

カウンセリングを受けられて、自分の本当の姿に気づかれて良かったですね。
パンダうささんのカウンセリングを受けようと思われたきっかけは何だったのでしょうか。
難聴者は確かに日頃のコミュニケーションがうまく行かない(不全)ので羞恥心、焦燥感、失望、周囲への不信、怒りなどいろいろな感情がわき起こってきますが、それを表に出すことなく、心のうちにためている人も多いです。
しかし、専門家の力を借りて、それを解消しようとする人は少ないと思います。自分の聞こえと周囲の理解が問題だと考えているからです。

難聴者問題のケアには、聞こえの改善とコミュニケーション技術の向上の他に、カウンセリングのエンパワメントが必要です。
エンパワメントの内容が系統的に整理されているかと言うと問題が多岐にわたるだけにまだ確立していないと思っています。
Posted by ラビット at 2009年08月14日 21:55
こんにちは。
反対に返事がいただけて嬉しいです。
私のきっかけは自分の子どもたちの目です。私の顔色を伺っているのに気づき「このままではいけない!」と受ける決心をしました。やはり、私と同じ思いをさせてはいけない、それなら自分が変わらないと考えたからです。
今では、自己を見つめなおした結果、自分自身に心のゆとりができたのではないかと思っています。

今回のお返事でエンパワメントという言葉を初めて聞きました。お恥ずかしい限りです。さっそく調べました。
『個人や集団が自分の人生の主人公となれるように力をつけて自分自身の生活や環境をよりコントロールできるようにしていくことである』
でよろしいでしょうか?
まだまだ知らないことが多そうです。気づくだけではなく、それからどうするかも地元の関係する場で難聴者の方たちと考えていきたいですね。
Posted by パンダうさ at 2009年08月19日 18:57
今年も宜しくお願いします^^
素敵なブログを拝見させていただきました。
とても良いブログだと思うのでこれからも
頑張って下さいね^^

お互い頑張りましょうね^^
Posted by 仲良くして下さい♪ at 2010年01月13日 11:15
このブログは、「難聴者の生活goo」に移行しました。
内容は全く同じですので、こちらにおいで下さい。

http://blog.goo.ne.jp/hearingrabbit/
Posted by ラビット at 2010年01月15日 07:20
はじめまして☆
素敵なサイトですね^^応援してますよ♪
Posted by 出会い at 2010年05月15日 11:58


 
※半角英数字のみのコメントは投稿できません。