2012年02月08日

懐かしの揚げパン

IMG_2592娘の給食の献立が減量あげパンというのを聞いて何か無性にあげパンが食べたくなりました。
私が小学生の頃は、あげパンのまえに『減量』なんて言葉がなく、とても大きなパンだったように記憶しています。そして、あげパンの日はとても給食の時間が待ち遠しかったです。その頃の給食は、今のようなご飯中心の献立ではなく、パン中心でした。このパンが問題で、コペパンや角食はゴワゴワしていて味がなく、食べられたものではなく、出来ることなら残したいと思う代物でした。
そんな中、月に一回ぐらいの頻度で献立にのぼる『あげぱん』は、コペパンや角食と違い、外はカリッと、中はしっとりとしていてフワフワでした。コペパンに比べると一回り大きいので、食べきれるかなと思うほどでしたが、ペロリと食べられます。本当に美味しかったです。

この懐かしの味を再現しようと、ネットで調べてみると意外と簡単に作れることが分かりました。でも、一つ気ががりな情報もありました。

なんと、「あげパンはコペパンを揚げたものだったんだよ」ということが書いてあります。

オイ、コラ、そんなバカな話があるかい!大きさは全然違うし、味も違うぞ。
でも、当時通っていた小学校は全校生徒が1200人いて、それを給食室で一気に作るとなると、それもありなのか?

てなわけで、妻に実験してもらいました。
生地から揚げるものと、コペパンを揚げるもの、さて、どちらが懐かしの味なのか?

生地はホームベーカリーで作ってもらって一次発酵まで済ませます。それから、形成して二次発酵。
その後、そのまま油で揚げるものと、オーブンで焼いてコペパンにしてから油で揚げたもの。

出来上がった、アツアツのものを食べてみると、生地を油で揚げたものは、まさに懐かしの味でした。
コペパンを揚げたものは、皮がパリパリのただのコペパンでした。これはもう、がっくりきます。

娘が学校から帰ってきて、減量揚げパンの話を聞いてみると、その中身はただのパンだと言います。な〜んだ、それはコペパンを揚げただけだなと、可哀想になりました。

いま思うと、私が小学生の頃の給食のおばさんというのは、こんなに手間隙かけて、あげパンを作ってくれていたんだと感動してしまいました。
美味しいあげパンありがとう!
今だから言えます。
 
Posted by らでぃか at 22:25  |Comments(0) | 日記

2012年02月06日

今日この頃

立春が過ぎたと思ったら、今日は朝から何とも暖かい一日でした。

まだ、小豆の選別作業は続いています。一日だいたい7時間近く座りながらやってます。
こうなると、すっかり運動不足になってしまうので、雪が積もった日以外は散歩に出かけます。
立春以前までは、外に出ると眉毛が凍ってしまうぐらいの寒さの時もあり、ダウンの下にフリースを着込んで歩いていました。でも、今日は-2、3℃ありダウンだけでも汗だくになってしまいました。
3月上旬なみの暖かさということで、今日から始まった札幌の雪まつりの雪像も汗をかいているのではないかと思うほどです。
この暖かさも2、3日で、また寒気が入ってくるようです。
暖かくなったり、寒くなったりを繰り返し、春がやってくるのでしょう。

春がくる以前に、ゆっくり温泉に浸かりたいなと思いながら、選別の手をはやめています。
 
Posted by らでぃか at 21:54  |Comments(0) | 日記

2012年01月31日

サプライズプレゼント

nouka山形の『手づくりパンNOUKA』さんからパンが届きました。
いや〜
びっくりしました。
先日の記事に、「食べてみないと美味しさがわからん」なんて書いたものだから・・・
申し訳ないです。不用意な発言はいけませんね。

でも、とてもうれしいです。
フタを開けてみると、パン屋さんの香りが漂ってきます。
そして、まさにズッシリ系のパンがでーんと座っていました。これがうちの小麦粉が変身したものなんですね。
その隣には手づくりのジャムなのでしょうか、紅玉のリンゴジャムも入っています。
NOUKAさん、ありがとう。

パンを切ってみると、外見とは違い中は柔らかです。そして、うちの小麦粉らしい香りがします。
味はしっかりホクシンの味がします。少し酸味がありますがとても美味しいです。

パンの中に、先ほどの?リンゴジャムとクリームチーズが入ったものがありました。
このジャムの酸味とクリームチーズの酸味がホクシン100%のパンに良く合います。

IMG_2553このパンを食べて、酸味のあるものを乗せればさらに美味しくなるんだなとヒントを得て、
自家製の鮭の飯寿司をのせてみました。
これはもう最高です。麹がクリームチーズみたいで酸味がありクリーミーです。
北欧の人はもしかして、こんな食べ方をしているのではないかと想像してしまいます。

今回、NOUKAさんは40mesh通しの小麦粉を使って作ってくれました。だから小麦粉本来の風味がとても強く出ていました。でも、素人の人が、この小麦粉を使いこなすというのは相当な腕が必要だと思いますよ。
良い子のみなさんは、40mesh通しの小麦粉100%でパンを焼こうなどと考えないで下さいね。
 
Posted by らでぃか at 21:28  |Comments(0) | 小麦

2012年01月26日

HP出来ました。いや、未完。

HP-TOP.JPG
長年作りたいと思っていた、販売用のホームページが未完ですが動くようになりました。
現在販売している商品がわかるようになっています。
一応、ショッピングカートも使えるように作っています。

でも、今まで購入して頂いたことのある方なら、メールでの注文の方が楽かも知れません。お好きな方を選択して下さい。

ホームページの方は、これから商品の詳しい情報や、畑の履歴、そしてどういうものを作ったら、美味しく頂けるのかなどなど、みなさまに役立つような情報を付け加えていきたいと思っています。

何か要望がありましたら、お知らせ下さい。
 
Posted by らでぃか at 23:06  |Comments(2) | お知らせ

2012年01月25日

小麦粉、お店でも買えます。

こむぎこお披露目田舎では、売れるかどうかわからないな〜
と、思いつつ、でも、求めている人がいるのなら、それは失礼なことだと思い、
鷹栖にあるお店に小麦粉を置いていただくことになりました。

妻のまめ好きは、昨日なが〜い時間をかけて、POP作りをしていました。
パソコンを使ってどうこうする人ではないので、手書きで頑張っています。
私がいうのも何ですが、なかなかよくできたなあと思います。

今日は、早速お店の人に売れました。こんな身近なところにパン作りが好きな人がいるんだなと少し驚きました。
近くに来たときには、ぜひのぞいてみてください。
チコリ
ここのお店は、地産・地消の店  『チコリ』 といいます。
鷹栖郵便局の隣にあります。
 
Posted by らでぃか at 16:09  |Comments(0) | 小麦 , お知らせ

2012年01月24日

お店に

NOUKAパンなんと、
うちの小麦粉がパンになって、お店に並びました。
そのお店とは、山形県村山市にある 『手づくりパンNOUKA』 さんです。

NOUKAさんにお客様からリクエストがあり、うちの小麦粉でパンを焼いたそうです。
写真のパンの他には、うちの黒小豆を餡にして、サンドイッチしたパンもあったそうです。

写真のパンで使った小麦粉はPremium(細かい)ではなくて、40mesh通し(粗い)の中力粉100%です。
やはり、膨らみにくかったそうですが、流石はプロです。私にはそんな風には見えません。

小麦粉の注文時に、細かい粉と粗い粉があるけど、どちらがいいですかと聞くと、香りが大事だから粗いのでいいですと言われました。パン屋さんですから当たり前ですが、粉のことをよく分かっているなと感心しました。

このパンどんな味がするんでしょうね。
山形の義妹は美味しいと言っていたけど、それじゃーわからん。
食べてみたいです。


うちの小麦粉は、手づくりパンNOUKAさん以外にも、購入してくれたお客さんが、パンやお菓子を焼いてくれ、それをブログに次々upしてくれています。本当にありがたいです。
クローバーさん、ボリジさん、ごまさばさん、iぐるめさん
どうもありがとうございます。

連絡が遅れましたが、小麦粉クラブがgooブログに移動しています。のぞいてみてください。

 
Posted by らでぃか at 12:56  |Comments(2) | 小麦 , 日記

2012年01月13日

小麦粉の営業へ

スコーン1今日は、旭川に小麦粉の営業に行って来ました。小麦粉を使ってこだわったものを作っているだろうと思われるお店です。店の方と話をしていると、わかってはいた事ですがやはり食材にはお金を掛けられないそうです。今はバターが高いし等々・・・今使っている国産の小麦粉の値段を聞くと、うちの小麦粉の1/2でした。うちの小麦粉は他の自然栽培のものに比べればかなりお安い値段に設定していますが、それでも普通の小麦粉に比べれば高いんだよね。
経営のことを考えるとしようがないんだよなと諦めつつ、もっとこだわりを持ったお店は無いんかーと叫びたくなります。
このごろ、めっきり心から美味しいと思えるお店がなくなりました。下手するとよっぽどジャンキーの方が美味しいと思える時もあります。

スコーン2うちに帰ってくると、娘が作ったスコーンが待っていました。何かホッとします。バターたっぷりの贅沢スコーンです。
作り方はこちら
 
Posted by らでぃか at 22:28  |Comments(4) | 日記

自然栽培歴について

2011年産の小豆、大豆、黒小豆、黒大豆、中力粉、ふすまを販売してきました。お陰様で大豆、黒小豆、黒大豆は完売しました。
現在は、小豆、中力粉、ふすまを販売中です。

先日、お客様からお問い合わせがあり、「販売している作物は無肥料自然栽培を始めて何年経過した畑で栽培したものですか?」というものでした。
確かに、うちの作物を購入してくれるお客様の多くは、肥料も農薬も使わないで育てたものを求めていて、畑にケミカルなものがどのくらい残っているのか気になるものです。それをわかっていながら販売時に表示していないのは、いかにも不親切だったなと反省しています。

そこで、遅ればせながら自然栽培歴を記載しておきます。

・小豆、大豆、小麦(中力粉、ふすま)
  自然栽培を始めて5年目の圃場で栽培しています。

・黒小豆、黒大豆
  自然栽培を始めて4年目の圃場で栽培しています。

すべて、自家採種したものを種として使用しています。
 
Posted by らでぃか at 19:56  |Comments(0) | お知らせ

2012年01月09日

小麦粉バージョンアップしました。

粉比較うちの小麦粉の製パン性を向上させようと、小麦粉のバージョンアップを試みました。
今までは40meshの篩までのふるい通しでした。これをもう一段階細かい60meshの篩を通すことにしました。これにより、粒の細かさが揃い、そして、フスマ分をさらに除くことが出来ました。
このことで、今まで、フスマ分の量によって一番粉、二番粉と分類していましたが、60meshを通すことによりフスマ分の濃度の差がなくなり、中力粉として統一しました。
ホームベーカリーを使った食パンでは、市販の強力粉と、うちの中力全粒粉を半々で使用しても、生地のキメが細かく、市販の強力粉だけでは味わえない、小麦粉の旨みを感じる食パンに仕上がりました。
柔らかいので、口当たりもよくパクパク食べられます。

それから、ふすまですが、これから販売するふすまは40meshと60meshの間の粒度のものを提供します。これは、今まで販売していた中力粉(一番粉、二番粉)に含まれていたフスマ分です。
この『ふすま』をこれから販売する中力粉に混合することにより、クッキー等の焼き菓子に使う場合、サクサクの香ばしいお菓子に焼きあげることができます。もちろん市販の小麦粉に混ぜても良いと思います。
この『ふすま』は、市販のものよりもフスマ分は少なめで、小麦粉分も含まれています。

このバージョンアップにより、小麦の歩留まりは83.6%から74.5%まで落ちました。また、製粉にかかる時間も1.5倍に増えました。でも、価格は今までと同じ1kg 600円に据え置きます。
というのは、私自身、一回このプレミアムな粉を使ってしまうと、もう今までの粉には戻れなくなてしまったのです。自分たちだけこの粉を使うのは申し訳なくて、今まで購入して頂いているお客様にも快適に使ってもらいたいなという気持ちからです。ぜひ、この進化を体験してみてください。

コペパン新中力粉7割いま妻は、このPremiumな粉を使ってコペパンづくりを試しています。今のところ新中力粉7割と市販強力粉3割の比率の粉でも柔らかくてフワフワのパンが焼き上がっています。今度は新中力粉100%で試してみるようです。また、報告します。
HBTEST2
従来の全粒粉:らでぃか中力全粒粉(一番粉)40meshの篩を通したもの
新全粒粉:らでぃか中力全粒粉60meshの篩を通したもの
強力粉:O社強力粉


上の粉の写真は左から、O社強力粉、らでぃか『中力粉』、らでぃか『ふすま』です。
 
Posted by らでぃか at 22:53  |Comments(6) | 小麦 , お知らせ

2012年01月08日

宇宙について考えてみる

ブラウニー本屋に行ったら、
『宇宙は本当にひとつなのか』
という本が目にとまったので読んでみました。
年前から、暗黒物質とか暗黒エネルギーとか、新聞やラジオなんかで聞いていたので、一体どんなものなのだろうと気にはなっていました。私としては、暗黒とかダークとか何か悪いイメージを連想させます。
この本によると、宇宙というのは星などの目に見える物質が5%未満であと残りが、ダークマターやダークエネルギーだと言うのです。確かに、地球に一番近い月に行くのにも時間がかかるわけで、その間には見た目、なんにも無いように見えます。そう考えると宇宙には目に見える物質は5%未満というのはわかるような気がします。
だけど、何にも見えないところに、その問題のダークなものがあるらしいのです。それも、宇宙のエネルギーの95%も。
そのダークなものの正体は未だにわかってはいないのですが、これがあると仮定しないと、この宇宙を説明しにくいんだって。私達が見ている星空さえも作ることが出来なくなるらしいです。

宇宙は今も膨張して大きくなっているということを聞くけれど、宇宙の外側は一体なんなのと思うことがあります。自分は宇宙の内側にいるわけで、その外の世界は想像ができません。
この本を読み進んでいくと、そのダークなものは異次元からしみでてきているのではないかという説があるようです。私には異次元というのはどんなものなのか想像できませんが、宇宙の外側というのは異次元なんじゃないかと思うわけです。
そして、私たちの頭の中もまた異次元だと思います。人は色々なことを考え、どんな大きいものでも思い描くことができます。でも、頭の中が一杯になって想像できないということがありません。それに、同時に色々なことを考えることも出来ます。脳というのは有限な大きさだけど、頭の中で想像することは無限です。まるで、ドラえもんの4次元ポケットと一緒です。不思議ですね〜

宇宙って、わからない事だらけで、不思議がいっぱいです。そして、少しづつ宇宙とはなんなのか解明されていくのが面白いのでしょうね。これは、無肥料栽培についても同じことが言えるかも知れません。大丈夫だと思っていても、上手く収穫出来なかったり、意外なことが上手くいったり、なかなか無肥料栽培について解明できません。

むずかしいことを想像していると、お腹が空いて来ました。娘の作ったブラウニーで一服です。では
 
Posted by らでぃか at 18:29  |Comments(2) | 日記

2012年01月04日

2012年 明けましておめでとうございます。

注連縄2012年が始まりました。今年は一体どんな年になるんでしょう?
楽しみですね。

昨年の大晦日、実家の札幌に帰省して、その日に北海道神宮にお参りに行って来ました。午後3時前に着いたのですが、神門の前に人集りができていて、何が始まるのだろうと待っていましたら、大祓が始まるところでした。巫女さんから白い包みが渡されて、その中には麻の切れ端数枚と、小さな正方形の紙が20枚くらい入っていました。神官が何やらパサパサやったあとに、この紙片を自分の体にかけて、清め、開いた白い包みにフッーと息を吹きかけて穢れを封じ込めます。この包は船に乗せられ石狩川を下り、海に流すそうです。

さて、今年の畑の予定は、久しぶりに生食用のトマトを販売用に栽培しようかなと思っています。私は、トマトのアレルギーがあるので心配な面はありますが、ここ2、3年かけて少しづつ慣らしてきたのでなんとかなるでしょう。
それから、お米の販売もはじめます。品種は『ゆきひかり』を予定しています。このゆきひかりはアレルギー体質の人によいと言われています。腸内の善玉菌が住みやすい環境になり免疫力が高まるそうです。モチ系の形質を含まないお米なので、昔の北海道米らしい味です。食べ慣れるとこちらのほうが良いという人もいますが、これは好みでしょうね。

新しいことも始まる2012年ですが、今年も安心できるおいしい作物をお届け出来るように頑張っていきたいと思います。どうぞ、宜しくお願いします。
(写真は、イセヒカリの稲藁で作った玄関用のしめ飾りです。)
 
Posted by らでぃか at 22:54  |Comments(4) | 日記

2011年12月28日

仕事おさめ

スコーン農家なんで、仕事納めなんて言うほどのものではないですが、今年の農作業、今日で終わりにします。
大掃除のことを思うと、豆選っている場合じゃないなとそわそわしてきます。
私、結構掃除が好きで、やり始めると何時間も集中できます。やった分、結果が目に見えるので好きなんでしょうね。明日は、ふだん掃除しない押入れをやっつけようと思っています。
大掃除の一服に備えて、妻がスコーンを焼いています。
先日コメントをくれたクローバーさんに刺激されたみたいです。作り方は小麦粉クラブにupしています。

大晦日まであと2日、掃除がんばります。
 
Posted by らでぃか at 19:02  |Comments(2) | 今日の一服 , 日記

2011年12月21日

だれの足あとかな?

足あと家に取り置きのキャベツがなくなったので、畑に生けてあると言うか、植えっぱなしのキャベツを取りに行きました。今日は朝-20℃近くまで気温が下がりとても寒い日でした。積雪は60cmくらいです。畑にはキツネと思われる足あとがあちらこちらに伸びています。この寒い中たくましいものだなぁと感心します。
キャベツを植えていたところに近づくと、積雪60cmでもなんとなく、ポコッ、ぽこっと雪が小さな山になっているのが分かります。そこをスコップで掘り進んでいくとキャベツが顔を出します。雪の下でもシバレルことなく立派なものです。
越冬キャベツこのキャベツは雪の中でも貯蔵できる品種なので凍りにくいですが、そうでないものは凍って透き通ってしまいます。
鷹栖のように寒くても雪が多い地域では雪が布団になり、このように貯蔵できますが、雪が少ない地域では凍ってしまうでしょう。

寒い中のキャベツの掘り出しから家に帰ると、妻の作ったチーズタルトが待っていました。今日のお駄賃です。
このチーズタルトは小麦粉クラブにupしています。のぞいてみてください。
 
Posted by らでぃか at 21:02  |Comments(0) | 日記

2011年12月18日

ホクシン全粒粉の美味しい使い方(パン編)

全粒粉メニューパンHBを使いさらに実験を続けました。
今回は、全粒粉食パンメニューを使ってのホクシン全粒粉(中力粉)の最適な配合割合の算出。それから全粒粉食パンメニューと全粒粉メニューの比較です。

全粒粉メニュー
<材料>
・粉 250g
・砂糖 大さじ2
・スキムミルク 大さじ1
・バター 10g
・塩 小さじ1
・白神天然酵母 小さじ1
・水 190ml

粉の量は、1. 全粒粉100%、2. 全粒粉50%+強力粉50%、3. 全粒粉33%+強力粉67% でそれぞれ試しました。

<結果>
1. パンの高さ10.5cm、耳は固くザラつきがある。中身はもちもちしているがゴワつきもある。甘み、旨みとも強いが舌にあたる感じ。
2. 高さ13cm、耳は少しザラつきがある。中はモチモチして少しゴワつきがある。甘み、旨みとも良い。
3. 高さ14cm、耳は柔らかく、中はモチモチして、甘み、旨み程よい。


天然酵母メニュー
<材料>
・全粒粉150g+強力粉150g
・砂糖 大さじ2
・スキムミルク 大さじ1
・バター 10g
・塩 小さじ1
・ホシノ天然酵母生種 大さじ2
・水 175ml

天然酵母メニューパン<結果>
パンの高さ13cm、耳は固くザラつきがある。中はモチモチしていて柔らかく、甘み、旨みとも良好。


<感想>
前回の試験も考慮に入れて、私の好みは全粒粉メニュー、天然酵母メニューともに、市販の精白した強力粉にホクシン全粒粉を粉全体量の1/3を加えるもので、口当たりがよく柔らかで、甘み旨みともに程良く感じました。
面白かったのが、材料は粉(全粒粉50%、強力粉50%)と水の量以外は同じなのに、天然酵母メニューではモチモチで柔らかくできたり、全粒粉食パンメニューでは少しゴワつきがあったりしたことです。天然酵母メニューでは発酵の時間が長い分、グルテンの形成が良かったのかも知れません。

人それぞれですが、私のようなお子ちゃまタイプの人はホクシン全粒粉を1/3加えるパンが美味しいと感じるでしょうし、妻のように全粒粉好きの人には1/2を加えるものが美味しいと感じるでしょう。


<追記12/21>
追試も含めた試験のまとめを下に載せておきます。
詳細はこちら
実験表

全粒粉:らでぃか中力全粒粉(一番粉)
強力粉:O社強力粉
全粒強力粉:N社全粒強力粉
 
Posted by らでぃか at 22:46  |Comments(0) | 日記 , 小麦

2011年12月16日

一物全体食と言うけれど

HB(ホームベーカリー)を使って、うちの小麦粉をどう使えばパンが美味しくなるのか色々ためしています。
方向性は見えてきたのですが、作っては食べ〜作っては食べ〜しているうちに、いま私の口の中、けっこう傷ついています。
はじめのうちは中力全粒粉100%で作っていたので、パンの耳のザラつきがうちの中に当たり、私には後味があまりいいとは言えませんでした。妻は何ともないよと言っていますが・・・
麺や、餃子、肉まんなど水分が多いものはしっとりしているぶん、全粒100%でも何ともないのですが、焼いたものとなると私にはダメです。

一物全体食というけれど、度を越してはダメなんじゃないですかねー。米もうちは玄米を食べるのではなく、8分づきのものを食べています。玄米だと消化が良くなくて私には合いません。それに白米に比べると、いまいち美味しいとは感じません。栄養をどうこう言うまえに、まずは楽しくて美味しくなくてはいけません。

一般に、製パンには強力粉を使いますが、私が知っている強力粉は粉自体に味が殆ど無く、美味しいとも、美味しくないとも言えないグレーな存在です。私のところでも強力粉になる小麦を作ってはいますが、全粒の強力粉でもほとんど味がありません。逆に言えばこのお陰で、色んなアレンジを加えたパンを作ることが出来るのかも知れません。

それに対し、ホクシンを製粉して出来る中力粉は粉自体に味があるので、調理をした時、塩味をつけるだけで十分においしく食べることができます。これを利用して、強力粉に中力粉を何割かミックスすることでおいしいパンが焼きあがります。
私は今回HB(Panasonic SD-BMS104)の天然酵母食パンメニューでパンを焼いてみました。

天然酵母食パンメニュー比較比較として、粉は、1. 全粒中力粉100%、2. 全粒中力粉30%+市販の強力粉70%、3. 市販の強力粉100%の3種類をそれぞれ使ってみました。
材料は
・粉 300g
・砂糖 大さじ2
・塩 小さじ1
・水 180ml
・生種 大さじ2(ホシノ天然酵母、HBのメニューで24時間かけて種起ししたもの。)
です。


その結果、
1. パンの高さ9cm、全粒粉メニューのパンと比べると高さが無く、みっちりとした感じ。口当たり悪く私にはキツイ。
3. 高さ17cm、フツーのパン。バターやマーガリンを塗って、美味しく食べられるが物足りない。口当たりが良い。
2. 高さ16cm。生地に旨みがあり、そのままでも美味しく食べられる。さらに口当たりもいい(^_^)

つ ま り 、皆さんが焼いているパンに、うちの中力粉混ぜたら美味しくなるよ、ということでした。作る人、食べる人、色々好みがあると思います。ルールなんかありませんから色々ためしてみて下さい。
 
Posted by らでぃか at 22:02  |Comments(4) | 日記 , 小麦

2011年12月14日

新しい機種はいいわ

全粒食パン最近小麦粉の話しばかりでスミマセン。小麦粉販売強化月間なんで許してください。
今日も小麦粉関連の話です。
最近、ホームベーカリーを新調しました。妻がパン作りに自信をなくしているので、参考になればと思い松下さんのSD-BMS104を購入しました。以前使っていたSD-101に比べるとずいぶんと機能が増えていて、説明書を見ているだけでも楽しくなってきます。
その中での注目している機能が、全粒粉の食パンを焼くメニューです。他のパンと比べると、ねかしと発酵の時間が長くなっているようです。松下さんのレシピでは強力粉と全粒粉を半々で使うことになっていますが、今回はうちの全粒中力粉100%で焼いてみました。水は20ml少なくしています。
材料をセットして待つこと5時間、何の苦労もなくフワフワもちもちの食パンが焼きあがりました。
流石です。確実に進化してます。
市販の強力粉を使った時と比べるとパンの膨らみは2/3ほどですが、中力粉の全粒粉でここまで膨らむとは驚きです。酵母はイーストと白神さんをそれぞれ使ってみました。イーストでは微かにアルコール臭がするのに対し、白神さんの天然酵母は発酵時から良い香りがして、より美味しかったです。
今度はホシノさんを使ってみようと、生種メニューをためしています。
 
Posted by らでぃか at 22:06  |Comments(2) | 日記

2011年12月12日

花巻

花巻10年くらい前に本屋さんで見つけた小麦粉料理の本。今では年季がはいりすっかり汚れています。肉まんや餃子、ジャージャン麺など中国の小麦粉を使った家庭料理が沢山紹介されています。本を買った時は、これも作ってみよう、あれを作ってみようと、暇を見つけては色々作っていました。その時は自分ではまだ小麦を栽培していなかったので、スーパーの特売日を狙って小麦粉を確保していました。でも、これでは好きなときに好きなだけ使えないので、
「よーし、小麦を作ろう!」となったのです。
でも、ここからが大変でした。種を蒔いて収穫期に入り、まず鎌で手刈りをして・・・
これを書くと長くなりそうなのでこのへんでやめます。
結論を書くと今では小麦粉は自由に使えるようになったのでした。
この本に出会ってから、餃子や肉まんはお店で買うことがなくなりました。意外と簡単で美味しくできるのです。

今日はこの本の中から久しぶりに『花巻』を作りました。形は独特です。花巻は簡単に言うと肉まんの中身がない皮だけのものです。この生地にごまペーストを練り込んだり、フェンネルを練り込んだりするとお菓子のようになりますし、何も練りこまずそのままで、からしを溶かしたしょうゆをつけて食べると主食のようにもなります。飲茶のようなものかな。
これが出来れば肉まんは簡単に出来ます。挑戦してみてください。

この本(ウー・ウェンの北京小麦粉料理 高橋書店)では薄力粉を材料にしていますが、うちでは全粒の中力粉を使っています。水の量は110mlとなっていますが、うちの小麦粉の場合100〜105mlでちょうど良い生地になりました。
使う酵母は好みですが、私はイーストよりも、白神こだま酵母の方がアルコール臭がなく美味しいと思います。


<材料 8個分>
生地
・中力粉 200g
・ドライイースト 小さじ1
・グラニュー糖 大さじ1
・塩 ひとつまみ
・サラダ油 大ざじ1
・ぬるま湯 105ml

成形の時
・塩 小さじ1/2
・サラダ油 大ざじ1

<生地の作り方>
ボールに中力粉を入れ、ドライイースト、グラニュー糖、塩を加え、菜箸で混ぜ合わせます。ひと肌のぬるま湯を3〜4回に分けて加え、そのつど菜箸で混ぜます。生地がある程度まとまったら菜箸についた生地をこそげ取り、手でこねます。
生地が一つにまとまり、乾いた粉が完全になくなったらサラダ油を加え、手のひら全体で生地をにぎるようにしてこね、生地に油をなじませます。
油が生地に完全に馴染んだら、麺台に取り出してこねます。こねる時は手のひらのつけ根部分に力を入れ、押し出すようにこねます。
生地がしっとりと赤ちゃんの肌のようになめらかになったら丸く形を整え、ボールに戻します。乾燥しないように、硬く絞ったぬれ布巾をかけ、室温に30分(夏)〜1時間(冬)おいて1次発酵させます。

<成形する>
生地が発酵前の約2倍に膨らんでいれば、1次発酵の完了です。
膨らんだ生地をつぶさないようにボールの側面から指を差し入れ少量の打ち粉をふった麺台の上にそっと取り出します。
打ち粉を軽く生地の表面にまぶし、手にも打ち粉をつけて、表面をたたき、平らにします。麺棒で20×30cmの均等な厚さの長方形にのばします。
生地の表面に塩をふります。塩が1ヶ所に固まらないように、手のひらで塩の感触を確かめながら全体にまんべんなく広げ、上から軽く押さえます。
サラダ油を生地の表面に流し、縁を両手で持ち上げ、生地を上下左右から折り返し、油を生地の表面に均一に広げます。
手前から生地を持ち上げ、向こう側へ転がして巻き、とじ目を下に置きます。
巻いた生地に包丁で軽く8等分の印をつけて切り、さらに1個を等分して、16個に切り分けます。
切り分けた生地の2つを重ねて持ち、両手の親指とひとさし指で生地の両側を挟んで、そのままぎゅっと押しつぶしながら両端へ移し、縦にして上の手を持ち替えて、ひとひねりします。そのまま右手を上にして縦に持ち、上になった右手を手前へ回して左手の親指の上へ重ね合わせます。重ね目はしっかりと指で押さえて閉じます。
とじ目を下にして、クッキングシートを敷いたせいろの上に並べます。
残りの生地も同様に成形し、せいろに並べて蓋をし、室温に20〜30分間ほどおいて2次発酵させます。
2次発酵させた生地は成形直後よりも一回り大きくなるので、並べておくときは間隔を少しあけるようにしまうす。

<蒸す>
鍋にたっぷりの湯を沸かし、せいろをのせて15分間蒸します。
蒸し始めたら出来上がるまで、蓋をあけないようにします。
 
Posted by らでぃか at 19:29  |Comments(0) | 今日の一服

2011年12月09日

小麦粉クラブ活動開始します

突然ですが、
『小麦粉クラブ』
活動開始します。部長は妻の”まめ好き”です。

「小麦粉クラブってなに?」って思いますよね。
私達が販売している小麦粉は小麦をまるまんま挽いた全粒粉です。でも、一般に市販されているのはそのほとんどが小麦の表皮を取り除いた真っ白な小麦粉です。そのため、全粒粉を使って料理やお菓子作りをする人はほとんどいないのではないでしょうか?使い慣れていないので、どうやって使ったらいいのか、普通の小麦粉と同じように使ったらいいのか分からないと思います。

そこで、全粒粉を使ったお菓子や料理を紹介するページを作ろう!
というのが『小麦粉クラブ』です。

この小麦粉クラブでは、私達がふだん作っているもの以外にも、全粒粉を使って「こんなのを作ったよ」という読者の皆さんの声も載せていきたいです。
みなさんの入部を待ってま〜す。
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Posted by らでぃか at 20:31  |Comments(0) | 小麦

2011年12月08日

おっ、こんなに膨らむのかい?

山形のパン屋さんが、うちの中力粉100%でパンを焼いてくれました。まさかこんなに膨らむとは、流石プロです。
プロのパン屋さんがうちの小麦粉を使ってパンを作ったのはきっと今回が初めてでしょう。私は営業が苦手なのですが、それを見かねた山形に住む義妹がひと肌脱いでくれたようです。義妹はうちの小麦粉のファンなので、この小麦粉の良さを熱心に伝えてくれたんだろうなぁ〜と感謝しています。

妻も色々試行錯誤してアマチュアなりにパンを膨らまそうと頑張ってはいました。でも、思うようにはいかず半ば諦めているところでした。今年は強力粉になる春まき小麦は草に負けてしまい、品質の良い小麦は手に入りませんでした。そんな中の驚きの一報でした。
な〜んだ、うちの中力粉はやってくれるじゃないか。パンが膨らまないのは小麦粉のせいじゃなくて腕じゃないか。小麦に対して、申し訳なく思っているところです。

妻もまたパンに対する闘士を湧かせているところ。いつか、ふわふわのパンの写真をupする時が来るのでしょうか?
 
Posted by らでぃか at 10:41  |Comments(3) | 日記

2011年11月27日

ニシン漬け

ニシン漬け北海道の代表的な漬物といえばこのニシン漬けです。本州の人からすると魚の入った漬物というのは馴染みが少ないようで、「えっ!」という顔をされます。私にとっては魚が主役の飯寿司も含めて、子供の時から食べているのでびっくりされる方が逆に驚きます。
ニシン漬けは名前からするとニシンが主役のような感じですが、材料からするとだいこんやキャベツが主役の漬物といってもいいのではないでしょうか。昔、ニシンが豊漁だった頃はニシンが主役の保存食としての漬物だったかも知れません。この漬物には身欠きニシンを使いますが、私が買える身欠きニシンは日本産ではありません。

ニシン漬けの作り方は簡単で、大根と人参を乱切りにし、キャベツもそれに合わせ大きめに切ります。そして、米のとぎ汁で戻した身欠きニシンを約1cm幅で切ります。それから、お好みの量で生姜と唐辛子を千切りにします。これらを材料の3%の塩と麹で漬け込みます。材料で私がこだわっているのは、キャベツに札幌大玉という品種を使うのと、うちの米を使った麹を使っていることです。このキャベツはバカみたいに大きいのですが、甘みがあり、漬物のようにバクバク食べるものに合います。それから麹ですが、以前は市販のものを買っていたのです。でも、麹そのものを食べるというのはどうも苦手でした。ところが、うちの田んぼでとれた米で麹を作ってもらうと、嫌な匂いが気にならず美味しく食べることができたのです。まっ、気のせいかもしれませんが、自分の所でとれたものがなんといっても美味しいのでしょう。

簡単といっても、毎年毎年その味は違います。どうも漬け始めるときの気温が関係しているようです。今年は上手くできたので写真のせてみました。あれっ、ニシンが隠れちゃって見えんな。
 
Posted by らでぃか at 23:33  |Comments(3) | 日記