2011年12月30日
焦がれて日本語:長淵剛『乾杯』
この歌を聞く時、どうしても涙が出てくる。
どうしてもあの場面を思い出すからだ。
今年3月11日東北地方を襲った大地震と大津波。。。
日本中が茫然とし、やがて怒涛のような混乱に陥って行った。
その東北の被災地の、まさに真っただ中で昼夜を厭わず懸命に、救助と捜索に忙殺されていた自衛隊の若者達を前にして、長淵剛氏がこの歌を歌った。
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どうしてもあの場面を思い出すからだ。
今年3月11日東北地方を襲った大地震と大津波。。。
日本中が茫然とし、やがて怒涛のような混乱に陥って行った。
その東北の被災地の、まさに真っただ中で昼夜を厭わず懸命に、救助と捜索に忙殺されていた自衛隊の若者達を前にして、長淵剛氏がこの歌を歌った。
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2011年12月06日
焦がれて日本語:柿本人麻呂「万葉集」
この時期のウォーキングは、朝6時ごろドアを開けた瞬間思わず口から飛び出す感動から始まる。
「わお〜!。。。。」と言ったっきり後は言葉にならない。
その光景はやがて昇って来る太陽のための、先駆けと言ったらいいのだろうか。。。
東の空が薄墨色の雲の間から、紫色や黄色や茜色の光のグラデーションを幾重にも重ねながら、ゆっくりとゆっくりとその様を変えていくのである。
美しく、荘厳で雄大な光のページェントである。
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「わお〜!。。。。」と言ったっきり後は言葉にならない。
その光景はやがて昇って来る太陽のための、先駆けと言ったらいいのだろうか。。。
東の空が薄墨色の雲の間から、紫色や黄色や茜色の光のグラデーションを幾重にも重ねながら、ゆっくりとゆっくりとその様を変えていくのである。
美しく、荘厳で雄大な光のページェントである。
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2011年10月12日
焦がれて日本語:山上憶良『秋の七草』
萩の花、尾花葛花
なでしこの花
おみなえしまた藤袴
朝顔の花
万葉集より 山上憶良(やまのうえのおくら)
この歌が、万葉集に載せられた山上憶良の作品であることはすっかり忘れていた。
それにしても、秋の七草がうまく一首の歌に納まったものだ。
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なでしこの花
おみなえしまた藤袴
朝顔の花
万葉集より 山上憶良(やまのうえのおくら)
この歌が、万葉集に載せられた山上憶良の作品であることはすっかり忘れていた。
それにしても、秋の七草がうまく一首の歌に納まったものだ。
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2011年09月16日
焦がれて日本語:世阿弥『花鏡(かきょう)』
是非(ぜひ)の初心(しょしん)を忘(わす)るべからず。
時々(じじ)の初心(しょしん)を忘(わす)るべからず。
老後(ろうご)の初心(しょしん)を忘(わす)るべからず。
世阿弥(ぜあみ)
世阿弥は、室町時代の能役者、能作者くらいしか知らない。
「初心を忘るべからず」だけは分かるので、人生には沢山の「初心」があるものだと思った。
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時々(じじ)の初心(しょしん)を忘(わす)るべからず。
老後(ろうご)の初心(しょしん)を忘(わす)るべからず。
世阿弥(ぜあみ)
世阿弥は、室町時代の能役者、能作者くらいしか知らない。
「初心を忘るべからず」だけは分かるので、人生には沢山の「初心」があるものだと思った。
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2011年08月03日
焦がれて日本語:『われは海の子』
われは海の子 白波の
さわぐ磯辺の 松原に
煙たなびく とまやこそ
わがなつかしき 住み家なれ
生まれてしおに ゆあみして
浪を子守りの 歌と聞き
千里寄せ来る 海の気を
すいて童と なりにけり
何故か、夏になると無意識に口をついて出てくる大好きな歌だ。
なんと堂々とした、こころの奮い立つ歌だろう。。。と、つい最近まで思っていた。
但し、2番までしか知らなかった。
このあと3番、4番、5番、6番、7番と続きがあるとは。。。
知らなかった〜!
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さわぐ磯辺の 松原に
煙たなびく とまやこそ
わがなつかしき 住み家なれ
生まれてしおに ゆあみして
浪を子守りの 歌と聞き
千里寄せ来る 海の気を
すいて童と なりにけり
何故か、夏になると無意識に口をついて出てくる大好きな歌だ。
なんと堂々とした、こころの奮い立つ歌だろう。。。と、つい最近まで思っていた。
但し、2番までしか知らなかった。
このあと3番、4番、5番、6番、7番と続きがあるとは。。。
知らなかった〜!
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2011年07月09日
焦がれて日本語:『枕草子』清少納言
>春はあけぼの。やうやう白くなり行く、。。。
私が、ハッとこころを留めるのは五感に染みてくる言葉だ。
それが日本語だと、ああ、日本に生まれてよかったと思う。
昨日のニュースでは梅雨も開けたそうだし、今日は『枕草子』のその先を読み進もう。
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2011年04月19日
焦がれて日本語:『初恋』島崎藤村
このところ、朝のウォーキング・コースは、幾つもある桜満開の近所の公園めぐりをしていた。
あんなに楽しませてくれた桜もどうやらしだれ桜を除いて若葉色が目立ってきたとな思っていると、最初に出会う公園の一角に、たった一本だけ桜とは少し趣の違う可愛い花がびっしりと咲いている木があった。
2,3日前は気が付かなかったのに。。。
「あ、りんごの花」と思った。
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あんなに楽しませてくれた桜もどうやらしだれ桜を除いて若葉色が目立ってきたとな思っていると、最初に出会う公園の一角に、たった一本だけ桜とは少し趣の違う可愛い花がびっしりと咲いている木があった。
2,3日前は気が付かなかったのに。。。
「あ、りんごの花」と思った。
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2011年01月08日
焦がれて日本語:百人一首・光孝天皇
昨日は1月7日、七草粥だった。
日本には昔から七草粥を頂く風習がある。
無病息災を願うばかりでなく、正月気分に乗って酷使した胃袋をいたわるためとも聞く。
私は七草粥が食卓にのぼると、ああ正月が終わったなと思ってしまう。
まだ我が家のしめ縄はドアの外で寒風にさらされているのだけれど。。。
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日本には昔から七草粥を頂く風習がある。
無病息災を願うばかりでなく、正月気分に乗って酷使した胃袋をいたわるためとも聞く。
私は七草粥が食卓にのぼると、ああ正月が終わったなと思ってしまう。
まだ我が家のしめ縄はドアの外で寒風にさらされているのだけれど。。。
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2010年09月28日
焦がれて日本語:『ゴンドラの歌』吉井勇
『ゴンドラの歌』
いのち短し 恋せよ乙女
紅き唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを
いのち短し 恋せよ乙女
いざ手をとりて かの舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには だれも来ぬものを
いのち短し 恋せよ乙女
波にただよい 波の様に
君が柔手を 我が肩に
ここには人目 ないものを
いのち短し 恋せよ乙女
黒髪の色 あせぬ間に
心の炎 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
吉井 勇
私がこの詩に初めて出会ったのは、まだ私が小学生の頃だった。
多分3年生か4年生。。。
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いのち短し 恋せよ乙女
紅き唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを
いのち短し 恋せよ乙女
いざ手をとりて かの舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには だれも来ぬものを
いのち短し 恋せよ乙女
波にただよい 波の様に
君が柔手を 我が肩に
ここには人目 ないものを
いのち短し 恋せよ乙女
黒髪の色 あせぬ間に
心の炎 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
吉井 勇
私がこの詩に初めて出会ったのは、まだ私が小学生の頃だった。
多分3年生か4年生。。。
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2010年08月24日
焦がれて日本語:『薄明のとき』北原白秋
さしむかひ
二人暮れゆく夏の日の
かはたれの空に 桐の匂へる
ほのぼのと
ひとを訪ねてゆく朝は
あかしやの木に ふる雨もがな
かはたれの
ロウデンバッハ芥子の花
ほのかに過ぎし夏はなつかし
白秋
☆昔、読み過ぎるにはもったいなくて、ただノートに書きとめておいたものである。したがってこの歌の解説は出来ない。いや下手な説明などないほうがいい。
二人暮れゆく夏の日の
かはたれの空に 桐の匂へる
ほのぼのと
ひとを訪ねてゆく朝は
あかしやの木に ふる雨もがな
かはたれの
ロウデンバッハ芥子の花
ほのかに過ぎし夏はなつかし
白秋
☆昔、読み過ぎるにはもったいなくて、ただノートに書きとめておいたものである。したがってこの歌の解説は出来ない。いや下手な説明などないほうがいい。
2010年06月27日
焦がれて日本語:舞え舞えかたつむり『梁塵秘抄』より
“舞え舞え蝸牛(かたつむり)舞わぬものならば、馬の子や牛の子に蹴(くえ)させてん、踏破(ふみわら)せてん、真に美しく舞うたならば、華の園まで遊ばせん。” (梁塵秘抄)
梁塵秘抄(りょうじんひしょう)とは、建物の梁にたまった塵が美しい声の響きで舞い立つ、そんな歌い方の貴重な記録という意味(斎藤孝)だそうだ。なんだかよく分からない。。。
ただ、あのカタツムリの、の〜んびりした動きを、舞ととらえたところや、子馬や子牛を登場させて最後に花園でしめるなど愛らしい歌心が伝わってくる。
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梁塵秘抄(りょうじんひしょう)とは、建物の梁にたまった塵が美しい声の響きで舞い立つ、そんな歌い方の貴重な記録という意味(斎藤孝)だそうだ。なんだかよく分からない。。。
ただ、あのカタツムリの、の〜んびりした動きを、舞ととらえたところや、子馬や子牛を登場させて最後に花園でしめるなど愛らしい歌心が伝わってくる。
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2010年02月04日
焦がれて・日本語・万葉集:志貴皇子
このところしつこい風邪に1週間以上も付き合っている。
それなのに、たしか昨日テレビで「立春」という言葉を聞いた。
どこに春が〜?
だって北海道では今日、マイナス34度を記録した所があるそうだし。。。
それでも春と聞くと真っ先に浮かんでくる歌がある。
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それなのに、たしか昨日テレビで「立春」という言葉を聞いた。
どこに春が〜?
だって北海道では今日、マイナス34度を記録した所があるそうだし。。。
それでも春と聞くと真っ先に浮かんでくる歌がある。
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2010年01月15日
焦れて・日本語・『雪国』川端康成
先日友人達と、本についてあれこれ雑談していたときのことだ。
誰かが言った。
「50頁読んでも面白くなかったら、即その本を読むのを止める」
するとすかさず他の誰かが言った。
「何言ってるのよ!一行よ。一行読んで惹きつけられなければ大したことないわ」
フムフム。。。一行ね!
そこであれこれ思った。
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誰かが言った。
「50頁読んでも面白くなかったら、即その本を読むのを止める」
するとすかさず他の誰かが言った。
「何言ってるのよ!一行よ。一行読んで惹きつけられなければ大したことないわ」
フムフム。。。一行ね!
そこであれこれ思った。
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