2006年10月19日
お帰りの会にて
小学校の3年か4年生のときのことです。
お帰りの会、というのがありますよね。
日直が前に出て(大抵、男女の組み合わせです)、今日の出来事や係りからの連絡、ときに決め事があるときは話し合いをしたりします。
その日は、どんな内容の遣り取りをしていたのか、という細かいことは覚えていないのですが、とても活発な意見交換がなされていました。
日直は、手をあげて発言したがっている生徒たちをさばくのに大わらわ、といった様子でした。
二人の日直当番のうち、男子のほうが、どうしても発言したいことがあるらしいのですが、なにせ日直ですので、発言よりも、意見の取り纏めをしなければなりません。
ですが、どうしても耐えられなくなって、その男の子は、「はーい、はーい」と皆と一緒になって声を上げて、日直の相棒である女子に向かって、オレを指してくれよ、と言わんばかりに必死に手を上げていました。
もちろん、日直ですから、無視されていました。
それでもしつこく、この日直の男子は手を上げ続けています。
あれは、どういった瞬間だったのでしょう。
『自分で指せばいいのに』
と、私は心のなかで思ったのです。
そうしましたところ、
「はい、○○くん」
とその日直の男子が自らを指名したのです。
そして、何やら意見を述べているではありませんか。
もちろん、生徒たちからは、ブーイングです。
「ずるいよ」
「いけないんだよ」
「日直だろう」
という具合です。
私は、自分が思った通りのことが目の前で起こったものですから、可笑しいやら、楽しいやらで、意見交換のことよりも、もうこの愉快な現象のことで頭のなかがいっぱいでした。
あまりにも面白かったので、帰り際に、親しい友人にそのことを話しますと、
「そんなこと、私だって思ったわよ」
とつれない反応でした。
つれないだけならまだしも、
「えばるんじゃないよ」
といった言葉まで付け足されてしまって、ひどくショックを受けたのでした。
友人は、本当に私と同じ現象を味わっていたのかもしれませんし、そうではないかもしれません。その真実は分かりません。
ですが、やたらな事は言えないものだな、と子供心にも、その時思いました。
私はときどき、こうなるな、と思ったことが実際に起こったりすることがありました。この時は、何だか面白いなあ、という感想と、これは一体どういった事なのだろう、という疑問とが、年齢的にも次第に大きくなっていく頃だったと思います。
ひとつだけ心残りなのは、この私の仲の良いはずの友人が、
「私も、私も」
といった明るい感覚で接してくれなかったことです。
どうも彼女の反応に、素直でない何かを感じましたので、気まずい思いがしたのでした。
それにいたしましても、愉快な思い出です。
当時日直だった男子の顔、名前、声まで、はっきりと覚えています。
今では、全く別人のようになっていましょうが。。。
お帰りの会、というのがありますよね。
日直が前に出て(大抵、男女の組み合わせです)、今日の出来事や係りからの連絡、ときに決め事があるときは話し合いをしたりします。
その日は、どんな内容の遣り取りをしていたのか、という細かいことは覚えていないのですが、とても活発な意見交換がなされていました。
日直は、手をあげて発言したがっている生徒たちをさばくのに大わらわ、といった様子でした。
二人の日直当番のうち、男子のほうが、どうしても発言したいことがあるらしいのですが、なにせ日直ですので、発言よりも、意見の取り纏めをしなければなりません。
ですが、どうしても耐えられなくなって、その男の子は、「はーい、はーい」と皆と一緒になって声を上げて、日直の相棒である女子に向かって、オレを指してくれよ、と言わんばかりに必死に手を上げていました。
もちろん、日直ですから、無視されていました。
それでもしつこく、この日直の男子は手を上げ続けています。
あれは、どういった瞬間だったのでしょう。
『自分で指せばいいのに』
と、私は心のなかで思ったのです。
そうしましたところ、
「はい、○○くん」
とその日直の男子が自らを指名したのです。
そして、何やら意見を述べているではありませんか。
もちろん、生徒たちからは、ブーイングです。
「ずるいよ」
「いけないんだよ」
「日直だろう」
という具合です。
私は、自分が思った通りのことが目の前で起こったものですから、可笑しいやら、楽しいやらで、意見交換のことよりも、もうこの愉快な現象のことで頭のなかがいっぱいでした。
あまりにも面白かったので、帰り際に、親しい友人にそのことを話しますと、
「そんなこと、私だって思ったわよ」
とつれない反応でした。
つれないだけならまだしも、
「えばるんじゃないよ」
といった言葉まで付け足されてしまって、ひどくショックを受けたのでした。
友人は、本当に私と同じ現象を味わっていたのかもしれませんし、そうではないかもしれません。その真実は分かりません。
ですが、やたらな事は言えないものだな、と子供心にも、その時思いました。
私はときどき、こうなるな、と思ったことが実際に起こったりすることがありました。この時は、何だか面白いなあ、という感想と、これは一体どういった事なのだろう、という疑問とが、年齢的にも次第に大きくなっていく頃だったと思います。
ひとつだけ心残りなのは、この私の仲の良いはずの友人が、
「私も、私も」
といった明るい感覚で接してくれなかったことです。
どうも彼女の反応に、素直でない何かを感じましたので、気まずい思いがしたのでした。
それにいたしましても、愉快な思い出です。
当時日直だった男子の顔、名前、声まで、はっきりと覚えています。
今では、全く別人のようになっていましょうが。。。
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この記事へのコメント
誰かと偶然同じことを考えていた時、
それがどうでもいいような笑っちゃう
こと、だったりすると、私は尚更
同じ考えだったことが嬉しくなるタチ
です。いまだに。(笑)
なんだか、サバイバルな(?)人間関係に
身を置かれていたのですね。
書道の一件といい。(この手のずうずうしい
子ってのは、どこでもいがちですが)
それがどうでもいいような笑っちゃう
こと、だったりすると、私は尚更
同じ考えだったことが嬉しくなるタチ
です。いまだに。(笑)
なんだか、サバイバルな(?)人間関係に
身を置かれていたのですね。
書道の一件といい。(この手のずうずうしい
子ってのは、どこでもいがちですが)
Posted by えすぺらんさ at 2006年10月19日 22:41
♪えすぺらんささんへ
コメントありがとうございます。
書道の件は、びっくりしただけでしたが、これはちょっぴりショックでしたね。
そうなんですよ。サバイバルな人間関係だったのです。この言葉、いいですね。えすぺらんささんに理解していただけて嬉しいです。
でも、予想が当たって楽しかったことのほうが愉快な思い出として残っていますので、救われています。ホント、おかしかったです。
彼いまごろ、どうしているでしょう。。。
コメントありがとうございます。
書道の件は、びっくりしただけでしたが、これはちょっぴりショックでしたね。
そうなんですよ。サバイバルな人間関係だったのです。この言葉、いいですね。えすぺらんささんに理解していただけて嬉しいです。
でも、予想が当たって楽しかったことのほうが愉快な思い出として残っていますので、救われています。ホント、おかしかったです。
彼いまごろ、どうしているでしょう。。。
Posted by reine7 at 2006年10月20日 05:15
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